月刊・空のお城図書館
2025年03月03日
祓月雲便りNo.3:2月の本棚 2025 February
2月の読書メーター
読んだ本の数:92
読んだページ数:13398
ナイス数:2119
耳を塞いで、あなたの声を聴くの感想
タイトル買い。昔『詩とメルヘン』に心の中で呼びかけていれば通じるというけれど、自分の声が届かないのは「誰かのやさしい手があなたの耳をふさいでいるからでしょうか」というような詩があってそれを思い出したから。睦言場面は読み飛ばす。表紙右側の男の母親は阿蘭陀人。彼は青い瞳でそれを母親が傷つけようとするエピは銀英伝のロイエンタールかよ!と。愛人の子だが異母兄が思ったよりいい人で、アレ?(笑)志津夫(左の男)は8歳の姉と一緒に遊郭に売られる。全体的にいい話だと思うが暴力場面があるので苦手な方はご注意。
読了日:02月01日 著者:野原耳子
啞蟬坊の演歌 と替歌の連鎖の感想
『のんき節』などを聴く機会があったのでKindleUnlimitedで。
◆茅ヶ崎の煌き(添田唖蝉坊)|茅ヶ崎観光情報サイト「ちがさきナビ」茅ヶ崎市観光協会 https://search.app/CNTRXhpVGJdWxGZx7
読了日:02月01日 著者:和田崇
狂愛に堕ちた乙女は、義兄伯爵の純愛に救われる (こはく文庫)の感想
表紙が気に入ったのでKindleUnlimitedで。
ヒロインが狂愛に堕ちたのかと思ったら婚約を申し出たヤローがバカだったという感じ。義兄とは平民なので貴族のところに養女になってパターンで預けられた家の息子のこと。この義兄はわりとわかりやすいタイプだけれど、もうちょっと考えて行動した方が…と思わなくもない。
読了日:02月01日 著者:木野美森
ねこでんわの感想
KindleUnlimitedで。スマホの形を活かした四コマ漫画(ΦωΦ)かな。クロネコのヤマトが好き(笑)
読了日:02月02日 著者:おかみ屋
沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる 1 (BUNCH COMICS)の感想
アニメは見ていないけれど、沖縄在住の人が楽しく読んでいる記事などを読んで気になったので。同じ名字の人が多い地域は沖縄でなくても大変(笑)「チリバコ」は沖縄以外でも言わないかな? 時々エヴァネタがあるのがイイ。KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:空 えぐみ
きみの町に星をみているねこはいないかい?の感想
タイトルがに惹かれて……スマホを横にして読む絵本…なのかな。 カップラーメンは人類だけではなくネコにも友だちだったのか! あまりいろいろ考えずにそんなことがあるかもしれない、と思うのがいいかも。KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:えびな みつる
La Nuit Magic―夜は魔術の感想
戸川昌子さんが原作とあったので興味を持ち読んで見たけれど、話がファンタジー?なのか、よくわからなかった。エロい場面は多く、レイプまがいのことや陰湿な会社でのいじめ、同性愛に近親相姦となんだかいろいろ詰め込まれ…それは夜のせい、月のせいだと言いたいのか……KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:戸川 昌子,いがらし ゆみこ
絵本でわかる経済のおはなし バブルが村にやってきた! (講談社の創作絵本)の感想
コチラの記事で紹介されていたので。2/28まで全ページ無料公開🥸
【全ページ試し読み】森永卓郎さん 本当は怖い『絵本でわかる経済のお話』 https://search.app/xU9nVLmAmqdoYsp18
読了日:02月03日 著者:森永卓郎
硫黄島クロニクル~島民の運命~の感想
今日(2/3)は「絵手紙の日」だと知り、手紙⇒硫黄島からの手紙⇒硫黄島の連想により……そう言えばべっこう寿司ってあったよな、と小笠原を検索して見つけた。イラストも多いし島の生活などわかりやすいし読みやすいと思う。
《伊豆大島の鼈甲寿司》
http://www.oshima-navi.com/gourmet/bekko01.html
読了日:02月03日 著者:全国硫黄島島民の会
花狂ひの感想
タイトルと表紙が気に入ったので。小説の表紙も描かれている漫画家さんらしい。今昔物語を元にしているのかな?と思ったけれど、詳しくないからやっぱりわからない。河童の話は好き。
KindleUnlimitedで。
読了日:02月03日 著者:下村 富美
地球へ…[カラーイラスト完全版デジタルエディション] 1巻の感想
多分高校生の頃に映画化されて話題になっていたと思う。私は当時映画も観ていないし竹宮さんはちょっと苦手な漫画家さんだったのでパスしてきた。以前、さだまさしさんの「マグリットの石」を探していた時にこちらの動画を見て、いつかちゃんと読もうと思ってKindleUnlimitedで見つけたので読む。(3巻は違う)全部通して読んだけれどやっぱら難しくてわからん😑 あとあのヘッドホンみたいなのは補聴器だったのね😅
https://youtu.be/8tdqM9mMmnY?si=Gisv4u2D08hdSoKP
読了日:02月03日 著者:竹宮 惠子
どうも、追放聖女の夫です。の感想
よくあるネタではある。夫になった人の気の弱さがまたいい味なのかな。ところどころ読みにくかったり繰り返しがあったりするけれど、ベタベタいちゃいちゃもなくアッサリして物語の骨組みだけみたいな感じはよかったかも。KindleUnlimitedで。
読了日:02月04日 著者:七辻ゆゆ
新緑の庭の感想
『おにわさん』という庭園に関するサイトを見つけたので、庭の話を読もうと見つけた話。新緑の季節どころか春は名のみの……ではあるけれど。梅が「何だか寒気がすると思つたら、もう毛虫がたかつてゐるんだよ。」と語りが面白い。
https://search.app/Uww813gw81UF61Se7
読了日:02月04日 著者:芥川 竜之介
庭の感想
甲府空襲に遭い、一家で津軽へ草むしりをしながら兄利休と秀吉の関係について話したり……なんだか『へうげもの』を思い出した。兄の考えと弟の考え方は違う。当たり前だけど。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card302.html
読了日:02月04日 著者:太宰治
猟奇歌の感想
「すれちがつた今の女が/眼の前で血まみれになる/白昼の幻想」ってあったけど、知り合いの知り合いが話している相手の顔がどんどん崩れていくので、顔を見て話すのが苦手、とか言っていたのを思い出した。どれも物語としてよみたいような……。
読了日:02月04日 著者:夢野 久作
緑の扉の感想
「真の冒険家」が緑の扉を開いたことにより素敵な出会いが!? しかし「彼がカップを取って振り返ると、彼女はきらきらと瞳を輝かせながら、大きなディル・ピクルスにかじりつこうとしていた。誤ることのない女性の本能で、紙袋の中から見つけ出したようだ。」……まぁ3日も食べていなければとにかく大きくて食べやすいものだったのかもしれないが💦 日東紅茶のキャンペーンを見てこの話を知ったので⇒https://www.nittoh-tea.com/enjoy/movie/brand/2502/index.html
読了日:02月04日 著者:オー・ヘンリ
ありがたいなぁの感想
こちらの記事を読んでYouTubeで。
◆絵本「ありがたいなぁ」について長崎国際テレビの特集ニュースで放送されました|絵本屋だっこ® https://search.app/CUajfX6zheWKgpX48
読了日:02月04日 著者:kawaika 松田友紀
死者との結婚 ~未亡人となった令嬢は義弟と結ばれる~ (こはく文庫)の感想
ヒロインは19歳で結婚式より前に死亡していた第二王子の死を隠すための偽装結婚をした。それから3年。ようやく自由にと思ったのに今度は第一王子と不義密通と言われ……王都から追放されることになるが、コレは罠を仕掛けた犯人を炙り出すために王が立てた計画だった。 護衛役の第三王子のレギウスと共に暮らし始めることになり…なんか後半の閨事に力を入れていた気がするが、前半も読み飛ばしたわ😅 あんまり恋愛的には盛り上がらないというかキュンとしない話だった。タイトルが気に言ったんだけどな。KindleUnlimited。
読了日:02月04日 著者:日野さつき
やさしい共犯、無欲な泥棒 珠玉短篇集 (文春文庫 み 34-3)の感想
訃報を聞いた時には驚きました。同い年なんですよね。光原百合さんと言えば尾道のイメージ。ミステリ作家としては私はぶっちゃけあんまり……なので、「花吹雪」「弥生尽の約束」あとがきにかえての「何もできない魔法使い」とかがよかった。
読了日:02月04日 著者:光原 百合
無邪鬼なふたご~青子と黄子~[1話売り] (ホラー シルキー)の感想
今日(2/5)は「ふたごの日」だと聞いたので。なんでもおんなじ、なんでもわけあう、可愛い女の子のふたご!……半分に出来ないものもあるのだが、物理的に半分にしたりとにかく両方同じでないとダメな子たち😓 ありきたりではあるけど、やっぱりゾワッとするなぁ。
読了日:02月05日 著者:愛田真夕美
いとをかし 板橋しゅうほう奇想時代劇漫画集の感想
KindleUnlimitedでオススメとしてたくさん表示されていたはじめての漫画家さん。SF作品はきっとわからないから😅1巻だし表紙も気にいったこちらを読んでみました。大変気に入りました🥸 5作品ありますが、どの話も( ・∀・)イイ!!
読了日:02月05日 著者:板橋 しゅうほう
ふたごのプリンセス 1 (クイーンズセレクション)の感想
ふたごの漫画で『さくら子すみれ子』を教えてもらったのだけれど、絶版らしく……同じくふたごの作品を見つけたので。オペラ界の歌姫・水藻麗(みずもれい)は公爵のリチャードと不倫し、子供を身ごもってしまう。子供のいない正妻のエリザベートは二人の過ちを許すから子どもは公爵家の跡継ぎとして引き渡すようにと。産まれたのは双子の姉妹だった。名前がミチルとチルチル!🤣母親の名前といい……先生、本当にコレでよかったの!? 昼メロのようなありえへん展開にドキドキ! 続きは明日読む。KindleUnlimited。
読了日:02月05日 著者:わたなべまさこ
SIMPLE DREAMS (ドンナ・コレクションズ)の感想
TMNの作詞が誰かとか興味はなかったのだけれど、小室哲哉氏と同じ小室さんということをきいて興味を持ち読む。聴いたことのある歌も全く知らない歌もあったけれど、こういう風に仕上げられていくのかと。たくさんの人の手がかかっている。小説でも漫画でもそれは同じなんだけど、音楽は勝手に耳に入ってきたりするからなぁ。偶然の出会いで好きになる確率は高いかもしれない。3人の中ではウツが好きだったけどテレビドラマの大根過ぎる姿にガッカリした😓なんで仕事を引き受けたんだ?木根さんの小説は読んでみたいと思った。
読了日:02月05日 著者:小室 みつ子
ふたごのプリンセス 2 (クイーンズセレクション)の感想
またあらたなキャラの登場により人間関係がぐちゃぐちゃに😂 産みの親より育ての親、そんな言葉を思い出した。姉妹仲が悪くならなくてよかった。
読了日:02月06日 著者:わたなべまさこ
ふたご座生まれ (クイーンズセレクション)の感想
表紙の雰囲気と表題作は違ったかな。怖いというのとはまた違う感じ。昔はよくシャム双生児の漫画があった気がする。もう1作はホラー。
読了日:02月06日 著者:わたなべまさこ
どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。 : 1【電子限定書き下ろしSS付】 (Mノベルスf)の感想
タイトルそのまま(笑) お互い自分の気持ちをはっきり自覚できないのかモダモダした歯がゆい時間が続くので、一章読んだらひと休みして違うものを読んでまたコレを読むパターンで読み終わるのに時間がかかってしまった。ヒロインの魔女は世間を知らないのでそのスレていないところがいいのかな。続編では心が通じたふたりの関係に少しは進展があるのだろうか? KindleUnlimited。
読了日:02月06日 著者:六つ花えいこ
片想い。 (ピュアフル文庫 ん 1-8 ピュアフル・アンソロジー)の感想
少年少女の片想いアンソロジー。「長い片想い」「北風のマント」がよかった。安藤由希さんは初めての作家さんだった気がする。
読了日:02月06日 著者:坂木 司
夜ふかしの本棚 (中公文庫 あ 92-1)の感想
紹介されている本の中で読んだことがあるのは片手で足りるくらい😓 タイトルも知らなかった作品もたくさん。1冊についてダラダラ書いていないので思ったよりサクサク読み進められたブックガイドだった。読みたい本が増えてしまった。
読了日:02月07日 著者:朝井 リョウ,円城 塔,窪 美澄,佐川 光晴,中村 文則,山崎 ナオコーラ
薔薇と野獣の感想
「白雪姫」「親指姫」「シンデレラ」「眠りの森の美女」「赤ずきん」「白薔薇と紅薔薇」「青ひげ」「美女と野獣」「雪の女王」など9つの話が新しい物語に! 童話をもとにした作品はいろいろあるけれど、これはまたちょっとした毒がたまらない短編集だったと思う。「白薔薇と紅薔薇」をもとにした作品の紅薔薇がなんだか気の毒ではあったけれど。面白い一冊だった。
読了日:02月08日 著者:フランチェスカ・リア ブロック
人間をみがく (中学生までに読んでおきたい哲学 7)の感想
最初の話だけ読んでしばらく放置していた😅 教科書サイズなので学生時代を思い出して音読してみた。久しぶりに声を出して本を読んで見たけれど、初見で読むと勝手に自分の言いやすい言葉にてにをはを変えてしまったり、思い込みで読んだりすることが黙読より多いことに気づいた。丸山眞男さんのは読んでもわからなくて、教科書だったらいたずら書きして終わりそう💦 河合隼雄先生はよかった。星新一さんは『イキガミ』を思い出した。幸田露伴の『太郎坊』はなんとも言えない気分になった。他のシリーズも気になるテーマのものは読んでみたい。
読了日:02月08日 著者:
オールドファッションカップケーキ (H&C Comics ihr HertZシリーズ)の感想
小説かと思ったら漫画だった😅 年齢高めなリーマンの恋心は自制心などもあり、お若い方が突っ走る系と違ってキュンキュンするのではなくせつなさがやってくる。男同士だと身体をつなげた後には結婚して子どもを持って……という未来が描けないからと気持ちを伝えてもその先に進むことにためらう姿とか……。ふたりの心情がよく伝わる話だなと思った。続編あるんだよなぁ。どうしようか悩む。やたらにベッドシーンがあるのはあんまり読みたくないし。
読了日:02月08日 著者:佐岸 左岸
紅き虚空の下で (光文社文庫 た 37-5)の感想
心臓の弱い方は読まないで下さい、という註釈をつけてもいいかもしれない、と4番目の話を読んで思った😰 他の話もグロテスクで流血は当たり前、蛇やら蛞蝓やら蛙やら…楳図かずお先生や伊藤潤二先生の世界に近いような。解説に「残虐さと物哀しさの混淆する雰囲気は、平山夢明の短篇を彷彿させるものがある。」とあったが、たしかに。それでも、という方はチャレンジを! あ、『兵隊カラス』は好きだったし『蛙男島の蜥蜴女』は澁澤龍彦氏の名前なども出てきたりして、ほー!となった。
読了日:02月09日 著者:高橋由太
猫の客 (河出文庫 ひ 7-1)の感想
表紙とタイトル買い。家のある場所、その造りがどうも想像出来なくて、地図や見取り図が欲しいなと思った。ご近所の猫を可愛がる(といっても過剰にではなく好きにさせている)夫婦。そして大家のおばあさんとの交流。猫の飼い主さんたちの気持ちはどうだったのかなぁと考える。夫婦に共感する人も
いるだろうけれど、飼い主宅の家族からしたらなんかいい気分ではないだろうなぁと。自己満足な作品の印象が強くあんまり読後感はよくなかった。猫を飼っている人、飼ったことがある人にはいい話なのかもしれないが私にはわからない。
読了日:02月10日 著者:平出 隆
さかのぼり喫茶おおどけい (双葉文庫 う 21-02)の感想
表紙につられて買ったシリーズ2作目。最初のシリーズに出てきた人たちの名前もあるようだが、前作は手放しでしまったらしく読み返せない😓「東中野の歴史を保存する会」メンバーが高齢化したこともあり、新しいメンバーで存続を…となったがみんなイヤイヤ参加している感じ。彼らが大時計の音にタイムスリップする。出てきた歌はタイトルは知っているけれど聴いたことがなかったり歌い手が違ったり……あとから探してきいてみたい。まだ続いていきそうな物語。ナポリタンが食べたい(笑)
読了日:02月11日 著者:内山純
Kiss. (ピュアフル文庫 ん 1-3 ピュアフル・アンソロジー)の感想
大槻ケンヂさんはあのKISSの話だった(笑)前川 麻子さんの「ウクレレを弾く」にあったもともとお気楽な楽器なのだろう、というのがツボに入った。「難しく考えなくていいんだよと、隣に腰かけてにこにこ微笑みかけてくれるような、親しみ易さがある。」(P36)に高木ブーさんが浮かんだりして。
読了日:02月11日 著者:伊藤 たかみ,前川 麻子,大槻 ケンヂ,あらい りゅうじ,沢村 鐵,風野 潮,延江 ローレン
妖精たちの回廊 (中公文庫)の感想
ニシキゴイというと山古志村。
http://yamakoshi.org/
人間の手で完全な美を創り出すことはやはり難しい。それでもなお美しさを求める人たちはいて、それはどこか理解出来ない道を突き進んでしまう。愛鯉家は身近にいないし、鯉の雑誌とか見てもそんなにこの鯉がいいかなぁ、と思ってしまうのだが。探していた鯉は行方知れずのまま、人間の愚かしさなど知らずにどこかで優雅に泳いているのかもしれない。タイトルの意味がわかるのはだいぶ後になってから。
読了日:02月11日 著者:赤江瀑
片をつける (ポプラ文庫 お 19-1)の感想
作者を椰月美智子さんだと勘違いして買ったらしい😅 終活中の八重が飼っているフクロウのヨハネのアルバム(写真ではなく絵で残されたアルバム)を見ている場面で「あんた、自分の部屋でくつろいでいるときにいきなり他人が入ってきて、パシャパシャ、シャッター押されたらどんな気分?あたしはやだね。ヨハネも嫌に決まってる。だから、ヨハネがいい顔を見せたときは目でシャッターを押す。しかと瞼に映像を焼き付けて、急いであっちの部屋に行ってデッサンをする」(P155)に同感。人物でも動物でも写真を撮られるってある意味、怖い。
読了日:02月11日 著者:越智 月子
スキュラ&カリュブディス: 死の口吻 (新潮文庫nex)の感想
タイトルと表紙買いしたのだけれど、思っていたのとは違って、百合風味なSFチックな神話っぽいような、ホラーテイストのような、グロさもあるし、うーん、なんだかよくわからない中途半端な話だった😥
読了日:02月12日 著者:相沢 沙呼
美しいこと (講談社文庫 こ 80-2)の感想
コミカライズを試し読みして女装したリーマンにマジ恋したリーマンってどうなるのだ!?と思って読む。簡単に女装しないあなたでも好きです、とはならないよなぁ。ただ息抜きで趣味の範囲だったわけだし。誠実さはたしかに素晴らしいのかもしれないが、それゆえにズルさも感じた。「より多く愛した者が敗者である。そして苦しまねばならぬ」この言葉が浮かんだ。安易なハッピーエンドにしないところがまたよかった。
読了日:02月12日 著者:木原 音瀬
ハッカの薫る丘で (中公文庫 も 34-1)の感想
こちらのブログ記事を読み興味を持ったので。
https://ameblo.jp/kumi93kumiko/entry-12883324114.html
農家に嫁いだ主人公が中学同窓会に出席したことから始まる、初恋を成就させる物語というのか……好きな人は好きな話かもしれないが、なんとなくうーん😑 私よりはいくらか上の世代の人たちで、ダンナは男尊女卑の典型のイヤな男で死産した妻を労ることもなく無神経な行動に言動を繰り返して来たヤローなので早く別れろ!とは思ったけど、不倫になるんだよなぁ。なんだかモヤる。
読了日:02月12日 著者:森 久美子
爆弾 (講談社文庫 こ 90-6)の感想
「鈴木爆発」というゲームがあったなとスズキタゴサクという名前を見て思い出した。心理戦、頭脳戦というのか、スズキタゴサクの話す言葉ひとつひとつを読むのにムダに力が入ってしまった。最後の一文が怖い。
読了日:02月14日 著者:呉 勝浩
普及版 リトル・トリーの感想
作者が山の中で祖父母との生活を書いた自伝的な物語。自然と共生している姿が美しい。挿し絵も力強い。祖父母や身近な人が天に召される場面にこんなふうに人生を終えることができたらなぁと思った。「今日は死ぬのにもってこいの日」を思い出した。作者が早く亡くなられたのもビックリした。チェロキー族というのは初めて知った。
読了日:02月14日 著者:フォレスト・カーター,和田 穹男
それでもいいと思ってた: 13のラヴ・ショート・ストーリーの感想
TMNの木根尚登さんの短編集。彼は物書きには向いていないような……期待していた分、ガッカリした。ファンタジーというほどでもなく……芸能界に関連した話もあるのだけれど、うーん……出来過ぎじゃないかというほどでもなく余韻もなくなんだか中途半端な感じ。喫茶店でそんな話をしていたの!?とあとから場所が出てきてビックリしたり。タイトルと内容もあっていない気がした。
読了日:02月14日 著者:木根 尚登
母親 (あなたの知らないアンデルセン)の感想
表題作の「母親」ははじめて読んだかも。死神に連れ去られた我が子を取り戻したい母親。「おれは神さまの言うとおりのことをしているだけだ。おれは神さまの庭師で、神さまの草花や木々を運んできては人の知らない国の大きな楽園に植えてるが、それがどんなふうに育ってどうなるかはおまえに話なわけにはいかん」絵がとてもいい。もう1作品の「モ
ミの木」も切りたおされたあとの年輪に文章が書かれたページがよかった。しかし表紙はどうしても忍者に見えてしまうのだが、彼女は「夜」だった。
読了日:02月14日 著者:ハンス・クリスチャン アンデルセン
いちごサンタ (コドモエのえほん)の感想
時期ハズレですが、読み聞かせ動画で🍓
https://youtu.be/g4HZZRa50yA?si=FKRfb8oEYVHlPA5u
読了日:02月15日 著者:大塚 健太,わたなべ あや
やさしいたんぽぽ (にじいろえほん)の感想
子猫を拾ったのだろうか、でも飼えないから原っぱに戻してきなさい、と母親に言われ……たんぽぽのやさしさにはほっこりするのだけれど、動物を捨てる人はやっぱり罪深いと思う。最後に電車に乗るのだが、その行き先は「ひかりのくに」……単純にたくさんの仲間たちと同じ電車で同じ場所に行けるんだ、よかったね、とは言えないのは大人になったからなのか🥺🥺🥺
読了日:02月15日 著者:安房直子
「日本の昔ばなし」鳥呑み爺さん【フルカラー】 (eEHON コミックス)の感想
実際読んだのはコチラ
https://minwanoheya.jp/area/nagano_006/
呑み込まれた鳥は結局どうなったのか気になる😑
追記:Kindle版を読んだら内容が違っていて、病気のおばあさんを助けていた。鳥も無事にお腹から飛び立った!よかった、よかった😆
読了日:02月15日 著者:小華和ためお
王女の証明 訳あり子爵は大罪人の末裔に甘い罰を与える (ムーンドロップス文庫 MD 047)の感想
タイトルからオレ様系のヤバい話かと思ったら違った。そして「王妃の大罪 それでも前王は禁忌を犯した母子を愛す」に出てきたアニの物語だとあったが、全く記憶になく……特に覚えていなくても単独で楽しめる話。エロい場面は3回ほど。媚薬って便利アイテムだわ、と思いつつ😅 コイツ、絶対裏切り者だよな、なヤツがその通りのゲス野郎だったので満足しました(笑)紆余曲折ありながら初恋を実らせたのでよかったのではないかと。KindleUnlimited。
読了日:02月16日 著者:明七
ごん狐の感想
コチラを読んで読み返したくなったので。何回読んでもゴンの生存は考えられないのだが。仮に命をとりとめたとして兵十と仲直り?できるとは思えないし、お互い余計にかなしく辛くなるだけだと思ってしまう。
https://togetter.com/li/2511372
追記
https://x.com/gonkichi01/status/1892433258412912764
読了日:02月16日 著者:新美 南吉
ピュアフル・アンソロジー 初恋。 (ピュアフル文庫)の感想
早川司寿乃さんのイラストとショートストーリーから始まる1冊。前川麻子さんの「プラネタリウムの駱駝」は『もうひとつの夏休み。』の「プルートへようこそ」と『片想い。』の「プリウスの双子」に出てきた主人公と同じだった。大崎梢さんの「冬の日のツルゲーネフ」に出てきた塾の名探偵?水戸くんは『片想い』の「北風のマント」でも活躍。枡野浩一さんの「ジジジジ」はある程度の年齢にならないとよさがわからないのではないかと思ったり。同名の映像作品のエビを膨らませた書き下ろし。安藤由希さんの「アヴェ マリア」もよかった。好きな話。
読了日:02月16日 著者:安藤 由希,香坂 直,永井 するみ,前川 麻子,大崎 梢,枡野浩一
アポロの歌 1の感想
実写化されるというコチラの記事を読んで気になりKindleUnlimitedで一冊だけ。なんか実写化はすごく改変されそう。完全版、高っ!
https://note.com/zenkan/n/nef7898c3fa16
読了日:02月17日 著者:手塚治虫
ノルウェーの昔話 (世界傑作童話シリーズ)の感想
どこかで似たような話を読んだな、というのは童話や昔話にはよくあることで、なんでそ~なるの!?なのも洋の東西を問わずお約束だったりする(笑) トロルがたくさん出てきて、さらわれたお姫さまが頭のシラミをとってあげるとか、えー!?となった。トロルがニホンザルに変換されてしまう😂 あと呪い(魔法)を解くのに首を斬ってくれとかコワい😱
挿し絵もよかった。最後の話は「三匹のヤギのがらがらどん」の一番もとになる話なのかな? 毎日少しずつ面白く読めた。
読了日:02月17日 著者:
わたしのわごむはわたさない 【3歳 4歳からの絵本】の感想
どうでもよさそうなものが宝物になったりする! 輪ゴム、ウチは商売をしていたので、箱買いして身近なものでしたが、カラー輪ゴムには憧れがありました😆
読了日:02月17日 著者:ヨシタケ シンスケ
トーキナ・ト (日本傑作絵本シリーズ)の感想
「トーキナ・ト」という言葉がよく出てくる。場面転換とか一息つくとかリズムよく読むためのものなのだろうか。あらすじなどはコチラで。刺繍がきれい。「フクロウのお兄様」がツボだった。
https://hoiclimber.com/3926/to-kinato/
アイヌラックルって初めてきいたので検索。
https://shimma.info/item_ainurakkuru.html
読了日:02月17日 著者:津島 佑子,宇梶 静江
しのぶ恋 浮世七景 (文春文庫 も 18-20)の感想
浮世絵から生まれた7つの物語。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167921286
「深く忍恋」は読んだような気がする。「梅川忠兵衛」は殿方に同情してしまい、なんてバカな女なんだ!と思ってムナクソ悪いまま読み終わるのかなぁと思っていたけれどよかった〜案外割れ鍋に綴じ蓋なのかも😅 「夜雨」のおかみさんの気持ちもわかるし、高倉健さん的なダンナさんもよかった。映像で見たい。
読了日:02月18日 著者:諸田 玲子
眠い町の感想
今日は関東圏だけらしいが「安眠の日」だと知ったので。不思議な砂を持っていたおじいさんは神さまなのかと思ったけれど違うのかな? まどさんのねむりに関する詩を思い出す。https://rohengram799.livedoor.blog/archives/50828870.html
読了日:02月18日 著者:小川 未明
怪奇現象という名の病気 最恐小説大賞の感想
KindleUnlimitedで。認知症の患者さんも精神科に転院させられたりするしなぁ。精神科の夜間警備員の哲也が患者さんたちから聞いた話や体験した話。ちょっと山岸凉子センセの「スフィンクス」を思い出したりして。最終話にはえー、と思わなくもないが、面白く読んできたし……
エブリスタで続編を書いているというので読んでみたい。
https://estar.jp/novels/25012979
読了日:02月18日 著者:沖光峰津
あさドラ! (1) (ビッグコミックススペシャル)の感想
コチラの動画を見てどんな漫画か気になったので試し読みで。
今、こういう吊りスカートの女の子って見ないな😅
https://youtu.be/iU1hZnoVw1w?si=U3VoI2-XuLMJtFWD
読了日:02月18日 著者:浦沢 直樹
どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。(2) (Mノベルスf)の感想
心が通じ合い、結婚の約束までしたのに結婚式までの道のりの長いこと、遠いこと! 「背中まで45分」なんて夢のまた夢(笑)誓いのキスはちゃんと出来るのか!? 魔女は天然過ぎるというか知らないってこういうことになるのね💦 ドレス姿をカラーで見たかったな。KindleUnlimitedで。
読了日:02月19日 著者:六つ花 えいこ
昭和39年の俺たち3月号の感想
◆85年組アイドルの記事は歌だけでなくドラマや映画の出演作などもあり、こんな人いたっけ?やこんなドラマあったっけ?と懐かしい。いつものように脱いでいた特集も😅◆西田敏行さんや火野正平さんの記事も知らないことが多かった。◆虫王・ザ・ムービー 観たいとは思わないものばかり😰◆幻のアイドル必聴盤 荒木ミミ…聞いたことが…あるような、ないような
読了日:02月19日 著者:
牛をつないだ椿の木の感想
「グレーテルのかまど」の記事にこのタイトルがあったので読んでみた。
https://www.nhk.jp/p/kamado/ts/VNWVWYKX3Q/recipe/te/YXJ48PNY81/rp/1000002667/
うーん、なんと言ったらいいのか、スッキリはしないところが小川未明。椿の木に牛をつないだことでトラブルに発展するのだけれど……😟
◆企画展 ぼくは井戸である〜「牛をつないだ椿の木」考〜 雑感
https://note.com/minahiton/n/nea2d5a3adb7d
読了日:02月19日 著者:新美 南吉
まいったカッパは目でわかる1の感想
スキマで。カッパ笛が欲しいような気もするけど、本当に役に立っているのか😅
https://www.sukima.me/book/title/BT0001116735/
読了日:02月19日 著者:桐島 いつみ
ねんねん ころりんの感想
絵本の紹介記事で表紙の可愛さにキュンとなりました〜あくびをする猫の絵にまどみちをさんの詩にある「あくびをするときネコのかおは花のようになります」を思い出しました🐾 最後のネコの表情がイイ🥰
KindleUnlimitedで。
ブログに裏話がいくつか
https://ameblo.jp/lunlun-koubou/entry-12702358820.html
読了日:02月19日 著者:ふじもと のりこ
だれにも話さなかったこと(青空文庫)の感想
私も保育園に行くのがイヤで(ものすごい近くだったが)毎日泣いていたので主人公の気持ちがよくわかる😓 誰も一緒についてきてはくれなかったけれど、雨の日に祖父が迎えに来てくれたのが嬉しかった。そんな昔を思い出しながら読んだけど、若い先生はいなかったな😅
読了日:02月19日 著者:小川 未明
泣き虫アーニャは二度ベルを鳴らすの感想
KindleUnlimited。
ベトナム戦争終盤の1972年に相模原市で起きた「戦車闘争」をテーマに「平和」を願うウクライナの少女と福島から引っ越してきた日本の少年の交流を描いた作品。少し読みにくいというかわかりにくいところも。認知症のおじいさんが出てくるけれど、辛い記憶はずっと残っていた。「友よ」の歌詞が胸に響く。https://www.uta-net.com/movie/23123/
戦車闘争って知らなかった。
https://sensha-tousou.com/
読了日:02月19日 著者:吉岡 勝
小悪魔JKサイコ第11話 (peep Comics)の感想
またヤバそうなキャラが出てきました! インフルエンサーって自ら名乗るものなのか?
読了日:02月20日 著者:三石メガネ,peep,古場みすみ
4月の東京は…2023 (HertZ&CRAFT)の感想
なんとなくタイトルが気になり……本編を知らないでもいろいろ察して読めたけれど、どういう経緯か知りたくなり本編を購入することに😅
読了日:02月20日 著者:ハル
四ツ山鬼談の感想
あとがきを読んだから本文を読んだ方がよりその歴史的なことも踏まえていい読書になったように思った。ただコワい!ですませてしまうのではなく……どこの土地にもこういう話はあるんだろうな。「黒い人」は怪談話にはよく出てくる気がしたけど、こちらの話にある「黒い人」はとても重みがあるように感じる。語られることが少ない、ということが雄弁に語られていることになるのだと思った。九州の炭鉱、強制労働というと帚木蓬生氏の『三たびの海峡』を思い出す。炭鉱電車についてはもっと知りたい。KindleUnlimitedで。
読了日:02月20日 著者:嗣人
魔法使いのサリーくん (ROCKコミック)の感想
KindleUnlimited。
「魔法使いサリーちゃん」が横山光輝センセ作と知り、アニメしか知らなかったのでエェッ😱となっていたので(いずれ読みたいけれど)こちらのサリーくんにほっこりキュンキュンしました💕https://bookmeter.com/books/22511425
読了日:02月21日 著者:石川ユキ
文豪たちの妙な旅: ミステリーアンソロジー (河出文庫)の感想
作品の長さがまちまちで、内容も「妙な旅」というざっくりしたくくりだったので、読みながらコレはテーマにあっているのか?と…乗車・乗船中の話を集めたのだと思っていた。一番長い「二人の青木愛三郎」は同級生に愛男(ちかお)さんっていたなと思い出した。切手の貼り方で思いを伝える方法が書いてあったが、小学生時代、文通していたので、聞いたことがあるけど、結構前からあったことにビックリした。
読了日:02月21日 著者:山前 譲
娼婦美と冒険の感想
簡単に?読みたい方はコチラを😅
https://otakobun.bunko.jp/books/3770
読了日:02月21日 著者:芥川 竜之介
面会の感想
「面会」というと刑務所で……が浮かんでしまったけれど、友人を見送る話。これが楽しい旅に出かけるのであればよかったのに、彼は戦地に……。雨降りの情景にまたかなしさを増す。
青空文庫で探す時になぜか「再会」だと勘違いして見つからない……と思ってた😓
読了日:02月22日 著者:織田 作之助
もしかしたら maybeの感想
◆タイトルから中島みゆきさんの歌声を思い出しつつ……
https://www.miyuki.jp/s/y10/discography/PCDA-00287?ima=0000&link=ROBO004
◆読み聞かせ動画で🍀
https://youtu.be/ydj0dOGpp4Q?si=IrU80oElIB1QdAtr
読了日:02月23日 著者:コビ・ヤマダ
うごきません。の感想
ハシビロコウを初めて見たのは子どもが幼稚園の時の親子遠足で。読み聞かせ動画で文字起こしを読んでいたらハシビロコウが「伏見六甲」になっていて関西圏にしかいない生物みたいだった(笑)
読了日:02月23日 著者:大塚 健太
四畳半襖の下張りの感想
現代語訳を見つけたので読む。よゐこはダメよ🤗まだ早い!なお話ですな🥸
https://maho2008.diarynote.jp/201701141811057100/
「四畳半事件」⇒
https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/157829/
読了日:02月23日 著者:金風山人,伝永井荷風
赤いステッキ―盲目の少女をめぐる愛の連作 (1980年)の感想
読んだのは青空文庫で多分最初の部分だけ。目の不自由な克子にその事実を告げられず、兄と同じように幼稚園に行くつもりだが、盲学校に行くようにと何とか説得しようとする母親。克子の心を動かしたのは赤い
ステッキを持つことだった。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001875/card59830.html
白杖の種類
https://www.carefit.org/liber_carefit/barrier-free/barrier-free18.php
読了日:02月23日 著者:壷井 栄
土曜はカフェ・チボリで (創元推理文庫 M う 2-3)の感想
岡山にチボリ公園ってあったよな、とタイトルと表紙買い。高校生のレンは毎週土曜日だけ開店するカフェ・チボリの店主。デンマークといえばアンデルセンとHygge(ヒュッゲ)。くつろぎ、おもてなし、居心地のよい雰囲気……を目指した喫茶店。登場人物の名前がなんか変わっているなと思ったけれど、それは物語に必要だったからか、と最後の謎解きで気がついた。なんとなくムリにアンデルセンの童話とこじつけた感じもしないではない。たから読みにくさがあったのかな。あとやっぱり現実実がない?「客一号二号三号」という表現はツボだった!
読了日:02月24日 著者:内山 純
14歳、夏。 (徳間文庫)の感想
コロナ禍で慌ただしい医療現場で働く研修医の持田友親。「いのちはなぜ失われてしまうねか」多感な14歳の夏を思い返す。この部分だけでよかったような気もした。帯広に住む父方の祖父の家にばん馬で活躍したタイコという大きな馬がいて…。ばんえい競馬については知らないことばかりだった。KU。
https://www.banei-owners.jp/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%AF/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF/
読了日:02月24日 著者:鳴海章
愛猫が心臓に爆弾を抱えていた話 明日もしきみが消えるならの感想
pixivでも、Kindleでも無料で読めます。
2/24は不器男忌。この漫画を読んだ後に『奥津城(おっくつき)に犬を葬る二月かな』を知りました。
犬でも猫でも人でも見送る立場はいつもかなしい。
https://www.pixiv.net/artworks/118623609
読了日:02月24日 著者:マナ
供犠【電子書籍版】(22世紀アート)の感想
タイトルに惹かれて。心理学に関心のある中高生が好きそうな……第一部「蓮沼家の降霊祭」と第二部 「蛭間神父の犯罪」の思ったより短い話だった。登場人物のどれもちょっとずつヘン。KindleUnlimited。
読了日:02月25日 著者:成澤 昭徳
透明なる貴婦人 ローズマリーと奇妙な肖像画の感想
タイトルの通り。魔夜峰央先生の絵柄に似ているかな。続きがあるなら読みたいのだけれど。
読了日:02月25日 著者:甘木リリ
月夜のみみずくの感想
読み聞かせ動画で。ミミズクに急に光(あかり)をあてる場面はちょっとどうなのかなぁ…と思ってしまった。絵は落ち着いた感じで好き。関係ないけどミミズクという昆虫もいるのね😅
https://youtu.be/MqBA1awf3nQ?feature=shared
読了日:02月25日 著者:ジェイン ヨーレン
十八歳の花嫁の感想
慌ただしく戦地からもった友人は慌ただしく見合いをし2日後に支度もなにもする暇もない慌しい挙式。そして、その翌日の夜には彼は再び戦地へ戻って行くために汽車に乗り……「十八歳の花嫁はその日から彼に代って彼の老いた両親に仕えるのである。」………実話のようだけれど、花嫁さんの本心はわからないしその後はどうなったのか気になる。
読了日:02月25日 著者:織田 作之助
CROW’S(クロース) 創刊号の感想
KindleUnlimitedで。
【カラス友の会】の存在をはじめて知りました。カラスを食べる……考えたことがなかった😱
https://lovecrow.theshop.jp/
読了日:02月26日 著者:カラス友の会
笑わない人魚 (ホーム社漫画文庫)の感想
表題作も「青髭の友人」もせつなくてよかったが、私が一番好きなのは「真夏の城」。異母兄弟が出会ってしまい……お互いの立場を知っていたけれど言わなかった、言えなかった。でもそれは秘密ではなく、お互いが知っていたことならどちらかが騙したとか罪になることではなく「ただの…恋だったんだよ」……ぐはっ!とヤラれました😆 BLを読み慣れない人にも誰かを想い続ける辛さやせつなさやよろこびや…痛みだけではないこの気持ちをわかってほしくなる1冊。ハードな場面もないから大丈夫、怖くないから(笑)
読了日:02月26日 著者:今 市子
そして夫は、完全な女性になったの感想
KindleUnlimitedで。
なんいうか、当事者の方の話はやはり重い。本当に大変な思いをされたと思うし、今の多様性の時代だよ、受け入れないと!みたいな風潮はやはり無責任なところがあると思うし怖い。庄司陽子さんの漫画「G.I.D.」を思い出した。
https://mangapedia.com/G.I.D.-gc63guw3e#goog_rewarded
◆作者さんのnote⇒
https://note.com/mikatajustice
読了日:02月26日 著者:みかた
ぼうさいの感想
KindleUnlimited。子ども向けな分、わかりやすくていい。
「あきらめずににげつづけよう」コレが一番心に残った。
読了日:02月27日 著者:山村武彦,the rocket gold star
猫の惑星の感想
KindleUnlimited。タイトルが気になり読んでみた。ファンタジーなのかSFなのか、ジャンプ漫画の最終回みたいに「俺たちの旅はまだまだコレから!」みたいな(笑)意識の集合体というと栗本薫さんの『心中天浦島』にある「遥かな草原に」を思い出す。
読了日:02月27日 著者:梶尾 真治
僕らには僕らの言葉があるの感想
高校に「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。彼は普通高校で硬式野球をするために入学した。彼とバッテリーを組むことになる野中宏晃。よく「相手の立場になって」というけれどなかなかそれは出来ない。山本おさむさんの「どんぐりの家」を思い出した。あと今野球バッグってリュック型なのか……いろいろ時代の変化を感じた。
KindleUnlimited。
◆インテグレーション
https://www.hana-mode.com/entry/integ
読了日:02月27日 著者:詠里
25の短編小説 (朝日文庫)の感想
コロナ渦の話が多く発行年月日を確認したら2020年、なんだかものすごく昔の出来事のように感じてしまった。河﨑秋子さんの「洞ばなし」がホラー😱 櫻木みわさんの「しおかぜ」。特定失踪者問題調査会のラジオ放送に着想を得たとのこと。ずっとこの問題に知らん顔をしてきた日本は北朝鮮より怖い国なんじゃないか、頷くしかない。三浦しをんさんの「魚の記憶」の「家族がいようといまいと、金があろうとなかろうと、だれしもそれぞれ固有の苦しみや喜びがあり、しかし生きているかぎりご飯を食べて寝て起きて生活はつづく」に同感。
読了日:02月28日 著者:
妖精のおきゃくさま (webアクションコミックス)の感想
2巻まで(完結なのかな)KindleUnlimitedで。
洋裁業を営む藤野景子の前に、突如不思議な妖精が現れる。その妖精のためにドレスを作ったり、一緒に作るようになったり……ファンタジーで絵柄も内容も可愛いらしいお話😊
読了日:02月28日 著者:脇田茜
1~2話 弱虫強虫の感想
7話まであったので(無料)読んだ。弱虫も強虫も可愛い。主人公のお父さんもイイ。死神さんがモテモテだった(笑)
読了日:02月28日 著者:穂月想多
読書メーター
読んだ本の数:92
読んだページ数:13398
ナイス数:2119

タイトル買い。昔『詩とメルヘン』に心の中で呼びかけていれば通じるというけれど、自分の声が届かないのは「誰かのやさしい手があなたの耳をふさいでいるからでしょうか」というような詩があってそれを思い出したから。睦言場面は読み飛ばす。表紙右側の男の母親は阿蘭陀人。彼は青い瞳でそれを母親が傷つけようとするエピは銀英伝のロイエンタールかよ!と。愛人の子だが異母兄が思ったよりいい人で、アレ?(笑)志津夫(左の男)は8歳の姉と一緒に遊郭に売られる。全体的にいい話だと思うが暴力場面があるので苦手な方はご注意。
読了日:02月01日 著者:野原耳子

『のんき節』などを聴く機会があったのでKindleUnlimitedで。
◆茅ヶ崎の煌き(添田唖蝉坊)|茅ヶ崎観光情報サイト「ちがさきナビ」茅ヶ崎市観光協会 https://search.app/CNTRXhpVGJdWxGZx7
読了日:02月01日 著者:和田崇

表紙が気に入ったのでKindleUnlimitedで。
ヒロインが狂愛に堕ちたのかと思ったら婚約を申し出たヤローがバカだったという感じ。義兄とは平民なので貴族のところに養女になってパターンで預けられた家の息子のこと。この義兄はわりとわかりやすいタイプだけれど、もうちょっと考えて行動した方が…と思わなくもない。
読了日:02月01日 著者:木野美森

KindleUnlimitedで。スマホの形を活かした四コマ漫画(ΦωΦ)かな。クロネコのヤマトが好き(笑)
読了日:02月02日 著者:おかみ屋

アニメは見ていないけれど、沖縄在住の人が楽しく読んでいる記事などを読んで気になったので。同じ名字の人が多い地域は沖縄でなくても大変(笑)「チリバコ」は沖縄以外でも言わないかな? 時々エヴァネタがあるのがイイ。KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:空 えぐみ

タイトルがに惹かれて……スマホを横にして読む絵本…なのかな。 カップラーメンは人類だけではなくネコにも友だちだったのか! あまりいろいろ考えずにそんなことがあるかもしれない、と思うのがいいかも。KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:えびな みつる

戸川昌子さんが原作とあったので興味を持ち読んで見たけれど、話がファンタジー?なのか、よくわからなかった。エロい場面は多く、レイプまがいのことや陰湿な会社でのいじめ、同性愛に近親相姦となんだかいろいろ詰め込まれ…それは夜のせい、月のせいだと言いたいのか……KindleUnlimitedで。
読了日:02月02日 著者:戸川 昌子,いがらし ゆみこ

コチラの記事で紹介されていたので。2/28まで全ページ無料公開🥸
【全ページ試し読み】森永卓郎さん 本当は怖い『絵本でわかる経済のお話』 https://search.app/xU9nVLmAmqdoYsp18
読了日:02月03日 著者:森永卓郎

今日(2/3)は「絵手紙の日」だと知り、手紙⇒硫黄島からの手紙⇒硫黄島の連想により……そう言えばべっこう寿司ってあったよな、と小笠原を検索して見つけた。イラストも多いし島の生活などわかりやすいし読みやすいと思う。
《伊豆大島の鼈甲寿司》
http://www.oshima-navi.com/gourmet/bekko01.html
読了日:02月03日 著者:全国硫黄島島民の会

タイトルと表紙が気に入ったので。小説の表紙も描かれている漫画家さんらしい。今昔物語を元にしているのかな?と思ったけれど、詳しくないからやっぱりわからない。河童の話は好き。
KindleUnlimitedで。
読了日:02月03日 著者:下村 富美
![地球へ…[カラーイラスト完全版デジタルエディション] 1巻](https://m.media-amazon.com/images/I/51Mr1BghHaL._SL120_.jpg)
多分高校生の頃に映画化されて話題になっていたと思う。私は当時映画も観ていないし竹宮さんはちょっと苦手な漫画家さんだったのでパスしてきた。以前、さだまさしさんの「マグリットの石」を探していた時にこちらの動画を見て、いつかちゃんと読もうと思ってKindleUnlimitedで見つけたので読む。(3巻は違う)全部通して読んだけれどやっぱら難しくてわからん😑 あとあのヘッドホンみたいなのは補聴器だったのね😅
https://youtu.be/8tdqM9mMmnY?si=Gisv4u2D08hdSoKP
読了日:02月03日 著者:竹宮 惠子

よくあるネタではある。夫になった人の気の弱さがまたいい味なのかな。ところどころ読みにくかったり繰り返しがあったりするけれど、ベタベタいちゃいちゃもなくアッサリして物語の骨組みだけみたいな感じはよかったかも。KindleUnlimitedで。
読了日:02月04日 著者:七辻ゆゆ

『おにわさん』という庭園に関するサイトを見つけたので、庭の話を読もうと見つけた話。新緑の季節どころか春は名のみの……ではあるけれど。梅が「何だか寒気がすると思つたら、もう毛虫がたかつてゐるんだよ。」と語りが面白い。
https://search.app/Uww813gw81UF61Se7
読了日:02月04日 著者:芥川 竜之介

甲府空襲に遭い、一家で津軽へ草むしりをしながら兄利休と秀吉の関係について話したり……なんだか『へうげもの』を思い出した。兄の考えと弟の考え方は違う。当たり前だけど。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card302.html
読了日:02月04日 著者:太宰治

「すれちがつた今の女が/眼の前で血まみれになる/白昼の幻想」ってあったけど、知り合いの知り合いが話している相手の顔がどんどん崩れていくので、顔を見て話すのが苦手、とか言っていたのを思い出した。どれも物語としてよみたいような……。
読了日:02月04日 著者:夢野 久作

「真の冒険家」が緑の扉を開いたことにより素敵な出会いが!? しかし「彼がカップを取って振り返ると、彼女はきらきらと瞳を輝かせながら、大きなディル・ピクルスにかじりつこうとしていた。誤ることのない女性の本能で、紙袋の中から見つけ出したようだ。」……まぁ3日も食べていなければとにかく大きくて食べやすいものだったのかもしれないが💦 日東紅茶のキャンペーンを見てこの話を知ったので⇒https://www.nittoh-tea.com/enjoy/movie/brand/2502/index.html
読了日:02月04日 著者:オー・ヘンリ

こちらの記事を読んでYouTubeで。
◆絵本「ありがたいなぁ」について長崎国際テレビの特集ニュースで放送されました|絵本屋だっこ® https://search.app/CUajfX6zheWKgpX48
読了日:02月04日 著者:kawaika 松田友紀

ヒロインは19歳で結婚式より前に死亡していた第二王子の死を隠すための偽装結婚をした。それから3年。ようやく自由にと思ったのに今度は第一王子と不義密通と言われ……王都から追放されることになるが、コレは罠を仕掛けた犯人を炙り出すために王が立てた計画だった。 護衛役の第三王子のレギウスと共に暮らし始めることになり…なんか後半の閨事に力を入れていた気がするが、前半も読み飛ばしたわ😅 あんまり恋愛的には盛り上がらないというかキュンとしない話だった。タイトルが気に言ったんだけどな。KindleUnlimited。
読了日:02月04日 著者:日野さつき

訃報を聞いた時には驚きました。同い年なんですよね。光原百合さんと言えば尾道のイメージ。ミステリ作家としては私はぶっちゃけあんまり……なので、「花吹雪」「弥生尽の約束」あとがきにかえての「何もできない魔法使い」とかがよかった。
読了日:02月04日 著者:光原 百合
![無邪鬼なふたご~青子と黄子~[1話売り] (ホラー シルキー)](https://m.media-amazon.com/images/I/515PeQEBCJL._SL120_.jpg)
今日(2/5)は「ふたごの日」だと聞いたので。なんでもおんなじ、なんでもわけあう、可愛い女の子のふたご!……半分に出来ないものもあるのだが、物理的に半分にしたりとにかく両方同じでないとダメな子たち😓 ありきたりではあるけど、やっぱりゾワッとするなぁ。
読了日:02月05日 著者:愛田真夕美

KindleUnlimitedでオススメとしてたくさん表示されていたはじめての漫画家さん。SF作品はきっとわからないから😅1巻だし表紙も気にいったこちらを読んでみました。大変気に入りました🥸 5作品ありますが、どの話も( ・∀・)イイ!!
読了日:02月05日 著者:板橋 しゅうほう

ふたごの漫画で『さくら子すみれ子』を教えてもらったのだけれど、絶版らしく……同じくふたごの作品を見つけたので。オペラ界の歌姫・水藻麗(みずもれい)は公爵のリチャードと不倫し、子供を身ごもってしまう。子供のいない正妻のエリザベートは二人の過ちを許すから子どもは公爵家の跡継ぎとして引き渡すようにと。産まれたのは双子の姉妹だった。名前がミチルとチルチル!🤣母親の名前といい……先生、本当にコレでよかったの!? 昼メロのようなありえへん展開にドキドキ! 続きは明日読む。KindleUnlimited。
読了日:02月05日 著者:わたなべまさこ

TMNの作詞が誰かとか興味はなかったのだけれど、小室哲哉氏と同じ小室さんということをきいて興味を持ち読む。聴いたことのある歌も全く知らない歌もあったけれど、こういう風に仕上げられていくのかと。たくさんの人の手がかかっている。小説でも漫画でもそれは同じなんだけど、音楽は勝手に耳に入ってきたりするからなぁ。偶然の出会いで好きになる確率は高いかもしれない。3人の中ではウツが好きだったけどテレビドラマの大根過ぎる姿にガッカリした😓なんで仕事を引き受けたんだ?木根さんの小説は読んでみたいと思った。
読了日:02月05日 著者:小室 みつ子

またあらたなキャラの登場により人間関係がぐちゃぐちゃに😂 産みの親より育ての親、そんな言葉を思い出した。姉妹仲が悪くならなくてよかった。
読了日:02月06日 著者:わたなべまさこ

表紙の雰囲気と表題作は違ったかな。怖いというのとはまた違う感じ。昔はよくシャム双生児の漫画があった気がする。もう1作はホラー。
読了日:02月06日 著者:わたなべまさこ

タイトルそのまま(笑) お互い自分の気持ちをはっきり自覚できないのかモダモダした歯がゆい時間が続くので、一章読んだらひと休みして違うものを読んでまたコレを読むパターンで読み終わるのに時間がかかってしまった。ヒロインの魔女は世間を知らないのでそのスレていないところがいいのかな。続編では心が通じたふたりの関係に少しは進展があるのだろうか? KindleUnlimited。
読了日:02月06日 著者:六つ花えいこ

少年少女の片想いアンソロジー。「長い片想い」「北風のマント」がよかった。安藤由希さんは初めての作家さんだった気がする。
読了日:02月06日 著者:坂木 司

紹介されている本の中で読んだことがあるのは片手で足りるくらい😓 タイトルも知らなかった作品もたくさん。1冊についてダラダラ書いていないので思ったよりサクサク読み進められたブックガイドだった。読みたい本が増えてしまった。
読了日:02月07日 著者:朝井 リョウ,円城 塔,窪 美澄,佐川 光晴,中村 文則,山崎 ナオコーラ

「白雪姫」「親指姫」「シンデレラ」「眠りの森の美女」「赤ずきん」「白薔薇と紅薔薇」「青ひげ」「美女と野獣」「雪の女王」など9つの話が新しい物語に! 童話をもとにした作品はいろいろあるけれど、これはまたちょっとした毒がたまらない短編集だったと思う。「白薔薇と紅薔薇」をもとにした作品の紅薔薇がなんだか気の毒ではあったけれど。面白い一冊だった。
読了日:02月08日 著者:フランチェスカ・リア ブロック

最初の話だけ読んでしばらく放置していた😅 教科書サイズなので学生時代を思い出して音読してみた。久しぶりに声を出して本を読んで見たけれど、初見で読むと勝手に自分の言いやすい言葉にてにをはを変えてしまったり、思い込みで読んだりすることが黙読より多いことに気づいた。丸山眞男さんのは読んでもわからなくて、教科書だったらいたずら書きして終わりそう💦 河合隼雄先生はよかった。星新一さんは『イキガミ』を思い出した。幸田露伴の『太郎坊』はなんとも言えない気分になった。他のシリーズも気になるテーマのものは読んでみたい。
読了日:02月08日 著者:

小説かと思ったら漫画だった😅 年齢高めなリーマンの恋心は自制心などもあり、お若い方が突っ走る系と違ってキュンキュンするのではなくせつなさがやってくる。男同士だと身体をつなげた後には結婚して子どもを持って……という未来が描けないからと気持ちを伝えてもその先に進むことにためらう姿とか……。ふたりの心情がよく伝わる話だなと思った。続編あるんだよなぁ。どうしようか悩む。やたらにベッドシーンがあるのはあんまり読みたくないし。
読了日:02月08日 著者:佐岸 左岸

心臓の弱い方は読まないで下さい、という註釈をつけてもいいかもしれない、と4番目の話を読んで思った😰 他の話もグロテスクで流血は当たり前、蛇やら蛞蝓やら蛙やら…楳図かずお先生や伊藤潤二先生の世界に近いような。解説に「残虐さと物哀しさの混淆する雰囲気は、平山夢明の短篇を彷彿させるものがある。」とあったが、たしかに。それでも、という方はチャレンジを! あ、『兵隊カラス』は好きだったし『蛙男島の蜥蜴女』は澁澤龍彦氏の名前なども出てきたりして、ほー!となった。
読了日:02月09日 著者:高橋由太

表紙とタイトル買い。家のある場所、その造りがどうも想像出来なくて、地図や見取り図が欲しいなと思った。ご近所の猫を可愛がる(といっても過剰にではなく好きにさせている)夫婦。そして大家のおばあさんとの交流。猫の飼い主さんたちの気持ちはどうだったのかなぁと考える。夫婦に共感する人も
いるだろうけれど、飼い主宅の家族からしたらなんかいい気分ではないだろうなぁと。自己満足な作品の印象が強くあんまり読後感はよくなかった。猫を飼っている人、飼ったことがある人にはいい話なのかもしれないが私にはわからない。
読了日:02月10日 著者:平出 隆

表紙につられて買ったシリーズ2作目。最初のシリーズに出てきた人たちの名前もあるようだが、前作は手放しでしまったらしく読み返せない😓「東中野の歴史を保存する会」メンバーが高齢化したこともあり、新しいメンバーで存続を…となったがみんなイヤイヤ参加している感じ。彼らが大時計の音にタイムスリップする。出てきた歌はタイトルは知っているけれど聴いたことがなかったり歌い手が違ったり……あとから探してきいてみたい。まだ続いていきそうな物語。ナポリタンが食べたい(笑)
読了日:02月11日 著者:内山純

大槻ケンヂさんはあのKISSの話だった(笑)前川 麻子さんの「ウクレレを弾く」にあったもともとお気楽な楽器なのだろう、というのがツボに入った。「難しく考えなくていいんだよと、隣に腰かけてにこにこ微笑みかけてくれるような、親しみ易さがある。」(P36)に高木ブーさんが浮かんだりして。
読了日:02月11日 著者:伊藤 たかみ,前川 麻子,大槻 ケンヂ,あらい りゅうじ,沢村 鐵,風野 潮,延江 ローレン

ニシキゴイというと山古志村。
http://yamakoshi.org/
人間の手で完全な美を創り出すことはやはり難しい。それでもなお美しさを求める人たちはいて、それはどこか理解出来ない道を突き進んでしまう。愛鯉家は身近にいないし、鯉の雑誌とか見てもそんなにこの鯉がいいかなぁ、と思ってしまうのだが。探していた鯉は行方知れずのまま、人間の愚かしさなど知らずにどこかで優雅に泳いているのかもしれない。タイトルの意味がわかるのはだいぶ後になってから。
読了日:02月11日 著者:赤江瀑

作者を椰月美智子さんだと勘違いして買ったらしい😅 終活中の八重が飼っているフクロウのヨハネのアルバム(写真ではなく絵で残されたアルバム)を見ている場面で「あんた、自分の部屋でくつろいでいるときにいきなり他人が入ってきて、パシャパシャ、シャッター押されたらどんな気分?あたしはやだね。ヨハネも嫌に決まってる。だから、ヨハネがいい顔を見せたときは目でシャッターを押す。しかと瞼に映像を焼き付けて、急いであっちの部屋に行ってデッサンをする」(P155)に同感。人物でも動物でも写真を撮られるってある意味、怖い。
読了日:02月11日 著者:越智 月子

タイトルと表紙買いしたのだけれど、思っていたのとは違って、百合風味なSFチックな神話っぽいような、ホラーテイストのような、グロさもあるし、うーん、なんだかよくわからない中途半端な話だった😥
読了日:02月12日 著者:相沢 沙呼

コミカライズを試し読みして女装したリーマンにマジ恋したリーマンってどうなるのだ!?と思って読む。簡単に女装しないあなたでも好きです、とはならないよなぁ。ただ息抜きで趣味の範囲だったわけだし。誠実さはたしかに素晴らしいのかもしれないが、それゆえにズルさも感じた。「より多く愛した者が敗者である。そして苦しまねばならぬ」この言葉が浮かんだ。安易なハッピーエンドにしないところがまたよかった。
読了日:02月12日 著者:木原 音瀬

こちらのブログ記事を読み興味を持ったので。
https://ameblo.jp/kumi93kumiko/entry-12883324114.html
農家に嫁いだ主人公が中学同窓会に出席したことから始まる、初恋を成就させる物語というのか……好きな人は好きな話かもしれないが、なんとなくうーん😑 私よりはいくらか上の世代の人たちで、ダンナは男尊女卑の典型のイヤな男で死産した妻を労ることもなく無神経な行動に言動を繰り返して来たヤローなので早く別れろ!とは思ったけど、不倫になるんだよなぁ。なんだかモヤる。
読了日:02月12日 著者:森 久美子

「鈴木爆発」というゲームがあったなとスズキタゴサクという名前を見て思い出した。心理戦、頭脳戦というのか、スズキタゴサクの話す言葉ひとつひとつを読むのにムダに力が入ってしまった。最後の一文が怖い。
読了日:02月14日 著者:呉 勝浩

作者が山の中で祖父母との生活を書いた自伝的な物語。自然と共生している姿が美しい。挿し絵も力強い。祖父母や身近な人が天に召される場面にこんなふうに人生を終えることができたらなぁと思った。「今日は死ぬのにもってこいの日」を思い出した。作者が早く亡くなられたのもビックリした。チェロキー族というのは初めて知った。
読了日:02月14日 著者:フォレスト・カーター,和田 穹男

TMNの木根尚登さんの短編集。彼は物書きには向いていないような……期待していた分、ガッカリした。ファンタジーというほどでもなく……芸能界に関連した話もあるのだけれど、うーん……出来過ぎじゃないかというほどでもなく余韻もなくなんだか中途半端な感じ。喫茶店でそんな話をしていたの!?とあとから場所が出てきてビックリしたり。タイトルと内容もあっていない気がした。
読了日:02月14日 著者:木根 尚登

表題作の「母親」ははじめて読んだかも。死神に連れ去られた我が子を取り戻したい母親。「おれは神さまの言うとおりのことをしているだけだ。おれは神さまの庭師で、神さまの草花や木々を運んできては人の知らない国の大きな楽園に植えてるが、それがどんなふうに育ってどうなるかはおまえに話なわけにはいかん」絵がとてもいい。もう1作品の「モ
ミの木」も切りたおされたあとの年輪に文章が書かれたページがよかった。しかし表紙はどうしても忍者に見えてしまうのだが、彼女は「夜」だった。
読了日:02月14日 著者:ハンス・クリスチャン アンデルセン

時期ハズレですが、読み聞かせ動画で🍓
https://youtu.be/g4HZZRa50yA?si=FKRfb8oEYVHlPA5u
読了日:02月15日 著者:大塚 健太,わたなべ あや

子猫を拾ったのだろうか、でも飼えないから原っぱに戻してきなさい、と母親に言われ……たんぽぽのやさしさにはほっこりするのだけれど、動物を捨てる人はやっぱり罪深いと思う。最後に電車に乗るのだが、その行き先は「ひかりのくに」……単純にたくさんの仲間たちと同じ電車で同じ場所に行けるんだ、よかったね、とは言えないのは大人になったからなのか🥺🥺🥺
読了日:02月15日 著者:安房直子

実際読んだのはコチラ
https://minwanoheya.jp/area/nagano_006/
呑み込まれた鳥は結局どうなったのか気になる😑
追記:Kindle版を読んだら内容が違っていて、病気のおばあさんを助けていた。鳥も無事にお腹から飛び立った!よかった、よかった😆
読了日:02月15日 著者:小華和ためお

タイトルからオレ様系のヤバい話かと思ったら違った。そして「王妃の大罪 それでも前王は禁忌を犯した母子を愛す」に出てきたアニの物語だとあったが、全く記憶になく……特に覚えていなくても単独で楽しめる話。エロい場面は3回ほど。媚薬って便利アイテムだわ、と思いつつ😅 コイツ、絶対裏切り者だよな、なヤツがその通りのゲス野郎だったので満足しました(笑)紆余曲折ありながら初恋を実らせたのでよかったのではないかと。KindleUnlimited。
読了日:02月16日 著者:明七

コチラを読んで読み返したくなったので。何回読んでもゴンの生存は考えられないのだが。仮に命をとりとめたとして兵十と仲直り?できるとは思えないし、お互い余計にかなしく辛くなるだけだと思ってしまう。
https://togetter.com/li/2511372
追記
https://x.com/gonkichi01/status/1892433258412912764
読了日:02月16日 著者:新美 南吉

早川司寿乃さんのイラストとショートストーリーから始まる1冊。前川麻子さんの「プラネタリウムの駱駝」は『もうひとつの夏休み。』の「プルートへようこそ」と『片想い。』の「プリウスの双子」に出てきた主人公と同じだった。大崎梢さんの「冬の日のツルゲーネフ」に出てきた塾の名探偵?水戸くんは『片想い』の「北風のマント」でも活躍。枡野浩一さんの「ジジジジ」はある程度の年齢にならないとよさがわからないのではないかと思ったり。同名の映像作品のエビを膨らませた書き下ろし。安藤由希さんの「アヴェ マリア」もよかった。好きな話。
読了日:02月16日 著者:安藤 由希,香坂 直,永井 するみ,前川 麻子,大崎 梢,枡野浩一

実写化されるというコチラの記事を読んで気になりKindleUnlimitedで一冊だけ。なんか実写化はすごく改変されそう。完全版、高っ!
https://note.com/zenkan/n/nef7898c3fa16
読了日:02月17日 著者:手塚治虫

どこかで似たような話を読んだな、というのは童話や昔話にはよくあることで、なんでそ~なるの!?なのも洋の東西を問わずお約束だったりする(笑) トロルがたくさん出てきて、さらわれたお姫さまが頭のシラミをとってあげるとか、えー!?となった。トロルがニホンザルに変換されてしまう😂 あと呪い(魔法)を解くのに首を斬ってくれとかコワい😱
挿し絵もよかった。最後の話は「三匹のヤギのがらがらどん」の一番もとになる話なのかな? 毎日少しずつ面白く読めた。
読了日:02月17日 著者:

どうでもよさそうなものが宝物になったりする! 輪ゴム、ウチは商売をしていたので、箱買いして身近なものでしたが、カラー輪ゴムには憧れがありました😆
読了日:02月17日 著者:ヨシタケ シンスケ

「トーキナ・ト」という言葉がよく出てくる。場面転換とか一息つくとかリズムよく読むためのものなのだろうか。あらすじなどはコチラで。刺繍がきれい。「フクロウのお兄様」がツボだった。
https://hoiclimber.com/3926/to-kinato/
アイヌラックルって初めてきいたので検索。
https://shimma.info/item_ainurakkuru.html
読了日:02月17日 著者:津島 佑子,宇梶 静江

浮世絵から生まれた7つの物語。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167921286
「深く忍恋」は読んだような気がする。「梅川忠兵衛」は殿方に同情してしまい、なんてバカな女なんだ!と思ってムナクソ悪いまま読み終わるのかなぁと思っていたけれどよかった〜案外割れ鍋に綴じ蓋なのかも😅 「夜雨」のおかみさんの気持ちもわかるし、高倉健さん的なダンナさんもよかった。映像で見たい。
読了日:02月18日 著者:諸田 玲子

今日は関東圏だけらしいが「安眠の日」だと知ったので。不思議な砂を持っていたおじいさんは神さまなのかと思ったけれど違うのかな? まどさんのねむりに関する詩を思い出す。https://rohengram799.livedoor.blog/archives/50828870.html
読了日:02月18日 著者:小川 未明

KindleUnlimitedで。認知症の患者さんも精神科に転院させられたりするしなぁ。精神科の夜間警備員の哲也が患者さんたちから聞いた話や体験した話。ちょっと山岸凉子センセの「スフィンクス」を思い出したりして。最終話にはえー、と思わなくもないが、面白く読んできたし……
エブリスタで続編を書いているというので読んでみたい。
https://estar.jp/novels/25012979
読了日:02月18日 著者:沖光峰津

コチラの動画を見てどんな漫画か気になったので試し読みで。
今、こういう吊りスカートの女の子って見ないな😅
https://youtu.be/iU1hZnoVw1w?si=U3VoI2-XuLMJtFWD
読了日:02月18日 著者:浦沢 直樹

心が通じ合い、結婚の約束までしたのに結婚式までの道のりの長いこと、遠いこと! 「背中まで45分」なんて夢のまた夢(笑)誓いのキスはちゃんと出来るのか!? 魔女は天然過ぎるというか知らないってこういうことになるのね💦 ドレス姿をカラーで見たかったな。KindleUnlimitedで。
読了日:02月19日 著者:六つ花 えいこ

◆85年組アイドルの記事は歌だけでなくドラマや映画の出演作などもあり、こんな人いたっけ?やこんなドラマあったっけ?と懐かしい。いつものように脱いでいた特集も😅◆西田敏行さんや火野正平さんの記事も知らないことが多かった。◆虫王・ザ・ムービー 観たいとは思わないものばかり😰◆幻のアイドル必聴盤 荒木ミミ…聞いたことが…あるような、ないような
読了日:02月19日 著者:

「グレーテルのかまど」の記事にこのタイトルがあったので読んでみた。
https://www.nhk.jp/p/kamado/ts/VNWVWYKX3Q/recipe/te/YXJ48PNY81/rp/1000002667/
うーん、なんと言ったらいいのか、スッキリはしないところが小川未明。椿の木に牛をつないだことでトラブルに発展するのだけれど……😟
◆企画展 ぼくは井戸である〜「牛をつないだ椿の木」考〜 雑感
https://note.com/minahiton/n/nea2d5a3adb7d
読了日:02月19日 著者:新美 南吉

スキマで。カッパ笛が欲しいような気もするけど、本当に役に立っているのか😅
https://www.sukima.me/book/title/BT0001116735/
読了日:02月19日 著者:桐島 いつみ

絵本の紹介記事で表紙の可愛さにキュンとなりました〜あくびをする猫の絵にまどみちをさんの詩にある「あくびをするときネコのかおは花のようになります」を思い出しました🐾 最後のネコの表情がイイ🥰
KindleUnlimitedで。
ブログに裏話がいくつか
https://ameblo.jp/lunlun-koubou/entry-12702358820.html
読了日:02月19日 著者:ふじもと のりこ

私も保育園に行くのがイヤで(ものすごい近くだったが)毎日泣いていたので主人公の気持ちがよくわかる😓 誰も一緒についてきてはくれなかったけれど、雨の日に祖父が迎えに来てくれたのが嬉しかった。そんな昔を思い出しながら読んだけど、若い先生はいなかったな😅
読了日:02月19日 著者:小川 未明

KindleUnlimited。
ベトナム戦争終盤の1972年に相模原市で起きた「戦車闘争」をテーマに「平和」を願うウクライナの少女と福島から引っ越してきた日本の少年の交流を描いた作品。少し読みにくいというかわかりにくいところも。認知症のおじいさんが出てくるけれど、辛い記憶はずっと残っていた。「友よ」の歌詞が胸に響く。https://www.uta-net.com/movie/23123/
戦車闘争って知らなかった。
https://sensha-tousou.com/
読了日:02月19日 著者:吉岡 勝

またヤバそうなキャラが出てきました! インフルエンサーって自ら名乗るものなのか?
読了日:02月20日 著者:三石メガネ,peep,古場みすみ

なんとなくタイトルが気になり……本編を知らないでもいろいろ察して読めたけれど、どういう経緯か知りたくなり本編を購入することに😅
読了日:02月20日 著者:ハル

あとがきを読んだから本文を読んだ方がよりその歴史的なことも踏まえていい読書になったように思った。ただコワい!ですませてしまうのではなく……どこの土地にもこういう話はあるんだろうな。「黒い人」は怪談話にはよく出てくる気がしたけど、こちらの話にある「黒い人」はとても重みがあるように感じる。語られることが少ない、ということが雄弁に語られていることになるのだと思った。九州の炭鉱、強制労働というと帚木蓬生氏の『三たびの海峡』を思い出す。炭鉱電車についてはもっと知りたい。KindleUnlimitedで。
読了日:02月20日 著者:嗣人

KindleUnlimited。
「魔法使いサリーちゃん」が横山光輝センセ作と知り、アニメしか知らなかったのでエェッ😱となっていたので(いずれ読みたいけれど)こちらのサリーくんにほっこりキュンキュンしました💕https://bookmeter.com/books/22511425
読了日:02月21日 著者:石川ユキ

作品の長さがまちまちで、内容も「妙な旅」というざっくりしたくくりだったので、読みながらコレはテーマにあっているのか?と…乗車・乗船中の話を集めたのだと思っていた。一番長い「二人の青木愛三郎」は同級生に愛男(ちかお)さんっていたなと思い出した。切手の貼り方で思いを伝える方法が書いてあったが、小学生時代、文通していたので、聞いたことがあるけど、結構前からあったことにビックリした。
読了日:02月21日 著者:山前 譲

簡単に?読みたい方はコチラを😅
https://otakobun.bunko.jp/books/3770
読了日:02月21日 著者:芥川 竜之介

「面会」というと刑務所で……が浮かんでしまったけれど、友人を見送る話。これが楽しい旅に出かけるのであればよかったのに、彼は戦地に……。雨降りの情景にまたかなしさを増す。
青空文庫で探す時になぜか「再会」だと勘違いして見つからない……と思ってた😓
読了日:02月22日 著者:織田 作之助

◆タイトルから中島みゆきさんの歌声を思い出しつつ……
https://www.miyuki.jp/s/y10/discography/PCDA-00287?ima=0000&link=ROBO004
◆読み聞かせ動画で🍀
https://youtu.be/ydj0dOGpp4Q?si=IrU80oElIB1QdAtr
読了日:02月23日 著者:コビ・ヤマダ

ハシビロコウを初めて見たのは子どもが幼稚園の時の親子遠足で。読み聞かせ動画で文字起こしを読んでいたらハシビロコウが「伏見六甲」になっていて関西圏にしかいない生物みたいだった(笑)
読了日:02月23日 著者:大塚 健太

現代語訳を見つけたので読む。よゐこはダメよ🤗まだ早い!なお話ですな🥸
https://maho2008.diarynote.jp/201701141811057100/
「四畳半事件」⇒
https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/157829/
読了日:02月23日 著者:金風山人,伝永井荷風

読んだのは青空文庫で多分最初の部分だけ。目の不自由な克子にその事実を告げられず、兄と同じように幼稚園に行くつもりだが、盲学校に行くようにと何とか説得しようとする母親。克子の心を動かしたのは赤い
ステッキを持つことだった。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001875/card59830.html
白杖の種類
https://www.carefit.org/liber_carefit/barrier-free/barrier-free18.php
読了日:02月23日 著者:壷井 栄

岡山にチボリ公園ってあったよな、とタイトルと表紙買い。高校生のレンは毎週土曜日だけ開店するカフェ・チボリの店主。デンマークといえばアンデルセンとHygge(ヒュッゲ)。くつろぎ、おもてなし、居心地のよい雰囲気……を目指した喫茶店。登場人物の名前がなんか変わっているなと思ったけれど、それは物語に必要だったからか、と最後の謎解きで気がついた。なんとなくムリにアンデルセンの童話とこじつけた感じもしないではない。たから読みにくさがあったのかな。あとやっぱり現実実がない?「客一号二号三号」という表現はツボだった!
読了日:02月24日 著者:内山 純

コロナ禍で慌ただしい医療現場で働く研修医の持田友親。「いのちはなぜ失われてしまうねか」多感な14歳の夏を思い返す。この部分だけでよかったような気もした。帯広に住む父方の祖父の家にばん馬で活躍したタイコという大きな馬がいて…。ばんえい競馬については知らないことばかりだった。KU。
https://www.banei-owners.jp/%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%88%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%AF/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF/
読了日:02月24日 著者:鳴海章

pixivでも、Kindleでも無料で読めます。
2/24は不器男忌。この漫画を読んだ後に『奥津城(おっくつき)に犬を葬る二月かな』を知りました。
犬でも猫でも人でも見送る立場はいつもかなしい。
https://www.pixiv.net/artworks/118623609
読了日:02月24日 著者:マナ

タイトルに惹かれて。心理学に関心のある中高生が好きそうな……第一部「蓮沼家の降霊祭」と第二部 「蛭間神父の犯罪」の思ったより短い話だった。登場人物のどれもちょっとずつヘン。KindleUnlimited。
読了日:02月25日 著者:成澤 昭徳

タイトルの通り。魔夜峰央先生の絵柄に似ているかな。続きがあるなら読みたいのだけれど。
読了日:02月25日 著者:甘木リリ

読み聞かせ動画で。ミミズクに急に光(あかり)をあてる場面はちょっとどうなのかなぁ…と思ってしまった。絵は落ち着いた感じで好き。関係ないけどミミズクという昆虫もいるのね😅
https://youtu.be/MqBA1awf3nQ?feature=shared
読了日:02月25日 著者:ジェイン ヨーレン

慌ただしく戦地からもった友人は慌ただしく見合いをし2日後に支度もなにもする暇もない慌しい挙式。そして、その翌日の夜には彼は再び戦地へ戻って行くために汽車に乗り……「十八歳の花嫁はその日から彼に代って彼の老いた両親に仕えるのである。」………実話のようだけれど、花嫁さんの本心はわからないしその後はどうなったのか気になる。
読了日:02月25日 著者:織田 作之助

KindleUnlimitedで。
【カラス友の会】の存在をはじめて知りました。カラスを食べる……考えたことがなかった😱
https://lovecrow.theshop.jp/
読了日:02月26日 著者:カラス友の会

表題作も「青髭の友人」もせつなくてよかったが、私が一番好きなのは「真夏の城」。異母兄弟が出会ってしまい……お互いの立場を知っていたけれど言わなかった、言えなかった。でもそれは秘密ではなく、お互いが知っていたことならどちらかが騙したとか罪になることではなく「ただの…恋だったんだよ」……ぐはっ!とヤラれました😆 BLを読み慣れない人にも誰かを想い続ける辛さやせつなさやよろこびや…痛みだけではないこの気持ちをわかってほしくなる1冊。ハードな場面もないから大丈夫、怖くないから(笑)
読了日:02月26日 著者:今 市子

KindleUnlimitedで。
なんいうか、当事者の方の話はやはり重い。本当に大変な思いをされたと思うし、今の多様性の時代だよ、受け入れないと!みたいな風潮はやはり無責任なところがあると思うし怖い。庄司陽子さんの漫画「G.I.D.」を思い出した。
https://mangapedia.com/G.I.D.-gc63guw3e#goog_rewarded
◆作者さんのnote⇒
https://note.com/mikatajustice
読了日:02月26日 著者:みかた

KindleUnlimited。子ども向けな分、わかりやすくていい。
「あきらめずににげつづけよう」コレが一番心に残った。
読了日:02月27日 著者:山村武彦,the rocket gold star

KindleUnlimited。タイトルが気になり読んでみた。ファンタジーなのかSFなのか、ジャンプ漫画の最終回みたいに「俺たちの旅はまだまだコレから!」みたいな(笑)意識の集合体というと栗本薫さんの『心中天浦島』にある「遥かな草原に」を思い出す。
読了日:02月27日 著者:梶尾 真治

高校に「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。彼は普通高校で硬式野球をするために入学した。彼とバッテリーを組むことになる野中宏晃。よく「相手の立場になって」というけれどなかなかそれは出来ない。山本おさむさんの「どんぐりの家」を思い出した。あと今野球バッグってリュック型なのか……いろいろ時代の変化を感じた。
KindleUnlimited。
◆インテグレーション
https://www.hana-mode.com/entry/integ
読了日:02月27日 著者:詠里

コロナ渦の話が多く発行年月日を確認したら2020年、なんだかものすごく昔の出来事のように感じてしまった。河﨑秋子さんの「洞ばなし」がホラー😱 櫻木みわさんの「しおかぜ」。特定失踪者問題調査会のラジオ放送に着想を得たとのこと。ずっとこの問題に知らん顔をしてきた日本は北朝鮮より怖い国なんじゃないか、頷くしかない。三浦しをんさんの「魚の記憶」の「家族がいようといまいと、金があろうとなかろうと、だれしもそれぞれ固有の苦しみや喜びがあり、しかし生きているかぎりご飯を食べて寝て起きて生活はつづく」に同感。
読了日:02月28日 著者:

2巻まで(完結なのかな)KindleUnlimitedで。
洋裁業を営む藤野景子の前に、突如不思議な妖精が現れる。その妖精のためにドレスを作ったり、一緒に作るようになったり……ファンタジーで絵柄も内容も可愛いらしいお話😊
読了日:02月28日 著者:脇田茜

7話まであったので(無料)読んだ。弱虫も強虫も可愛い。主人公のお父さんもイイ。死神さんがモテモテだった(笑)
読了日:02月28日 著者:穂月想多
読書メーター
2025年02月04日
紅梅雲便りNo.4:1月の本棚 2025 January
1月の読書メーター
読んだ本の数:106
読んだページ数:13826
ナイス数:2429
昭和の不思議101 2024-2025年 冬の男祭り号 (ミリオンムック)の感想
遊郭の特集の他、横浜メリーさん、青春小説、永井荷風などいつも以上に興味を引く記事が多かった気がする。目次はAmazonや楽天のサイトで確認できます。
読了日:01月01日 著者:
おしゃべりオコジョと秘密のアフタヌーンティー 霧摘み紅茶と日向夏のタルト ~冬毛のオーナーを添えて~ (メディアワークス文庫)の感想
思ったよりもページが進まなかった。ハンコ屋さんのアリクイさんの名前がチラリと出てきたりして懐かしかったけど、コチラは紅茶の専門店?に来店した人とスタッフのあれやこれや。アフタヌーンティーとかちょっと優雅に嗜みたいかもと思ってしまった。知らない紅茶やお菓子などまたメモるものが増えてしまった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月01日 著者:鳩見 すた
つまらない住宅地のすべての家 (双葉文庫 つ 17-01)の感想
ドラマ化されていた。ご近所物語なのだが、家族構成やらなかなか覚えられず、またこの人の隣は誰だっけ?と最初の地図を何回も見返したり😅 オタな登場人物がヤバい方にいきそうな時、納戸に貼られた推しキャラのポスターを見た近所のおばあちゃんの「その着物、すごくすてきですね。その絵の女の子にものすごく似合っている」と彼女をほめてくれた場面が好きだなぁ。『ならば自分は、彼女に恥ない人間でいるべきなんじゃないだろうか。自分が罪を犯すようなことを、彼女に共有させてはいけないのではないか。』うん、その通り!
読了日:01月01日 著者:津村 記久子
一個人 2025年1月号 (2024-12-16) [雑誌]の感想
年内にカレンダーが欲しかったのでムーではなくこちらを買う(笑) 長野・松本市の美術稲荷社は知らなかった。神社密度日本一の聖地・壱岐の特集がよかった。読むだけならKindleUnlimitedでも。
(登録し直しました🙏)
読了日:01月01日 著者:
王子様などいりません! ~脇役の金持ち悪女に転生していたので、今世では贅沢三昧に過ごします~の感想
転生物だけれど恋愛要素より自立した女性の物語……? だいたいのパターンは踏襲している(笑)バスボムを作るのって楽しそう。えっ、これで終わり!?って思ったんだけれど……これからが面白くなるんじゃないの? 続編はナシなのかなぁ。面白く読んでいたので残念。KindleUnlimitedで。
読了日:01月02日 著者:別所燈
福本伸行自撰短編集 1 あの人のトランペットの感想
還暦前後の人なら懐かしく、わかる!わかる!なせつなさもあり、また頑張ってみるかなぁ、なんて思える短編集。表題作は特によかった。自分の意地のような頑張りが誰かの支えになっていたとしたら、それはやっぱり嬉しい。KindleUnlimitedで。
読了日:01月02日 著者:福本 伸行
球体の蛇 (角川文庫)の感想
KindleUnlimitedでイッキ読み。タイトルから想像していた内容とはかなり違っていて、最初はもう主人公はヘンタイなのだろうか😑と思ってしまった。本当に何が真実なのかはわからない。今も嘘も100回言えば本当にすり替わるような状態になっているし(憶測がいつの間にか本当の出来事として拡散される)……その人にとってはそれが事実になっている場合もあるし、脳なんて簡単に騙されると思うし、自分の目が歪んでいないなんて断言できないし…どう折り合いをつけて生活していくかなんだろうなぁ。作者のインタビューも読んだ。
読了日:01月02日 著者:道尾 秀介
茶粥地蔵: 小説・第7回立川文学賞佳作受賞作品 (スタジオ五百石)の感想
主人公の壱岐珠江(いきたまえ)は33歳で両親が経営している茶粥のお店で働いている中途難聴者。ある日、店にお地蔵さまがやってきて…!? 最初に内容がまとめられているので、内容はそれを読めばわかると思う。茶粥にドテラにお地蔵さん。三題噺が出来そう。生き字引みたいな人が今はいなくなった気がする。茶粥が食べたくなった。Kindle版無料。
読了日:01月03日 著者:ふじたごうらこ
『とばっちり令嬢』、お散歩中に断罪される ~ケーキの恨みは、ざまぁで晴らす~ (リブラノベル)の感想
表紙から、なにか楽しい三角関係が…!と思ったら違った😓 のんびりお散歩していた公爵令嬢ハンナは恋愛関係のお修羅場、令嬢の断罪場面で、無関係なのにお仲間扱いされ牢にぶち込まれてしまう。令嬢は悪役ではな冤罪ぽい。楽しみにしていた新作ケーキの発売日がダメになり怒り心頭なハンナは……という、水戸黄門を連想しなくもない物語。ハンナのヒミツ?については最後の方に明かされ、そうなんだ……で、まだまだ続くかと思ったらブッ!と終わり。デビュタントの話とかないの???と短くてガッカリ。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月03日 著者:六花きい
餅のタタリの感想
ノドに餅を詰まらせて救急搬送!というニュースを読むとこの話を思い出してしまう。
https://ango-museum.jp/work-detail/?w_cd=0214
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾
私の碁の感想
明日(1/5)が「囲碁の日」なので🥸 文人囲碁会に興味がある。次に読もう。囲碁のルールはわからないが🤣
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾
文人囲碁会の感想
作風と碁の打ち方は必ずしも一致しないのか😅
https://ango-museum.jp/work-detail/?w_cd=0113
http://www.teinenjidai.com/manabu/monoshiri/r04/10_2/index.html
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾
遺品博物館 (創元推理文庫)の感想
遺品博物館は、その名のとおり遺品を収蔵する博物館。生前に約束した遺品の寄贈を受けるため契約者の遺族の元を訪れるのは学芸員の吉田・T・吉夫。彼が収蔵品として選ぶのは死者自身の人生のみならず、遺された人々の人生にとっても重要な意味を持つ品々。ザマァな話もある8編。「故人は思い出され、振り返られることでこの世に繋ぎ止められます。死んでもなお、生かされるのです。でもそれは故人の記憶を持っている人がいればこそです」「あなたが死ねば、あなたの中のふたりも死にます。今度こそ、永久に」(P183)
読了日:01月04日 著者:太田忠司
碁と星空とカーテンとの感想
「囲碁の日」つながりで(笑) 「ドベネックの桶」理論なんてはじめて知ったわ。女学生が囲碁に夢中になり全国大会へ……麻雀の「咲」もそうだけれど(
※)オヤジっぽい(個人の感想です😅)ものに女学生が熱中する姿はなんか(・∀・)イイ!! 深夜アニメみたいにお風呂回があったのも笑った。しかし囲碁についてはわからないままだ🤣 Kindle無料。
(※)https://magazine.jp.square-enix.com/yg/introduction/saki/
読了日:01月05日 著者:日辻ひこ
紅玉の感想
戯曲なのかな、画家が楽しく子どもと遊んでいるのかと思ったらアレ……? 鏡花の世界は私の中ではシャガールの絵と同じ感覚。タイトルから最初、リンゴの話かと思っていた😓 指輪が出てきたからルビーのことだと思われる。
鏡花作品は読みにくいので、なろうの現代語訳versionで読ませてもらいました。感謝! 鏡花の世界は私の中ではシャガールの絵と同じ感覚。
https://ncode.syosetu.com/n8160fn/
読了日:01月05日 著者:泉 鏡花
メデューサ デジタルファンタジーの感想
巳年だし〜バレエのメデューサの動画を見たらなんとなく(笑)
https://youtu.be/i9sAjrQ_qH0?si=fQgKbSFzfoSIWco7
もう少し顔の向きとか変化があったらよかったかも。横顔とか。ヘビが嫌いな人には当然ながらムリ😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月05日 著者:茶屋萬衛門
或る引きこもり伯爵の最愛~不本意な同居からはじまる永遠の恋~の感想
閑静な森の中の古城を三食付きで1部屋貸してくれる!という新聞広告に飛びつき、お金も払い城にやってきたけれど、どうも広告とは違うようで……その城の主人ではなく彼の執事が勝手に広告を出していたらしい。おしゃべりというより天然っぽいヒロインとワケアリなナイスバディ(笑)のイケメンの言葉足らずで不器用な物語。ヒロインにはお約束のゲスいクズらがついています。KindleUnlimitedで。
読了日:01月05日 著者:泉野ジュール
やまのディスコの感想
中日新聞の絵本プレゼント記事でこの絵本を知る。表紙がたまらん😄
読み聞かせ動画で。ハチの巣のミラーボールってイヤな予感しかしないかったけど、やっぱり🤣🤣🤣
https://youtu.be/HXfcpYvPa7I?si=LQddHS3zAQlXbvIq
なぜか「みんなのうた」の『赤鬼と青鬼のタンゴ』を思い出した😁
https://www.uta-net.com/movie/31599/
読了日:01月06日 著者:スズキ コージ
祖国に見捨てられて隣国に嫁いできましたが、勇猛端麗な皇太子殿下に寵愛されています~生け贄令嬢の幸せな結婚~ (夢中文庫プランセ)の感想
王家の血縁には精霊の加護がある…そんな国で暮らすガイズウェル公爵の養女グレースは王命により隣国の皇太子レオンに嫁ぐことに。隣国から停戦の条件は『王家の血を引く令嬢との婚姻』だったが、精霊の力の流出を避けるため隣国を騙す形で王家の血を引かないグレースを差し出すことにした。嘘がバレたらと怯えていたがレオンは彼女に一目惚れだったんじゃなかろーか。早く精霊の加護を持つ子どもを!ということで婚前交渉もOK!作者さまはここに力を入れたのか?🤭いくつかのナゾが明かされる場面で養父が思ったよりヤバいヤツだとわかる😱
読了日:01月06日 著者:佐木ささめ,御子柴リョウ
かすかな声の感想
『議論とは、往々にして妥協したい情熱である。』
青空文庫で。
朗読動画ではこちらがよかった。声の感じとかスキ🩷
https://youtu.be/RsbiZERLIxA?si=uodJQTn0e8AwwClh
読了日:01月06日 著者:太宰 治
毒女、誤って王太子をオトす (LUNA文庫)の感想
表紙とタイトルが面白そうだったので。伯爵令嬢のベラドンナは「毒草」を食べるのが大好き!ベニテングダケもすごく美味しいらしいしのでこういう人がいてもおかしくはないが、彼女は耐性があるので無傷(笑)そんな彼女のもとに面識のない王太子から突然縁談が。大好きな植物研究を続けるために彼女が思いついたのは友人のウィルに純潔を奪ってもらうことだった……コミカライズも悪くなかった。思っていた以上にアダルトなコメディだった🤭🤭🤭
KindleUnlimitedで。
読了日:01月06日 著者:葛城 阿高
ワタルがわらったの感想
こちらの記事を読んでYouTubeで。
https://note.com/yuka8/n/nac20c2504017
【脳に障害。意思疎通も困難。でも彼が笑うからヒーローは生まれ…特支の少年たちの20年】
https://news.line.me/detail/oa-nagasaki/395jfod28rgq
さくらンダー、ラインスタンプもあります🐥
https://store.line.me/stickershop/product/1182959/ja
読了日:01月06日 著者:アトリエ UNO
稀代の悪女に仕立て上げられた私、冷徹大公に拾われる (ベリーズファンタジースイート)の感想
公爵令嬢ルイーズは、婚約者である皇太子に「皇族殺し」の罪を被せられ悪女に仕立て上げられ、幽閉先へ移動中に魔獣に襲われて……💦 記憶を失った彼女を救ったのは、辺境を治める冷徹大公と言われるアレクサンド。ルルと名前を変え、彼の屋敷で侍女として働くことになり……後半にファンタジーが待っていた😄 ルイーズの父親がいい人でよかった。
読了日:01月07日 著者:白亜凛
ただ静かに消え去るつもりでした (ツギクルブックス)の感想
母が亡くなってからわずか2か月で父は愛人とその娘を我が家に迎え入れた…同い年の義理の妹フィオナは幼なじみでずっと好きだったセブランに目をつけ……😱 父親の考えていることがよくわからない。婚約までした彼もアホ過ぎていらないが。ヒロインは大学進学をするふりをして卒業式の日に家を出た。さぁ、美しい島での新しい生活が始まるわよ!なところで終わり!? 続きは? ヒロインに恋しているであろうイザークはどうなるの???
読了日:01月07日 著者:結城芙由奈
Cinema★Cinema No.115[雑誌]の感想
KindleUnlimitedで。
ゴローちゃんとベルばら新作アニメの記事を読んで満足する(笑)
読了日:01月08日 著者:
小悪魔JKサイコ第10話 (peep Comics)の感想
気がついたら10話まで出ていた。アホな男にもしっかりお仕置きして、ライバル視?されていたコもイチコロ(笑)にしてしまう心春ちゃん✨ 次はインフルエンサーとどんな闘いが? ワクワク💕
読了日:01月08日 著者:三石メガネ,peep,古場みすみ
TROIS トロワ 恋は三では割りきれない (角川文庫 い 60-5)の感想
石田衣良・佐藤江梨子・唯川恵の三人のリレー小説。それぞれ誰を担当したのかわからないけれど、昼メロ的な、予想通りの展開というか。このメンバーでこの設定ならそうなるな、と思う話。歌手を目指すエリカのバックボーンがなんか中途半端になってしまってそこがちょっと。歳上の女性と若いコの間でフラフラするヤローがトレンディドラマ全盛期の石田純一で脳内再生されてしまった(笑)
KindleUnlimitedで。
読了日:01月08日 著者:石田 衣良,佐藤 江梨子,唯川 恵
卑怯者の感想
義を見てせざるは勇無きなり(ぎをみてせざるはゆうなきなり)……この言葉が浮かんだが、この主人公はど自分勝手でおこりんぼな不平屋で野次馬的な……予測出来たことではないのか? なのに止めないし、どこかで子どもが起こすその出来事を待っていたようで……炭治郎に「逃げるな、卑怯者!」と怒鳴ってもらいたくなった。
読了日:01月08日 著者:有島 武郎
詩と詩集の感想
『検温器と花』というのは北川冬彦の詩集らしい。https://bookmeter.com/books/3448094
読了日:01月08日 著者:仲村 渠
あなたが眠るまでの物語 (メディアワークス文庫)の感想
緩和ケア病棟の看護師・倉田さん。余命宣告をうけた患者さんのケアをし、その最期の時まで寄り添うのが仕事。そして売店でバイトしている青年の語りが交互になっていることに気がつくまでに時間がかかったのは集中力がないからか😑 患者さん本人になったとしても身内だとしても医療従事者だとしても、どの立場でもきっと考えてしまうだろうな、という疑問が綴られていて、そんなの簡単に言えないよなぁ、と。「やがて目覚めない朝が来る」(大島真寿美)って本があったと思うけれど、1日一回はこのタイトルを思い出したりする。
読了日:01月08日 著者:遠野 海人
死者からの手紙の感想
主人公は広告代理店営業担当。不平不のある日、上司から満月山への取材を依頼される。取材先の山の麓の半月村には死者からの手紙を届けてくれる「ミツツキ様」という神様が奉られている琥珀の祠があるらしい。その取材先で……なファンタジー系の話。横書きにしたのはなぜなんだろう? レイアウトがちょっと読みにくかった。
多分、アニメ「シゴフミ」みたいな話かと思ってダウンロードしたんだろうなぁ😅
https://sp.b-ch.com/titles/1130/001
読了日:01月08日 著者:三ツ木 あずさ
スカートのアンソロジー (光文社文庫)の感想
自分が「スカート」からイメージしてなにか書くとしたら……という素人の考えからはかなり離れた作品が多かったように思う。カバーイラストが可愛い過ぎた?🤔 いささか期待ハズレではあったけれど、
「ススキの丘を走れ(無重力で)」(高山羽根子)が一番好きかな。「本校規定により」(中島京子)は高校時代の服装検査を思い出した。不良は長いスカートだった時代🤣
読了日:01月09日 著者:朝倉 かすみ,北大路 公子,佐藤 亜紀,佐原 ひかり,高山 羽根子,津原 泰水,中島 京子,藤野 可織,吉川 トリコ
シネマスクエア vol.151 (2025-01-04) [雑誌]の感想
ベルばら新作アニメのインタビュー記事を読むために(笑)
しかし他の映画も気になり(観るかはわからない)
映画『奇麗な、悪』原作の中村文則の「火」が収録されている「銃」と「35年目のラブレター」を買ってしまった。KindleUnlimitedで。
◆『35年目のラブレター』映画公式サイト https://35th-loveletter.com/
◆映画『奇麗な、悪』公式サイトhttps://kireina-aku.com/
読了日:01月09日 著者:
三人の訪問者の感想
擬人化された「冬」「貧」「老」。最後の「まだ誰か訊ねて来たような気がする。それが私の家の戸口に佇たたずんで居るような気がする。」に続く文章がまたいい。朗読動画もいくつか視聴したけれど、男声がやっぱり合うのかな。寺島尚正さんの朗読⇒
https://youtu.be/WNumFV1P_xM?si=Y_-lFADSll1Q2jDG
読了日:01月09日 著者:島崎 藤村
危し!!潜水艦の秘密 山本周五郎集 (古典名作文庫)の感想
特撮モノのタイトルみたいだ(笑)と気になったので。周五郎って時代小説のイメージが抜けないのでたまにこういうのを読みたくなる。暗号メモを拾ったことにより起きた事件。青空文庫で。
https://search.app/GzMgbsmXcnwG1kr38
読了日:01月09日 著者:山本周五郎
かたくりの感想
カタクリの群生地ってアチコチにあるけれどどこで見たのかな。景子さんがどのような立場の人なのかわからないけれど。『景子来なばかたくり掘りにゆくべしと空しく待ちてすごせし日ありき』最後の一文。かたくりの花はちょっと下向き加減。花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」なので、この話が余計にせつなく感じられる。
カタクリ群生地 – 柏市観光協会 https://search.app/14KqwisFDKMHYSsE8
水野葉舟資料展 https://search.app/D8eKiEZjQoHwEJL4A
読了日:01月09日 著者:水野 葉舟
ダセェと言われた令嬢の華麗なる変身【完全版】 (アマゾナイトノベルズ)の感想
タイトル通りの内容(笑)クララベルにはアランという3歳年上の幼馴染の婚約者がいたが、都会の学校に行きお約束通り変わってしまった。婚約者と同じ期間に学園に通いたい一心で「ラビット(飛び級)」として一年早く入学したのに。事情を聞いた生徒会のメンバーは望むのなら生徒会に入って自分を磨く術を教えてあげると言って…恋愛要素は薄目かな。外見も内面も頑張って変わっていく姿を丁寧に書いている分、ちょっと飽きてなかなか進まなかった。とんでもない両親に長兄、アホな元婚約者など役者は揃いすぎているかも。
読了日:01月10日 著者:美輪 伊織
ケチる貴方 (講談社文庫 い 163-1)の感想
本屋さんで見つけてタイトル買い。金太郎のようにガッチリ、ムッチリな主人公。なのに、極度の冷え性。体温があがる方法がソレ!?な第44回野間文芸新人賞候補となった表題作と、第38回大阪文芸賞受賞の脂肪吸引をテーマにした「その周囲、五十八センチ」の2作収録。作者さんは建設業界の人と知り、納得。読みにくくもないけど、ちょっとズレているような、なんだか不思議な感覚の話。
『群像』エッセイ集|陰毛スプラウト/石田夏穂|tree https://search.app/HkprWF9inS6fN2pP7
読了日:01月10日 著者:石田 夏穂
木崎夫婦ものがたり 旦那さんのつくる毎日ご飯とお祝いのご馳走 (富士見L文庫)の感想
コレはタイトルが違う方がいい気がする。表紙も。なんだかチャラい、軽い雰囲気に思える。たしかにちょっと夢見がちな人間関係かな、そんなにうまくはいかないだろ、と思うのだけれど、主人公が「書く」ということについて悩んだり考えたりする姿にはナニかを書いたことがある人、書きたい人はうなづく場面があるんじゃなかろうか。ここで入れるのか、とこま切れの句点の打ち方も主人公のその時の思考のリズムなのかな、と思った。ダンナさんはたしかに料理上手で羨ましいし、悪い人ではないけれどこういうタイプの人とは暮らせないだろうなぁ。
読了日:01月11日 著者:古池 ねじ
茶の間はガラあきの感想
『第三次世界戦争があるか、ないか。いつ起るか。どこのウチの茶の間の話も、日に一度ぐらいはそれにふれずにいられないような昨今である。そして、どこの茶の間の結論も、要するに「和戦両様の構え」らしい。』で始まるのに、なぜタイトルが『茶の間はガラ空き』なのか……なんか今も変わらないような気もするし……世界平和とはなんぞや?😑😑😑
読了日:01月11日 著者:坂口 安吾
子ども嫌いな私のアパートに、座敷童が住んでました。 (メディアワークス文庫)の感想
私も子どもは苦手だなぁ。座敷童子の正体がわかった後の展開が出来すぎだろうとなんだろうと救われる。そして主人公にモテキ到来か!? これが一番のご利益だったりして(笑) 作中に出てきたアニメが見たい!
読了日:01月11日 著者:鈴森 丹子
【Amazon.co.jp 限定】地味令嬢ですが、暴君陛下が私の(小説の)ファンらしいです。(ペーパー付き) (NiμNOVELS)の感想
タイトル通り「俺のそばで、その命が尽きるまで書き続けろ」とごーまんかましてよかですか?な暴君と名高い皇帝は家族にも内緒の覆面作家エリスの大ファン。夜会で突然連れ去ら、れそのまま始まる軟禁執筆生活。しかし冷酷だが顔がいい皇帝にエリスの筆も乗っていき……「陛下は私(の創作)にとって、なくてはならない特別な人ですわ」となる。
ロマンス小説から始まる恋もある!?オマケ?の話も面白かった。「新婚旅行」が好き。イラストはちょっとイメージとは違うかな。KindleUnlimitedで。
読了日:01月12日 著者:sasasa
病弱令嬢ですが、生きるため稀代の悪女をやりきります!~敵対していたはずの次期公爵様と溺愛結婚することになりました~の感想
四大公爵家のうちの一つであるローデン家の令嬢・リリージア。彼女は稀代の悪女と呼ばれ、他の貴族からも忌み嫌われていたが、それは命を守るため。一度コイツは役立たずの無能と見限られたらそれが子どもであろうと文字通り切り捨てる、悪魔のような父に殺されないためだった。敵対するフィリスト公爵家の長男・ゼインとの婚姻を皇帝に要請され嫁ぐことになり……ちょっと病弱設定にムリがある気はしたけど、なかなか面白く読めた異母兄がいい人だったし🤭 イラストはもっと大人っぽい雰囲気の方がよかった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月12日 著者:十帖
生まれいずる悩みの感想
教科書に載っていた部分しか知らないので、全体の話を知りたいと思い、青空文庫で。ものすごく人を観察、推察しているのだなと思うけれど、文章に嫌らしさがないというか、一緒にのたうち回っているような気もする。それを自己満足な文章と思う人もいるかもしれないが。なんとなく薄い毛布のせつないあたたかさややさしさを連想。「ほんとうに地球は生きている。生きて呼吸している。この地球の生まんとする悩み、この地球の胸の中に隠れて生まれ出ようとするものの悩み――それを僕はしみじみと君によって感ずる事ができる。」紙本でも読みたい。
読了日:01月13日 著者:有島 武郎
もうひとつの夏休み。 (ピュアフル文庫 ん 1-9 ピュアフル・アンソロジー)の感想
『いつかふたりで』(草野たき)『プルートへようこそ』(前川麻子)『田園の城』(藤堂絆)『アイム・ノット・イン・ラヴー劇団・北多摩モリブデッツの夏休み』(沢村鐵)『青田わたる風』(香坂直)『東京シックスティーン』(芦原すなお)。沢村さんの話が一番好き。芝居をはじめた理由とやめた理由。『田園の城』の「思いは強くなるだけで、どうやっても自分の体から出て行かなかった。だから、こうやって音符にしたの。音楽にすれば、ね、いつでもこうやって体の外に出せるでしょう。何度も何度も思い出すことが、できるでしょう」も好きだ。
読了日:01月13日 著者:芦原 すなお
人が人に(青空文庫)の感想
「人が人に砂をかけるから/心が心に砂をかけるから/砂をかける人/かけられる人/かけられたからかけ返す/かけ返すからまたもどって来る」
短い詩。中野鈴子 ⇒https://search.app/RWhRkFHWDz9DSSvq9
読了日:01月13日 著者:中野 鈴子
〔月光の鉛のなかに〕の感想
今日は満月だと聞いて……三行詩だった。『月光の鉛のなかに/みどりなる犀は落ち臥し/松の影これを覆へり』意味をつかみかねて検索していたらコチラを見つけた。賢治とは関係ないけどφ(..)メモメモ(笑)
月の光のように生きたおじさんの物語 | 特集『月光荘おじさん』vol.1|ぼくのおじさん https://www.mononcle.jp/feature/gekkoso/3742/
読了日:01月14日 著者:宮沢 賢治
今、ふたたびの京都: 東山魁夷を訪ね、川端康成に触れる旅の感想
川端康成と東山魁夷、ふたりが一緒にいる写真を見てもなんだか違う時代に生きた人の印象がある。東山魁夷の画を眺めるのがメインで買った本。なのでまずは画を堪能。藍川京先生が京都が好きで、よくブログに旅行写真をあげてくれるので、あ、見たことがある!とか修学旅行で行った気がすると思いながら(笑)その後に文章を拾い読みしたけれど、やっぱり小説は小説として読んだ方がいいだろうなと思った。その後にまた画を見るのがベターかなと。いつになるかわからないが、やはり東山魁夷はいい✨
読了日:01月14日 著者:東山 魁夷,川端 康成
恋を恋する人の感想
『自分はお正の恋人であるがお正は自分の恋人でない、ただ自分の恋に深い同情を寄せて泣いてくれた柔しサを恋したのだ。そして自分は恋を恋する人に過ぎないと知った。実に大友はお正の恋を知ると同時に自分のお正に対する情の意味を初めて自覚したのである。』……「お正さん」が「おまささん」ではなく「おしょうさん」とフリガナがあるので、彼女が何を話しても「和尚さん」が話している姿を連想してしまい、話を真剣に読めなくなってしまった😂
読了日:01月14日 著者:国木田 独歩
一本のわらの感想
わらしべ長者……?
藁しべ長者|奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺 https://search.app/A1JsdLip2Xw1tcCp7
読了日:01月15日 著者:楠山 正雄
この夏のこともどうせ忘れる (ポプラ文庫ピュアフル ふ 4-7)の感想
『空と窒素』は「コレよ、コレ!」あけすけなカラダの関係のBLよりこういうお耽美さを求めていた!昔雑誌で読んだ話に「不透明ななにか」という表現があったがこの言葉を思い出した。余韻に浸るため次の話は翌日に。『生きのこり』⇒「記憶は地層に似ている。この思い出はいつのものかしら、とわからなくなったたら、そこらへんに埋まっている男の子のことを考えればいい。ああそっか、この人がいるってことは、一年生の秋だな。初めて彼氏ができた中学一年生の頃から、私の過去は、そういうふうに蓄積されている。(P169)」ココもスキ😁
読了日:01月15日 著者:深沢 仁
明治の日本旅行 AIカラー化シリーズの感想
KindleUnlimitedで。カラーになると印象がだいぶ違う。やはりお寺とか神主さんとかは珍しかったのかな。子どもと女性の写真も多い。
読了日:01月17日 著者:Pearbook編集部
光の王子様と陽気な村娘 光属性の彼が触れられるのは闇属性の私だけ!? (リブラノベル)の感想
国で一番愛され、誇りに思われている光属性の王子ジリオン。しかしその力があまりに強く、闇属性の人間しかふれあえない。そんな人物、しかも年頃の村娘を発見!エルベラは自分でいいのかと思いつつ、やるからには最高の王妃を目指す! チラリと足見せの表紙だったので、コレはエロさが売りなのか?と思っていたらかなり早い段階でおいおい……🤭 いやぁ、ふたりとも真面目な分、閨事に対しても熱心で、そんなにページ数を費やさなくてもいいのに、という気もしたけど、なんだか許せてしまう(笑)イヤなヤツが出てこないのもよかった。
読了日:01月17日 著者:鈴木レモン
アカイロフラグ (角川コミックス・エース)の感想
Summerは心霊スポットで食事することが日課の少年とユーレイ!?、Autumnは戦時中に広島から疎開してきた少年と異国の血が入った少女、Winterは兄を慕う流行のモダン服に身を包んだ少女が、Springではエロ本を求めて少年少女が工場地帯を冒険……していたはずなのに……?な春夏秋冬の恋のタマゴのような物語。オールヌードは芸術でエロくはない、うん、わかるぞ😆😆😆 女の子も男の子も作者の描く人物はみんな見た目も性格もカワイイ
のだ!
読了日:01月17日 著者:押切 蓮介
勇者な王太子殿下が魔王に呪われましたが私が即座に口付けします~報酬に3食とおやつと昼寝付き生活ありだと思う~ (リブラノベル)の感想
タイトルから王太子は何回も魔王に呪われてその度に……なのかと思っていたらそうじゃなかった。最初にすでにタイトル回収って感じ。そのあとのふたりの関係がどう変わるかを楽しむ話? 短いしスキマ時間を利用して読むにはいいかも。KindleUnlimitedで。
読了日:01月17日 著者:紬夏乃
森が呼ぶの感想
真夏に蚊がいっぱい出てセミが煩い時期に読まなくてよかったと思った。あと自分の想像力のなさ、虫に対しての知識もなくてよかったと思った。だいたい閉鎖された村っておかしなしきたりがあるものだけれど、人が怖いというより意思疎通が出来ないモノが集団、集合体で……とか気色悪い💦 虫がキライな人は要注意😓
読了日:01月17日 著者:宇津木 健太郎
ある少年の正月の日記の感想
元日から7日までの日記のようなもの。お姉さんがいる少年だとわかる。ちょっとヌケているところがあって(先生に年賀状は出した方がいいぞ)そこもまたほほえましい気がする。寒鮒釣りに誘われたが「新年早々、殺生するのはいやだ」といって誘ってくれた勇ちゃんとふたりでボール投げをして遊ぶとかイイ! 青空文庫で。
読了日:01月18日 著者:小川未明
人生に疲れた最強魔術師は諦めて眠ることにした (ビーズログ文庫)の感想
イラストとキャラがあんまり一致しなかった。帝国最強の魔術師フィオナは、毎日酷使され寝不足だしすっかり疲れ果てていた。もう楽になりたいと敵国に囚われ処刑されても構わないと思っていたのに、敵国の最強騎士マティアスに保護され甘やかされる毎日。フィオナの過去が辛い。少しダラダラ感があって長いわりにはう〜んなところも。うまくまとまって終わったけど続編があるらしい。多分読まない😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月18日 著者:白崎 まこと
お雑煮合戦 食堂のおばちゃん(17) (ハルキ文庫 や 11-19)の感想
はじめ食堂も値上げをすることに。それでも安いと思うけどなぁ。外国人観光客のマナー問題や受け入れる側の準備や心構え。地方の小さい店屋さんも大変なのかな。新しい常連さんも加わり、嫁姑でネトフリの「悪役女王」を楽しむ年末(笑)皆さん、今年もまた元気にご活躍を!と思った。
読了日:01月18日 著者:山口 恵以子
銃 (河出文庫)の感想
ベルばら新作アニメの記事を読むために買ったシネマスクエアに『奇麗な、悪』の記事もあり、公式サ原作が中村文則さんの「火」だとあったので興味を持ち読む。 https://kireina-aku.com/ 『銃』は偶然「銃」を手にした大学生の話。銃の美しさに魅せられ、やがて撃ちたい欲求が……。「火」はカウンセリングを受けている女の話。ひとり芝居や朗読劇で見聞きしたいような話。彼女の最後の言葉は『銃』の大学生・西川にも通じるような気がした。
「わたしは、生きていても、いいでしょうか。」
読了日:01月19日 著者:中村 文則
森の絵の感想
有名な画家の作品でなくとも心惹かれるものを手に出来るのはやはり素敵なこと。一枚の絵から広がる世界。青空文庫で。
読了日:01月19日 著者:寺田 寅彦
ヴンダーカンマー 最恐小説大賞の感想
タイトルと表紙が気になりKindleUnlimitedで。
ヴンダーカンマー(Wunderkammer)の意味がわからず検索⇒ドイツ語で「驚異の部屋」を意味する言葉。自然物や人工物など、珍しいものを集めて展示する博物陳列室を指し、現在の博物館の前身ともなっている。内容は厨二病っぽいと言えばそんな感じもするし、表紙から期待したホラー感やイヤミス感はイマイチかなぁ。迷宮入りした猟奇殺人事件を思い出す場面があり、被害者の方々のその後を思った。
読了日:01月19日 著者:星月渉
ぞなもし狩りの感想
大分合同新聞だから温泉の話題になったのか。『坊っちゃん』に関して「名が知られてはいるものの、実際に読んだ者の少ない小説として有名だ。少し違って、読んだ者は多いのだが、内容をうまく記憶できない小説として名高い。しかも本人は、ちゃんと読んだと信じ込むのだ。」に確かに!と思ってしまった。今日は大寒。温泉いいな。そう言えば忌み言葉のひとつとして「別府に行った」というのがあるらしい。私も祖父が亡くなった時に「下部(しもべ)の温泉に行ってウチにいないみたい」と母と話した。ヒロシマにタバコを買いに行くもあるらしい。
読了日:01月20日 著者:円城塔
王弟殿下の拾いもの~亡国の王女は深愛に包まれる~ (夢中文庫プランセ)の感想
小国エクタの王女だったラディカは、大国ギハーンに国を滅ぼされ一緒に逃げてきた母は亡くなってしまう。魔石を探索できる能力があったがそれを利用され、命の危険と隣り合わせの日々。「今しかない」と逃げようとしたところで、敵の弟・セイルに目を付けられてしまい……魔石に呪石、ちょっとややこしくはあったが、悪役魔術師がいかにも、な雰囲気でわりとお気に入り(笑)表紙イラストのヒロインはちょっと私のイメージとは違うかなぁ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:なとみ,赤羽チカ
側妃になったけど、別に愛さなくていいですよ? ~他力本願な妃はぐーたらライフを送りたい~ (リブラノベル)の感想
50代から異世界転生したバルバラ。国王の「第四側妃」になったが、子どもに恵まれないガンドル王と正妃の力になり、待望の世継ぎが誕生するのだが…。転生したのは過去の結婚・出産・子育てなどの知識を持つヒロインでないと話が進まないからだったのかな。表紙になんで殿方がふたり?と思っていたけれど、読み進めて納得。でもえー、なんでフェリックスとのハッピーエンドじゃないの? ここはちょっと不満。当て馬、噛ませ犬みたいな扱いはひどいぞ!と思った。国王は魅力的に思えなかった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:小針ゆき子
放課後。 (ピュアフル文庫 ん 1-5 ピュアフル・アンソロジー)の感想
田舎はキライ、都会やパリに憧れる女の子が主人公「ランチタイム」、不器用で相手にうまく気持ちを伝えられない男子の話・「月の望潮」、22歳になった親友ふたりの再会は……の「放課後の約束」、革靴を作る年上の彼女に恋をした男子の「彼女の不機嫌そうな革靴」、放課後におしゃべりした秘密の友だちの正体は…な「ゴセイト」(コレが一番よかったかな)、作者の体験? 道草ばかりしていた幼い頃を語る「道草少女」。うーん、『もうひとつの夏休み』にくらべるとイマイチで中途半端な終わり方だったり納得できなかったりでちょっと残念な1冊。
読了日:01月20日 著者:梨屋 アリエ,草野 たき,深沢 美潮,川上 亮,中島 京子,折原みと
さようなら、私の冷遇生活~パーティーで声をかけてきたのがヤバい男だった件~ (リブラノベル)の感想
マジでヤバすぎるだろ、コイツ! お約束の父親は愛人連れ込み、性悪でお馬鹿な義妹、なんだけど、そんなのはまだ小者だったなって感じ。冷遇され過ぎて自己評価が低いヒロイン、なんだか洗脳されてのハッピーエンドみたいに思えてうーん……モヤモヤしてしまう。ずっとまた捨てられてしまうかも、という気持ちが消えないんじゃないかなぁ。恋愛より従属関係になりそう……まぁふたりがいいならそれで😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:頼爾
雪の一日の感想
3月20日、春の雪がずんずん積もる。「あなたなぞもなるべく戯曲をお書きにならないで、小説風の読み物類をお書きくださいませんか。戯曲も結構ですが、なんといっても戯曲を読むものは少数で、大部分は小説を喜びますから、それらの人々を慰めてやるというお考えで、努めて多数をよろこばせるよう
な物をお書きください。」信州生まれのT氏のこの話を思い出し、コレをネタに随筆を仕上げる先生。 子どもの頃は雪の日が多かったけれど、今は本当に少なくなったなぁ……そんな風に感じる場所に住む自分……豪雪地帯の皆さんに申し訳ない😓
読了日:01月21日 著者:岡本 綺堂
Another(1) (角川コミックス・エース)の感想
アニメを見ていたので懐かしくなり、そうそう、こんな話だったなと。
読了日:01月21日 著者:綾辻 行人,清原 紘
初恋の皇子様に嫁ぎましたが、彼は私を大嫌いなようです1 なんせ私は王国一の悪女ですから (フェアリーキス ピュア)の感想
彼が私のことをキライなのは悪女だと信じているから……噂を信じちゃいけないのよ、皇子さま! メガネ男子が好きなので表紙で選んだ(笑)KindleUnlimitedで。続編があるらしいけど、心通わせたふたりがイチャイチャするのはお腹いっぱいになりそうだから、ここでSTOPでもいいかな〜ちょっと迷う。
読了日:01月21日 著者:水野沙彰
にゆうの感想
変わったタイトルなので読んでみた。主人のかわりに招待された家に行ったのはいいが、少し変わり者?な弥吉は庭をめちゃくちゃにしたりいろいろやらかす……骨董品、古道具の傷のことを「にゆう」というらしい。◆にゅう(落語散歩678) http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/nyuu.html
読了日:01月21日 著者:三遊亭 円朝
ぞうとねずみのおはなし (アポロのAIart絵本)の感想
生まれた時からももいろのぞうさんと、生まれた時からももいろのねずみが出会ってサーカスで活躍して、それから……。なんとなく物語としては中途半端な気が💦 絵は綺麗というかカワイイ。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月21日 著者:アポロ
喫煙癖の感想
毎月22日は禁煙の日なのでタバコに関する話を……でコチラを青空文庫で。副流煙って迷惑なのよ、やめてよ!かと思ったら、乗り合わせたふたりにはご縁があったようで……この後はどうなったのかな!?と気になる(笑)
◆昔はタバコも薬だった!?
https://www.tpa-kitatama.jp/museum/museum_71.html
読了日:01月22日 著者:佐左木 俊郎
タバコとマントの恋の感想
青空文庫と朗読動画で。
https://youtu.be/KfLQ6qnE21M?si=1aiznqVt0IjTv9_J
「相対界」なんて初めて聞いた気がする。
https://search.app/i778kt7yX5w3KMib8
読了日:01月22日 著者:中原中也
煙草の歌の感想
阪を上りつめてみたら、
盆のやうな月と並んで、
黒い松の木の影一本……
私は、子供らが手をつないで歌ふ
「籠の鳥」の歌を歌はうと思つた。、/が、忘れてゐたので、/煙草の煙を月の面おもてに吐きかけた。/
煙草は/私の/歌だ。……という短い詩。おつきさまを煙に巻く!? この人は20代で亡くなっていた。絵も描いていたようです。富永太郎の画業 http://yarimizu.blue.coocan.jp/taronoe.html
読了日:01月22日 著者:富永 太郎
あなたを解放してあげますね! まずは婚約解消を目指します (フェアリーキス ピンク)の感想
公爵家の一人娘ユーフェミアは副将軍のヒューゴに彼に思いを寄せていたので、政略結婚でもいいと思っていた。が、ヒューゴが別の令嬢と抱き合っているところを目撃してしまい、それが元婚約者だとわかると彼の幸せのため身を引こうと、神殿の庇護のもと家を出て東の公爵領へ向かう。彼女の失踪を知ったヒューゴは後を追うが…。なんかヒロインがムダにモテモテなのがうーんだったかな。ヒューゴが無表情な理由とかそれなりに考えられてはいるのだろうけれど、どこかチグハグな印象も。
読了日:01月22日 著者:須東きりこ
小さな王子さまの感想
子ども向けに書いてあるかなと思ったけれど、違ったようだ……やっぱり難しくてワカラナイ😅 キツネとの会話はスキ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月22日 著者:宗田光一
この度、狼男子⁉を飼うことになりました (スターツ出版文庫)の感想
表紙とタイトルからもし薔薇系であったとしてもスターツ出版だからハードではないはず…と読(笑)
狼男子!?となっていたのはへんし~ん!するけれど、それはLOVEよりLIKEの最上級のようで、またどうも人違いっぽい? 結局、シベリアンハスキーのドルーのナゾは解けないままなんとなく動物と人間の絆を強調して終わり、みたいな……続編がないとずっと消化不良な感じの話だった。主人公が芸能人である必要はまぁ一応あるんだろうけど、あんまり活かされていないような気もする。
読了日:01月22日 著者:桃城 猫緒
石をしょわずに ——わかい女教師の自殺の感想
タイトルがすべてというか、いつの時代もどんな職業でも理不尽な要求を通してしまう輩がいる……。
読了日:01月22日 著者:村山 俊太郎
転生したら2秒で火刑!? モブ悪女Aに生まれ変わりましたが、イケメン国王(推し)がなぜか溺愛してきます (DIANA文庫)の感想
主人公の柚木玲奈はデザイン会社で働く地味な26歳のヲタ。お約束で車にはねられ目覚めた先は中世ヨーロッパ風の世界。そして😱大勢の人に罵られながら——火刑にされていて……ちょっと今までとは違うパターンの転生ものかも。後半からイヤに盛り上がる(笑) タイトルがアホっぽい(失礼)なぁ、と思ったけれど、面白く読めた。あとヒロインなのにモブっぽいのがちょっと気の毒かも🤣
読了日:01月23日 著者:臣 桜
生きるぼくら (徳間文庫)の感想
なんでこのタイトルに東山魁夷の表紙なんだろう?と思っていたけれど読んで納得。「手のひらを太陽に」を歌いたくなるような話だった。ちょっとご都合主義な感じもしたけど、物事が動く時ってこんな感じなのかもしれない。天皇陛下が毎年、皇居内の水田で田植えと稲刈りをなさるけれど、お田植えの苗数が平成の頃に比べてどんどん少なくなっているのが残念。もう少し内容を減らしてやさしい言葉に書き直したら道徳の授業とかに使えそう。
読了日:01月23日 著者:原田 マハ
ライジングサンR(17) (アクションコミックス)の感想
真子を発見し、救助されてよかった!と思ったのもつかの間、ヘリの燃料が…😱😱😱
読了日:01月24日 著者:藤原さとし
Another 0 (角川コミックス・エース)の感想
Anotherコミカライズを4巻まで読み終わったのでコチラを。アニメも可愛かったがコミカライズも可愛い絵で満足。やっぱり原作も読まないとなぁ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月24日 著者:清原 紘
神さまの嫁にはなりません! 守り神と美貌の侯爵にめちゃくちゃ愛されてます【特典SS付き】 (ガブリエラブックス)の感想
20歳まで処女だと神の嫁にされてしまうという言い伝えがある家の八重子。婚活目的で参加した舞踏会で侯爵の要にいきなりプロポーズされる。彼は要重度の霊媒体質で、八重子に憑いている白蛇さまのおかげか、彼女の周囲は清らかな空間になるのだ。
「期限直前に処女を貰い、八重子を神から解放す
る」という約束で二人は結婚するが……。表紙がムダにエロさを強調している気がする。まぁ健康なカラダを手に入れた要が欲望をギリギリのラインまで満たそうとする場面も多いから仕方ないのか? ラストはやっぱりね、なハッピーエンド。
読了日:01月24日 著者:クレイン
富士屋ホテルの感想
今日は「ホットケーキの日」だというので食べ物の話をと思い、コチラの話を。メニューの上から下まで全部食べるとか、さすがです(笑)
朝から読んだだけでお腹いっぱいな気分になりました。でも日本人にはやはり和食が一番かな。
読了日:01月25日 著者:古川 緑波
指輪 (ハルキ文庫 も 6-1)の感想
名前はよく聞いていたけれどどんな人かは全く知らなかったので、原田ひ香さんの解説を読んでその人となりにスゴい人なんだ、となる。女性のかわいらしく見えるところとその奥にある、できれば隠しておきたい心情などが過剰でない表現で綴られていて、自分とは縁のない世界のハデな暮らしをしている人たちでも悩むことにはたいした差はないのだと思った。「蒸発」が一番せつなく妻の立場、夫の立場、どちらでも哀しかった。また他の作品も読んでみたいなと思った。
読了日:01月25日 著者:森 瑤子
悪役令嬢が配役ミスの聖女になりました【完全版】 (アマゾナイトノベルズ)の感想
人気ファンタジー小説の実写映画の撮影中に事故で……な子役時代からさまざまな役柄をこなし、いろんな体験をし知識も増やしてきた優香。今シスター見習いとしている世界が主演として撮影していた映画の原作小説の世界と同じだと気がつく。元・女優の設定がうまく活かされているなと思った。お芝居はお手のものだし(笑)ニセという程でもない聖女はちょっと気の毒な気もしたけれど、おバカさんだったから仕方ないかな😓 KindleUnlimitedで。
読了日:01月25日 著者:violet
幼馴染にフラれた腹いせに修行に励んで女騎士になりましたが、なぜかその彼の部下になりました (DIANA文庫)の感想
まぁタイトルそのままで、それからの話というか……よくある話のよくある展開というか、お互い勘違いしていました💦パターンですね。もう少し話をふくらませて、心情を丁寧に書いたら面白さが増すのかな、と思いました。あー、コレはこうよね、って先がわかってしまうので、わかっていてもワクワクドキドキする展開がもうちょい欲しかったかも。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月25日 著者:時岡 継美
ホットココア 上の感想
人嫌いな大学生の成瀬。彼の住むアパートに越してきた同じ大学の後輩の隼人。世話好きな隼人に戸惑う成瀬の気持ちはなんとなくわかる。なにかしてもらったら返さなきゃいけない、って考えてしまうし、実際見返りがないのぉ?みたいな態度の人もいるし。ただ好きだという気持ちを伝えるのもなかなか難しい。
読了日:01月26日 著者:真木すずめ
ホットココア 下の感想
ルームシェアをはじめたけれど、それがすぐ恋人関係になるわけではなく……恋愛云々よりも他人と付き合うこと、その距離感とか、思いやりとか、そんなことを考えさせられた。絵柄とタイトル通りのいい作品だった。私も冬のバイト帰りにホットココアを買っていた昔を思い出した。KindleUnlimitedで。
読了日:01月26日 著者:真木すずめ
怪異筆録者 (創元推理文庫 M お 6-13)の感想
ホラー作家の津久田舞々は仕事に行き詰まっていた。担当編集者の勧めで駅前に自販機すらない過疎の町・古賀音を訪れ、町長直々に「この町のことを書き残してほしい」と依頼を受ける。到着したその日から立て続く怪奇現象に姿を現したアヤカシたち。なんというかギャグ系ホラー? 「奇談蒐集家」「遺品博物館」みたいな話だと思っていたので、アレ?ずっとこの調子なの???と思ったまま読み終わってしまった。面白い話だったのかも、と感じるのはだいぶ後になりそう😅
読了日:01月26日 著者:太田 忠司
つららの坊や: 童話の感想
西舘好子さんの絵本の紹介記事を読んで(絵本は読んでいない)原作の青木新門さんて誰だろう?と思い、こちらの本を知りました。朗読動画で。
「知らないのにみんなのためになっているのが一番いい」この言葉がよかったです。
https://youtu.be/OpLugFZLT1s?si=t_S-K7flxXrnzGxE
読了日:01月27日 著者:青木 新門
金糸雀色の譚詩曲《バラード》 (詠月文庫)の感想
ピアノや音楽に詳しい人なら出てくる曲目ひとつひとつに、あぁアレね、となるのかもしれない。私にはタイトルも聞いたことがない曲がたくさん出てきた😓 途中でなんかポエムが挟まったりして、なんだこりゃ?と思ってしまった。内容はAmazonの本の概要で確認を。なんというか、あっさりあきらめるんだ、って感じがして(´ε`;)ウーン…だっだ。初恋というほどのときめき感もイマイチだった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月27日 著者:横尾湖衣
A room(アルーム)の感想
短い小説かと思ったら漫画だった。島根の人は閲覧注意になるのか?😅 半分くらいでなんとなく先がわかってしまい、やっぱりな、という気持ちとふたり芝居とかでやってみたら面白い心理劇になるかも、と思った。30分、短いのか長いのか。KindleUnlimitedで。
読了日:01月28日 著者:のりば
有能な軍人皇弟はカタブツ令嬢を甘く溺愛する (蜜猫文庫 71)の感想
蜜猫文庫だからエロさ満載だと思ったけれど、表紙のメガネっ娘につられて🥸 身分差のある恋愛物。あんまりメガネっ娘の部分が活かされていなくてそこは残念だった。ベッドシーンに関しては、自分は大切に愛されているのだ、ということを納得しての行為なのだと確認しながらすすめることにキュンキュンさせたいのかな、と思った。若いコなら憧れるのだろーか? ヒロインのゾーイという名前になかなか慣れなくて、ゾイドを連想してしまうので、もう少し女のコっぽい名
前がよかったな。父親の再婚相手は名前だけで出番がなく気の毒だった😅
読了日:01月28日 著者:ちろりん
売られた聖女は異郷の王の愛を得る【Amazon.co.jp限定特典付き】 (NiμNOVELS)の感想
聖女の力がないと言われ他国に売られるという、なんて気の毒なヒロイン💦 あまり悲観したところはなく自分に出来ることを最大限しようとするのだけれど、いいコ過ぎてちょっと物足りないような気も😅 成り代わった聖女もいささか迫力不足で、今まで読んだものがかなりハッキリした対決姿勢が多かったから、コチラはサクサク読み進めるというよりまだこんな感じかぁ〜で中弛みしてしまった。ベタベタいちゃいちゃを望む人には物足りないと思う(笑)KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:乙原ゆん
すいれんは咲いたがの感想
仲良くなった友だちとの別れ。その時にもらったすいれんの花は1年後に咲いたが、その友だちからもやさしかった彼の父親からも手紙がこない。ふたりのしあわせを願う気持ちが尊い。『ちょうど一年ねんたって、そのすいれんの花が咲さいたのです。けれど、木田くんからは、一度もたよりがありません。勇ちゃんは花をながめながら、友だちとお父さんの無事を祈ったのでありました。』🥲🥲🥲
読了日:01月29日 著者:小川 未明
赤いえり巻きの感想
東京に働きに行く妹のために姉が買ってくれた赤いえり巻きの話。彼女も都会の絵の具に染ってしまったのか…… 『田舎の姉が、しんせつに買ってくれたものを、たとえ捨てたにしろ、捨てたとはいわれなかった。とんびは、よくものをさらってゆく。だから、とんびがさらっていったといったら、だれでもしかたがないと思ったからであります。』うぅ、こんな姑息な知恵までついてしまって……🥺
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/card52608.html
読了日:01月29日 著者:小川未明
襟巻きの感想
キツネのえりまきならぬ……さまざまなものを首に巻いてつけ心地、温かさをチェック! 絵本で見たら楽しいかもしれない。
読了日:01月29日 著者:魚住 克也
おばあちゃんの あんでくれた えりまき (next coach)の感想
同じ内容で絵を担当する人が違うパターンが何作かあった。絵が違うと女の子もお母さんも違う印象になるのが面白いかな。代表してコチラを登録。KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:藤井りん,西本鶏介
地味で根暗な私ですが、なぜかイケメン画家から恋人役を頼まれて困惑しています (PRIMO)の感想
両親が営む画材屋「鳥の巣」の娘・クロエは癖毛で真っ黒な髪の女の子。それをからかわれるので人付き合いも苦手に。店番中に突然やってきたイケメン男性はクロエが大好きな冒険小説の挿絵画家・シグルスだった。タイトル通り困惑しながらも始まるニセの恋人同士。恋愛小説の挿し絵をうまく描けるようになるか? KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:へや
おはなしのかけら (絵の具箱出版)の感想
木口木版で作られた絵本。日本語と英語の短い文章。大きな画面で細部まで見て欲しい1冊。
https://zokeifile.musabi.ac.jp/%e6%9c%a8%e5%8f%a3%e6%9c%a8%e7%89%88/
読了日:01月29日 著者:真名垣クミコ
激安物件(幽霊付き)空室あります! 2巻の感想
幽霊が出るという噂のある激安物件「メゾン・ド・ファントム」、2巻があった! コレで終わりなのかぁ、残念!
読了日:01月29日 著者:塩森 恵子
昭和天皇物語 (16) (ビッグコミックス)の感想
昭和16年12月8日、真珠湾を攻撃……開戦してしまった。
読了日:01月30日 著者:能條 純一
35年目のラブレターの感想
映画化の記事を読んで気になったので。和歌山県の山間で生まれ育った西畑さん。小学校は遠いこともあり、天気が悪かったりすると休まざるを得ないことも。それでも好きな学校に2年生の途中から通わなくなったのは、泥棒扱いされたりいじめられたりしたから。中学校に通う年齢になった時に家の炭焼きの手伝いではなく、働きはじめた西畑さん。でも「読み書きができないこと」に苦労する。学ぼうとする意欲を挫くようなことはしてほしくないし、その意欲を充実させるための場所がたくさんあればいいのに。奥さんへの手紙はその文字にも泣ける。
読了日:01月30日 著者:小倉 孝保
聖女の、妹 ~尽くし系王子様と私のへんてこライフ~ (アリアンローズ)の感想
普通の大学生・翠のところに突然、奇抜な服装の美少年が! アルフォンスと名乗った彼は異世界の王子さまで、魔王を倒す力を求め聖女を探しにやってきたというが、どうやらそれは亡くなった姉らしく……。彼が元の世界に戻るためには『魔王の倒し方』を手に入れるしかないが、それはゲームの中にあった! ヒロインがゲームの世界に行くのではなく、向こうからやって来た! ふたりでゲームを進める場面は最初は楽しいけど、だんだん悲愴感が。ラストはもう少し盛り上がりが欲しかったような気もするし、姉のことは少しわかりにくいところもあった。
読了日:01月31日 著者:六つ花 えいこ
読書メーター
読んだ本の数:106
読んだページ数:13826
ナイス数:2429

遊郭の特集の他、横浜メリーさん、青春小説、永井荷風などいつも以上に興味を引く記事が多かった気がする。目次はAmazonや楽天のサイトで確認できます。
読了日:01月01日 著者:

思ったよりもページが進まなかった。ハンコ屋さんのアリクイさんの名前がチラリと出てきたりして懐かしかったけど、コチラは紅茶の専門店?に来店した人とスタッフのあれやこれや。アフタヌーンティーとかちょっと優雅に嗜みたいかもと思ってしまった。知らない紅茶やお菓子などまたメモるものが増えてしまった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月01日 著者:鳩見 すた

ドラマ化されていた。ご近所物語なのだが、家族構成やらなかなか覚えられず、またこの人の隣は誰だっけ?と最初の地図を何回も見返したり😅 オタな登場人物がヤバい方にいきそうな時、納戸に貼られた推しキャラのポスターを見た近所のおばあちゃんの「その着物、すごくすてきですね。その絵の女の子にものすごく似合っている」と彼女をほめてくれた場面が好きだなぁ。『ならば自分は、彼女に恥ない人間でいるべきなんじゃないだろうか。自分が罪を犯すようなことを、彼女に共有させてはいけないのではないか。』うん、その通り!
読了日:01月01日 著者:津村 記久子
![一個人 2025年1月号 (2024-12-16) [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51S5kY8gApL._SL120_.jpg)
年内にカレンダーが欲しかったのでムーではなくこちらを買う(笑) 長野・松本市の美術稲荷社は知らなかった。神社密度日本一の聖地・壱岐の特集がよかった。読むだけならKindleUnlimitedでも。
(登録し直しました🙏)
読了日:01月01日 著者:

転生物だけれど恋愛要素より自立した女性の物語……? だいたいのパターンは踏襲している(笑)バスボムを作るのって楽しそう。えっ、これで終わり!?って思ったんだけれど……これからが面白くなるんじゃないの? 続編はナシなのかなぁ。面白く読んでいたので残念。KindleUnlimitedで。
読了日:01月02日 著者:別所燈

還暦前後の人なら懐かしく、わかる!わかる!なせつなさもあり、また頑張ってみるかなぁ、なんて思える短編集。表題作は特によかった。自分の意地のような頑張りが誰かの支えになっていたとしたら、それはやっぱり嬉しい。KindleUnlimitedで。
読了日:01月02日 著者:福本 伸行

KindleUnlimitedでイッキ読み。タイトルから想像していた内容とはかなり違っていて、最初はもう主人公はヘンタイなのだろうか😑と思ってしまった。本当に何が真実なのかはわからない。今も嘘も100回言えば本当にすり替わるような状態になっているし(憶測がいつの間にか本当の出来事として拡散される)……その人にとってはそれが事実になっている場合もあるし、脳なんて簡単に騙されると思うし、自分の目が歪んでいないなんて断言できないし…どう折り合いをつけて生活していくかなんだろうなぁ。作者のインタビューも読んだ。
読了日:01月02日 著者:道尾 秀介

主人公の壱岐珠江(いきたまえ)は33歳で両親が経営している茶粥のお店で働いている中途難聴者。ある日、店にお地蔵さまがやってきて…!? 最初に内容がまとめられているので、内容はそれを読めばわかると思う。茶粥にドテラにお地蔵さん。三題噺が出来そう。生き字引みたいな人が今はいなくなった気がする。茶粥が食べたくなった。Kindle版無料。
読了日:01月03日 著者:ふじたごうらこ

表紙から、なにか楽しい三角関係が…!と思ったら違った😓 のんびりお散歩していた公爵令嬢ハンナは恋愛関係のお修羅場、令嬢の断罪場面で、無関係なのにお仲間扱いされ牢にぶち込まれてしまう。令嬢は悪役ではな冤罪ぽい。楽しみにしていた新作ケーキの発売日がダメになり怒り心頭なハンナは……という、水戸黄門を連想しなくもない物語。ハンナのヒミツ?については最後の方に明かされ、そうなんだ……で、まだまだ続くかと思ったらブッ!と終わり。デビュタントの話とかないの???と短くてガッカリ。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月03日 著者:六花きい

ノドに餅を詰まらせて救急搬送!というニュースを読むとこの話を思い出してしまう。
https://ango-museum.jp/work-detail/?w_cd=0214
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾

明日(1/5)が「囲碁の日」なので🥸 文人囲碁会に興味がある。次に読もう。囲碁のルールはわからないが🤣
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾

作風と碁の打ち方は必ずしも一致しないのか😅
https://ango-museum.jp/work-detail/?w_cd=0113
http://www.teinenjidai.com/manabu/monoshiri/r04/10_2/index.html
読了日:01月04日 著者:坂口 安吾

遺品博物館は、その名のとおり遺品を収蔵する博物館。生前に約束した遺品の寄贈を受けるため契約者の遺族の元を訪れるのは学芸員の吉田・T・吉夫。彼が収蔵品として選ぶのは死者自身の人生のみならず、遺された人々の人生にとっても重要な意味を持つ品々。ザマァな話もある8編。「故人は思い出され、振り返られることでこの世に繋ぎ止められます。死んでもなお、生かされるのです。でもそれは故人の記憶を持っている人がいればこそです」「あなたが死ねば、あなたの中のふたりも死にます。今度こそ、永久に」(P183)
読了日:01月04日 著者:太田忠司

「囲碁の日」つながりで(笑) 「ドベネックの桶」理論なんてはじめて知ったわ。女学生が囲碁に夢中になり全国大会へ……麻雀の「咲」もそうだけれど(
※)オヤジっぽい(個人の感想です😅)ものに女学生が熱中する姿はなんか(・∀・)イイ!! 深夜アニメみたいにお風呂回があったのも笑った。しかし囲碁についてはわからないままだ🤣 Kindle無料。
(※)https://magazine.jp.square-enix.com/yg/introduction/saki/
読了日:01月05日 著者:日辻ひこ

戯曲なのかな、画家が楽しく子どもと遊んでいるのかと思ったらアレ……? 鏡花の世界は私の中ではシャガールの絵と同じ感覚。タイトルから最初、リンゴの話かと思っていた😓 指輪が出てきたからルビーのことだと思われる。
鏡花作品は読みにくいので、なろうの現代語訳versionで読ませてもらいました。感謝! 鏡花の世界は私の中ではシャガールの絵と同じ感覚。
https://ncode.syosetu.com/n8160fn/
読了日:01月05日 著者:泉 鏡花

巳年だし〜バレエのメデューサの動画を見たらなんとなく(笑)
https://youtu.be/i9sAjrQ_qH0?si=fQgKbSFzfoSIWco7
もう少し顔の向きとか変化があったらよかったかも。横顔とか。ヘビが嫌いな人には当然ながらムリ😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月05日 著者:茶屋萬衛門

閑静な森の中の古城を三食付きで1部屋貸してくれる!という新聞広告に飛びつき、お金も払い城にやってきたけれど、どうも広告とは違うようで……その城の主人ではなく彼の執事が勝手に広告を出していたらしい。おしゃべりというより天然っぽいヒロインとワケアリなナイスバディ(笑)のイケメンの言葉足らずで不器用な物語。ヒロインにはお約束のゲスいクズらがついています。KindleUnlimitedで。
読了日:01月05日 著者:泉野ジュール

中日新聞の絵本プレゼント記事でこの絵本を知る。表紙がたまらん😄
読み聞かせ動画で。ハチの巣のミラーボールってイヤな予感しかしないかったけど、やっぱり🤣🤣🤣
https://youtu.be/HXfcpYvPa7I?si=LQddHS3zAQlXbvIq
なぜか「みんなのうた」の『赤鬼と青鬼のタンゴ』を思い出した😁
https://www.uta-net.com/movie/31599/
読了日:01月06日 著者:スズキ コージ

王家の血縁には精霊の加護がある…そんな国で暮らすガイズウェル公爵の養女グレースは王命により隣国の皇太子レオンに嫁ぐことに。隣国から停戦の条件は『王家の血を引く令嬢との婚姻』だったが、精霊の力の流出を避けるため隣国を騙す形で王家の血を引かないグレースを差し出すことにした。嘘がバレたらと怯えていたがレオンは彼女に一目惚れだったんじゃなかろーか。早く精霊の加護を持つ子どもを!ということで婚前交渉もOK!作者さまはここに力を入れたのか?🤭いくつかのナゾが明かされる場面で養父が思ったよりヤバいヤツだとわかる😱
読了日:01月06日 著者:佐木ささめ,御子柴リョウ

『議論とは、往々にして妥協したい情熱である。』
青空文庫で。
朗読動画ではこちらがよかった。声の感じとかスキ🩷
https://youtu.be/RsbiZERLIxA?si=uodJQTn0e8AwwClh
読了日:01月06日 著者:太宰 治

表紙とタイトルが面白そうだったので。伯爵令嬢のベラドンナは「毒草」を食べるのが大好き!ベニテングダケもすごく美味しいらしいしのでこういう人がいてもおかしくはないが、彼女は耐性があるので無傷(笑)そんな彼女のもとに面識のない王太子から突然縁談が。大好きな植物研究を続けるために彼女が思いついたのは友人のウィルに純潔を奪ってもらうことだった……コミカライズも悪くなかった。思っていた以上にアダルトなコメディだった🤭🤭🤭
KindleUnlimitedで。
読了日:01月06日 著者:葛城 阿高

こちらの記事を読んでYouTubeで。
https://note.com/yuka8/n/nac20c2504017
【脳に障害。意思疎通も困難。でも彼が笑うからヒーローは生まれ…特支の少年たちの20年】
https://news.line.me/detail/oa-nagasaki/395jfod28rgq
さくらンダー、ラインスタンプもあります🐥
https://store.line.me/stickershop/product/1182959/ja
読了日:01月06日 著者:アトリエ UNO

公爵令嬢ルイーズは、婚約者である皇太子に「皇族殺し」の罪を被せられ悪女に仕立て上げられ、幽閉先へ移動中に魔獣に襲われて……💦 記憶を失った彼女を救ったのは、辺境を治める冷徹大公と言われるアレクサンド。ルルと名前を変え、彼の屋敷で侍女として働くことになり……後半にファンタジーが待っていた😄 ルイーズの父親がいい人でよかった。
読了日:01月07日 著者:白亜凛

母が亡くなってからわずか2か月で父は愛人とその娘を我が家に迎え入れた…同い年の義理の妹フィオナは幼なじみでずっと好きだったセブランに目をつけ……😱 父親の考えていることがよくわからない。婚約までした彼もアホ過ぎていらないが。ヒロインは大学進学をするふりをして卒業式の日に家を出た。さぁ、美しい島での新しい生活が始まるわよ!なところで終わり!? 続きは? ヒロインに恋しているであろうイザークはどうなるの???
読了日:01月07日 著者:結城芙由奈
![Cinema★Cinema No.115[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51dHNsJEULL._SL120_.jpg)
KindleUnlimitedで。
ゴローちゃんとベルばら新作アニメの記事を読んで満足する(笑)
読了日:01月08日 著者:

気がついたら10話まで出ていた。アホな男にもしっかりお仕置きして、ライバル視?されていたコもイチコロ(笑)にしてしまう心春ちゃん✨ 次はインフルエンサーとどんな闘いが? ワクワク💕
読了日:01月08日 著者:三石メガネ,peep,古場みすみ

石田衣良・佐藤江梨子・唯川恵の三人のリレー小説。それぞれ誰を担当したのかわからないけれど、昼メロ的な、予想通りの展開というか。このメンバーでこの設定ならそうなるな、と思う話。歌手を目指すエリカのバックボーンがなんか中途半端になってしまってそこがちょっと。歳上の女性と若いコの間でフラフラするヤローがトレンディドラマ全盛期の石田純一で脳内再生されてしまった(笑)
KindleUnlimitedで。
読了日:01月08日 著者:石田 衣良,佐藤 江梨子,唯川 恵

義を見てせざるは勇無きなり(ぎをみてせざるはゆうなきなり)……この言葉が浮かんだが、この主人公はど自分勝手でおこりんぼな不平屋で野次馬的な……予測出来たことではないのか? なのに止めないし、どこかで子どもが起こすその出来事を待っていたようで……炭治郎に「逃げるな、卑怯者!」と怒鳴ってもらいたくなった。
読了日:01月08日 著者:有島 武郎

『検温器と花』というのは北川冬彦の詩集らしい。https://bookmeter.com/books/3448094
読了日:01月08日 著者:仲村 渠

緩和ケア病棟の看護師・倉田さん。余命宣告をうけた患者さんのケアをし、その最期の時まで寄り添うのが仕事。そして売店でバイトしている青年の語りが交互になっていることに気がつくまでに時間がかかったのは集中力がないからか😑 患者さん本人になったとしても身内だとしても医療従事者だとしても、どの立場でもきっと考えてしまうだろうな、という疑問が綴られていて、そんなの簡単に言えないよなぁ、と。「やがて目覚めない朝が来る」(大島真寿美)って本があったと思うけれど、1日一回はこのタイトルを思い出したりする。
読了日:01月08日 著者:遠野 海人

主人公は広告代理店営業担当。不平不のある日、上司から満月山への取材を依頼される。取材先の山の麓の半月村には死者からの手紙を届けてくれる「ミツツキ様」という神様が奉られている琥珀の祠があるらしい。その取材先で……なファンタジー系の話。横書きにしたのはなぜなんだろう? レイアウトがちょっと読みにくかった。
多分、アニメ「シゴフミ」みたいな話かと思ってダウンロードしたんだろうなぁ😅
https://sp.b-ch.com/titles/1130/001
読了日:01月08日 著者:三ツ木 あずさ

自分が「スカート」からイメージしてなにか書くとしたら……という素人の考えからはかなり離れた作品が多かったように思う。カバーイラストが可愛い過ぎた?🤔 いささか期待ハズレではあったけれど、
「ススキの丘を走れ(無重力で)」(高山羽根子)が一番好きかな。「本校規定により」(中島京子)は高校時代の服装検査を思い出した。不良は長いスカートだった時代🤣
読了日:01月09日 著者:朝倉 かすみ,北大路 公子,佐藤 亜紀,佐原 ひかり,高山 羽根子,津原 泰水,中島 京子,藤野 可織,吉川 トリコ
![シネマスクエア vol.151 (2025-01-04) [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51q1lOcyDYL._SL120_.jpg)
ベルばら新作アニメのインタビュー記事を読むために(笑)
しかし他の映画も気になり(観るかはわからない)
映画『奇麗な、悪』原作の中村文則の「火」が収録されている「銃」と「35年目のラブレター」を買ってしまった。KindleUnlimitedで。
◆『35年目のラブレター』映画公式サイト https://35th-loveletter.com/
◆映画『奇麗な、悪』公式サイトhttps://kireina-aku.com/
読了日:01月09日 著者:

擬人化された「冬」「貧」「老」。最後の「まだ誰か訊ねて来たような気がする。それが私の家の戸口に佇たたずんで居るような気がする。」に続く文章がまたいい。朗読動画もいくつか視聴したけれど、男声がやっぱり合うのかな。寺島尚正さんの朗読⇒
https://youtu.be/WNumFV1P_xM?si=Y_-lFADSll1Q2jDG
読了日:01月09日 著者:島崎 藤村

特撮モノのタイトルみたいだ(笑)と気になったので。周五郎って時代小説のイメージが抜けないのでたまにこういうのを読みたくなる。暗号メモを拾ったことにより起きた事件。青空文庫で。
https://search.app/GzMgbsmXcnwG1kr38
読了日:01月09日 著者:山本周五郎

カタクリの群生地ってアチコチにあるけれどどこで見たのかな。景子さんがどのような立場の人なのかわからないけれど。『景子来なばかたくり掘りにゆくべしと空しく待ちてすごせし日ありき』最後の一文。かたくりの花はちょっと下向き加減。花言葉は「初恋」「嫉妬」「寂しさに耐える」なので、この話が余計にせつなく感じられる。
カタクリ群生地 – 柏市観光協会 https://search.app/14KqwisFDKMHYSsE8
水野葉舟資料展 https://search.app/D8eKiEZjQoHwEJL4A
読了日:01月09日 著者:水野 葉舟

タイトル通りの内容(笑)クララベルにはアランという3歳年上の幼馴染の婚約者がいたが、都会の学校に行きお約束通り変わってしまった。婚約者と同じ期間に学園に通いたい一心で「ラビット(飛び級)」として一年早く入学したのに。事情を聞いた生徒会のメンバーは望むのなら生徒会に入って自分を磨く術を教えてあげると言って…恋愛要素は薄目かな。外見も内面も頑張って変わっていく姿を丁寧に書いている分、ちょっと飽きてなかなか進まなかった。とんでもない両親に長兄、アホな元婚約者など役者は揃いすぎているかも。
読了日:01月10日 著者:美輪 伊織

本屋さんで見つけてタイトル買い。金太郎のようにガッチリ、ムッチリな主人公。なのに、極度の冷え性。体温があがる方法がソレ!?な第44回野間文芸新人賞候補となった表題作と、第38回大阪文芸賞受賞の脂肪吸引をテーマにした「その周囲、五十八センチ」の2作収録。作者さんは建設業界の人と知り、納得。読みにくくもないけど、ちょっとズレているような、なんだか不思議な感覚の話。
『群像』エッセイ集|陰毛スプラウト/石田夏穂|tree https://search.app/HkprWF9inS6fN2pP7
読了日:01月10日 著者:石田 夏穂

コレはタイトルが違う方がいい気がする。表紙も。なんだかチャラい、軽い雰囲気に思える。たしかにちょっと夢見がちな人間関係かな、そんなにうまくはいかないだろ、と思うのだけれど、主人公が「書く」ということについて悩んだり考えたりする姿にはナニかを書いたことがある人、書きたい人はうなづく場面があるんじゃなかろうか。ここで入れるのか、とこま切れの句点の打ち方も主人公のその時の思考のリズムなのかな、と思った。ダンナさんはたしかに料理上手で羨ましいし、悪い人ではないけれどこういうタイプの人とは暮らせないだろうなぁ。
読了日:01月11日 著者:古池 ねじ

『第三次世界戦争があるか、ないか。いつ起るか。どこのウチの茶の間の話も、日に一度ぐらいはそれにふれずにいられないような昨今である。そして、どこの茶の間の結論も、要するに「和戦両様の構え」らしい。』で始まるのに、なぜタイトルが『茶の間はガラ空き』なのか……なんか今も変わらないような気もするし……世界平和とはなんぞや?😑😑😑
読了日:01月11日 著者:坂口 安吾

私も子どもは苦手だなぁ。座敷童子の正体がわかった後の展開が出来すぎだろうとなんだろうと救われる。そして主人公にモテキ到来か!? これが一番のご利益だったりして(笑) 作中に出てきたアニメが見たい!
読了日:01月11日 著者:鈴森 丹子

タイトル通り「俺のそばで、その命が尽きるまで書き続けろ」とごーまんかましてよかですか?な暴君と名高い皇帝は家族にも内緒の覆面作家エリスの大ファン。夜会で突然連れ去ら、れそのまま始まる軟禁執筆生活。しかし冷酷だが顔がいい皇帝にエリスの筆も乗っていき……「陛下は私(の創作)にとって、なくてはならない特別な人ですわ」となる。
ロマンス小説から始まる恋もある!?オマケ?の話も面白かった。「新婚旅行」が好き。イラストはちょっとイメージとは違うかな。KindleUnlimitedで。
読了日:01月12日 著者:sasasa

四大公爵家のうちの一つであるローデン家の令嬢・リリージア。彼女は稀代の悪女と呼ばれ、他の貴族からも忌み嫌われていたが、それは命を守るため。一度コイツは役立たずの無能と見限られたらそれが子どもであろうと文字通り切り捨てる、悪魔のような父に殺されないためだった。敵対するフィリスト公爵家の長男・ゼインとの婚姻を皇帝に要請され嫁ぐことになり……ちょっと病弱設定にムリがある気はしたけど、なかなか面白く読めた異母兄がいい人だったし🤭 イラストはもっと大人っぽい雰囲気の方がよかった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月12日 著者:十帖

教科書に載っていた部分しか知らないので、全体の話を知りたいと思い、青空文庫で。ものすごく人を観察、推察しているのだなと思うけれど、文章に嫌らしさがないというか、一緒にのたうち回っているような気もする。それを自己満足な文章と思う人もいるかもしれないが。なんとなく薄い毛布のせつないあたたかさややさしさを連想。「ほんとうに地球は生きている。生きて呼吸している。この地球の生まんとする悩み、この地球の胸の中に隠れて生まれ出ようとするものの悩み――それを僕はしみじみと君によって感ずる事ができる。」紙本でも読みたい。
読了日:01月13日 著者:有島 武郎

『いつかふたりで』(草野たき)『プルートへようこそ』(前川麻子)『田園の城』(藤堂絆)『アイム・ノット・イン・ラヴー劇団・北多摩モリブデッツの夏休み』(沢村鐵)『青田わたる風』(香坂直)『東京シックスティーン』(芦原すなお)。沢村さんの話が一番好き。芝居をはじめた理由とやめた理由。『田園の城』の「思いは強くなるだけで、どうやっても自分の体から出て行かなかった。だから、こうやって音符にしたの。音楽にすれば、ね、いつでもこうやって体の外に出せるでしょう。何度も何度も思い出すことが、できるでしょう」も好きだ。
読了日:01月13日 著者:芦原 すなお

「人が人に砂をかけるから/心が心に砂をかけるから/砂をかける人/かけられる人/かけられたからかけ返す/かけ返すからまたもどって来る」
短い詩。中野鈴子 ⇒https://search.app/RWhRkFHWDz9DSSvq9
読了日:01月13日 著者:中野 鈴子

今日は満月だと聞いて……三行詩だった。『月光の鉛のなかに/みどりなる犀は落ち臥し/松の影これを覆へり』意味をつかみかねて検索していたらコチラを見つけた。賢治とは関係ないけどφ(..)メモメモ(笑)
月の光のように生きたおじさんの物語 | 特集『月光荘おじさん』vol.1|ぼくのおじさん https://www.mononcle.jp/feature/gekkoso/3742/
読了日:01月14日 著者:宮沢 賢治

川端康成と東山魁夷、ふたりが一緒にいる写真を見てもなんだか違う時代に生きた人の印象がある。東山魁夷の画を眺めるのがメインで買った本。なのでまずは画を堪能。藍川京先生が京都が好きで、よくブログに旅行写真をあげてくれるので、あ、見たことがある!とか修学旅行で行った気がすると思いながら(笑)その後に文章を拾い読みしたけれど、やっぱり小説は小説として読んだ方がいいだろうなと思った。その後にまた画を見るのがベターかなと。いつになるかわからないが、やはり東山魁夷はいい✨
読了日:01月14日 著者:東山 魁夷,川端 康成

『自分はお正の恋人であるがお正は自分の恋人でない、ただ自分の恋に深い同情を寄せて泣いてくれた柔しサを恋したのだ。そして自分は恋を恋する人に過ぎないと知った。実に大友はお正の恋を知ると同時に自分のお正に対する情の意味を初めて自覚したのである。』……「お正さん」が「おまささん」ではなく「おしょうさん」とフリガナがあるので、彼女が何を話しても「和尚さん」が話している姿を連想してしまい、話を真剣に読めなくなってしまった😂
読了日:01月14日 著者:国木田 独歩

わらしべ長者……?
藁しべ長者|奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺 https://search.app/A1JsdLip2Xw1tcCp7
読了日:01月15日 著者:楠山 正雄

『空と窒素』は「コレよ、コレ!」あけすけなカラダの関係のBLよりこういうお耽美さを求めていた!昔雑誌で読んだ話に「不透明ななにか」という表現があったがこの言葉を思い出した。余韻に浸るため次の話は翌日に。『生きのこり』⇒「記憶は地層に似ている。この思い出はいつのものかしら、とわからなくなったたら、そこらへんに埋まっている男の子のことを考えればいい。ああそっか、この人がいるってことは、一年生の秋だな。初めて彼氏ができた中学一年生の頃から、私の過去は、そういうふうに蓄積されている。(P169)」ココもスキ😁
読了日:01月15日 著者:深沢 仁

KindleUnlimitedで。カラーになると印象がだいぶ違う。やはりお寺とか神主さんとかは珍しかったのかな。子どもと女性の写真も多い。
読了日:01月17日 著者:Pearbook編集部

国で一番愛され、誇りに思われている光属性の王子ジリオン。しかしその力があまりに強く、闇属性の人間しかふれあえない。そんな人物、しかも年頃の村娘を発見!エルベラは自分でいいのかと思いつつ、やるからには最高の王妃を目指す! チラリと足見せの表紙だったので、コレはエロさが売りなのか?と思っていたらかなり早い段階でおいおい……🤭 いやぁ、ふたりとも真面目な分、閨事に対しても熱心で、そんなにページ数を費やさなくてもいいのに、という気もしたけど、なんだか許せてしまう(笑)イヤなヤツが出てこないのもよかった。
読了日:01月17日 著者:鈴木レモン

Summerは心霊スポットで食事することが日課の少年とユーレイ!?、Autumnは戦時中に広島から疎開してきた少年と異国の血が入った少女、Winterは兄を慕う流行のモダン服に身を包んだ少女が、Springではエロ本を求めて少年少女が工場地帯を冒険……していたはずなのに……?な春夏秋冬の恋のタマゴのような物語。オールヌードは芸術でエロくはない、うん、わかるぞ😆😆😆 女の子も男の子も作者の描く人物はみんな見た目も性格もカワイイ
のだ!
読了日:01月17日 著者:押切 蓮介

タイトルから王太子は何回も魔王に呪われてその度に……なのかと思っていたらそうじゃなかった。最初にすでにタイトル回収って感じ。そのあとのふたりの関係がどう変わるかを楽しむ話? 短いしスキマ時間を利用して読むにはいいかも。KindleUnlimitedで。
読了日:01月17日 著者:紬夏乃

真夏に蚊がいっぱい出てセミが煩い時期に読まなくてよかったと思った。あと自分の想像力のなさ、虫に対しての知識もなくてよかったと思った。だいたい閉鎖された村っておかしなしきたりがあるものだけれど、人が怖いというより意思疎通が出来ないモノが集団、集合体で……とか気色悪い💦 虫がキライな人は要注意😓
読了日:01月17日 著者:宇津木 健太郎

元日から7日までの日記のようなもの。お姉さんがいる少年だとわかる。ちょっとヌケているところがあって(先生に年賀状は出した方がいいぞ)そこもまたほほえましい気がする。寒鮒釣りに誘われたが「新年早々、殺生するのはいやだ」といって誘ってくれた勇ちゃんとふたりでボール投げをして遊ぶとかイイ! 青空文庫で。
読了日:01月18日 著者:小川未明

イラストとキャラがあんまり一致しなかった。帝国最強の魔術師フィオナは、毎日酷使され寝不足だしすっかり疲れ果てていた。もう楽になりたいと敵国に囚われ処刑されても構わないと思っていたのに、敵国の最強騎士マティアスに保護され甘やかされる毎日。フィオナの過去が辛い。少しダラダラ感があって長いわりにはう〜んなところも。うまくまとまって終わったけど続編があるらしい。多分読まない😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月18日 著者:白崎 まこと

はじめ食堂も値上げをすることに。それでも安いと思うけどなぁ。外国人観光客のマナー問題や受け入れる側の準備や心構え。地方の小さい店屋さんも大変なのかな。新しい常連さんも加わり、嫁姑でネトフリの「悪役女王」を楽しむ年末(笑)皆さん、今年もまた元気にご活躍を!と思った。
読了日:01月18日 著者:山口 恵以子

ベルばら新作アニメの記事を読むために買ったシネマスクエアに『奇麗な、悪』の記事もあり、公式サ原作が中村文則さんの「火」だとあったので興味を持ち読む。 https://kireina-aku.com/ 『銃』は偶然「銃」を手にした大学生の話。銃の美しさに魅せられ、やがて撃ちたい欲求が……。「火」はカウンセリングを受けている女の話。ひとり芝居や朗読劇で見聞きしたいような話。彼女の最後の言葉は『銃』の大学生・西川にも通じるような気がした。
「わたしは、生きていても、いいでしょうか。」
読了日:01月19日 著者:中村 文則

有名な画家の作品でなくとも心惹かれるものを手に出来るのはやはり素敵なこと。一枚の絵から広がる世界。青空文庫で。
読了日:01月19日 著者:寺田 寅彦

タイトルと表紙が気になりKindleUnlimitedで。
ヴンダーカンマー(Wunderkammer)の意味がわからず検索⇒ドイツ語で「驚異の部屋」を意味する言葉。自然物や人工物など、珍しいものを集めて展示する博物陳列室を指し、現在の博物館の前身ともなっている。内容は厨二病っぽいと言えばそんな感じもするし、表紙から期待したホラー感やイヤミス感はイマイチかなぁ。迷宮入りした猟奇殺人事件を思い出す場面があり、被害者の方々のその後を思った。
読了日:01月19日 著者:星月渉

大分合同新聞だから温泉の話題になったのか。『坊っちゃん』に関して「名が知られてはいるものの、実際に読んだ者の少ない小説として有名だ。少し違って、読んだ者は多いのだが、内容をうまく記憶できない小説として名高い。しかも本人は、ちゃんと読んだと信じ込むのだ。」に確かに!と思ってしまった。今日は大寒。温泉いいな。そう言えば忌み言葉のひとつとして「別府に行った」というのがあるらしい。私も祖父が亡くなった時に「下部(しもべ)の温泉に行ってウチにいないみたい」と母と話した。ヒロシマにタバコを買いに行くもあるらしい。
読了日:01月20日 著者:円城塔

小国エクタの王女だったラディカは、大国ギハーンに国を滅ぼされ一緒に逃げてきた母は亡くなってしまう。魔石を探索できる能力があったがそれを利用され、命の危険と隣り合わせの日々。「今しかない」と逃げようとしたところで、敵の弟・セイルに目を付けられてしまい……魔石に呪石、ちょっとややこしくはあったが、悪役魔術師がいかにも、な雰囲気でわりとお気に入り(笑)表紙イラストのヒロインはちょっと私のイメージとは違うかなぁ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:なとみ,赤羽チカ

50代から異世界転生したバルバラ。国王の「第四側妃」になったが、子どもに恵まれないガンドル王と正妃の力になり、待望の世継ぎが誕生するのだが…。転生したのは過去の結婚・出産・子育てなどの知識を持つヒロインでないと話が進まないからだったのかな。表紙になんで殿方がふたり?と思っていたけれど、読み進めて納得。でもえー、なんでフェリックスとのハッピーエンドじゃないの? ここはちょっと不満。当て馬、噛ませ犬みたいな扱いはひどいぞ!と思った。国王は魅力的に思えなかった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:小針ゆき子

田舎はキライ、都会やパリに憧れる女の子が主人公「ランチタイム」、不器用で相手にうまく気持ちを伝えられない男子の話・「月の望潮」、22歳になった親友ふたりの再会は……の「放課後の約束」、革靴を作る年上の彼女に恋をした男子の「彼女の不機嫌そうな革靴」、放課後におしゃべりした秘密の友だちの正体は…な「ゴセイト」(コレが一番よかったかな)、作者の体験? 道草ばかりしていた幼い頃を語る「道草少女」。うーん、『もうひとつの夏休み』にくらべるとイマイチで中途半端な終わり方だったり納得できなかったりでちょっと残念な1冊。
読了日:01月20日 著者:梨屋 アリエ,草野 たき,深沢 美潮,川上 亮,中島 京子,折原みと

マジでヤバすぎるだろ、コイツ! お約束の父親は愛人連れ込み、性悪でお馬鹿な義妹、なんだけど、そんなのはまだ小者だったなって感じ。冷遇され過ぎて自己評価が低いヒロイン、なんだか洗脳されてのハッピーエンドみたいに思えてうーん……モヤモヤしてしまう。ずっとまた捨てられてしまうかも、という気持ちが消えないんじゃないかなぁ。恋愛より従属関係になりそう……まぁふたりがいいならそれで😅 KindleUnlimitedで。
読了日:01月20日 著者:頼爾

3月20日、春の雪がずんずん積もる。「あなたなぞもなるべく戯曲をお書きにならないで、小説風の読み物類をお書きくださいませんか。戯曲も結構ですが、なんといっても戯曲を読むものは少数で、大部分は小説を喜びますから、それらの人々を慰めてやるというお考えで、努めて多数をよろこばせるよう
な物をお書きください。」信州生まれのT氏のこの話を思い出し、コレをネタに随筆を仕上げる先生。 子どもの頃は雪の日が多かったけれど、今は本当に少なくなったなぁ……そんな風に感じる場所に住む自分……豪雪地帯の皆さんに申し訳ない😓
読了日:01月21日 著者:岡本 綺堂

アニメを見ていたので懐かしくなり、そうそう、こんな話だったなと。
読了日:01月21日 著者:綾辻 行人,清原 紘

彼が私のことをキライなのは悪女だと信じているから……噂を信じちゃいけないのよ、皇子さま! メガネ男子が好きなので表紙で選んだ(笑)KindleUnlimitedで。続編があるらしいけど、心通わせたふたりがイチャイチャするのはお腹いっぱいになりそうだから、ここでSTOPでもいいかな〜ちょっと迷う。
読了日:01月21日 著者:水野沙彰

変わったタイトルなので読んでみた。主人のかわりに招待された家に行ったのはいいが、少し変わり者?な弥吉は庭をめちゃくちゃにしたりいろいろやらかす……骨董品、古道具の傷のことを「にゆう」というらしい。◆にゅう(落語散歩678) http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/nyuu.html
読了日:01月21日 著者:三遊亭 円朝

生まれた時からももいろのぞうさんと、生まれた時からももいろのねずみが出会ってサーカスで活躍して、それから……。なんとなく物語としては中途半端な気が💦 絵は綺麗というかカワイイ。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月21日 著者:アポロ

毎月22日は禁煙の日なのでタバコに関する話を……でコチラを青空文庫で。副流煙って迷惑なのよ、やめてよ!かと思ったら、乗り合わせたふたりにはご縁があったようで……この後はどうなったのかな!?と気になる(笑)
◆昔はタバコも薬だった!?
https://www.tpa-kitatama.jp/museum/museum_71.html
読了日:01月22日 著者:佐左木 俊郎

青空文庫と朗読動画で。
https://youtu.be/KfLQ6qnE21M?si=1aiznqVt0IjTv9_J
「相対界」なんて初めて聞いた気がする。
https://search.app/i778kt7yX5w3KMib8
読了日:01月22日 著者:中原中也

阪を上りつめてみたら、
盆のやうな月と並んで、
黒い松の木の影一本……
私は、子供らが手をつないで歌ふ
「籠の鳥」の歌を歌はうと思つた。、/が、忘れてゐたので、/煙草の煙を月の面おもてに吐きかけた。/
煙草は/私の/歌だ。……という短い詩。おつきさまを煙に巻く!? この人は20代で亡くなっていた。絵も描いていたようです。富永太郎の画業 http://yarimizu.blue.coocan.jp/taronoe.html
読了日:01月22日 著者:富永 太郎

公爵家の一人娘ユーフェミアは副将軍のヒューゴに彼に思いを寄せていたので、政略結婚でもいいと思っていた。が、ヒューゴが別の令嬢と抱き合っているところを目撃してしまい、それが元婚約者だとわかると彼の幸せのため身を引こうと、神殿の庇護のもと家を出て東の公爵領へ向かう。彼女の失踪を知ったヒューゴは後を追うが…。なんかヒロインがムダにモテモテなのがうーんだったかな。ヒューゴが無表情な理由とかそれなりに考えられてはいるのだろうけれど、どこかチグハグな印象も。
読了日:01月22日 著者:須東きりこ

子ども向けに書いてあるかなと思ったけれど、違ったようだ……やっぱり難しくてワカラナイ😅 キツネとの会話はスキ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月22日 著者:宗田光一

表紙とタイトルからもし薔薇系であったとしてもスターツ出版だからハードではないはず…と読(笑)
狼男子!?となっていたのはへんし~ん!するけれど、それはLOVEよりLIKEの最上級のようで、またどうも人違いっぽい? 結局、シベリアンハスキーのドルーのナゾは解けないままなんとなく動物と人間の絆を強調して終わり、みたいな……続編がないとずっと消化不良な感じの話だった。主人公が芸能人である必要はまぁ一応あるんだろうけど、あんまり活かされていないような気もする。
読了日:01月22日 著者:桃城 猫緒

タイトルがすべてというか、いつの時代もどんな職業でも理不尽な要求を通してしまう輩がいる……。
読了日:01月22日 著者:村山 俊太郎

主人公の柚木玲奈はデザイン会社で働く地味な26歳のヲタ。お約束で車にはねられ目覚めた先は中世ヨーロッパ風の世界。そして😱大勢の人に罵られながら——火刑にされていて……ちょっと今までとは違うパターンの転生ものかも。後半からイヤに盛り上がる(笑) タイトルがアホっぽい(失礼)なぁ、と思ったけれど、面白く読めた。あとヒロインなのにモブっぽいのがちょっと気の毒かも🤣
読了日:01月23日 著者:臣 桜

なんでこのタイトルに東山魁夷の表紙なんだろう?と思っていたけれど読んで納得。「手のひらを太陽に」を歌いたくなるような話だった。ちょっとご都合主義な感じもしたけど、物事が動く時ってこんな感じなのかもしれない。天皇陛下が毎年、皇居内の水田で田植えと稲刈りをなさるけれど、お田植えの苗数が平成の頃に比べてどんどん少なくなっているのが残念。もう少し内容を減らしてやさしい言葉に書き直したら道徳の授業とかに使えそう。
読了日:01月23日 著者:原田 マハ

真子を発見し、救助されてよかった!と思ったのもつかの間、ヘリの燃料が…😱😱😱
読了日:01月24日 著者:藤原さとし

Anotherコミカライズを4巻まで読み終わったのでコチラを。アニメも可愛かったがコミカライズも可愛い絵で満足。やっぱり原作も読まないとなぁ。KindleUnlimitedで。
読了日:01月24日 著者:清原 紘

20歳まで処女だと神の嫁にされてしまうという言い伝えがある家の八重子。婚活目的で参加した舞踏会で侯爵の要にいきなりプロポーズされる。彼は要重度の霊媒体質で、八重子に憑いている白蛇さまのおかげか、彼女の周囲は清らかな空間になるのだ。
「期限直前に処女を貰い、八重子を神から解放す
る」という約束で二人は結婚するが……。表紙がムダにエロさを強調している気がする。まぁ健康なカラダを手に入れた要が欲望をギリギリのラインまで満たそうとする場面も多いから仕方ないのか? ラストはやっぱりね、なハッピーエンド。
読了日:01月24日 著者:クレイン

今日は「ホットケーキの日」だというので食べ物の話をと思い、コチラの話を。メニューの上から下まで全部食べるとか、さすがです(笑)
朝から読んだだけでお腹いっぱいな気分になりました。でも日本人にはやはり和食が一番かな。
読了日:01月25日 著者:古川 緑波

名前はよく聞いていたけれどどんな人かは全く知らなかったので、原田ひ香さんの解説を読んでその人となりにスゴい人なんだ、となる。女性のかわいらしく見えるところとその奥にある、できれば隠しておきたい心情などが過剰でない表現で綴られていて、自分とは縁のない世界のハデな暮らしをしている人たちでも悩むことにはたいした差はないのだと思った。「蒸発」が一番せつなく妻の立場、夫の立場、どちらでも哀しかった。また他の作品も読んでみたいなと思った。
読了日:01月25日 著者:森 瑤子

人気ファンタジー小説の実写映画の撮影中に事故で……な子役時代からさまざまな役柄をこなし、いろんな体験をし知識も増やしてきた優香。今シスター見習いとしている世界が主演として撮影していた映画の原作小説の世界と同じだと気がつく。元・女優の設定がうまく活かされているなと思った。お芝居はお手のものだし(笑)ニセという程でもない聖女はちょっと気の毒な気もしたけれど、おバカさんだったから仕方ないかな😓 KindleUnlimitedで。
読了日:01月25日 著者:violet

まぁタイトルそのままで、それからの話というか……よくある話のよくある展開というか、お互い勘違いしていました💦パターンですね。もう少し話をふくらませて、心情を丁寧に書いたら面白さが増すのかな、と思いました。あー、コレはこうよね、って先がわかってしまうので、わかっていてもワクワクドキドキする展開がもうちょい欲しかったかも。
KindleUnlimitedで。
読了日:01月25日 著者:時岡 継美

人嫌いな大学生の成瀬。彼の住むアパートに越してきた同じ大学の後輩の隼人。世話好きな隼人に戸惑う成瀬の気持ちはなんとなくわかる。なにかしてもらったら返さなきゃいけない、って考えてしまうし、実際見返りがないのぉ?みたいな態度の人もいるし。ただ好きだという気持ちを伝えるのもなかなか難しい。
読了日:01月26日 著者:真木すずめ

ルームシェアをはじめたけれど、それがすぐ恋人関係になるわけではなく……恋愛云々よりも他人と付き合うこと、その距離感とか、思いやりとか、そんなことを考えさせられた。絵柄とタイトル通りのいい作品だった。私も冬のバイト帰りにホットココアを買っていた昔を思い出した。KindleUnlimitedで。
読了日:01月26日 著者:真木すずめ

ホラー作家の津久田舞々は仕事に行き詰まっていた。担当編集者の勧めで駅前に自販機すらない過疎の町・古賀音を訪れ、町長直々に「この町のことを書き残してほしい」と依頼を受ける。到着したその日から立て続く怪奇現象に姿を現したアヤカシたち。なんというかギャグ系ホラー? 「奇談蒐集家」「遺品博物館」みたいな話だと思っていたので、アレ?ずっとこの調子なの???と思ったまま読み終わってしまった。面白い話だったのかも、と感じるのはだいぶ後になりそう😅
読了日:01月26日 著者:太田 忠司

西舘好子さんの絵本の紹介記事を読んで(絵本は読んでいない)原作の青木新門さんて誰だろう?と思い、こちらの本を知りました。朗読動画で。
「知らないのにみんなのためになっているのが一番いい」この言葉がよかったです。
https://youtu.be/OpLugFZLT1s?si=t_S-K7flxXrnzGxE
読了日:01月27日 著者:青木 新門

ピアノや音楽に詳しい人なら出てくる曲目ひとつひとつに、あぁアレね、となるのかもしれない。私にはタイトルも聞いたことがない曲がたくさん出てきた😓 途中でなんかポエムが挟まったりして、なんだこりゃ?と思ってしまった。内容はAmazonの本の概要で確認を。なんというか、あっさりあきらめるんだ、って感じがして(´ε`;)ウーン…だっだ。初恋というほどのときめき感もイマイチだった。KindleUnlimitedで。
読了日:01月27日 著者:横尾湖衣

短い小説かと思ったら漫画だった。島根の人は閲覧注意になるのか?😅 半分くらいでなんとなく先がわかってしまい、やっぱりな、という気持ちとふたり芝居とかでやってみたら面白い心理劇になるかも、と思った。30分、短いのか長いのか。KindleUnlimitedで。
読了日:01月28日 著者:のりば

蜜猫文庫だからエロさ満載だと思ったけれど、表紙のメガネっ娘につられて🥸 身分差のある恋愛物。あんまりメガネっ娘の部分が活かされていなくてそこは残念だった。ベッドシーンに関しては、自分は大切に愛されているのだ、ということを納得しての行為なのだと確認しながらすすめることにキュンキュンさせたいのかな、と思った。若いコなら憧れるのだろーか? ヒロインのゾーイという名前になかなか慣れなくて、ゾイドを連想してしまうので、もう少し女のコっぽい名
前がよかったな。父親の再婚相手は名前だけで出番がなく気の毒だった😅
読了日:01月28日 著者:ちろりん

聖女の力がないと言われ他国に売られるという、なんて気の毒なヒロイン💦 あまり悲観したところはなく自分に出来ることを最大限しようとするのだけれど、いいコ過ぎてちょっと物足りないような気も😅 成り代わった聖女もいささか迫力不足で、今まで読んだものがかなりハッキリした対決姿勢が多かったから、コチラはサクサク読み進めるというよりまだこんな感じかぁ〜で中弛みしてしまった。ベタベタいちゃいちゃを望む人には物足りないと思う(笑)KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:乙原ゆん

仲良くなった友だちとの別れ。その時にもらったすいれんの花は1年後に咲いたが、その友だちからもやさしかった彼の父親からも手紙がこない。ふたりのしあわせを願う気持ちが尊い。『ちょうど一年ねんたって、そのすいれんの花が咲さいたのです。けれど、木田くんからは、一度もたよりがありません。勇ちゃんは花をながめながら、友だちとお父さんの無事を祈ったのでありました。』🥲🥲🥲
読了日:01月29日 著者:小川 未明

東京に働きに行く妹のために姉が買ってくれた赤いえり巻きの話。彼女も都会の絵の具に染ってしまったのか…… 『田舎の姉が、しんせつに買ってくれたものを、たとえ捨てたにしろ、捨てたとはいわれなかった。とんびは、よくものをさらってゆく。だから、とんびがさらっていったといったら、だれでもしかたがないと思ったからであります。』うぅ、こんな姑息な知恵までついてしまって……🥺
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/card52608.html
読了日:01月29日 著者:小川未明

キツネのえりまきならぬ……さまざまなものを首に巻いてつけ心地、温かさをチェック! 絵本で見たら楽しいかもしれない。
読了日:01月29日 著者:魚住 克也

同じ内容で絵を担当する人が違うパターンが何作かあった。絵が違うと女の子もお母さんも違う印象になるのが面白いかな。代表してコチラを登録。KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:藤井りん,西本鶏介

両親が営む画材屋「鳥の巣」の娘・クロエは癖毛で真っ黒な髪の女の子。それをからかわれるので人付き合いも苦手に。店番中に突然やってきたイケメン男性はクロエが大好きな冒険小説の挿絵画家・シグルスだった。タイトル通り困惑しながらも始まるニセの恋人同士。恋愛小説の挿し絵をうまく描けるようになるか? KindleUnlimitedで。
読了日:01月29日 著者:へや

木口木版で作られた絵本。日本語と英語の短い文章。大きな画面で細部まで見て欲しい1冊。
https://zokeifile.musabi.ac.jp/%e6%9c%a8%e5%8f%a3%e6%9c%a8%e7%89%88/
読了日:01月29日 著者:真名垣クミコ

幽霊が出るという噂のある激安物件「メゾン・ド・ファントム」、2巻があった! コレで終わりなのかぁ、残念!
読了日:01月29日 著者:塩森 恵子

昭和16年12月8日、真珠湾を攻撃……開戦してしまった。
読了日:01月30日 著者:能條 純一

映画化の記事を読んで気になったので。和歌山県の山間で生まれ育った西畑さん。小学校は遠いこともあり、天気が悪かったりすると休まざるを得ないことも。それでも好きな学校に2年生の途中から通わなくなったのは、泥棒扱いされたりいじめられたりしたから。中学校に通う年齢になった時に家の炭焼きの手伝いではなく、働きはじめた西畑さん。でも「読み書きができないこと」に苦労する。学ぼうとする意欲を挫くようなことはしてほしくないし、その意欲を充実させるための場所がたくさんあればいいのに。奥さんへの手紙はその文字にも泣ける。
読了日:01月30日 著者:小倉 孝保

普通の大学生・翠のところに突然、奇抜な服装の美少年が! アルフォンスと名乗った彼は異世界の王子さまで、魔王を倒す力を求め聖女を探しにやってきたというが、どうやらそれは亡くなった姉らしく……。彼が元の世界に戻るためには『魔王の倒し方』を手に入れるしかないが、それはゲームの中にあった! ヒロインがゲームの世界に行くのではなく、向こうからやって来た! ふたりでゲームを進める場面は最初は楽しいけど、だんだん悲愴感が。ラストはもう少し盛り上がりが欲しかったような気もするし、姉のことは少しわかりにくいところもあった。
読了日:01月31日 著者:六つ花 えいこ
読書メーター
2025年01月08日
静晨雲便りNo.8:2024 DECEMBER 〜 12月の本棚
12月の読書メーター
読んだ本の数:41
読んだページ数:7796
ナイス数:1157
くまのコールテンくんの感想
noteでのつぶやきにいただいたコメントでこの絵本を知り、朗読動画で。
https://note.com/during0901/n/n828fcc54baa1
読了日:12月02日 著者:D.(ドン) フリーマン
オシャベリ姫の感想
最後はメデタシメデタシなのだけれど、それまでが😅 夢も現実もわからなくなるくらいのオシャベリとか……途中からホラー風味になってカエルやらクモが苦手で想像力がゆたかな人には向かない話だと思うけれど、ワクワクハラハラ感があり面白かった。
読了日:12月02日 著者:夢野 久作
呑仙士の感想
カンカン帽が出てくる話をさがしていて見つけた話。やっぱりヨッパライって……😰😰😰となるのだけれど、話を聞く分にはおもしろくていいのかもしれない😆 夢野さんは呑まない(呑めない)人だったのか。
読了日:12月03日 著者:夢野 久作
乗物綺談 異形コレクションLVI (光文社文庫 い 31-46)の感想
久しぶりの異形コレクション。やっぱり面白い😄
篠たまきさんの「天眼通の夢」柴田勝家さんの「電車家族」そして平山夢明さんの「スイゼンジと一緒」はグロかったけどラストがスキ😆😆😆 空木春宵さんのは読みにくさにパスしてしまったのでいずれまた😅
読了日:12月05日 著者:井上雅彦,芦花公園,平山夢明,上田早夕里,澤村伊智,空木春宵,黒木あるじ,黒史郎,斜線堂有紀,柴田勝家,篠たまき,宮澤伊織,大島清昭,有栖川有栖,坂崎かおる,久永実木彦
バナナくん (たべもの×ともだち【4歳 5歳からの絵本】) (PHPにこにこえほん)の感想
読み聞かせ動画で。メガネのいちごちゃんがかわいい😍
https://youtu.be/AHBhZaflFFY?feature=shared
読了日:12月05日 著者:さとう めぐみ
酒のあとさきの感想
中原中也との件がたまらん😆
読了日:12月05日 著者:坂口 安吾
果物屋の広告文の感想
広告文というには長すぎる気がするかな。商品の数が多いからそう思うのか。「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」な感じ。しかしコレは本当に果物のことなのか、暗喩なのか、とちょっと考えてしまった。龍眼って本当に眼みたいなので「はいお眼をおつむりになり 舌の上におのせになつて一口に吸ふものなのでございます。」の文章がカニバリズムっぽく感じてしまった😵💫
読了日:12月07日 著者:仲村 渠
嫉妬/事件 (ハヤカワepi文庫 エ 1-2 epi106)の感想
たまには海外作品を、で薄い本を買う。
「嫉妬」は別れた男が他の女と暮らすと知って、どこに住んでいる、どんな女なのか、とにかく気になってあらゆる方法で知ろうとする、感情のうねりが冷静に描かれているような。
「事件」は1963年、中絶が違法だった時代のフランスが舞台。妊娠したが中絶して大学で勉強を続けたい大学生。闇医者ってどこにでもいるとは思うけれど、実態は恐ろしい。
若い人や男性が読んだらどんな風に感じるのだろう?
読了日:12月07日 著者:アニー・エルノー
日曜演奏後の感想
青空文庫で見つけた短い詩。
「繞つて」は「めぐって」であっているのか?なんだかロマンチックにも感じるし、ホラーっぽさもあるかも。
本名は「仲村渠致良(なかんだかり ちりょう)」というらしい。
https://gdgdwktk.blog.shinobi.jp/%E4%BA%BA%E7%89%A9/%E4%BB%B2%E6%9D%91%20%E6%B8%A0
なかなかオトコマエ🤭
https://x.com/marikarikari/status/1356266931540529160
読了日:12月08日 著者:仲村 渠
ものがたり洋菓子店 月と私 さんどめの告白 (ポプラ文庫 の 5-3)の感想
知らないうちに3冊目が出ていた! 今回はバレンタインデーをメインにしたお話。「月が綺麗ですね」……そのままの意味で使ったのに漱石のアレだと誤解されることもあるかも、と思ってしまった。姉妹の恋愛模様も少し進展した気がする。恋しちゃったら年上も年下も関係ないよねぇ。このお店の商品を実際に食べてみたい。
読了日:12月12日 著者:野村 美月
金銀小判の感想
欲をかくとロクなことにならないよねぇ…最初の幸運を有り難く受け取ればよかったのに。「両替りょ、両替、小判の両替」と年明けに宝船や餅玉の木きに結びつける小判を売り歩く子どもに高樹のぶ子さんの「ほとほと」を思い出した。新年の季語。
中国地方を中心にその年の幸福を予祝し小正月に行われた行事。簑や笠、風呂敷などで顔や体を隠して神の化身に扮した若者が家々をまわり、鏡餅などの縁起物を置くかわりに餅や祝儀をもらう。家々の戸をたたくときの音、又は家々をまわるときに唱える「ほとほと」という声が名前の由来らしい。
読了日:12月12日 著者:小川 未明
23時の喫茶店 明日を彩る特別な一杯を (メディアワークス文庫)の感想
♪紅茶の美味しい喫茶店〜 と柏原芳恵ちゃんの歌が脳内に😄 表紙とタイトル買い。もっと軽いノリの話かと思ったけれど、そうでもなかった。感情が「色」で見える共感覚の主人公。美人な大家さんに誘われ紅茶店でバイトを始めるが、普通の店ではなく23時からの予約制。ちょっとカウンセリング的な感じ? 大家さんの苗字が「椿紅(つばい)」と変わっていて石川県に多い苗字らしい。続編ありかな?
Spinさんのイラストを使用した表紙が美しい✨
https://www.pixiv.net/users/15659716
読了日:12月13日 著者:杜宮 花歩
百年と一日 (ちくま文庫 し-49-2)の感想
タイトルから想像していたのとは違った、34のそれぞれの記憶のカケラを集めたような物語。突然の別れ、曖昧な出来事、昔と今と自分がいなくなった未来……自分の思っていた事が正しく遺された人たちに繋がるとは限らない。それはわかっているけれど、やっぱりちょっとかなしいなと思ったり。淡々とした語り口なのがまた「そうなんだよねぇ」となって、こんな気分で暮らしているのは自分だけじゃないんだと思って安心したりする😅 ブックカルテで選んでもらった1冊。
読了日:12月13日 著者:柴崎 友香
正体 (光文社文庫 そ 4-1)の感想
映画の番宣を続けて見ているうちになんだか気になって買ってしまった1冊。WOWOWでドラマにもなっていたようですが、映像作品は見ていない。結末は変えてあるらしいですが、まぁ改変したくなるだろうなと思いました。でも文庫化にあたりそれをしなかった作者には敬意を。文庫に解説がなくて作者のあとがきだけなのもよかった。「ベンゾー」というあだ名がツボに入ってしまった。生きるため、真実をあきらかにするための逃亡、その先々で彼が見せるやさしさがとてもせつなかった。
読了日:12月14日 著者:染井為人
ママはきみを殺したかもしれない (幻冬舎文庫 ひ 25-1)の感想
竹下しづの女が「短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎(すてちまおか)」と詠んでいたけれど、子育ては可愛い可愛いだけではなくて、イライラすることも多く、他の人たちはみんないいお母さんで自分だけがダメなんじゃないかと思ってしまう。タイトル買いした1冊だったけれど、子育て真っ最中な時期には読まない話だなぁ。もう一段落したから読める話だと思う。ダンナさんは理解のあるいい人だと思うが、なんか一番わかってほしいところはスルーされているような。タイムリープ物かと思っていたけれどそうじゃなかった。そこはよかったのかも。
読了日:12月16日 著者:樋口美沙緒
こぼれそうな唇の感想
多分タイトル買いしたのだと思う。最初、なんかいかにもな三角関係の話かと思って読むのをやめようかと思った💦 まだスマホじゃなくてケータイの時代で電池パックにプリクラとかあったなぁ、とバブルの残滓を感じるような物語。この人とあの人って…という人間関係がチラリなんだけど、そのあたりは書き込まれず……エミリの家族関係をもう少し知りたかったな。なんとなくここは中途半端な気がした。エミリと孝太の関係って共依存ぽい? 幸せになれるのか、どうも不安。彩に感情移入をすることもなく登場人物はみんな好きになれなかった。
読了日:12月17日 著者:LiLy
ベージュ (新潮文庫 た 60-5)の感想
タイトルは「米寿」に掛けてなのか😆 階段の詩があったけれど、まど・みちおさんの階段の詩とはまた違うな、と当たり前だけど思ったり。「顔は蓋」やあとがきにあったひらがな回帰に現象についての話もよかった。表紙も好き出し持ち歩き安い薄さもいい。ページ数と内容の濃さは比例しないのだ。
読了日:12月19日 著者:谷川 俊太郎
大正學生愛妻家(1) (モーニングKC)の感想
おすすめされて読んでみましたが、かっ、かわいいっ!(笑) 大正時代設定の作品ってたくさんありますが、その中でも絵も可愛いしキュンっ❣️となる度合いがかなり高い😆
坊っちゃんとの新婚生活、波乱もありそうですがしあわせな結末でありますように。続きが楽しみです。
読了日:12月19日 著者:粥川 すず
もつれ糸の感想
芝居の一場面のような。ダメンズ銀さんを見捨てられない女の心情が哀れ。絶対、コイツはダメだと思う。 「空を仰いで虹のやうな息を吐く。」という文章がイイ。「お前そういつておいでだけども、ねえ、銀さん、何も時と時節だわね。そう一酷こくにさ、いや忌々しいの、腹が立つのといつていたんじや、一日だつて世の中に生きていられはしないよ、
世の中が思つたり適つたりで暮らせる位なら、人間にア涙なんてえものァいらないものさ。それがある点とこがうき世をいつたものじやないの。」
読了日:12月20日 著者:清水 紫琴
木曜日の子ども (角川文庫)の感想
「命を捨てたいわけじゃない。誰だって、自分の命がなくなるのなんて嫌ですよ、せっかく生まれてきたんですから。でも、明日をどうしても迎えたくないと思ったら……しょうがないじゃないですか。」(P347)だからやたらにタイムリープ物や異世界物が増えているのかな。自分ひとりで世界を完結出来ず、だ他人を巻き込むのはやはりボウヤだよ、と思ってしまった。家庭内のことは他人からはわからない。調べたら私は日曜日生まれだったが、マザー・グース、私はそんな子どもじゃなかったぞ!となんとも言えない気分をごまかしたくなる。重い話😑
読了日:12月20日 著者:重松 清
十五夜草 小烏神社奇譚 (幻冬舎時代小説文庫 し 45-10)の感想
裏表紙に「竜晴の真の使命が明らかになる最終巻!」とあったけれど、明らかになったその先は「オレたちの戦いはまだまだこれからだ」的な。恋愛より友情を取ります、舞台をかえて新章突入します!みたいでスッキリよりモヤモヤが残った感じ💦
読了日:12月21日 著者:篠綾子
もみの木の感想
やはり生のモミの木を飾るのは……と思ってしまった。短い間だけもてはやされたモミの木、気の毒といえば気の毒ではあるけれど。若い時をもっと有意義にいろんなものに目を向け心を寄せていたら、同じ結末でも思うことは違ったのかな。心あたたまる話ではないのがなんとも😅
https://ecotopia.earth/article-5569/
読了日:12月21日 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン
魔食 味見方同心(二) 料亭駕籠は江戸の駅弁 (講談社文庫 か 134-22)の感想
サブタイトルにある料亭駕籠、駕籠に揺られながら仕出し弁当を食べるとか絶対吐くだろ!?と思いながら読んだ😂 おのぶちゃんと仲良しで何より。3巻も読まねば!
読了日:12月22日 著者:風野 真知雄
銀河英雄伝説 31 (ヤングジャンプコミックス)の感想
シリアスな場面もすべてお笑いに感じさせるフジリューの銀英伝もとうとうここまで話が進んで来たか!って感じ。エヴァにロイと戦わなければならないかも…の話をした場面、原作のエヴァの言葉を入れて欲しかったなぁ。ロイエンタールの大バカヤロー! そしてベルゲンのことを思うと😭😭😭
読了日:12月22日 著者:藤崎 竜
殺人ダイヤル9999 (ホラーエクスタシー)の感想
グロい描写もあるので読む時間帯には注意が必要かも……内容自体は目新しさはないのだけれど(失礼💦)コマ割りがスッキリしていて読みやすい。人の思い(込み)ってやっぱり怖い。
こちらの記事を読んで、今、御茶漬海苔先生ってこんな状態なのかと…😟
https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/yt22f323bc8a234fea9e9456c3d648bc0c
読了日:12月22日 著者:御茶漬海苔
魔食 味見方同心(三) 閻魔さまの怒り寿司 (講談社文庫 か 134-23)の感想
おのぶちゃんがご懐妊🤭 「きったねうどん」とか相変わらずネーミングがスゴい💦 「棘の蜜」ってなんだかアダルティなタイトルだったけど、内容は…。祖父が沖縄本土復帰してすぐだったか、沖縄に行った時にサトウキビをおみやげに買ってきてくれたような気がする……そんな曖昧な記憶がよみがえった。
読了日:12月22日 著者:風野 真知雄
霊感保険調査員 神鳥谷サキ 愛憎人形 (ぶんか社コミックス)の感想
誰かを恨むって自分のエネルギーを全部そっちに取られてしまうのだから、どうにかしてうまくその気持ちを消化(昇華)させた方がいい。2話の「彼らのしあわせ」がよかった。自分で自分を救えるように、処方箋となるアレコレを本の中からたくさん見つけておきたい。
読了日:12月23日 著者:ひとみ翔,紫陽
ラストエグザイル-銀翼のファム-(1) (角川コミックス・エース)の感想
アニメを見ていたので懐かしくなり…KindleUnlimitedで。
https://sp.b-ch.com/titles/3109/001
読了日:12月23日 著者:宮本 ろば,GONZO
彗星の話の感想
ケメトスは星になったのではなく彗星になったのか……じいさんの言葉が余計に彼を彗星に近づけてしまったのかも。最近、正やん(伊勢正三)が歌う「星空」をよく聴き返していたのだけれど、なんとなくこの歌詞を思い出してしまった。
https://www.uta-net.com/movie/223613/
読了日:12月25日 著者:豊島 与志雄
何年、生きても (中公文庫 さ 89-1)の感想
『花は散っても』改題。単行本の方が表紙が素敵かも。戦争がふたりの運命を変えたのか、殿方の存在がなければまた違ったのか。養女にしてもらった咲子、その家の娘の龍子。共依存ぶりがなんだか怖い。「人ってどうして、花鳥風月を愛でるだけでは満足して生きてゆけないのかしら」(P286)のつぶやきに「お腹いっぱいにならないから」と教え諭すことが出来なかったのは罪深くないか? 自分たちの自己満足な世界に巻き込まれた人たちが気の毒に感じる。吉屋信子的な世界は好きなんたけれど、この話はちょっとなぁ😟
読了日:12月25日 著者:坂井 希久子
洗脳されかけていた悪役令嬢ですが家出を決意しました。 (novelスピラ)の感想
真っ赤な瞳を持つのマリアンナは誰からも恐れられる魔力の持ち主だが、幼い頃から大好きな王太子・アレクシスの妃の筆頭候補に。しかしお約束のライバル・エレナの出現で自分は悪役令嬢でバッドエンドまっしぐら…!? 定番パターンのおバカ王太子かと思ったらそうではなく、予想以上に話は練られていたように感じた。コイツはスゴい!とかイヤなヤツ!と特出したキャラがいるようには思えなかったのと、最後がなんとなくバタバタしていたのが惜しい気がする。イラストは私のイメージとは合わなかった。KindleUnlimitedで。
読了日:12月26日 著者:谷六花
雪の花(新潮文庫)の感想
KindleUnlimitedにもあったのか〜本屋で見て綺麗な表紙だから買ってしまったじゃないか😅 映画化の記事をいくつか見たけど、思ったより薄い本だった。福井藩の町医者が主人公。私財をなげうち生活を賭け天然痘の予防接種に尽力する。奥方の心情などもう少し詳しく知りたいなと思った。資料、史料を読み込む吉村昭先生らしい作品。演じる側はいろんな葛藤を表現するのが難しそう。オーバーアクションばかりでは嘘っぽくなりそうだし。
天然痘というとベルばらのルイ15世と帚木蓬生氏の「アフリカの蹄」を思い出す。
読了日:12月26日 著者:吉村昭
ざまぁされた王子の三度目の人生 (ツギクルブックス)の感想
1度目のクラウスのまぁ酷いこと、酷いこと! 親もどうかとは思うけど、わがままな王子過ぎる。2度目の人生では孤児になり……3度目の人生でやっと婚約者だったリーゼと多忙でしあわせな人生を!
過去生を振り返り悶絶する姿は面白かった。これがあるからやたらに重いじっとりした雰囲気にならず、ファンタジーの世界を楽しめたように思う。だけどイラストがなぁ……ちょっと私の好みではなかった😅 KindleUnlimitedで。
読了日:12月27日 著者:海野はな
涙が星に変わるときの感想
帯に『「ただひたすらに美しい」とヨーロッパで絶賛された真実の愛の物語。』とあったけれど…たしかに文章は綺麗かなと思ったけれど、内容は…そうか?と思ってしまった。浮気男の都合のいい幻想のようにしか思えなかった。私には真実の愛がわからないのかも😵💫😵💫😵💫
読了日:12月27日 著者:チンギス アイトマートフ
放蕩王子のしつけ係 ~女騎士は王太子妃に任命されました~ (こはく文庫)の感想
表紙とタイトルからいささかヤバいないようなのか?と思ったが、残念ながら!?そんなことはなかった。隣国子爵令嬢(家を出て女騎士として活躍中)にとりあえずの婚約者になってもらうってなかなかのムチャな設定ではあるけれど、王子との掛け合いや心をゆるしていく過程などはキュン💕としてしまった。しかし初夜がうまくいきました、メデタシメデタシの終わり方はアレ?だったので、その後のふたりの様子も少しは書いて欲しかった。媚薬効果もある麻薬の白い花…は似たような話をどこかで読んだ気がする。
読了日:12月27日 著者:大江戸ウメコ
幼女戦記 (31) (角川コミックス・エース)の感想
ターニャちゃんがあんなに後方勤務!と切望しているのに叶う気配がない💦 レルゲンとの仲はもう公認なのね🤭 彼の胃痛も気になるけれど まだ髪の毛は大丈夫そうだからターニャちゃんを守ってほしい。
読了日:12月28日 著者:東條 チカ
碁盤斬り 柳田格之進異聞 (文春文庫 か 85-1)の感想
最初はツヨちゃんのイメージと重ならなくて、うーん、この人物を演じたのか?と思っていたのだけれど、だんだん合っているかも、と思うようになり、最後の方はうん、ツヨちゃんだわ、となりました。
いいラストだった。父娘の関係も綺麗事じゃないかと思う人もいるだろうけれど、それでも(笑)囲碁はやったこともないし「ヒカルの碁」を読んだのもだいぶ前なので、対局の様子がなかなか想像出来なかったのは(自分の知識不足たけれど)残念。
読了日:12月28日 著者:加藤 正人
婚約破棄されて冴えない王弟に嫁がされましたが、幸せになります【完全版】 (アマゾナイトノベルズ)の感想
侯爵令嬢のリズは婚約者である王太子の浮気により一方的に婚約破棄されてしまう。そのかわりに 王王弟ポール・アンセンと結婚したらいいって……自分の叔父さんと結婚しろとは、コレはまた…このポールという人物は太っているし、話し方もオドオドしていて嫁の来てなどなく……でもそこからの大逆転! 外見が変われば年長者らしい落ち着きと色気が🤭 あら、まぁまぁ〜!と面白く読みました。KindleUnlimitedで。
読了日:12月29日 著者:桜 百合
四畳半王妃I ~マリー・アントワネット 転生王妃のやり直し~ (シルフコミックス)の感想
3巻完結だったのでKindle版を購入し読む。🔔🌹を読んだ時にはマリーさまってワガママな人のイメージが強かったけれど、こちらも歳を重ねマリーさまに関する情報なども見聞きするようになり、彼女の抱えていたさみしさや辛さなどを考えるようになっだったので、ただ転生してJKライフを楽しむパターンではないのもよかった。好きなものを好きだと言えない、それを否定されるってどの時代でもイヤだよなぁ。絵柄も可愛いし、さらりと読んで楽しめる漫画だった。原作は未読。
読了日:12月29日 著者:花園 あずき
情事と事情 (幻冬舎文庫 こ 22-4)の感想
ラストが怖い……😱😱😱 なんかバブルの余韻を引きずっているような人たち。歳をとれば恋愛も貪欲なだけでなくうまく自分の中で整理できるようになるのか…のならない人もいるんだろうな。ドラマは見ていない。
https://lemino.docomo.ne.jp/ft/0000084/
読了日:12月29日 著者:小手鞠るい
君の夜に触れる【単行本版(特典付き)】 (from RED)の感想
タイトルと表紙に惹かれ……漫画だったのか。話も絵柄も美しくて大晦日に読む〆の1冊としてお耽美でよかったかも🤭
KindleUnlimitedで。
読了日:12月31日 著者:もりもより
読書メーター
読んだ本の数:41
読んだページ数:7796
ナイス数:1157

noteでのつぶやきにいただいたコメントでこの絵本を知り、朗読動画で。
https://note.com/during0901/n/n828fcc54baa1
読了日:12月02日 著者:D.(ドン) フリーマン

最後はメデタシメデタシなのだけれど、それまでが😅 夢も現実もわからなくなるくらいのオシャベリとか……途中からホラー風味になってカエルやらクモが苦手で想像力がゆたかな人には向かない話だと思うけれど、ワクワクハラハラ感があり面白かった。
読了日:12月02日 著者:夢野 久作

カンカン帽が出てくる話をさがしていて見つけた話。やっぱりヨッパライって……😰😰😰となるのだけれど、話を聞く分にはおもしろくていいのかもしれない😆 夢野さんは呑まない(呑めない)人だったのか。
読了日:12月03日 著者:夢野 久作

久しぶりの異形コレクション。やっぱり面白い😄
篠たまきさんの「天眼通の夢」柴田勝家さんの「電車家族」そして平山夢明さんの「スイゼンジと一緒」はグロかったけどラストがスキ😆😆😆 空木春宵さんのは読みにくさにパスしてしまったのでいずれまた😅
読了日:12月05日 著者:井上雅彦,芦花公園,平山夢明,上田早夕里,澤村伊智,空木春宵,黒木あるじ,黒史郎,斜線堂有紀,柴田勝家,篠たまき,宮澤伊織,大島清昭,有栖川有栖,坂崎かおる,久永実木彦

読み聞かせ動画で。メガネのいちごちゃんがかわいい😍
https://youtu.be/AHBhZaflFFY?feature=shared
読了日:12月05日 著者:さとう めぐみ

中原中也との件がたまらん😆
読了日:12月05日 著者:坂口 安吾

広告文というには長すぎる気がするかな。商品の数が多いからそう思うのか。「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」な感じ。しかしコレは本当に果物のことなのか、暗喩なのか、とちょっと考えてしまった。龍眼って本当に眼みたいなので「はいお眼をおつむりになり 舌の上におのせになつて一口に吸ふものなのでございます。」の文章がカニバリズムっぽく感じてしまった😵💫
読了日:12月07日 著者:仲村 渠

たまには海外作品を、で薄い本を買う。
「嫉妬」は別れた男が他の女と暮らすと知って、どこに住んでいる、どんな女なのか、とにかく気になってあらゆる方法で知ろうとする、感情のうねりが冷静に描かれているような。
「事件」は1963年、中絶が違法だった時代のフランスが舞台。妊娠したが中絶して大学で勉強を続けたい大学生。闇医者ってどこにでもいるとは思うけれど、実態は恐ろしい。
若い人や男性が読んだらどんな風に感じるのだろう?
読了日:12月07日 著者:アニー・エルノー

青空文庫で見つけた短い詩。
「繞つて」は「めぐって」であっているのか?なんだかロマンチックにも感じるし、ホラーっぽさもあるかも。
本名は「仲村渠致良(なかんだかり ちりょう)」というらしい。
https://gdgdwktk.blog.shinobi.jp/%E4%BA%BA%E7%89%A9/%E4%BB%B2%E6%9D%91%20%E6%B8%A0
なかなかオトコマエ🤭
https://x.com/marikarikari/status/1356266931540529160
読了日:12月08日 著者:仲村 渠

知らないうちに3冊目が出ていた! 今回はバレンタインデーをメインにしたお話。「月が綺麗ですね」……そのままの意味で使ったのに漱石のアレだと誤解されることもあるかも、と思ってしまった。姉妹の恋愛模様も少し進展した気がする。恋しちゃったら年上も年下も関係ないよねぇ。このお店の商品を実際に食べてみたい。
読了日:12月12日 著者:野村 美月

欲をかくとロクなことにならないよねぇ…最初の幸運を有り難く受け取ればよかったのに。「両替りょ、両替、小判の両替」と年明けに宝船や餅玉の木きに結びつける小判を売り歩く子どもに高樹のぶ子さんの「ほとほと」を思い出した。新年の季語。
中国地方を中心にその年の幸福を予祝し小正月に行われた行事。簑や笠、風呂敷などで顔や体を隠して神の化身に扮した若者が家々をまわり、鏡餅などの縁起物を置くかわりに餅や祝儀をもらう。家々の戸をたたくときの音、又は家々をまわるときに唱える「ほとほと」という声が名前の由来らしい。
読了日:12月12日 著者:小川 未明

♪紅茶の美味しい喫茶店〜 と柏原芳恵ちゃんの歌が脳内に😄 表紙とタイトル買い。もっと軽いノリの話かと思ったけれど、そうでもなかった。感情が「色」で見える共感覚の主人公。美人な大家さんに誘われ紅茶店でバイトを始めるが、普通の店ではなく23時からの予約制。ちょっとカウンセリング的な感じ? 大家さんの苗字が「椿紅(つばい)」と変わっていて石川県に多い苗字らしい。続編ありかな?
Spinさんのイラストを使用した表紙が美しい✨
https://www.pixiv.net/users/15659716
読了日:12月13日 著者:杜宮 花歩

タイトルから想像していたのとは違った、34のそれぞれの記憶のカケラを集めたような物語。突然の別れ、曖昧な出来事、昔と今と自分がいなくなった未来……自分の思っていた事が正しく遺された人たちに繋がるとは限らない。それはわかっているけれど、やっぱりちょっとかなしいなと思ったり。淡々とした語り口なのがまた「そうなんだよねぇ」となって、こんな気分で暮らしているのは自分だけじゃないんだと思って安心したりする😅 ブックカルテで選んでもらった1冊。
読了日:12月13日 著者:柴崎 友香

映画の番宣を続けて見ているうちになんだか気になって買ってしまった1冊。WOWOWでドラマにもなっていたようですが、映像作品は見ていない。結末は変えてあるらしいですが、まぁ改変したくなるだろうなと思いました。でも文庫化にあたりそれをしなかった作者には敬意を。文庫に解説がなくて作者のあとがきだけなのもよかった。「ベンゾー」というあだ名がツボに入ってしまった。生きるため、真実をあきらかにするための逃亡、その先々で彼が見せるやさしさがとてもせつなかった。
読了日:12月14日 著者:染井為人

竹下しづの女が「短夜や乳ぜり泣く児を須可捨焉乎(すてちまおか)」と詠んでいたけれど、子育ては可愛い可愛いだけではなくて、イライラすることも多く、他の人たちはみんないいお母さんで自分だけがダメなんじゃないかと思ってしまう。タイトル買いした1冊だったけれど、子育て真っ最中な時期には読まない話だなぁ。もう一段落したから読める話だと思う。ダンナさんは理解のあるいい人だと思うが、なんか一番わかってほしいところはスルーされているような。タイムリープ物かと思っていたけれどそうじゃなかった。そこはよかったのかも。
読了日:12月16日 著者:樋口美沙緒

多分タイトル買いしたのだと思う。最初、なんかいかにもな三角関係の話かと思って読むのをやめようかと思った💦 まだスマホじゃなくてケータイの時代で電池パックにプリクラとかあったなぁ、とバブルの残滓を感じるような物語。この人とあの人って…という人間関係がチラリなんだけど、そのあたりは書き込まれず……エミリの家族関係をもう少し知りたかったな。なんとなくここは中途半端な気がした。エミリと孝太の関係って共依存ぽい? 幸せになれるのか、どうも不安。彩に感情移入をすることもなく登場人物はみんな好きになれなかった。
読了日:12月17日 著者:LiLy

タイトルは「米寿」に掛けてなのか😆 階段の詩があったけれど、まど・みちおさんの階段の詩とはまた違うな、と当たり前だけど思ったり。「顔は蓋」やあとがきにあったひらがな回帰に現象についての話もよかった。表紙も好き出し持ち歩き安い薄さもいい。ページ数と内容の濃さは比例しないのだ。
読了日:12月19日 著者:谷川 俊太郎

おすすめされて読んでみましたが、かっ、かわいいっ!(笑) 大正時代設定の作品ってたくさんありますが、その中でも絵も可愛いしキュンっ❣️となる度合いがかなり高い😆
坊っちゃんとの新婚生活、波乱もありそうですがしあわせな結末でありますように。続きが楽しみです。
読了日:12月19日 著者:粥川 すず

芝居の一場面のような。ダメンズ銀さんを見捨てられない女の心情が哀れ。絶対、コイツはダメだと思う。 「空を仰いで虹のやうな息を吐く。」という文章がイイ。「お前そういつておいでだけども、ねえ、銀さん、何も時と時節だわね。そう一酷こくにさ、いや忌々しいの、腹が立つのといつていたんじや、一日だつて世の中に生きていられはしないよ、
世の中が思つたり適つたりで暮らせる位なら、人間にア涙なんてえものァいらないものさ。それがある点とこがうき世をいつたものじやないの。」
読了日:12月20日 著者:清水 紫琴

「命を捨てたいわけじゃない。誰だって、自分の命がなくなるのなんて嫌ですよ、せっかく生まれてきたんですから。でも、明日をどうしても迎えたくないと思ったら……しょうがないじゃないですか。」(P347)だからやたらにタイムリープ物や異世界物が増えているのかな。自分ひとりで世界を完結出来ず、だ他人を巻き込むのはやはりボウヤだよ、と思ってしまった。家庭内のことは他人からはわからない。調べたら私は日曜日生まれだったが、マザー・グース、私はそんな子どもじゃなかったぞ!となんとも言えない気分をごまかしたくなる。重い話😑
読了日:12月20日 著者:重松 清

裏表紙に「竜晴の真の使命が明らかになる最終巻!」とあったけれど、明らかになったその先は「オレたちの戦いはまだまだこれからだ」的な。恋愛より友情を取ります、舞台をかえて新章突入します!みたいでスッキリよりモヤモヤが残った感じ💦
読了日:12月21日 著者:篠綾子

やはり生のモミの木を飾るのは……と思ってしまった。短い間だけもてはやされたモミの木、気の毒といえば気の毒ではあるけれど。若い時をもっと有意義にいろんなものに目を向け心を寄せていたら、同じ結末でも思うことは違ったのかな。心あたたまる話ではないのがなんとも😅
https://ecotopia.earth/article-5569/
読了日:12月21日 著者:アンデルセンハンス・クリスチャン

サブタイトルにある料亭駕籠、駕籠に揺られながら仕出し弁当を食べるとか絶対吐くだろ!?と思いながら読んだ😂 おのぶちゃんと仲良しで何より。3巻も読まねば!
読了日:12月22日 著者:風野 真知雄

シリアスな場面もすべてお笑いに感じさせるフジリューの銀英伝もとうとうここまで話が進んで来たか!って感じ。エヴァにロイと戦わなければならないかも…の話をした場面、原作のエヴァの言葉を入れて欲しかったなぁ。ロイエンタールの大バカヤロー! そしてベルゲンのことを思うと😭😭😭
読了日:12月22日 著者:藤崎 竜

グロい描写もあるので読む時間帯には注意が必要かも……内容自体は目新しさはないのだけれど(失礼💦)コマ割りがスッキリしていて読みやすい。人の思い(込み)ってやっぱり怖い。
こちらの記事を読んで、今、御茶漬海苔先生ってこんな状態なのかと…😟
https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/yt22f323bc8a234fea9e9456c3d648bc0c
読了日:12月22日 著者:御茶漬海苔

おのぶちゃんがご懐妊🤭 「きったねうどん」とか相変わらずネーミングがスゴい💦 「棘の蜜」ってなんだかアダルティなタイトルだったけど、内容は…。祖父が沖縄本土復帰してすぐだったか、沖縄に行った時にサトウキビをおみやげに買ってきてくれたような気がする……そんな曖昧な記憶がよみがえった。
読了日:12月22日 著者:風野 真知雄

誰かを恨むって自分のエネルギーを全部そっちに取られてしまうのだから、どうにかしてうまくその気持ちを消化(昇華)させた方がいい。2話の「彼らのしあわせ」がよかった。自分で自分を救えるように、処方箋となるアレコレを本の中からたくさん見つけておきたい。
読了日:12月23日 著者:ひとみ翔,紫陽

アニメを見ていたので懐かしくなり…KindleUnlimitedで。
https://sp.b-ch.com/titles/3109/001
読了日:12月23日 著者:宮本 ろば,GONZO

ケメトスは星になったのではなく彗星になったのか……じいさんの言葉が余計に彼を彗星に近づけてしまったのかも。最近、正やん(伊勢正三)が歌う「星空」をよく聴き返していたのだけれど、なんとなくこの歌詞を思い出してしまった。
https://www.uta-net.com/movie/223613/
読了日:12月25日 著者:豊島 与志雄

『花は散っても』改題。単行本の方が表紙が素敵かも。戦争がふたりの運命を変えたのか、殿方の存在がなければまた違ったのか。養女にしてもらった咲子、その家の娘の龍子。共依存ぶりがなんだか怖い。「人ってどうして、花鳥風月を愛でるだけでは満足して生きてゆけないのかしら」(P286)のつぶやきに「お腹いっぱいにならないから」と教え諭すことが出来なかったのは罪深くないか? 自分たちの自己満足な世界に巻き込まれた人たちが気の毒に感じる。吉屋信子的な世界は好きなんたけれど、この話はちょっとなぁ😟
読了日:12月25日 著者:坂井 希久子

真っ赤な瞳を持つのマリアンナは誰からも恐れられる魔力の持ち主だが、幼い頃から大好きな王太子・アレクシスの妃の筆頭候補に。しかしお約束のライバル・エレナの出現で自分は悪役令嬢でバッドエンドまっしぐら…!? 定番パターンのおバカ王太子かと思ったらそうではなく、予想以上に話は練られていたように感じた。コイツはスゴい!とかイヤなヤツ!と特出したキャラがいるようには思えなかったのと、最後がなんとなくバタバタしていたのが惜しい気がする。イラストは私のイメージとは合わなかった。KindleUnlimitedで。
読了日:12月26日 著者:谷六花

KindleUnlimitedにもあったのか〜本屋で見て綺麗な表紙だから買ってしまったじゃないか😅 映画化の記事をいくつか見たけど、思ったより薄い本だった。福井藩の町医者が主人公。私財をなげうち生活を賭け天然痘の予防接種に尽力する。奥方の心情などもう少し詳しく知りたいなと思った。資料、史料を読み込む吉村昭先生らしい作品。演じる側はいろんな葛藤を表現するのが難しそう。オーバーアクションばかりでは嘘っぽくなりそうだし。
天然痘というとベルばらのルイ15世と帚木蓬生氏の「アフリカの蹄」を思い出す。
読了日:12月26日 著者:吉村昭

1度目のクラウスのまぁ酷いこと、酷いこと! 親もどうかとは思うけど、わがままな王子過ぎる。2度目の人生では孤児になり……3度目の人生でやっと婚約者だったリーゼと多忙でしあわせな人生を!
過去生を振り返り悶絶する姿は面白かった。これがあるからやたらに重いじっとりした雰囲気にならず、ファンタジーの世界を楽しめたように思う。だけどイラストがなぁ……ちょっと私の好みではなかった😅 KindleUnlimitedで。
読了日:12月27日 著者:海野はな

帯に『「ただひたすらに美しい」とヨーロッパで絶賛された真実の愛の物語。』とあったけれど…たしかに文章は綺麗かなと思ったけれど、内容は…そうか?と思ってしまった。浮気男の都合のいい幻想のようにしか思えなかった。私には真実の愛がわからないのかも😵💫😵💫😵💫
読了日:12月27日 著者:チンギス アイトマートフ

表紙とタイトルからいささかヤバいないようなのか?と思ったが、残念ながら!?そんなことはなかった。隣国子爵令嬢(家を出て女騎士として活躍中)にとりあえずの婚約者になってもらうってなかなかのムチャな設定ではあるけれど、王子との掛け合いや心をゆるしていく過程などはキュン💕としてしまった。しかし初夜がうまくいきました、メデタシメデタシの終わり方はアレ?だったので、その後のふたりの様子も少しは書いて欲しかった。媚薬効果もある麻薬の白い花…は似たような話をどこかで読んだ気がする。
読了日:12月27日 著者:大江戸ウメコ

ターニャちゃんがあんなに後方勤務!と切望しているのに叶う気配がない💦 レルゲンとの仲はもう公認なのね🤭 彼の胃痛も気になるけれど まだ髪の毛は大丈夫そうだからターニャちゃんを守ってほしい。
読了日:12月28日 著者:東條 チカ

最初はツヨちゃんのイメージと重ならなくて、うーん、この人物を演じたのか?と思っていたのだけれど、だんだん合っているかも、と思うようになり、最後の方はうん、ツヨちゃんだわ、となりました。
いいラストだった。父娘の関係も綺麗事じゃないかと思う人もいるだろうけれど、それでも(笑)囲碁はやったこともないし「ヒカルの碁」を読んだのもだいぶ前なので、対局の様子がなかなか想像出来なかったのは(自分の知識不足たけれど)残念。
読了日:12月28日 著者:加藤 正人

侯爵令嬢のリズは婚約者である王太子の浮気により一方的に婚約破棄されてしまう。そのかわりに 王王弟ポール・アンセンと結婚したらいいって……自分の叔父さんと結婚しろとは、コレはまた…このポールという人物は太っているし、話し方もオドオドしていて嫁の来てなどなく……でもそこからの大逆転! 外見が変われば年長者らしい落ち着きと色気が🤭 あら、まぁまぁ〜!と面白く読みました。KindleUnlimitedで。
読了日:12月29日 著者:桜 百合

3巻完結だったのでKindle版を購入し読む。🔔🌹を読んだ時にはマリーさまってワガママな人のイメージが強かったけれど、こちらも歳を重ねマリーさまに関する情報なども見聞きするようになり、彼女の抱えていたさみしさや辛さなどを考えるようになっだったので、ただ転生してJKライフを楽しむパターンではないのもよかった。好きなものを好きだと言えない、それを否定されるってどの時代でもイヤだよなぁ。絵柄も可愛いし、さらりと読んで楽しめる漫画だった。原作は未読。
読了日:12月29日 著者:花園 あずき

ラストが怖い……😱😱😱 なんかバブルの余韻を引きずっているような人たち。歳をとれば恋愛も貪欲なだけでなくうまく自分の中で整理できるようになるのか…のならない人もいるんだろうな。ドラマは見ていない。
https://lemino.docomo.ne.jp/ft/0000084/
読了日:12月29日 著者:小手鞠るい

タイトルと表紙に惹かれ……漫画だったのか。話も絵柄も美しくて大晦日に読む〆の1冊としてお耽美でよかったかも🤭
KindleUnlimitedで。
読了日:12月31日 著者:もりもより
読書メーター
2024年12月03日
冬茜雲便りNo.2:2024 NOVEMBER 〜 11月の本棚
11月の読書メーター
読んだ本の数:43
読んだページ数:7809
ナイス数:1139
雪の降った日の感想
♪ぼろは着ててもこころの錦……水前寺清さんの「いっぽんどっこの唄」を連想するような、貧しくとも正直に生きている人の話。出てくる母親ふたりの立場は違えど人としてこうありたいと思った。
話と関係ないけど水前寺清子さんの押し花?作品、素敵😊
https://chita365.net/anthology.html
読了日:11月01日 著者:小川 未明
新装版-朱唇-中華妓女短篇集 (中公文庫 い 92-33)の感想
タイトルと表紙買い。表題作を読んでからだいぶ間が空いてしまったが、技女と呼ばれる人たちの矜持に胸を突かれる。歴史には全く詳しくないので、元になった話が何なのか解説にあったけどワカラナイ😓 でもそんなことは関係なく、どの話も面白かったので映像で見たくなる。本当に見事な短篇集。一番好きなのは「背信」かなぁ。「自分だけ高潔な人になって、残されていきていくあたしのことなど、考えもしないで、ほんといにずるい……」(P84)なぜか前川清さんの♪女心の悲しさなんてわかりゃしないわ 世間の人に〜 が浮かんできた🥸
読了日:11月01日 著者:井上 祐美子
星の牧場 (角川文庫 緑 313-3)の感想
宝塚でツレちゃん(鳳蘭さん)がモミイチを演じたという記事を読んでから半世紀近く経ってからようやく…の読書😅 1話1話が短く、スキマ時間に1話ずつ読むのもよさそう。戦争体験により記憶が欠落しているモミイチ。仲良しだった馬のツキスミの蹄の音を聴き、その姿を追い求め、いろんな出会いと体験をする。「ジプシーたちがみんなそろって笛をふいたりラッパをふいたりするのは、みんなちからいっぱいためいきをついているみたいなものなのだ」(P221)串田孫一さんの解説ではない解説(笑)もよかった。いろんな読み方が出来る1冊。
読了日:11月01日 著者:庄野 英二
耳無芳一の話の感想
UV検定ライトという日焼け止めについてのサイトを見ていたら耳にも忘れずに、とあったので(笑)だいたいのあらすじは知っていたけれど、読んだのははじめてかも。
https://cosme-ken.org/uv_kentei/
読了日:11月02日 著者:小泉 八雲
アンソロジー 死神 (角川ソフィア文庫)の感想
最初が水木しげるさん、最後がつのだじろうさんの漫画で、落語も童話も戯曲も実話もあるアンソロジー。「死神になった男」(源氏鶏太)が一番好きかも。織田作之助の「死神」は未完なのか。
読了日:11月03日 著者:
鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)の感想
「鉄道員」は既読だったけれど、お盆の頃に「うらぼんえ」をすすめられたので、コレが収録されている短編集を購入。他「ラブレター」「悪魔」「角筈にて」「伽羅」「ろくでなしのサンタ」「オリヨン座からの招待状」。生きている人間の方がユーレイよりも不気味で始末におえないのでは、と思ったり。すすめられた「うらぼんえ」はおじいさんの気持ちがたまらんかった😭 解説に「登場する夫の親戚たちを描きわける筆致の冴えを見られたい」とあったけれど、田舎の厭らしさが満載だった。若い時に読むより今、読んだのがよかったのだと思う。
読了日:11月05日 著者:浅田次郎
あかとき星レジデンスの感想
あかとき星レジデンス 日本のどこにでもある公団住宅。だがそこに入居しているのは遠い星からきた宇宙人だった。彼らは自分たちの星の寿命が近づいているため、新しい移住先の候補として地球の調査に来ていた。地球人に擬態し仕事を持ち地球人と共に家族として暮らしながら調査を進める彼らだったが、日々の暮らしを営むうち次第に小さな変化がおとずれるー。今日はアパート記念日だというのでアパートが舞台の話をマンガ図書館Zで。
https://www.mangaz.com/book/detail/205841
読了日:11月06日 著者:犬上すくね
秋の牢獄 (角川ホラー文庫)の感想
やはり今日は読まねばと表題作のみを。北風伯爵が年を重ねた北風小僧の寒太郎だったら、とか再読するとアホなことばかり考えてしまう。さて、明日はどっちだ!?
読了日:11月07日 著者:恒川 光太郎
包帯ごっこ 1 (マーガレットコミックス)の感想
包帯と学校で寺山修司の「包帯を巻かれて消えしわが指が恋し小学校の吸血鬼かな」を思い出したりして…特に関係はないけれど😅 あぁ少女漫画の世界らしくていい展開ですな😍
読了日:11月07日 著者:山形 あおな
七つの死者の囁き (新潮文庫)の感想
読んだことがあるような気がする作品もあった。吉来駿作さんは初めて。ホラーで怖いッ!というよりもこれからも生きていくために背中を押してくれた、と感じた。表紙もなんとなく可愛いし(笑)
読了日:11月07日 著者:有栖川 有栖,石田 衣良,鈴木 光司,小路 幸也,吉来 駿作,道尾 秀介,恒川 光太郎
みずいろのマフラー (絵本・こどものひろば)の感想
コチラの記事を読んで。小学生時代、ジャンケンで負けたら荷物持ちとかやっていました。ひとりに集中することはなかったけれど。お母さんが「みずいろ」を選んだ理由、子どもが好きな色だから、毛糸が安かったから(おい!)とかいろいろあるんだろうけれど、どこまでもつながっている空の色だからなのかなぁ、と思ったり。
https://note.com/stu11/n/na57392619571?from=notice
読了日:11月08日 著者:くすのき しげのり
オールアラウンドユー(定価1980円税込)の感想
「生きてみることが答えになるような問いを抱えて生きていこうね」……はい🥹🥹🥹
二男が誕生日にブックカルテをプレゼントしてくれて、選んでもらったうちの1冊。布張りだとは思わず、内容より先に本の佇まいに感動🥸 届いたのはこの書影の色だったけど他もステキ。
https://nanarokusha.shop/items/633b81105976200a1d267a3a
読了日:11月08日 著者:木下龍也
少年の感想
仕事中なのにフラフラと…働き過ぎということはないだろうけれど、自転車にしか乗れない少年には自動車は憧れだろうしそこに美女がいたら……白昼夢のような雰囲気もあるが。最後はナニ? 事故に遭うのか?
読了日:11月08日 著者:原 民喜
コーリング・ユー (集英社文庫)の感想
好きだったスターさんがディナーショーで歌った曲と同じタイトルだと思って買った気がする1冊😅
海洋研究所で働くイーサン。国際バイオ企業から依頼が入り、間もなく捕獲された仔シャチがやってくる。セブンと名付けられたシャチは訓練を開始すると人の意図を理解し、驚異的な能力を発揮して……メルヘンチック、ファンタジーっぽいところと科学的、専門的なところが混ざったような話で、生物兵器が思い浮かんだ。余談⇒ヘラジカを狩るシャチ
https://forbesjapan.com/articles/detail/74899
読了日:11月10日 著者:永原 皓
巣立ち(新潮・堀辰雄全集第3巻)の感想
青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001030/card47871.html
くだけたオタク構文庫で読むのもまたいいかも。アカハラと夫婦の話。ラストの一文は青空文庫とオタクでは印象がかなりかわる(笑)
https://otakobun.bunko.jp/books/47871
読了日:11月10日 著者:堀辰雄
「貝の穴に河童がゐる」の感想
泉鏡花作品に対する堀辰雄の感想?だった。萩原朔太郎の「自分は怪談と云ふものを好まない。ちつとも怖いと思つたことがない。しかし。さう云ふ怪談にエロチックな要素が這入つてくると、それが妙に怖くなり出す。だから『牡丹燈籠』のやうな怪談だけは好きだ。」にムフ🤭 鏡花は読みにくいので現代語訳されたものがないかなぁ、「貝の穴に…」読まねば!
読了日:11月10日 著者:堀 辰雄
銀のロマンティック…わはは (花とゆめCOMICS)の感想
NHK杯と真央リンクのニュース記事を読んだので懐かしくなり😄 今は4回転が当たり前になっているのがスゴイですね。
https://maorink.com/
読了日:11月10日 著者:川原 泉
貝の穴に河童の居る事の感想
現代語訳やあらすじなどをまとめた記事と合わせながら頑張って読んでみたけれど、河童が話す時の語尾につく「まっしゅ」「でっしゅ」ばかりが頭に残ってしまい……エロカッパという言葉はここからなのだろうか、とちょっと考えてしまった。
読了日:11月11日 著者:泉 鏡花
婚約破棄するはずが、囮として王子に匿われています (フェアリーキス ピュア)の感想
一言で言えばモダモダした若いふたりの話。ちょっと長くて飽きてしまい、読むのに時間がかかってしまった。
読了日:11月12日 著者:藍川竜樹
君のことを好きにはなれないと言われたので、白い結婚を続けて離縁を目指します (メリッサ)の感想
少しばかり婚期が遅れた侯爵令嬢のセレーナ。どうしてもと頼みこまれて公爵令息のオスカーと結婚することに。しかし初夜に「君のことを好きにはなれないかもしれない」と言われ……なんだよ、コイツは?!な話。銀英伝のオスカー・フォン・ロイエンタールもかなり歪んだ性格だったけど、コイツには惚れた😍なんてならないな。後半は拗らせた分、がっついていたし(描写はそれほどでもない)……軽く読む分にはいいと思う。
読了日:11月13日 著者:桜百合,三浦 ひらく
かもとりごんべえの感想
今月19日「埼玉鴨場」で32か国の外交団をもてなすとの発表(接待は2019年の冬以降、コロナ禍で中止されていたため、5年ぶりの開催)にこの昔話が浮かんだので、絵がかわいいコチラを読んでみた。他の話もいくつか読んでみたが、ビミョーに内容が違って、最後も火事のパターン(この絵本は火事)とドジョウなどを手に入れるラッキー?なターンがあるよう。
読了日:11月13日 著者:creative fantasy
独楽の感想
初めて聞く名前。1910年、岡山生まれ詩人。県邑1936年、國學院大学を卒業。叔父の経営する貿易会社に就職し、翌1937年、結婚を機に宮部に改姓。神奈川県に転居。1944年、第四詩集『夜のひきあけ』を発表後、徴兵され、陸軍少尉として南方戦線へ。1945年、ビルマ(現ミャンマー)の野戦病院にて病没。享年35。青空文庫にある他の作品はキリスト教なのかな、その色が強くて読んでも全くわからなかったので途中でお手上げ。この詩集も入院中の気分が書かれているようで、難しいのだけれど。とりあえず最後まで読んだ。
読了日:11月13日 著者:高祖 保
悪役令嬢に転生した私と悪役王子に転生した俺 (ドラゴンノベルス)の感想
小説の悪役令嬢と悪役王子に転生してしまった「私(クラリス)」と「俺(エディアルド)」。原作では主役の勇者と聖女に嫉妬して闇堕ちするのだが、そんなのはジョーダンじゃない!と原作とは違う道を歩み始める。お互いに転生者とは知らないまま婚約、お互いに好意も生まれ……それぞれの視点で話が進む。原作ではモブキャラだったであろう人たちの活躍も楽しくサクサク読んでいたら、えっ、ここで終わり?! 続きものだったか💦
読了日:11月14日 著者:秋作
悪役令嬢に転生した私と悪役王子に転生した俺2 (ドラゴンノベルス)の感想
まだまだつづく……だった😱
だんだん役者が揃ってきた。イラストは私のイメージとは違うんだよなぁ。
WEB版を見つけたので、続きはそれを読むことにする。https://ncode.syosetu.com/n1408hn/
読了日:11月14日 著者:秋作
にわか婚約者は幼なじみを落としたい (フェアリーキス)の感想
ずっと片思いしている幼なじみのクラウドと恋人の振りをすることになったアレット。このチャンスを生かしてクラウドと両思いに!と思うのだが、なかなか素直になれない。クラウドからは本物らしく見せるためと恋人のレッスンを……もしかしてからかわれているのでは?!とアタフタジタバタする恋する乙女! 両片思いだとわかっているので、読んでいる方は高みの見物的な(笑)
読了日:11月15日 著者:夏目みや
回復職の悪役令嬢 エピソード1 私だけが転職方法を知っている (MFブックス)の感想
前世で遊んでいたゲームの世界で暮らしていたことに気がついた主人公・シャーロットは王太子から婚約を破棄された。職業が〈癒し手〉である乙女ゲームのヒロインと比べられ、しかも「笑いもせずつまらない〈闇の魔法師〉の女は世界の平和でも祈ってろ」と言われ…「それなら敵国で〈癒し手〉に転職します!」 と国を出て冒険の旅に! 悪役令嬢っぽいところはないのだけれど。ゲームの知識を活かし、仲間と協力しジョブチェンジしていく様子は楽しい。そして続きものだったので2巻へ😅
読了日:11月15日 著者:ぷにちゃん
賞金稼ぎスリーサム! (小学館文庫 か 57-1)の感想
何故か砂金を取りに行くアメリカンドリームな話だと思っていたので、アレ、外国が舞台じゃないわ…となった😅 思っっていたよりも壮大な事件に巻き込まれていてビックリした。そしてキャラが極端というかぶっとんでいるというか……でもどこかにこういう人たちっているのかも、と思ってしまう。あのまるい鳥の巣にはそんな危険が……! ペットショップの火事から広がる闇が深い。警察へのチクチクしたイヤミ?もたまらん(笑) シリーズ化されているようなので次も読みたい。
読了日:11月16日 著者:川瀬 七緒
飴っ子おこうの物語の感想
殿村進さんについて調べていた時に見つけた話。YouTubeの朗読動画で。
気立ての優しい働き者の娘「おこう」が「白ひげ大神」に助けられたことから、病に倒れる人々のために薬のアメを作ろうと頑張り、夢枕に立った白ひげじいさまの教えをうけ、とうとう薬のアメを作り上げるという物語。
作:佐藤 吉彦
絵:殿村 進
https://yamanosu.com/blog-entry-180.html
読了日:11月16日 著者:
雨の中で踊れ 現代の短篇小説 ベストコレクション2023 (文春文庫 編 23-1)の感想
タイトル買い。梅雨時に読もうと思って買ったはずなのに、最初の1編だけ読んで長い事放置していたアンソロジー。「走れ茜色」(君嶋彼方)を読んだ後に「より多く愛した者が敗者である。そして苦しまねばならぬ」という言葉を思い出してしまった。三角関係にもならない、彼と彼と彼女の関係。高校生だからまだどこかもしかしたらいずれどこかに救いがあるのでは…と考えてしまう。初読みの作家さんもいてタイトルも内容も面白い作品が多くて楽しめた。
読了日:11月17日 著者:日本文藝家協会編
ラ・マルディシオン: 呪い (蒼コミックスBLACK BUNKO 怪奇恐怖全集 18)の感想
なんとなく表紙が気になり…最初が「『ナメクジの島」……絵柄が古賀新一先生や伊藤潤二先生だったらもっとキモチワルイな😰と思いながら読んでラストに😱😱😱「ベネーニャ」は麻薬系のお菓子と環境問題などが絡む社会派ホラー?な感じ。「孤島の秘密」「グリーン」「魅惑の指輪」「ラ・マルディシオン」の短編集。
読了日:11月17日 著者:北川 玲子
箱男 (アリス文庫)の感想
タイトルの「箱男」はオールカラー。淋しい子は楽しい夢を見せられたあと、箱に閉じ込められさらわれちゃうよ?! セリフはなし。他の「グリーン」「魅惑の指輪」「ラ・マルディシオン」は既読だった。
読了日:11月17日 著者:北川玲子
二回死ぬ事ができるなら : ー運命の再構築ーの感想
コチラの記事を読み、KindleUnlimitedで。
数枚、イラスト(カット)がある。
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=281433
読了日:11月18日 著者:TSUBASA
大人の眼と子供の眼(小学館の名作文芸朗読): 小学館の感想
朗読ではなくえあ草紙で。
子ども時代に見たものと感じたこと、考えたことが大人になってから振り返ると……どちらも必要ではないかと思ったりする。「子供の眼が夢を見る眼ならば、これは実在を見る眼である。それが幻影を見る眼ならば、これは現実を見る眼である。(略)同時にまた贋物にのぼせ上がり、くわせ物にだまされることのなくなったのが、大人の眼の効果である。」
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/53186.html
読了日:11月19日 著者:水上 滝太郎
染盛はまだかの感想
「田村はまだか」(朝倉かすみ)ってあったな、と思いながら読む。窓拭きアルバイトをしている染盛とそのまわりの人たちとの話。お仕事漫画になるのか? 高所作業は怖い💦 窓拭きアルバイトは「青空のルーレット」(辻内智貴)も思い出した。KindleUnlimitedで。
読了日:11月20日 著者:清田聡
あやかし手製本編纂館 あなたの想い、紡ぎます (角川文庫)の感想
製本に関するブログ記事を読むことがあり、あやかしとついたタイトルにうーん、と思いつつ購入。ファンタジーといえばファンタジーなんだけれど、お仕事小説でもあるのかな。「本当はむかついていることが山ほどある癖に、言葉にも態度にも出さないで、愛想笑いでやり過ごしていれば丸く収まるだろうみたいな考え方。どうせ言っても理解できないだろうって、相手に何の期待もしない。それって、相手をめちゃくちゃ馬鹿にする考え方だってこと、気づいています?」(P158)ちょっと無理矢理な感じもしたけど、続編があるなら読みたいかな。
読了日:11月20日 著者:森原 すみれ
海賊忍者の感想
海賊と忍者の組み合わせ? へんなタイトルだと思って、コチラの試し読み部分のみ。文庫になった時にまた全部読むか考えることにする。
https://note.com/kadobun_note/n/n1720270f9131
武田水軍って知らなかったなぁ。
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000282784&page=ref_view
読了日:11月21日 著者:諏訪 宗篤
私たちのおやつの時間 (宝島社文庫)の感想
表紙とタイトル買い。スイーツ女子の軽い話かと思っていたので、最初からアレ?となる😅 連作短編集だとも思っていなかった。出てくる料理の大部分が初めて知るものだった。途中で調べたりすると話が途切れてしまい楽しめなくなるので読み終わるまで我慢。京都に土地勘があったり言葉のイントネーションがわかっていたらもっとよかったんだろうなぁ。
読了日:11月22日 著者:咲乃 月音
昭和の名短篇 (中公文庫 あ 96-1)の感想
深沢七郎の「おくま嘘歌」が読みたくて購入。読み終わったあとはしばらく次の話を読めなかった。63歳のおくまは夫に先立たれたが、それなりに幸せに暮らしている。実年齢より大きな数を言って「若く見える」ことを喜んだりして見栄っ張りの田舎のおばちゃんなのかと思うが、読んでいくとせつなくなる。時々バスに乗り孫の顔を見に行くのだが、本音は娘が心配だから。重くなった孫をおんぶするのは辛いのだが、それを言ったら娘が気にするから大丈夫と言う。そういうやさしさがおくまの嘘には隠されている。最後の一文もまた彼女らしくて泣ける。
読了日:11月23日 著者:
魯肉飯のさえずり (中公文庫 お 101-1)の感想
表紙買い。就職活動がうまくいかず、大学卒業後、渡りに船のような状態で結婚した、母親が台湾人の桃嘉。愛情はあったはずなのにダンナがダメ男だった😓 母親の秀雪も娘のことをとても気にかけているが、秀雪もまたその母には大事な娘。「だれといても、どこにいても、自分のいちばん近くにいるのは自分自身なのよ。だからね秀雪、だれよりもあなたがあなた自身のことをいちばん思いやってあげなくては。自分自身をないがしろにしながらひとさまのことを大事にしようだなんて、そんなのできっこないのよ」(P134)母娘、家族の物語。
読了日:11月25日 著者:温 又柔
おひとりさま日和 ささやかな転機 (双葉文庫 に 03-09)の感想
サブタイトルの「ささやかな転機」にあるように、他人からしたらそんなことかもしれないけれど、本人にしたら結構な出来事や出会いだったりする。「アンジェがくれたもの」(大崎梢)では犬が「この扉のむこう」(咲沢くれは)では猫が出てくる。離婚式を扱った「リフォーム」(坂井希久子)が一番好きかも。第3弾もあるならまた読みたい。
読了日:11月28日 著者:大崎 梢,岸本 葉子,坂井 希久子,咲沢 くれは,新津 きよみ,松村 比呂美
昭和39年の俺たちの感想
◆三島由紀夫は結局、美智子さまとお見合いはしなかった、でいいのか?◆4カ国麻雀をやっていた頃のタモリさん、懐かしい!今の若者には『笑っていいとも!』のタモさんも「知らない」になるのかなぁ。◆市原悦子さん、家政婦シリーズだけではない、名作9本。『翔べ!必殺うらごろし』見た記憶がない◆ROCKER三原じゅん子! デビュー曲くらいしか知らない😅◆昭和版・家族の肖像 モラハラ、パワハラ、DVてんこ盛りのドラマがいっぱいだったな。「寺内貫太郎一家」なんてヤバすぎる。でも父親の役割がハッキリしていたような。
読了日:11月30日 著者:
風貌―太宰治のことの感想
青空文庫で。太宰治の可愛らしい、愛すべき人柄が語られる。井伏鱒二か書いた太宰の話などもあり、実際、会って太宰と話してみたかったなと思ってしまった。とてもせつなくなる哀悼の文章だった。
読了日:11月30日 著者:小山 清
夢の感想
短い話なのに引き込まれてしまう。古本屋のじいさん…とばっちり!? 天本英世さんで脳内再生されてしまった。https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009071247_00000
読了日:11月30日 著者:原 民喜
読書メーター
読んだ本の数:43
読んだページ数:7809
ナイス数:1139

♪ぼろは着ててもこころの錦……水前寺清さんの「いっぽんどっこの唄」を連想するような、貧しくとも正直に生きている人の話。出てくる母親ふたりの立場は違えど人としてこうありたいと思った。
話と関係ないけど水前寺清子さんの押し花?作品、素敵😊
https://chita365.net/anthology.html
読了日:11月01日 著者:小川 未明

タイトルと表紙買い。表題作を読んでからだいぶ間が空いてしまったが、技女と呼ばれる人たちの矜持に胸を突かれる。歴史には全く詳しくないので、元になった話が何なのか解説にあったけどワカラナイ😓 でもそんなことは関係なく、どの話も面白かったので映像で見たくなる。本当に見事な短篇集。一番好きなのは「背信」かなぁ。「自分だけ高潔な人になって、残されていきていくあたしのことなど、考えもしないで、ほんといにずるい……」(P84)なぜか前川清さんの♪女心の悲しさなんてわかりゃしないわ 世間の人に〜 が浮かんできた🥸
読了日:11月01日 著者:井上 祐美子

宝塚でツレちゃん(鳳蘭さん)がモミイチを演じたという記事を読んでから半世紀近く経ってからようやく…の読書😅 1話1話が短く、スキマ時間に1話ずつ読むのもよさそう。戦争体験により記憶が欠落しているモミイチ。仲良しだった馬のツキスミの蹄の音を聴き、その姿を追い求め、いろんな出会いと体験をする。「ジプシーたちがみんなそろって笛をふいたりラッパをふいたりするのは、みんなちからいっぱいためいきをついているみたいなものなのだ」(P221)串田孫一さんの解説ではない解説(笑)もよかった。いろんな読み方が出来る1冊。
読了日:11月01日 著者:庄野 英二

UV検定ライトという日焼け止めについてのサイトを見ていたら耳にも忘れずに、とあったので(笑)だいたいのあらすじは知っていたけれど、読んだのははじめてかも。
https://cosme-ken.org/uv_kentei/
読了日:11月02日 著者:小泉 八雲

最初が水木しげるさん、最後がつのだじろうさんの漫画で、落語も童話も戯曲も実話もあるアンソロジー。「死神になった男」(源氏鶏太)が一番好きかも。織田作之助の「死神」は未完なのか。
読了日:11月03日 著者:

「鉄道員」は既読だったけれど、お盆の頃に「うらぼんえ」をすすめられたので、コレが収録されている短編集を購入。他「ラブレター」「悪魔」「角筈にて」「伽羅」「ろくでなしのサンタ」「オリヨン座からの招待状」。生きている人間の方がユーレイよりも不気味で始末におえないのでは、と思ったり。すすめられた「うらぼんえ」はおじいさんの気持ちがたまらんかった😭 解説に「登場する夫の親戚たちを描きわける筆致の冴えを見られたい」とあったけれど、田舎の厭らしさが満載だった。若い時に読むより今、読んだのがよかったのだと思う。
読了日:11月05日 著者:浅田次郎

あかとき星レジデンス 日本のどこにでもある公団住宅。だがそこに入居しているのは遠い星からきた宇宙人だった。彼らは自分たちの星の寿命が近づいているため、新しい移住先の候補として地球の調査に来ていた。地球人に擬態し仕事を持ち地球人と共に家族として暮らしながら調査を進める彼らだったが、日々の暮らしを営むうち次第に小さな変化がおとずれるー。今日はアパート記念日だというのでアパートが舞台の話をマンガ図書館Zで。
https://www.mangaz.com/book/detail/205841
読了日:11月06日 著者:犬上すくね

やはり今日は読まねばと表題作のみを。北風伯爵が年を重ねた北風小僧の寒太郎だったら、とか再読するとアホなことばかり考えてしまう。さて、明日はどっちだ!?
読了日:11月07日 著者:恒川 光太郎

包帯と学校で寺山修司の「包帯を巻かれて消えしわが指が恋し小学校の吸血鬼かな」を思い出したりして…特に関係はないけれど😅 あぁ少女漫画の世界らしくていい展開ですな😍
読了日:11月07日 著者:山形 あおな

読んだことがあるような気がする作品もあった。吉来駿作さんは初めて。ホラーで怖いッ!というよりもこれからも生きていくために背中を押してくれた、と感じた。表紙もなんとなく可愛いし(笑)
読了日:11月07日 著者:有栖川 有栖,石田 衣良,鈴木 光司,小路 幸也,吉来 駿作,道尾 秀介,恒川 光太郎

コチラの記事を読んで。小学生時代、ジャンケンで負けたら荷物持ちとかやっていました。ひとりに集中することはなかったけれど。お母さんが「みずいろ」を選んだ理由、子どもが好きな色だから、毛糸が安かったから(おい!)とかいろいろあるんだろうけれど、どこまでもつながっている空の色だからなのかなぁ、と思ったり。
https://note.com/stu11/n/na57392619571?from=notice
読了日:11月08日 著者:くすのき しげのり

「生きてみることが答えになるような問いを抱えて生きていこうね」……はい🥹🥹🥹
二男が誕生日にブックカルテをプレゼントしてくれて、選んでもらったうちの1冊。布張りだとは思わず、内容より先に本の佇まいに感動🥸 届いたのはこの書影の色だったけど他もステキ。
https://nanarokusha.shop/items/633b81105976200a1d267a3a
読了日:11月08日 著者:木下龍也

仕事中なのにフラフラと…働き過ぎということはないだろうけれど、自転車にしか乗れない少年には自動車は憧れだろうしそこに美女がいたら……白昼夢のような雰囲気もあるが。最後はナニ? 事故に遭うのか?
読了日:11月08日 著者:原 民喜

好きだったスターさんがディナーショーで歌った曲と同じタイトルだと思って買った気がする1冊😅
海洋研究所で働くイーサン。国際バイオ企業から依頼が入り、間もなく捕獲された仔シャチがやってくる。セブンと名付けられたシャチは訓練を開始すると人の意図を理解し、驚異的な能力を発揮して……メルヘンチック、ファンタジーっぽいところと科学的、専門的なところが混ざったような話で、生物兵器が思い浮かんだ。余談⇒ヘラジカを狩るシャチ
https://forbesjapan.com/articles/detail/74899
読了日:11月10日 著者:永原 皓

青空文庫で。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001030/card47871.html
くだけたオタク構文庫で読むのもまたいいかも。アカハラと夫婦の話。ラストの一文は青空文庫とオタクでは印象がかなりかわる(笑)
https://otakobun.bunko.jp/books/47871
読了日:11月10日 著者:堀辰雄

泉鏡花作品に対する堀辰雄の感想?だった。萩原朔太郎の「自分は怪談と云ふものを好まない。ちつとも怖いと思つたことがない。しかし。さう云ふ怪談にエロチックな要素が這入つてくると、それが妙に怖くなり出す。だから『牡丹燈籠』のやうな怪談だけは好きだ。」にムフ🤭 鏡花は読みにくいので現代語訳されたものがないかなぁ、「貝の穴に…」読まねば!
読了日:11月10日 著者:堀 辰雄

NHK杯と真央リンクのニュース記事を読んだので懐かしくなり😄 今は4回転が当たり前になっているのがスゴイですね。
https://maorink.com/
読了日:11月10日 著者:川原 泉

現代語訳やあらすじなどをまとめた記事と合わせながら頑張って読んでみたけれど、河童が話す時の語尾につく「まっしゅ」「でっしゅ」ばかりが頭に残ってしまい……エロカッパという言葉はここからなのだろうか、とちょっと考えてしまった。
読了日:11月11日 著者:泉 鏡花

一言で言えばモダモダした若いふたりの話。ちょっと長くて飽きてしまい、読むのに時間がかかってしまった。
読了日:11月12日 著者:藍川竜樹

少しばかり婚期が遅れた侯爵令嬢のセレーナ。どうしてもと頼みこまれて公爵令息のオスカーと結婚することに。しかし初夜に「君のことを好きにはなれないかもしれない」と言われ……なんだよ、コイツは?!な話。銀英伝のオスカー・フォン・ロイエンタールもかなり歪んだ性格だったけど、コイツには惚れた😍なんてならないな。後半は拗らせた分、がっついていたし(描写はそれほどでもない)……軽く読む分にはいいと思う。
読了日:11月13日 著者:桜百合,三浦 ひらく

今月19日「埼玉鴨場」で32か国の外交団をもてなすとの発表(接待は2019年の冬以降、コロナ禍で中止されていたため、5年ぶりの開催)にこの昔話が浮かんだので、絵がかわいいコチラを読んでみた。他の話もいくつか読んでみたが、ビミョーに内容が違って、最後も火事のパターン(この絵本は火事)とドジョウなどを手に入れるラッキー?なターンがあるよう。
読了日:11月13日 著者:creative fantasy

初めて聞く名前。1910年、岡山生まれ詩人。県邑1936年、國學院大学を卒業。叔父の経営する貿易会社に就職し、翌1937年、結婚を機に宮部に改姓。神奈川県に転居。1944年、第四詩集『夜のひきあけ』を発表後、徴兵され、陸軍少尉として南方戦線へ。1945年、ビルマ(現ミャンマー)の野戦病院にて病没。享年35。青空文庫にある他の作品はキリスト教なのかな、その色が強くて読んでも全くわからなかったので途中でお手上げ。この詩集も入院中の気分が書かれているようで、難しいのだけれど。とりあえず最後まで読んだ。
読了日:11月13日 著者:高祖 保

小説の悪役令嬢と悪役王子に転生してしまった「私(クラリス)」と「俺(エディアルド)」。原作では主役の勇者と聖女に嫉妬して闇堕ちするのだが、そんなのはジョーダンじゃない!と原作とは違う道を歩み始める。お互いに転生者とは知らないまま婚約、お互いに好意も生まれ……それぞれの視点で話が進む。原作ではモブキャラだったであろう人たちの活躍も楽しくサクサク読んでいたら、えっ、ここで終わり?! 続きものだったか💦
読了日:11月14日 著者:秋作

まだまだつづく……だった😱
だんだん役者が揃ってきた。イラストは私のイメージとは違うんだよなぁ。
WEB版を見つけたので、続きはそれを読むことにする。https://ncode.syosetu.com/n1408hn/
読了日:11月14日 著者:秋作

ずっと片思いしている幼なじみのクラウドと恋人の振りをすることになったアレット。このチャンスを生かしてクラウドと両思いに!と思うのだが、なかなか素直になれない。クラウドからは本物らしく見せるためと恋人のレッスンを……もしかしてからかわれているのでは?!とアタフタジタバタする恋する乙女! 両片思いだとわかっているので、読んでいる方は高みの見物的な(笑)
読了日:11月15日 著者:夏目みや

前世で遊んでいたゲームの世界で暮らしていたことに気がついた主人公・シャーロットは王太子から婚約を破棄された。職業が〈癒し手〉である乙女ゲームのヒロインと比べられ、しかも「笑いもせずつまらない〈闇の魔法師〉の女は世界の平和でも祈ってろ」と言われ…「それなら敵国で〈癒し手〉に転職します!」 と国を出て冒険の旅に! 悪役令嬢っぽいところはないのだけれど。ゲームの知識を活かし、仲間と協力しジョブチェンジしていく様子は楽しい。そして続きものだったので2巻へ😅
読了日:11月15日 著者:ぷにちゃん

何故か砂金を取りに行くアメリカンドリームな話だと思っていたので、アレ、外国が舞台じゃないわ…となった😅 思っっていたよりも壮大な事件に巻き込まれていてビックリした。そしてキャラが極端というかぶっとんでいるというか……でもどこかにこういう人たちっているのかも、と思ってしまう。あのまるい鳥の巣にはそんな危険が……! ペットショップの火事から広がる闇が深い。警察へのチクチクしたイヤミ?もたまらん(笑) シリーズ化されているようなので次も読みたい。
読了日:11月16日 著者:川瀬 七緒

殿村進さんについて調べていた時に見つけた話。YouTubeの朗読動画で。
気立ての優しい働き者の娘「おこう」が「白ひげ大神」に助けられたことから、病に倒れる人々のために薬のアメを作ろうと頑張り、夢枕に立った白ひげじいさまの教えをうけ、とうとう薬のアメを作り上げるという物語。
作:佐藤 吉彦
絵:殿村 進
https://yamanosu.com/blog-entry-180.html
読了日:11月16日 著者:

タイトル買い。梅雨時に読もうと思って買ったはずなのに、最初の1編だけ読んで長い事放置していたアンソロジー。「走れ茜色」(君嶋彼方)を読んだ後に「より多く愛した者が敗者である。そして苦しまねばならぬ」という言葉を思い出してしまった。三角関係にもならない、彼と彼と彼女の関係。高校生だからまだどこかもしかしたらいずれどこかに救いがあるのでは…と考えてしまう。初読みの作家さんもいてタイトルも内容も面白い作品が多くて楽しめた。
読了日:11月17日 著者:日本文藝家協会編

なんとなく表紙が気になり…最初が「『ナメクジの島」……絵柄が古賀新一先生や伊藤潤二先生だったらもっとキモチワルイな😰と思いながら読んでラストに😱😱😱「ベネーニャ」は麻薬系のお菓子と環境問題などが絡む社会派ホラー?な感じ。「孤島の秘密」「グリーン」「魅惑の指輪」「ラ・マルディシオン」の短編集。
読了日:11月17日 著者:北川 玲子

タイトルの「箱男」はオールカラー。淋しい子は楽しい夢を見せられたあと、箱に閉じ込められさらわれちゃうよ?! セリフはなし。他の「グリーン」「魅惑の指輪」「ラ・マルディシオン」は既読だった。
読了日:11月17日 著者:北川玲子

コチラの記事を読み、KindleUnlimitedで。
数枚、イラスト(カット)がある。
https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=281433
読了日:11月18日 著者:TSUBASA

朗読ではなくえあ草紙で。
子ども時代に見たものと感じたこと、考えたことが大人になってから振り返ると……どちらも必要ではないかと思ったりする。「子供の眼が夢を見る眼ならば、これは実在を見る眼である。それが幻影を見る眼ならば、これは現実を見る眼である。(略)同時にまた贋物にのぼせ上がり、くわせ物にだまされることのなくなったのが、大人の眼の効果である。」
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/53186.html
読了日:11月19日 著者:水上 滝太郎

「田村はまだか」(朝倉かすみ)ってあったな、と思いながら読む。窓拭きアルバイトをしている染盛とそのまわりの人たちとの話。お仕事漫画になるのか? 高所作業は怖い💦 窓拭きアルバイトは「青空のルーレット」(辻内智貴)も思い出した。KindleUnlimitedで。
読了日:11月20日 著者:清田聡

製本に関するブログ記事を読むことがあり、あやかしとついたタイトルにうーん、と思いつつ購入。ファンタジーといえばファンタジーなんだけれど、お仕事小説でもあるのかな。「本当はむかついていることが山ほどある癖に、言葉にも態度にも出さないで、愛想笑いでやり過ごしていれば丸く収まるだろうみたいな考え方。どうせ言っても理解できないだろうって、相手に何の期待もしない。それって、相手をめちゃくちゃ馬鹿にする考え方だってこと、気づいています?」(P158)ちょっと無理矢理な感じもしたけど、続編があるなら読みたいかな。
読了日:11月20日 著者:森原 すみれ

海賊と忍者の組み合わせ? へんなタイトルだと思って、コチラの試し読み部分のみ。文庫になった時にまた全部読むか考えることにする。
https://note.com/kadobun_note/n/n1720270f9131
武田水軍って知らなかったなぁ。
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?id=1000282784&page=ref_view
読了日:11月21日 著者:諏訪 宗篤

表紙とタイトル買い。スイーツ女子の軽い話かと思っていたので、最初からアレ?となる😅 連作短編集だとも思っていなかった。出てくる料理の大部分が初めて知るものだった。途中で調べたりすると話が途切れてしまい楽しめなくなるので読み終わるまで我慢。京都に土地勘があったり言葉のイントネーションがわかっていたらもっとよかったんだろうなぁ。
読了日:11月22日 著者:咲乃 月音

深沢七郎の「おくま嘘歌」が読みたくて購入。読み終わったあとはしばらく次の話を読めなかった。63歳のおくまは夫に先立たれたが、それなりに幸せに暮らしている。実年齢より大きな数を言って「若く見える」ことを喜んだりして見栄っ張りの田舎のおばちゃんなのかと思うが、読んでいくとせつなくなる。時々バスに乗り孫の顔を見に行くのだが、本音は娘が心配だから。重くなった孫をおんぶするのは辛いのだが、それを言ったら娘が気にするから大丈夫と言う。そういうやさしさがおくまの嘘には隠されている。最後の一文もまた彼女らしくて泣ける。
読了日:11月23日 著者:

表紙買い。就職活動がうまくいかず、大学卒業後、渡りに船のような状態で結婚した、母親が台湾人の桃嘉。愛情はあったはずなのにダンナがダメ男だった😓 母親の秀雪も娘のことをとても気にかけているが、秀雪もまたその母には大事な娘。「だれといても、どこにいても、自分のいちばん近くにいるのは自分自身なのよ。だからね秀雪、だれよりもあなたがあなた自身のことをいちばん思いやってあげなくては。自分自身をないがしろにしながらひとさまのことを大事にしようだなんて、そんなのできっこないのよ」(P134)母娘、家族の物語。
読了日:11月25日 著者:温 又柔

サブタイトルの「ささやかな転機」にあるように、他人からしたらそんなことかもしれないけれど、本人にしたら結構な出来事や出会いだったりする。「アンジェがくれたもの」(大崎梢)では犬が「この扉のむこう」(咲沢くれは)では猫が出てくる。離婚式を扱った「リフォーム」(坂井希久子)が一番好きかも。第3弾もあるならまた読みたい。
読了日:11月28日 著者:大崎 梢,岸本 葉子,坂井 希久子,咲沢 くれは,新津 きよみ,松村 比呂美

◆三島由紀夫は結局、美智子さまとお見合いはしなかった、でいいのか?◆4カ国麻雀をやっていた頃のタモリさん、懐かしい!今の若者には『笑っていいとも!』のタモさんも「知らない」になるのかなぁ。◆市原悦子さん、家政婦シリーズだけではない、名作9本。『翔べ!必殺うらごろし』見た記憶がない◆ROCKER三原じゅん子! デビュー曲くらいしか知らない😅◆昭和版・家族の肖像 モラハラ、パワハラ、DVてんこ盛りのドラマがいっぱいだったな。「寺内貫太郎一家」なんてヤバすぎる。でも父親の役割がハッキリしていたような。
読了日:11月30日 著者:

青空文庫で。太宰治の可愛らしい、愛すべき人柄が語られる。井伏鱒二か書いた太宰の話などもあり、実際、会って太宰と話してみたかったなと思ってしまった。とてもせつなくなる哀悼の文章だった。
読了日:11月30日 著者:小山 清

短い話なのに引き込まれてしまう。古本屋のじいさん…とばっちり!? 天本英世さんで脳内再生されてしまった。https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=D0009071247_00000
読了日:11月30日 著者:原 民喜
読書メーター
2024年11月01日
深冷雲便りNo.1:2024 OCTOBER 〜 10月の本棚
10月の読書メーター
読んだ本の数:73
読んだページ数:13095
ナイス数:1703
成り代わり花嫁の甘やかな憂鬱 (ミーティアノベルス)の感想
美しい双子の王女ティアナとエミリアは他国の侵略から国を守るため大国ファルジルックの王太子と婚姻を結ぶことに。しかし姉は生まれつき身体が弱く、姉に成り代わり妹が嫁ぐことに。しかしそこ待っていたのは初恋の騎士さま!😱 まぁお相手も婚姻話が出る前に会っていた妹が好きだったので結果としてはハッピーエンド
。別に最初から妹を嫁がせますでよかったのでは?と思うけど…初夜の場面もアッサリでヨシ😁 手編みのリボンが出てきて『眠つてゐる君がほどけてするすると真つ赤なリボンになる夢を見た』
(知花くらら)を思い出した。
読了日:10月01日 著者:未華空央
セルフ・ネグレクト~ゴミ屋敷、ホームレス、ひきこもり :1 (サンゲキコミック)の感想
セルフ・ネグレクトなんて言葉があるのか……KindleUnlimitedで5巻まで。ゴミ屋敷、引きこもり、孤独死やホームレス……他力本願というか、親が周りが何とかしてくれる私は悪くないんだから助けてよ!みたいな……漫画だからニオイはしないのがまだ救いなのか?なんて思ってしまった。
読了日:10月01日 著者:榎本由美
たらちね怪談 (竹書房怪談文庫 HO 673)の感想
怪談作家20名の競筆、母にまつわる怖かったり不思議だったり…なんとなくノスタルジックなわる怪異談の1冊。思ったよりボリュームがあったので、読み終わるのに時間がかかってしまった。父親にまつわる「ちちのみの怪談」もあるのか?
読了日:10月01日 著者:蛙坂須美,雨宮淳司,加藤一,神沼三平太,川奈まり子,高野 真,郷内心瞳,しのはら史絵,橘百花,つくね乱蔵,内藤駆,ねこや堂,服部義史,久田樹生,ひびきはじめ,ホームタウン,松岡真事,松本エムザ,三雲央,渡部正和
舞え舞え断崖 (講談社文庫)の感想
久しぶりの赤江作品。なぜかタイトルをずっと「舞え舞え蝸牛」だと思っていた😓 どの作品もすぐにその世界に入り込んでしまう文章の滑らかさ、言葉選び、表現方法などやはりスゴい作家さんだと思う。歌舞伎やバレエなど芸術関係に詳しい方だと思っていたけれど、最後の作品では鳩レースにも詳しいの!?となった😆 ラストにおいおい…となったけれど、同じ内容でも書き手によってはギャグにもなりそうな話。面白く堪能した。
読了日:10月02日 著者:赤江瀑
小悪魔JKサイコ第6話 (peep Comics)の感想
バカなコはやはり学習しないのね……小春ちゃんに成敗されてしまえ!
読了日:10月02日 著者:三石メガネ,peep,古場みすみ
中学校狂師 ~カラス女は許さない~ (7) (ストーリーな女たち)の感想
カラス女と言われたサキの復讐。主犯だったマリコの周囲の人間を利用していろんな策略を巡らせ、愈トドメがさせるかも!と思ったのにそうはうまくはいかないのね。しかし自分のダンナの手にグサッ!と箸を突き刺すマリコ、怖い……😱
読了日:10月02日 著者:小田原愛
推定悪役令嬢は国一番のブサイクに嫁がされるようです (角川ビーンズ文庫)の感想
知らない乙女ゲームの世界に転生したヒロイン。なんでエマニュエルなんて名前なんだ?と思ったら、あぁ、アレを使いたかったのね😅 悪役令嬢として断罪されたが、言い渡された罰は国で一番ブサイクな辺境伯・ルースとの婚姻だった。美醜感覚が前世と違う世界なので、ルースはブサイクなどではなく……彼に自信を持ってもらい自分の気持ちが本物だとわかってもらいたくて頑張るヒロイン。読みにくいというか、文章や構成がなんだかわかりにくいところもあった。コミカライズも少しだけ読んだ。
読了日:10月02日 著者:恵ノ島すず
捨てられ男爵令嬢は黒騎士様のお気に入り【特典SS付】 (アイリスNEO)の感想
コミカライズ1巻を読んでからの原作。続きがあるようだけれど、この1巻だけでもまとまりがあり、王道中の王道の恋物語でよいのではないでしょうか🥰 黒騎士さまの過去は気にはなるけれど、2巻以降はKindleUnlimitedではないので😅
読了日:10月04日 著者:水野 沙彰
コワモテ弁護士に過保護にお世話されてます (ヴァニラ文庫)の感想
スパダリというヤツなんでしょうか、イケメン弁護士とパラリーガルのヒロイン。自分の気持にも相手の気持にも鈍感なヒロインを生あたたかく見守りながら読んでいたけれど、ベッドシーンがクドいというかそんな会話いらんわ!と思ってしまい、気分が下降してしまった。現実離れした夢あふれる物語で昔のトレンディドラマを思い出すような。弁護士って逆恨みされる職業の最たる
ものかも。
読了日:10月04日 著者:玉紀 直
蝋涙 (講談社文庫 は 13-9)の感想
自伝的な話も含めた短編集。表題作の「蠟涙」は蝋の雫のような真珠のアクセサリーをプレゼントしてくれた男性との思い出。
若い娘さんのウキウキキャピキャピした物語ではなくて、ある程度の人生経験を積んだどこか諦めに似たような、でもしたたかに生きている女性の姿というか。「挽歌」も読んでみたい。
https://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n178/n178_064.html
https://note.com/micara/n/ne2fee1a3bc90
読了日:10月04日 著者:原田 康子
【全1-5セット】心を病んだ傷心令嬢、コワモテ辺境伯からの熱血生活指導を受けています【イラスト付】 (ロイヤルキス)の感想
元婚約者の度重なる浮気とその浮気相手からの嫌がらせが原因で、『心の病』を患ってしまったフランチェスカ。彼女は難しく貴族嫌いで知られる辺境伯ルガートとの縁談を勧められ、お試しで3ヶ月静養も兼ねて暮らすことに。ルガートは生活習慣の改善を提案する。少しずつ体力も回復して領民のやさしさに癒され……真面目過ぎるヒーローに頑張って自分の心を伝えようと積極的に迫るヒロインもなかなか(笑)
読了日:10月04日 著者:まつりか
死を望む悪役令嬢ですが、王太子に予想外に溺愛されて困惑しています (ヴァニラ文庫)の感想
ある日自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生していると気づいたミネット。このままだと最推しの王太子のリオネルが殺されてしまう…自分が死んでゲームのヒロインとリオネルが結ばれたら彼は死なずにすむはずと奮闘するのだが、うまくいかずにリオネルはヒロインになびかない。うーん、正直話がわからなかった💦 偽物の神子だの短命だの不妊など、それらの説明が不十分というか……めでたしめでたしなんだろうけど、内容は(・・?だった。
読了日:10月05日 著者:木登
身代わりに差し出された幽霊令嬢は伯爵様の最愛花嫁になりましたの感想
庭師と駆け落ちした妹のかわりにイヴェール伯爵家の当主レイモンドのもとに嫁ぐことになったレベッカ。レベッカの両親は彼女を屋根裏部屋に閉じ込めていたので社交界にも姿を見せることはなく…彼女を貴族たちは「幽霊令嬢」と揶揄していた。レイモンドもそう思っていたが…姉妹ふたりとも親から愛されず道具扱いされるという…まだレイモンドに愛されている自覚のないレベッカがどう変わっていくかを知りたいところで終わり😅 悪くない話だけれどやたらにイチャコラする話が多かったのでアッサリしている印象。
読了日:10月05日 著者:狭山ひびき
五年で私を愛せなければ離縁してください【完全版】 (アマゾナイトノベルズ)の感想
「申しわけないが、貴女を愛することはない」おーい、お熱い展開になるはずの初夜でのこの言葉。じゃあ白い結婚なのかといえばやることはやる😅 まぁその描写がないのはこのテの作品では珍しいかも。三人姉妹の真ん中、平凡ではある自覚はあるコルネリアだが、だからといって許せるわけもなく…シュテファンが婚約を申し込んできた理由を知り、逆に仕返しをしてやろうと「五年の間に私を愛せなかった場合は離縁してください」と条件を出す。まぁお互いどっちもどっちという気はするけど。言葉足らずはよくない。三人姉妹が仲良しなのがイイ。
読了日:10月05日 著者:黛 千也
あかりとシロの心霊夜話36(LGAコミックス)の感想
プロポーズの言葉もいろいろあるなと思った(笑)
古いアパートでペット可は魅力的だけれど、すぐに老朽化で建て直しするように指導されたからから退去してね、とならないか心配になる(^_^;)
読了日:10月05日 著者:西尚美
トキ クラウドファンディング記録集の感想
栗原貞子さんの詩「生ましめんかな」を思い出した。
https://rohengram799.livedoor.blog/archives/50807934.html
読了日:10月05日 著者:伊原達矢
二度目の異世界、少年だった彼は年上騎士になり溺愛してくる (ビーズログ文庫)の感想
ある日突然異世界に飛ばされたヒロイン。森で倒れていた少年ルークを助けたことをきっかけに一緒に暮らすことに…しかしまた突然元の世界に戻されてしまう。3年後、異世界に来たら何故かルークは26歳のイケメン騎士になっていた。コミカライズ1巻を読み、先を知りたくなりWEB版で読了😄
読了日:10月05日 著者:琴子
光の箱(1) (flowers コミックス)の感想
生と死の狭間にあるコンビニ。そこに引き寄せられる人たちが最後に買いたいもの、その理由とか働く青年たちはどうしてココに? 店長もまたナゾではあるけれど。最後の最後に立ち寄る場所、ふむ、私はどこに行くかな?
読了日:10月06日 著者:衿沢世衣子
初恋の人との晴れの日に令嬢は裏切りを知る 幸せになりたいので公爵様の求婚に騙されません (ビーズログ文庫)の感想
騎士であることを理由に元婚約者に振られるヒロイン。イヤ、バカすぎる相手なので破棄されてよかったのだが。その後すぐに憧れていた公爵に求婚され、スピーディーに結婚式当日を迎えたのに公爵様には恋人がいると聞いてしまい……「私も素敵な男性と幸せになってやる!」とそう式場から逃亡! 一方、公爵様は「他の男が彼女に触れるのは許さない」と…家族の物語でもあったな。続編もあるようだけれど、1巻だけでもまとまっているので楽しめると思う。
読了日:10月06日 著者:柏 みなみ
家族に役立たずと言われ続けたわたしが、魔性の公爵騎士様の最愛になるまで (Mノベルスf)の感想
美人で魔法の才能がある妹と違い、平凡で無能なエルマ。自分の父親や妹を「さま」づけで呼ぶことに抵抗がないくらい虐げられている😰 そんなある日、顔を布で隠している男に出会う。彼はその美貌で相手の正気を奪ってしまう「魔性」と恐れられている騎士で……シリーズ物みたいですが、これだけでも十分な気もする。王道のラブストーリー。刺繍をする令嬢ってこのテの話にはよく出てくるけれど、この作品ではかなりのポイントかも。
読了日:10月06日 著者:鳴田 るな
奇譚蒐集録:鉄環の娘と来訪神 (新潮文庫 し 85-3)の感想
帝大講師と書生の民俗学ミステリシリーズ第3弾の今回は信州の山奥が舞台。諏訪大社が出てきたからかなんとなく木原敏江さんの漫画「風恋記」を思い出した。出てくる名前が覚えられなくて何回か中断しながら読んだけど、イッキに読んだ方がこの世界に浸れたかも。「誰かが苦しむのであれば、変えて良いのだと思います。自分たちのために、後世の子孫のために、より良く変化させることを無分別とも蛮勇とも呼びません。時代と共に受け継がれる文化を変容させていくこと、そしてそれを行うことこそを勇気と呼ぶのだと、私は思うのです」(P152)
読了日:10月06日 著者:清水 朔
ピノキオの娘の感想
イケメン医師と押しかけ霊感看護師が不思議な症状の患者さんを治療する話。
読了日:10月06日 著者:一重 夕子
死の口紅(ルージュ) (祥伝社文庫)の感想
タイトルが気に入りKindleUnlimitedで。
1997年作品ということで、テレクラとか懐かしい風俗になってしまった。精神分裂病も今は使わない病名だし。奇妙な連続殺人が発生。どちらも被害者は若い女で、レイプされ絞殺。唇が真っ赤に塗りたくられていたため「口紅殺人鬼」とマスコミは呼ぶように。なにか事件があると犯罪心理学者とかにわか評論家がテレビでいろいろ喋る。酒鬼薔薇の時も占い師とか出てきてたなぁ。昭和のサスペンスドラマにありそう。主人公がテレクラで知りあった人物とのその後はもうちょっと知りたかった。
読了日:10月07日 著者:岡江多紀
精霊魔法が使えない無能だと婚約破棄されたので、義妹の奴隷になるより追放を選びました 1 (集英社ガールズコミックス)の感想
分冊版を途中まで読んだあとにコチラをみつけたので3巻まで読む。クロージック公爵家の長女・エヴァは、精霊魔法が使えない無能力者と言われ、婚約者である王太子・リズリーが義妹・マルティと浮気していることが発覚。両親もすでにいない彼女は国外追放か義妹の侍女になるかを迫られるが、自由になることを選ぶ。心許せる使用人たちと隣国に向かうまでも着いてからも驚くことが! 原作は未読だけれど先が気になるのでWEB版を読もうかと。
https://kakuyomu.jp/works/16816927861926145480
読了日:10月07日 著者:多花葉 ねみ
最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか (1) (Regina COMICS)の感想
Kindle版が10/10まで無料の3巻まで読む。舞踏会の最中、第二王子からいきなり婚約破棄を告げられたスカーレット。また定番の新しい婚約者を虐めただろ!とあらぬ罪を着せられ「悪役令嬢」呼ばわりされることに。しかし今までずっと我慢してきたけれどもう限界!「最後に、貴方達をブッ飛ばして もよろしいですか?」 こんなにスカッ!と殴り飛ばせたらどんなにいいか! でもシリアスとギャグがうまいこと混ざりあっていて面白い。原作は未読。来年アニメ化なのか✨ https://saihito-anime.com/
読了日:10月07日 著者:
【全1-6セット】強面閣下の心の声は、愛してるしか聞こえない!【イラスト付】 (ロイヤルキス)の感想
リーファは人の心の声が聞こえるという魔法能力を持っているために弟を人質に取られ、義父母の都合のいいように働かされていた。そして冷酷無慈悲と言われる噂の帝国軍総帥のサイクスと結婚しろと。サイクスには謀反の意思ありという噂があり、スパイとしての結婚だが、いざ会って見ると鋭い目つきの彼からは【なんだこの可愛さは…!? 可愛すぎてつらい】という心の叫びが(笑) キスからいきなりやっちゃう!?な展開にビックリしたらサイクスの淫夢もどきだったりして、適度にエロとシリアスとギャグが混ざっている感じだった。
読了日:10月07日 著者:八巻にのは
自称空気の読める令嬢は、義兄の溺愛を享受する (ミーティアノベルス)の感想
思っていた以上にコメディだった😂
アニメで見たら面白そう。
読了日:10月08日 著者:香月しを
太陽の子 GIFT OF FIRE (集英社文庫)の感想
1945年夏。軍の密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室では原子核爆弾の研究が進んでいた。石村修は実験に没頭、そんな中、建物疎開で家を失った幼馴染の朝倉世津が修の家に居候することに。また修の弟・裕之が戦地から一時帰郷し、久しぶりの再会を喜んだのだが…。映画のノベライズだった。日本がアメリカより先に原子爆弾の製造に成功していたら……今はどんな世界になっていたのだろうか。
読了日:10月08日 著者:樹島 千草
ハンセン病の雄太: 第49回部落解放文学賞・小説部門佳作受賞作 (小説 医療 医療史 伝染病 収容施設 差別 成長記録 ふじたごうらこ 受賞作 ハンセン病 らい病 レプラ)の感想
内容はAmazonの概要で。ハンセン病を直接、間接的に取り上げた作品はたくさんあるが、子どもたちにも無理なく読める作品ではないかと。プロポーズの場面は微笑ましかったが、念願叶いふるさとに戻ったのに……。今も無知による偏見はあるのだと思う。この作品をきっかけにより詳しい作品や患者さんたちの文芸活動作品へと少しずつ関心を拡げていくのがいいのかも。Kindleで無料。ぜひ一読を。
塔和子さん「胸の泉に」
http://www.peace-create.bz-office.net/k_toukazuko3.htm
読了日:10月08日 著者:ふじたごうらこ
引きこもりの私に求婚した相手は離れに愛人を囲っているようです (ミーティアノベルス)の感想
タイトルよりもシリアス風味だったような。いきなりヒロインの姉が家出してしまい、姉のかわりの結婚なのかと思ったらそうでもなく……いろんな夫婦の在り方を考えさせられたりして。
読了日:10月09日 著者:羊蹄
珈琲屋の人々 遠まわりの純情 (双葉文庫 い 42-08)の感想
行介と冬子の関係に進展があるようなないような…今回は子どもが絡んだ話だった。妊娠するのも産むのも育てるのも大変。行介が「女と子供はワンパック」と言った時にはえー!?と思ったけれど「女性と子供の並んだ姿−俺にはそれが最高のワンパックのように思えたから」の説明にあぁ、なんとなくそれはわかるなと。サブタイトルにある「遠まわりの純情」は昔むかし少年は10歳歳上の綺麗なおねーさんに一目惚れしました…な話だったけれと、この結末は……本人にしかわからないことってあるけれど、かつての少年が抱いてきた思いとその歳月は🥲
読了日:10月10日 著者:池永 陽
断罪されている悪役令嬢と入れ替わって婚約者たちをぶっ飛ばしたら、溺愛が待っていました (Mノベルスf)の感想
偽の聖女に陥れられ、断罪され、命を落とすという運命を5回もループしている公爵令嬢…そのの魂を救うべく神から頼まれ断罪中に転生したヒロイン。タイトル通りの武芸者(笑)神がヒロインに与えた加護も最強だったし。恋愛に関してはニブいところもあり、友人たちとのやりとりも面白かった。シリーズ物。
読了日:10月11日 著者:BlueBlue
番の加護を刻まれて竜帝陛下に嫁いだら、激重な愛が待ってました (蜜猫F文庫 MF 011)の感想
表紙イラストと「番」の文字にエロエロしい場面ばかりなのかとちょっと身構えてしまったけれど、思っていたよりファンタジーなお話で、番云々をカットしたら子ども向けのおとぎ話にもなりそう。叔父さまが好みだったので、もうちょっと活躍が読みたかったな。ヒーローの外見は私のイメージとしてはもう少しガッチリ系で、ヒロインは病弱だったわりには挿し絵がやたらに巨乳になっているのがうーんだった😅 竜は可愛い🥰
読了日:10月11日 著者:御厨 翠
結婚するって、本当ですか: 365 Days To The Wedding (1) (ビッグコミックス)の感想
タイトルからすぐにダ・カーポの歌を連想したのだけれど(笑)アニメを見てこういう話なのかぁ、と。偽装結婚というまでには至っていない、偽装婚約者?なのかな。ハッピーエンドになるといいのだけれど。
読了日:10月11日 著者:若木 民喜
捨てられ白魔法使いの紅茶生活 (カドカワBOOKS)の感想
令嬢モノを読むとよく紅茶が出てくるので、紅茶がメインの話なのかと思って選んでみたのだけれど……
竜討伐に失敗、仲間にはケガをしたまま放置された白魔法使いのアマリア。死を覚悟したのに、なぜか竜に助けられ……人間の子どもの姿になりユーゴと名づけた竜の正体を隠しながら二人で親子として暮らすことに。最初の仲間がクズ過ぎてムカつくわ〜! 紅茶はフルーツティーがメインのような。安定感のある話ではあったけれど、思ったより長くてイッキに読み終わらなかった。シリーズ物。
読了日:10月12日 著者:瀬尾 優梨
おさなき灯台守の感想
おさなくともいのちを守る仕事に対する責任感! みんな無事でよかった。娘は須美、息子は摩耶…名前もなんか意味がありそう。
読了日:10月12日 著者:竹久 夢二
愚の旗の感想
自分のことを書いているのかなぁ、と思った。文章も絵も書(描)いていたし。コチラを読んで興味を持ったので。
https://note.com/makisetsu/n/nb827e5099339
読了日:10月13日 著者:竹内 浩三
Your First BL Three Piecesの感想
たしかに入門書にふさわしい、雰囲気BLというか読みやすいし、その後を想像するのも楽しい三作品だった🤭
読了日:10月13日 著者:木原音瀬,水壬楓子,和泉桂
昭和39年の俺たち11月号の感想
◆男の歌を唄うの表紙がカッコイイ→https://x.com/imaimaizz/status/1841025363163693099 ◆三島由紀夫生誕100年・「三島由紀夫 街歩き手帖」作者インタビュー、次号にもつづく◆レトロホラーゲーム・遊んだことはないけれど「かまいたちの夜」はよくCMを見た記憶がある。怖すぎて「サイレン」のCMは放送中止になったそうだが知らない◆幻のアイドル必聴版・山川ユキ「新宿ダダ」〜世が世ならトー横歌謡の見出し😂◆昭和アイドル備忘録・岩井小百合〜今は◯◯の妹とか聞かないな🤔
読了日:10月13日 著者:
夜の塩 (徳間文庫)の感想
名門私立女子校で英語教師として働いている十希子。勤め先である高級料亭の客の商社の男と母親が心中したと知らされ…同僚との結婚は破断したが、花嫁姿を楽しみにしてくれていた母が死ぬはずがないと母親の死の謎を解くために動き出す。高級料亭ってやっぱりアヤシイなぁ。昭和30年代が舞台。タイトルの意味があんまりしっくりこなかった。料亭のバカ息子がもっと十希子に絡むかと思ったらそうでもなかった。食堂のおばちゃんシリーズよりこういう単発?の物語の方が山口さんの作品は好き。
読了日:10月14日 著者:山口恵以子
木曜日のリカ1 (マンガの金字塔)の感想
ノーベル殺人賞をもらった女・リカ……「メロメロ」とか出てくる表現に時代を感じる😅
https://manba.co.jp/manba_magazines/26590
読了日:10月16日 著者:松森 正,小池 一夫
後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす (メディアワークス文庫)の感想
第一章を読み終わったところで断念😓 暴虐な先帝の死後、帝国・剋の後宮は毒疫に覆われる。毒疫を唯一治療できるのは特別な食医・慧玲。彼女は先帝の廃姫だった。処刑を免れる代わりに慧玲は後宮食医として、貴妃達の治療を命じられ……謎めいたイケメン風水師・鴆との対決?も続きそうだけれど、文字だけだと知識がないので内容が理解しにくくて。治療するのも奇病過ぎてブラック・ジャックの身体が葉っぱだらけになった少年を思い出したりして。ヒロインは気が強そうたから強かに生きていくのだろうけど。漫画ならよみやすいかなぁ。
読了日:10月16日 著者:夢見里 龍
ポンコツ一家の感想
WEB版、インタビュー記事を少し読んだことがあるけれど、まとめて読んだのは初めて。私は全く介護体験がないので想像するしかないのだけれど……病院の先生の対応はさすがだなと思った。寄り添うとか否定しないで受け入れるとか、そんなに簡単に出来るものではないし。にしおかさん自身も心身の健康に気をつけてもらいたい。
読了日:10月16日 著者:にしおか すみこ
Mふたり 官能小説傑作選 恥の性 (角川文庫)の感想
恥の性とあるようにヘンタイ度は高めなのかも…のいかにも官能小説でラノベのファンタジーな世界より生々しさがあって、その分やはり性に特化した作家さんの技量の凄さを感じたり。まぁ品のない言葉は好きじゃないですが。表紙の雰囲気よりスポーツ新聞のエロ小説風味。 初めての作家さんもいたし、現代モノより時代モノが面白かった。最後の「B専エレジー」とか風俗嬢と客が文字通り裸でぶつかり合うからこそエレジーという言葉が沁みるなぁと思った。
読了日:10月17日 著者:小玉 二三,如月 あづさ,相原 晋,睦月 影郎,草凪 優,庵乃 音人,鷹澤 フブキ
堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫)の感想
新名智さんは初めてかな。「竜狩人に祝福を」枝分かれしていく作品だったけど、面倒くさい(笑)そしてオチにはうん、まぁそんな感じではあったなと。三津田信三さんの「湯の中の顔」は田中貢太郎を読もうと思った。イニシャル多いのは疲れた。小池真理子さんの「オンリー・ユー」は亡くなったご主人とのことがうかんてきた。他のシリーズも読むことにする。
読了日:10月17日 著者:宮部 みゆき,新名 智,芦花公園,内藤 了,三津田 信三,小池 真理子
呪詛を受信しました (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)の感想
タイトルと表紙買い。寝る前にイッキ読み。スマホがあって学校でもPCを使うのが当たり前の時代になって、今の時代に子育て中でなくてよかった、自分が中高生でなくてよかったとこういう話を読むと思う。呪い、まじないとのろい……集団のコロコロかわる気分が怖い。匿名性により思ったことは即発信してすぐ新しいネタに飛びつき忘れる。担任教師もなんだよ、ったく。友人関係についてはその屈折した感情とかよく書かれているなと思った。一番に罰せられるのは主人公の父親だと思うのだが。残虐な場面もあるので読む場合は注意した方がいいかも。
読了日:10月17日 著者:上田 春雨
まさかな恋になりました。 (11) (裏少年サンデーコミックス)の感想
終わってしまった……! 本編より番外編の方が面白かったかも(笑)
悲しい出来事もあったけど、大団円で何より。よかった、よかった。
読了日:10月18日 著者:邑咲奇
健堅比屋物語 サンラ―とカナのヒーローの感想
健堅大親(きんきんぬひゃー)は、初代中山王察度の頃(1350年~1395年、南北朝時代)琉球国本部間切(現沖縄県本部町)を治めた士族で、久米島の堂の大親(どうのひゃー)と一緒に久米島を訪れた際、暴風で船が難破し久米島に漂着した明国人に帰国する船を作る木材と良馬を与え無事に帰国させた事から、明国皇帝から琉球王国を通じてお礼の絹と石碑が贈られたとの記述が琉球王国の史書「球陽」に残されています。……名前も初めて知った。
https://motobuclib.ti-da.net/e12710687.html
読了日:10月18日 著者:漫画:makiart 原案:知念正昭
妻の犯罪 官能小説傑作選 哀の性 (角川文庫)の感想
「Мふたり」よりもこちらの方が文芸作品として面白かった。「妻」となった人、なりたい人、なりたくない人、かつてその立場だった人……エロい描写はもちろんあるけれど、どれも映像で見たら面白いかも、と思った。特に好きなのは吉原で働いている若いおにーさんとその店のひとり娘の話。男女の営みを覗いてみたいという好奇心(知識だけはあるのがまた😅)、自分と同じ年の子が水揚げされるときいて自分もと言い出す。最後にはまた驚かされもした。(相原晋 ねず鳴き)小玉二三のはカルボナーラを食べるたびに思い出したらヤバい💦
読了日:10月19日 著者:庵乃 音人,文月 芯,葉月 奏太,相原 晋,小玉 二三,草凪 優
幽閉令嬢の気ままな異世界生活~転生ライフを楽しんでいるので、邪魔しに来ないでくれませんか、元婚約者様?~ (ベリーズファンタジー)の感想
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに幼い頃に気づいたアドリアーナ。婚約破棄、あらぬ罪で幽閉というお決まりコースを回避すべく慎ましやかに暮らしてきたが、やっぱり婚約破棄に。ただ幽閉先は辺境だが快適な離宮で楽しいセカンドライフをスタート。そこに元婚約者がやってきて……。全年齢OKなお話(笑)番外編は本編に入れた方がいいような気がした。
読了日:10月19日 著者:狭山ひびき
竈の中の顔の感想
「堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫)」の三津田信三作品から気になり読んでみた。なんだろう、この感じ……単純に怖いというのとは違う。・ヴィンチ2004年5月(No.121)10周年記念号に京極夏彦氏が朗読したCDがついていたとか? 聴いてみたい。
読了日:10月19日 著者:田中 貢太郎
偽りの家 家族ミステリアンソロジー (角川文庫)の感想
松本清張の「鬼畜」時代が変わってもこういう性根の人間はいなくならない気がする。前にテレビドラマでやたらに新築の家に執着して畳を拭きまくる奥さんが出てくる話を見たことがあるけれど、家という建物本体以外にそこで暮らす人間の生活態度や思い入れとかコワい……小池真理子さんの「花ざかりの家」美しい花が咲く家に住む人間は……金原まさ子さんの「ヒトはケモノと菫は菫同志契れ」が浮かんてきた。新津きよみさんの「おばあちゃんの家」ジワジワときた! 面白く読めた一冊。
読了日:10月19日 著者:赤川 次郎,小池 真理子,新津 きよみ,松本 清張,宮部 みゆき,矢樹 純
真綿の檻 (1) (フラワーコミックス)の感想
タイトルから想像していたのとは違った内容、構成だった。他の人から見える自分の内面って実体からかけ離れているよなぁ。誰の目線で見るか、また見る側が歪んでいたらその姿も歪むだろうし。1巻無料だったので読んでみたけれど、この家族はどうなるのだろう?
読了日:10月19日 著者:尾崎 衣良
首相の思出の感想
タイトルは「そうりだいじんのおもいで」と読むそうだ。昔、ドイツのある貴族の家に大へんに可愛らしい、さうして美しい少年がいた。彼は人形を操るのが上手かった。隣の家のひとり暮らしのおじいさんに老人に人形芝居を見せてあげると、老人は男の子にいろいろなことを教えてくれる。「私は私の家の宝物と一緒にこれを蔵しまつて置きます。」少年からもらった道具を老人はその言葉通りに大切にしてくれていた。この少年は……!?
牧野信一⇒
https://www.connec.co.jp/makinos/profilems.html
読了日:10月19日 著者:牧野 信一
競馬の一日に就いての感想
弘兼憲史×画像生成AIによる漫画『島耕作 競馬探訪篇』の記事&漫画を読んで競馬の話はないかと思い、コチラを。
https://dengekionline.com/article/202410/21363
https://jra-fun.jp/shimakousaku-keiba/
私は競馬はやらないですが、お馬さんを見るのは好き。
底本:「ひりひり賭け事アンソロジー わかっちゃいるけど、ギャンブル!」ちくま文庫
読了日:10月22日 著者:菊池寛
郵便切手の感想
郵便料金の値上がり…今は全く手紙を書かなくなったけれど「三銭が四銭になり七銭になり十銭になった。切手のねだんは、いつも物価の値上りの一歩ずつあとを追ってたかくなった。」にうなづいてしまう。私が文通を始めた頃は封書は50円だった気がする。切手デザインに色んな意図がある…東郷元帥にも消印をベタッ!と押したのだろうか?
http://www.yuubinsyumi.com/smartphone/detail.html?id=000000003256
読了日:10月22日 著者:宮本 百合子
風七題の感想
「六」の台風が来るな、という話にあった『「この風は、南洋から、ふいてきたんだね。」と、ぼくが、いうと、正ちゃんは、立ちどまって、空をながめ、「死んだ兄さんが、あの雲に乗ってこないかなあ。」と、いいました。
風は、間をおいて、ふきました。なまあたたかく、しめっぽくて、ちょうど、大きな海のため息のようでありました。』がなんともせつない。
読了日:10月22日 著者:小川未明
七つの黒い夢 (新潮文庫)の感想
悪夢ではなく黒い夢…どこかファンタジーっぽいアンソロジーにあっている。一番、なんとも言えない気分になったのは「天使のレシート」(誉田哲也)だろうか。天使の日(10/4)には読み終わらなかったけど、桜坂洋さん(初めて読んだ)「10月はSPAMで満ちている」には間に合ったかなと(笑)
桜坂洋(初)私が缶詰のSPAMを知ったのは20歳の頃で、ひとり暮らしの沖縄出身のコが親から届いた貴重な食料だと言って卵と炒めていたのを思い出した。
読了日:10月23日 著者:乙一,恩田 陸,北村 薫,誉田 哲也,西澤 保彦,桜坂 洋,岩井 志麻子
京都日記の感想
『実は「京都日記」の別稿と推測される1篇が、未完のまま未発表で残されていました。それが、今回紹介する東山の寺院、青蓮院しょうれんいんの庭を描いた作品です。』……という記事を読んだので。
https://note.com/honno_hitotoki/n/nba7e970b2715
読了日:10月23日 著者:芥川 竜之介
まぎわのごはん (小学館文庫 ふ 27-1)の感想
「まぎわ」はどんな病気にも対応し、患者に寄り添った食事を提供する特別な食事処。主人公の話し方と子どもっぽさが気になった。茨木のり子さんの詩『さくら』にある「さくらふぶきの下を ふららと歩けば 一瞬 名僧のごとくにわかるのです 死こそ常態 生はいとしき蜃気楼と」が浮かんだ1冊。
読了日:10月23日 著者:藤ノ木 優
引越しの感想
朝5時に引越しの手伝いに来いという電報を受け取る……イヤだ😱😱😱
読了日:10月24日 著者:中原中也
恋の後悔の感想
恋の航海、と変換するところだった(笑)
「思想と行為が弾劾し合ひ
智情意の三分法がウソになり
カンテラの灯と酒宴との間に
人の心がさ迷ひます」
https://www.aozora.gr.jp/cards/000026/card55896.html
読了日:10月24日 著者:中原中也
戦野の一服 (ニチブンコミックス)の感想
映画「二百三髙地」を思い出しながら読んだ。最後の話が悲しすぎる。カバーもとって見る。日本の煙草パッケージはデザインが良すぎるのがいけないというけれど、たしかにそうかも。恩賜の煙草も今はないですね。
https://www.1010.or.jp/mag-arc-hoshino-48/
軍事法規研究会の方はコチラにも全面協力されていました。
https://gunhouken.amebaownd.com/posts/49677554
読了日:10月25日 著者:清澄 炯一
夕雲の感想
前半では山口百恵ちゃんの歌う「秋桜」を連想し、後半では『まなざし 盲目の俳句・短歌集』の
「頬で見る夕焼頬にまぶしくて」(大谷展生さん)を思い出した。
http://satoko-u.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-9534.html
読了日:10月25日 著者:小川 未明
葉の感想
いきなり失礼💦 【「汲み取り便所は如何に改善すべきか?」という書物を買って来て本気に研究したこともあった。彼はその当時、従来の人糞の処置には可成まいっていた。】ちょうど「ゴミうんち展」の記事を読んだところだったのでアラ😅となりました。読み進めていくうちになんか記憶にあるなぁ、なにかで引用されていた文章かなぁ、と思ったけれど、再読だったわ。
https://ameblo.jp/artony/entry-12869093122.html
読了日:10月25日 著者:太宰 治
夜明けの橋 (新潮文庫 き 35-1)の感想
作者の新作が読めないのは残念。江戸が自分の知る江戸時代になる、槌音が響き、時代が変わりゆく中で生きていく人たち。武士であろうとする者、違う道を選ぶもの。「梅花の下で」は桃園の誓いみたいな話なのかと思っていたら、えぇ~!となった。なんともいえない気分になったので、最後の「日本橋」に救われたような。「伊勢町三浦屋」のものを書くことについての心情もよかった。
「東京下町〜夜明け橋〜」という歌があったので聴いてみた。
https://www.uta-net.com/song/211902/
読了日:10月25日 著者:北 重人
月夜のウサギと星空庭園 秋の琥珀色の花の感想
noteで全文読ませていただきました!
秋色満載なお話。
https://note.com/ufusagiehon/n/na8e924556707
読了日:10月26日 著者:うふうさぎ
太陽の小箱 (幻冬舎文庫 ち 6-2)の感想
オビに「アイミタガイ」が映画化とあり、好きな作品だったのでその作者さんの新刊なのかと、表紙もタイトルも気に入ったので買ってみた。あやしげな「念力研究所」に弟がどこで死んだのか知りたいとやってきた11歳の少年・カオル。最初出てきた女の子が主人公かと思っていたらどうも違うなと思いつつ、少年と中年オヤジのオショさん、不登校の女の子イオが真相を確かめる旅に出るのをそんなんで大丈夫か?と読み進める。途中でこの人は誰?の語りが入るのだが、最後にあ、そうなんだ!といろんなことがわかる。でもオショさんはナゾのままだった!
読了日:10月26日 著者:中條てい
シャトゥーン~ヒグマの森~ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)の感想
10/27はテディベアの日だそうで……クマの漫画を😑😑😑
https://www.sukima.me/book/title/BT0001119145/
読了日:10月27日 著者:増田俊也,奥谷通教
木の上と下の話の感想
「おまえ、世の中って、楽しいことがあったり、悲しいことがあったり、こういうものだよ。」と、母すずめは、子すずめに、静かにいってきかしたのであります。……子すずめもいずれいろんなことを見聞きしたり体験するんだろうなぁ。老いた猫の場面が一番悲しかったかも。
読了日:10月28日 著者:小川 未明
通路/口紅/紙風船/十年 (文芸社セレクション)の感想
長男の浅沼達朗氏が亡き父親の作品をまとめたもの。2022年4月末に緊急入院して6月には永眠。広告の仕事(キャッチコピーの作成)をされていたようです。あとがきに息子さんが小説発行の経緯などと一緒に書かれています。昭和のトレンディドラマを連想するような、そんな作品かも…と読み終わってしばらくしてから思いました。ドラマチックでロマンチックで……読みやすい1冊で、諸用の待ち時間にあっという間に読み終わってしまいました。シンプルな装丁が気に入り買ったのですが、なかなかよい1冊でした。
読了日:10月29日 著者:浅沼 健一
11 eleven (河出文庫)の感想
「五色の舟」のみ。無料公開を見つけたので。河出さん、ありがとう✨
https://web.kawade.co.jp/bunko/3479/
読了日:10月30日 著者:津原 泰水
パンプキンナイト 1巻 (LINEコミックス)の感想
明日はハロウィンだからね……最初からスゴいンですが😱😱😱
読了日:10月30日 著者:谷口世磨,外薗昌也
読書メーター
読んだ本の数:73
読んだページ数:13095
ナイス数:1703

美しい双子の王女ティアナとエミリアは他国の侵略から国を守るため大国ファルジルックの王太子と婚姻を結ぶことに。しかし姉は生まれつき身体が弱く、姉に成り代わり妹が嫁ぐことに。しかしそこ待っていたのは初恋の騎士さま!😱 まぁお相手も婚姻話が出る前に会っていた妹が好きだったので結果としてはハッピーエンド
。別に最初から妹を嫁がせますでよかったのでは?と思うけど…初夜の場面もアッサリでヨシ😁 手編みのリボンが出てきて『眠つてゐる君がほどけてするすると真つ赤なリボンになる夢を見た』
(知花くらら)を思い出した。
読了日:10月01日 著者:未華空央

セルフ・ネグレクトなんて言葉があるのか……KindleUnlimitedで5巻まで。ゴミ屋敷、引きこもり、孤独死やホームレス……他力本願というか、親が周りが何とかしてくれる私は悪くないんだから助けてよ!みたいな……漫画だからニオイはしないのがまだ救いなのか?なんて思ってしまった。
読了日:10月01日 著者:榎本由美

怪談作家20名の競筆、母にまつわる怖かったり不思議だったり…なんとなくノスタルジックなわる怪異談の1冊。思ったよりボリュームがあったので、読み終わるのに時間がかかってしまった。父親にまつわる「ちちのみの怪談」もあるのか?
読了日:10月01日 著者:蛙坂須美,雨宮淳司,加藤一,神沼三平太,川奈まり子,高野 真,郷内心瞳,しのはら史絵,橘百花,つくね乱蔵,内藤駆,ねこや堂,服部義史,久田樹生,ひびきはじめ,ホームタウン,松岡真事,松本エムザ,三雲央,渡部正和

久しぶりの赤江作品。なぜかタイトルをずっと「舞え舞え蝸牛」だと思っていた😓 どの作品もすぐにその世界に入り込んでしまう文章の滑らかさ、言葉選び、表現方法などやはりスゴい作家さんだと思う。歌舞伎やバレエなど芸術関係に詳しい方だと思っていたけれど、最後の作品では鳩レースにも詳しいの!?となった😆 ラストにおいおい…となったけれど、同じ内容でも書き手によってはギャグにもなりそうな話。面白く堪能した。
読了日:10月02日 著者:赤江瀑

バカなコはやはり学習しないのね……小春ちゃんに成敗されてしまえ!
読了日:10月02日 著者:三石メガネ,peep,古場みすみ

カラス女と言われたサキの復讐。主犯だったマリコの周囲の人間を利用していろんな策略を巡らせ、愈トドメがさせるかも!と思ったのにそうはうまくはいかないのね。しかし自分のダンナの手にグサッ!と箸を突き刺すマリコ、怖い……😱
読了日:10月02日 著者:小田原愛

知らない乙女ゲームの世界に転生したヒロイン。なんでエマニュエルなんて名前なんだ?と思ったら、あぁ、アレを使いたかったのね😅 悪役令嬢として断罪されたが、言い渡された罰は国で一番ブサイクな辺境伯・ルースとの婚姻だった。美醜感覚が前世と違う世界なので、ルースはブサイクなどではなく……彼に自信を持ってもらい自分の気持ちが本物だとわかってもらいたくて頑張るヒロイン。読みにくいというか、文章や構成がなんだかわかりにくいところもあった。コミカライズも少しだけ読んだ。
読了日:10月02日 著者:恵ノ島すず

コミカライズ1巻を読んでからの原作。続きがあるようだけれど、この1巻だけでもまとまりがあり、王道中の王道の恋物語でよいのではないでしょうか🥰 黒騎士さまの過去は気にはなるけれど、2巻以降はKindleUnlimitedではないので😅
読了日:10月04日 著者:水野 沙彰

スパダリというヤツなんでしょうか、イケメン弁護士とパラリーガルのヒロイン。自分の気持にも相手の気持にも鈍感なヒロインを生あたたかく見守りながら読んでいたけれど、ベッドシーンがクドいというかそんな会話いらんわ!と思ってしまい、気分が下降してしまった。現実離れした夢あふれる物語で昔のトレンディドラマを思い出すような。弁護士って逆恨みされる職業の最たる
ものかも。
読了日:10月04日 著者:玉紀 直

自伝的な話も含めた短編集。表題作の「蠟涙」は蝋の雫のような真珠のアクセサリーをプレゼントしてくれた男性との思い出。
若い娘さんのウキウキキャピキャピした物語ではなくて、ある程度の人生経験を積んだどこか諦めに似たような、でもしたたかに生きている女性の姿というか。「挽歌」も読んでみたい。
https://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n178/n178_064.html
https://note.com/micara/n/ne2fee1a3bc90
読了日:10月04日 著者:原田 康子

元婚約者の度重なる浮気とその浮気相手からの嫌がらせが原因で、『心の病』を患ってしまったフランチェスカ。彼女は難しく貴族嫌いで知られる辺境伯ルガートとの縁談を勧められ、お試しで3ヶ月静養も兼ねて暮らすことに。ルガートは生活習慣の改善を提案する。少しずつ体力も回復して領民のやさしさに癒され……真面目過ぎるヒーローに頑張って自分の心を伝えようと積極的に迫るヒロインもなかなか(笑)
読了日:10月04日 著者:まつりか

ある日自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生していると気づいたミネット。このままだと最推しの王太子のリオネルが殺されてしまう…自分が死んでゲームのヒロインとリオネルが結ばれたら彼は死なずにすむはずと奮闘するのだが、うまくいかずにリオネルはヒロインになびかない。うーん、正直話がわからなかった💦 偽物の神子だの短命だの不妊など、それらの説明が不十分というか……めでたしめでたしなんだろうけど、内容は(・・?だった。
読了日:10月05日 著者:木登

庭師と駆け落ちした妹のかわりにイヴェール伯爵家の当主レイモンドのもとに嫁ぐことになったレベッカ。レベッカの両親は彼女を屋根裏部屋に閉じ込めていたので社交界にも姿を見せることはなく…彼女を貴族たちは「幽霊令嬢」と揶揄していた。レイモンドもそう思っていたが…姉妹ふたりとも親から愛されず道具扱いされるという…まだレイモンドに愛されている自覚のないレベッカがどう変わっていくかを知りたいところで終わり😅 悪くない話だけれどやたらにイチャコラする話が多かったのでアッサリしている印象。
読了日:10月05日 著者:狭山ひびき

「申しわけないが、貴女を愛することはない」おーい、お熱い展開になるはずの初夜でのこの言葉。じゃあ白い結婚なのかといえばやることはやる😅 まぁその描写がないのはこのテの作品では珍しいかも。三人姉妹の真ん中、平凡ではある自覚はあるコルネリアだが、だからといって許せるわけもなく…シュテファンが婚約を申し込んできた理由を知り、逆に仕返しをしてやろうと「五年の間に私を愛せなかった場合は離縁してください」と条件を出す。まぁお互いどっちもどっちという気はするけど。言葉足らずはよくない。三人姉妹が仲良しなのがイイ。
読了日:10月05日 著者:黛 千也

プロポーズの言葉もいろいろあるなと思った(笑)
古いアパートでペット可は魅力的だけれど、すぐに老朽化で建て直しするように指導されたからから退去してね、とならないか心配になる(^_^;)
読了日:10月05日 著者:西尚美

栗原貞子さんの詩「生ましめんかな」を思い出した。
https://rohengram799.livedoor.blog/archives/50807934.html
読了日:10月05日 著者:伊原達矢

ある日突然異世界に飛ばされたヒロイン。森で倒れていた少年ルークを助けたことをきっかけに一緒に暮らすことに…しかしまた突然元の世界に戻されてしまう。3年後、異世界に来たら何故かルークは26歳のイケメン騎士になっていた。コミカライズ1巻を読み、先を知りたくなりWEB版で読了😄
読了日:10月05日 著者:琴子

生と死の狭間にあるコンビニ。そこに引き寄せられる人たちが最後に買いたいもの、その理由とか働く青年たちはどうしてココに? 店長もまたナゾではあるけれど。最後の最後に立ち寄る場所、ふむ、私はどこに行くかな?
読了日:10月06日 著者:衿沢世衣子

騎士であることを理由に元婚約者に振られるヒロイン。イヤ、バカすぎる相手なので破棄されてよかったのだが。その後すぐに憧れていた公爵に求婚され、スピーディーに結婚式当日を迎えたのに公爵様には恋人がいると聞いてしまい……「私も素敵な男性と幸せになってやる!」とそう式場から逃亡! 一方、公爵様は「他の男が彼女に触れるのは許さない」と…家族の物語でもあったな。続編もあるようだけれど、1巻だけでもまとまっているので楽しめると思う。
読了日:10月06日 著者:柏 みなみ

美人で魔法の才能がある妹と違い、平凡で無能なエルマ。自分の父親や妹を「さま」づけで呼ぶことに抵抗がないくらい虐げられている😰 そんなある日、顔を布で隠している男に出会う。彼はその美貌で相手の正気を奪ってしまう「魔性」と恐れられている騎士で……シリーズ物みたいですが、これだけでも十分な気もする。王道のラブストーリー。刺繍をする令嬢ってこのテの話にはよく出てくるけれど、この作品ではかなりのポイントかも。
読了日:10月06日 著者:鳴田 るな

帝大講師と書生の民俗学ミステリシリーズ第3弾の今回は信州の山奥が舞台。諏訪大社が出てきたからかなんとなく木原敏江さんの漫画「風恋記」を思い出した。出てくる名前が覚えられなくて何回か中断しながら読んだけど、イッキに読んだ方がこの世界に浸れたかも。「誰かが苦しむのであれば、変えて良いのだと思います。自分たちのために、後世の子孫のために、より良く変化させることを無分別とも蛮勇とも呼びません。時代と共に受け継がれる文化を変容させていくこと、そしてそれを行うことこそを勇気と呼ぶのだと、私は思うのです」(P152)
読了日:10月06日 著者:清水 朔

イケメン医師と押しかけ霊感看護師が不思議な症状の患者さんを治療する話。
読了日:10月06日 著者:一重 夕子

タイトルが気に入りKindleUnlimitedで。
1997年作品ということで、テレクラとか懐かしい風俗になってしまった。精神分裂病も今は使わない病名だし。奇妙な連続殺人が発生。どちらも被害者は若い女で、レイプされ絞殺。唇が真っ赤に塗りたくられていたため「口紅殺人鬼」とマスコミは呼ぶように。なにか事件があると犯罪心理学者とかにわか評論家がテレビでいろいろ喋る。酒鬼薔薇の時も占い師とか出てきてたなぁ。昭和のサスペンスドラマにありそう。主人公がテレクラで知りあった人物とのその後はもうちょっと知りたかった。
読了日:10月07日 著者:岡江多紀

分冊版を途中まで読んだあとにコチラをみつけたので3巻まで読む。クロージック公爵家の長女・エヴァは、精霊魔法が使えない無能力者と言われ、婚約者である王太子・リズリーが義妹・マルティと浮気していることが発覚。両親もすでにいない彼女は国外追放か義妹の侍女になるかを迫られるが、自由になることを選ぶ。心許せる使用人たちと隣国に向かうまでも着いてからも驚くことが! 原作は未読だけれど先が気になるのでWEB版を読もうかと。
https://kakuyomu.jp/works/16816927861926145480
読了日:10月07日 著者:多花葉 ねみ

Kindle版が10/10まで無料の3巻まで読む。舞踏会の最中、第二王子からいきなり婚約破棄を告げられたスカーレット。また定番の新しい婚約者を虐めただろ!とあらぬ罪を着せられ「悪役令嬢」呼ばわりされることに。しかし今までずっと我慢してきたけれどもう限界!「最後に、貴方達をブッ飛ばして もよろしいですか?」 こんなにスカッ!と殴り飛ばせたらどんなにいいか! でもシリアスとギャグがうまいこと混ざりあっていて面白い。原作は未読。来年アニメ化なのか✨ https://saihito-anime.com/
読了日:10月07日 著者:

リーファは人の心の声が聞こえるという魔法能力を持っているために弟を人質に取られ、義父母の都合のいいように働かされていた。そして冷酷無慈悲と言われる噂の帝国軍総帥のサイクスと結婚しろと。サイクスには謀反の意思ありという噂があり、スパイとしての結婚だが、いざ会って見ると鋭い目つきの彼からは【なんだこの可愛さは…!? 可愛すぎてつらい】という心の叫びが(笑) キスからいきなりやっちゃう!?な展開にビックリしたらサイクスの淫夢もどきだったりして、適度にエロとシリアスとギャグが混ざっている感じだった。
読了日:10月07日 著者:八巻にのは

思っていた以上にコメディだった😂
アニメで見たら面白そう。
読了日:10月08日 著者:香月しを

1945年夏。軍の密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室では原子核爆弾の研究が進んでいた。石村修は実験に没頭、そんな中、建物疎開で家を失った幼馴染の朝倉世津が修の家に居候することに。また修の弟・裕之が戦地から一時帰郷し、久しぶりの再会を喜んだのだが…。映画のノベライズだった。日本がアメリカより先に原子爆弾の製造に成功していたら……今はどんな世界になっていたのだろうか。
読了日:10月08日 著者:樹島 千草

内容はAmazonの概要で。ハンセン病を直接、間接的に取り上げた作品はたくさんあるが、子どもたちにも無理なく読める作品ではないかと。プロポーズの場面は微笑ましかったが、念願叶いふるさとに戻ったのに……。今も無知による偏見はあるのだと思う。この作品をきっかけにより詳しい作品や患者さんたちの文芸活動作品へと少しずつ関心を拡げていくのがいいのかも。Kindleで無料。ぜひ一読を。
塔和子さん「胸の泉に」
http://www.peace-create.bz-office.net/k_toukazuko3.htm
読了日:10月08日 著者:ふじたごうらこ

タイトルよりもシリアス風味だったような。いきなりヒロインの姉が家出してしまい、姉のかわりの結婚なのかと思ったらそうでもなく……いろんな夫婦の在り方を考えさせられたりして。
読了日:10月09日 著者:羊蹄

行介と冬子の関係に進展があるようなないような…今回は子どもが絡んだ話だった。妊娠するのも産むのも育てるのも大変。行介が「女と子供はワンパック」と言った時にはえー!?と思ったけれど「女性と子供の並んだ姿−俺にはそれが最高のワンパックのように思えたから」の説明にあぁ、なんとなくそれはわかるなと。サブタイトルにある「遠まわりの純情」は昔むかし少年は10歳歳上の綺麗なおねーさんに一目惚れしました…な話だったけれと、この結末は……本人にしかわからないことってあるけれど、かつての少年が抱いてきた思いとその歳月は🥲
読了日:10月10日 著者:池永 陽

偽の聖女に陥れられ、断罪され、命を落とすという運命を5回もループしている公爵令嬢…そのの魂を救うべく神から頼まれ断罪中に転生したヒロイン。タイトル通りの武芸者(笑)神がヒロインに与えた加護も最強だったし。恋愛に関してはニブいところもあり、友人たちとのやりとりも面白かった。シリーズ物。
読了日:10月11日 著者:BlueBlue

表紙イラストと「番」の文字にエロエロしい場面ばかりなのかとちょっと身構えてしまったけれど、思っていたよりファンタジーなお話で、番云々をカットしたら子ども向けのおとぎ話にもなりそう。叔父さまが好みだったので、もうちょっと活躍が読みたかったな。ヒーローの外見は私のイメージとしてはもう少しガッチリ系で、ヒロインは病弱だったわりには挿し絵がやたらに巨乳になっているのがうーんだった😅 竜は可愛い🥰
読了日:10月11日 著者:御厨 翠

タイトルからすぐにダ・カーポの歌を連想したのだけれど(笑)アニメを見てこういう話なのかぁ、と。偽装結婚というまでには至っていない、偽装婚約者?なのかな。ハッピーエンドになるといいのだけれど。
読了日:10月11日 著者:若木 民喜

令嬢モノを読むとよく紅茶が出てくるので、紅茶がメインの話なのかと思って選んでみたのだけれど……
竜討伐に失敗、仲間にはケガをしたまま放置された白魔法使いのアマリア。死を覚悟したのに、なぜか竜に助けられ……人間の子どもの姿になりユーゴと名づけた竜の正体を隠しながら二人で親子として暮らすことに。最初の仲間がクズ過ぎてムカつくわ〜! 紅茶はフルーツティーがメインのような。安定感のある話ではあったけれど、思ったより長くてイッキに読み終わらなかった。シリーズ物。
読了日:10月12日 著者:瀬尾 優梨

おさなくともいのちを守る仕事に対する責任感! みんな無事でよかった。娘は須美、息子は摩耶…名前もなんか意味がありそう。
読了日:10月12日 著者:竹久 夢二

自分のことを書いているのかなぁ、と思った。文章も絵も書(描)いていたし。コチラを読んで興味を持ったので。
https://note.com/makisetsu/n/nb827e5099339
読了日:10月13日 著者:竹内 浩三

たしかに入門書にふさわしい、雰囲気BLというか読みやすいし、その後を想像するのも楽しい三作品だった🤭
読了日:10月13日 著者:木原音瀬,水壬楓子,和泉桂

◆男の歌を唄うの表紙がカッコイイ→https://x.com/imaimaizz/status/1841025363163693099 ◆三島由紀夫生誕100年・「三島由紀夫 街歩き手帖」作者インタビュー、次号にもつづく◆レトロホラーゲーム・遊んだことはないけれど「かまいたちの夜」はよくCMを見た記憶がある。怖すぎて「サイレン」のCMは放送中止になったそうだが知らない◆幻のアイドル必聴版・山川ユキ「新宿ダダ」〜世が世ならトー横歌謡の見出し😂◆昭和アイドル備忘録・岩井小百合〜今は◯◯の妹とか聞かないな🤔
読了日:10月13日 著者:

名門私立女子校で英語教師として働いている十希子。勤め先である高級料亭の客の商社の男と母親が心中したと知らされ…同僚との結婚は破断したが、花嫁姿を楽しみにしてくれていた母が死ぬはずがないと母親の死の謎を解くために動き出す。高級料亭ってやっぱりアヤシイなぁ。昭和30年代が舞台。タイトルの意味があんまりしっくりこなかった。料亭のバカ息子がもっと十希子に絡むかと思ったらそうでもなかった。食堂のおばちゃんシリーズよりこういう単発?の物語の方が山口さんの作品は好き。
読了日:10月14日 著者:山口恵以子

ノーベル殺人賞をもらった女・リカ……「メロメロ」とか出てくる表現に時代を感じる😅
https://manba.co.jp/manba_magazines/26590
読了日:10月16日 著者:松森 正,小池 一夫

第一章を読み終わったところで断念😓 暴虐な先帝の死後、帝国・剋の後宮は毒疫に覆われる。毒疫を唯一治療できるのは特別な食医・慧玲。彼女は先帝の廃姫だった。処刑を免れる代わりに慧玲は後宮食医として、貴妃達の治療を命じられ……謎めいたイケメン風水師・鴆との対決?も続きそうだけれど、文字だけだと知識がないので内容が理解しにくくて。治療するのも奇病過ぎてブラック・ジャックの身体が葉っぱだらけになった少年を思い出したりして。ヒロインは気が強そうたから強かに生きていくのだろうけど。漫画ならよみやすいかなぁ。
読了日:10月16日 著者:夢見里 龍

WEB版、インタビュー記事を少し読んだことがあるけれど、まとめて読んだのは初めて。私は全く介護体験がないので想像するしかないのだけれど……病院の先生の対応はさすがだなと思った。寄り添うとか否定しないで受け入れるとか、そんなに簡単に出来るものではないし。にしおかさん自身も心身の健康に気をつけてもらいたい。
読了日:10月16日 著者:にしおか すみこ

恥の性とあるようにヘンタイ度は高めなのかも…のいかにも官能小説でラノベのファンタジーな世界より生々しさがあって、その分やはり性に特化した作家さんの技量の凄さを感じたり。まぁ品のない言葉は好きじゃないですが。表紙の雰囲気よりスポーツ新聞のエロ小説風味。 初めての作家さんもいたし、現代モノより時代モノが面白かった。最後の「B専エレジー」とか風俗嬢と客が文字通り裸でぶつかり合うからこそエレジーという言葉が沁みるなぁと思った。
読了日:10月17日 著者:小玉 二三,如月 あづさ,相原 晋,睦月 影郎,草凪 優,庵乃 音人,鷹澤 フブキ

新名智さんは初めてかな。「竜狩人に祝福を」枝分かれしていく作品だったけど、面倒くさい(笑)そしてオチにはうん、まぁそんな感じではあったなと。三津田信三さんの「湯の中の顔」は田中貢太郎を読もうと思った。イニシャル多いのは疲れた。小池真理子さんの「オンリー・ユー」は亡くなったご主人とのことがうかんてきた。他のシリーズも読むことにする。
読了日:10月17日 著者:宮部 みゆき,新名 智,芦花公園,内藤 了,三津田 信三,小池 真理子

タイトルと表紙買い。寝る前にイッキ読み。スマホがあって学校でもPCを使うのが当たり前の時代になって、今の時代に子育て中でなくてよかった、自分が中高生でなくてよかったとこういう話を読むと思う。呪い、まじないとのろい……集団のコロコロかわる気分が怖い。匿名性により思ったことは即発信してすぐ新しいネタに飛びつき忘れる。担任教師もなんだよ、ったく。友人関係についてはその屈折した感情とかよく書かれているなと思った。一番に罰せられるのは主人公の父親だと思うのだが。残虐な場面もあるので読む場合は注意した方がいいかも。
読了日:10月17日 著者:上田 春雨

終わってしまった……! 本編より番外編の方が面白かったかも(笑)
悲しい出来事もあったけど、大団円で何より。よかった、よかった。
読了日:10月18日 著者:邑咲奇

健堅大親(きんきんぬひゃー)は、初代中山王察度の頃(1350年~1395年、南北朝時代)琉球国本部間切(現沖縄県本部町)を治めた士族で、久米島の堂の大親(どうのひゃー)と一緒に久米島を訪れた際、暴風で船が難破し久米島に漂着した明国人に帰国する船を作る木材と良馬を与え無事に帰国させた事から、明国皇帝から琉球王国を通じてお礼の絹と石碑が贈られたとの記述が琉球王国の史書「球陽」に残されています。……名前も初めて知った。
https://motobuclib.ti-da.net/e12710687.html
読了日:10月18日 著者:漫画:makiart 原案:知念正昭

「Мふたり」よりもこちらの方が文芸作品として面白かった。「妻」となった人、なりたい人、なりたくない人、かつてその立場だった人……エロい描写はもちろんあるけれど、どれも映像で見たら面白いかも、と思った。特に好きなのは吉原で働いている若いおにーさんとその店のひとり娘の話。男女の営みを覗いてみたいという好奇心(知識だけはあるのがまた😅)、自分と同じ年の子が水揚げされるときいて自分もと言い出す。最後にはまた驚かされもした。(相原晋 ねず鳴き)小玉二三のはカルボナーラを食べるたびに思い出したらヤバい💦
読了日:10月19日 著者:庵乃 音人,文月 芯,葉月 奏太,相原 晋,小玉 二三,草凪 優

乙女ゲームの悪役令嬢に転生したことに幼い頃に気づいたアドリアーナ。婚約破棄、あらぬ罪で幽閉というお決まりコースを回避すべく慎ましやかに暮らしてきたが、やっぱり婚約破棄に。ただ幽閉先は辺境だが快適な離宮で楽しいセカンドライフをスタート。そこに元婚約者がやってきて……。全年齢OKなお話(笑)番外編は本編に入れた方がいいような気がした。
読了日:10月19日 著者:狭山ひびき

「堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー (角川ホラー文庫)」の三津田信三作品から気になり読んでみた。なんだろう、この感じ……単純に怖いというのとは違う。・ヴィンチ2004年5月(No.121)10周年記念号に京極夏彦氏が朗読したCDがついていたとか? 聴いてみたい。
読了日:10月19日 著者:田中 貢太郎

松本清張の「鬼畜」時代が変わってもこういう性根の人間はいなくならない気がする。前にテレビドラマでやたらに新築の家に執着して畳を拭きまくる奥さんが出てくる話を見たことがあるけれど、家という建物本体以外にそこで暮らす人間の生活態度や思い入れとかコワい……小池真理子さんの「花ざかりの家」美しい花が咲く家に住む人間は……金原まさ子さんの「ヒトはケモノと菫は菫同志契れ」が浮かんてきた。新津きよみさんの「おばあちゃんの家」ジワジワときた! 面白く読めた一冊。
読了日:10月19日 著者:赤川 次郎,小池 真理子,新津 きよみ,松本 清張,宮部 みゆき,矢樹 純

タイトルから想像していたのとは違った内容、構成だった。他の人から見える自分の内面って実体からかけ離れているよなぁ。誰の目線で見るか、また見る側が歪んでいたらその姿も歪むだろうし。1巻無料だったので読んでみたけれど、この家族はどうなるのだろう?
読了日:10月19日 著者:尾崎 衣良

タイトルは「そうりだいじんのおもいで」と読むそうだ。昔、ドイツのある貴族の家に大へんに可愛らしい、さうして美しい少年がいた。彼は人形を操るのが上手かった。隣の家のひとり暮らしのおじいさんに老人に人形芝居を見せてあげると、老人は男の子にいろいろなことを教えてくれる。「私は私の家の宝物と一緒にこれを蔵しまつて置きます。」少年からもらった道具を老人はその言葉通りに大切にしてくれていた。この少年は……!?
牧野信一⇒
https://www.connec.co.jp/makinos/profilems.html
読了日:10月19日 著者:牧野 信一

弘兼憲史×画像生成AIによる漫画『島耕作 競馬探訪篇』の記事&漫画を読んで競馬の話はないかと思い、コチラを。
https://dengekionline.com/article/202410/21363
https://jra-fun.jp/shimakousaku-keiba/
私は競馬はやらないですが、お馬さんを見るのは好き。
底本:「ひりひり賭け事アンソロジー わかっちゃいるけど、ギャンブル!」ちくま文庫
読了日:10月22日 著者:菊池寛

郵便料金の値上がり…今は全く手紙を書かなくなったけれど「三銭が四銭になり七銭になり十銭になった。切手のねだんは、いつも物価の値上りの一歩ずつあとを追ってたかくなった。」にうなづいてしまう。私が文通を始めた頃は封書は50円だった気がする。切手デザインに色んな意図がある…東郷元帥にも消印をベタッ!と押したのだろうか?
http://www.yuubinsyumi.com/smartphone/detail.html?id=000000003256
読了日:10月22日 著者:宮本 百合子

「六」の台風が来るな、という話にあった『「この風は、南洋から、ふいてきたんだね。」と、ぼくが、いうと、正ちゃんは、立ちどまって、空をながめ、「死んだ兄さんが、あの雲に乗ってこないかなあ。」と、いいました。
風は、間をおいて、ふきました。なまあたたかく、しめっぽくて、ちょうど、大きな海のため息のようでありました。』がなんともせつない。
読了日:10月22日 著者:小川未明

悪夢ではなく黒い夢…どこかファンタジーっぽいアンソロジーにあっている。一番、なんとも言えない気分になったのは「天使のレシート」(誉田哲也)だろうか。天使の日(10/4)には読み終わらなかったけど、桜坂洋さん(初めて読んだ)「10月はSPAMで満ちている」には間に合ったかなと(笑)
桜坂洋(初)私が缶詰のSPAMを知ったのは20歳の頃で、ひとり暮らしの沖縄出身のコが親から届いた貴重な食料だと言って卵と炒めていたのを思い出した。
読了日:10月23日 著者:乙一,恩田 陸,北村 薫,誉田 哲也,西澤 保彦,桜坂 洋,岩井 志麻子

『実は「京都日記」の別稿と推測される1篇が、未完のまま未発表で残されていました。それが、今回紹介する東山の寺院、青蓮院しょうれんいんの庭を描いた作品です。』……という記事を読んだので。
https://note.com/honno_hitotoki/n/nba7e970b2715
読了日:10月23日 著者:芥川 竜之介

「まぎわ」はどんな病気にも対応し、患者に寄り添った食事を提供する特別な食事処。主人公の話し方と子どもっぽさが気になった。茨木のり子さんの詩『さくら』にある「さくらふぶきの下を ふららと歩けば 一瞬 名僧のごとくにわかるのです 死こそ常態 生はいとしき蜃気楼と」が浮かんだ1冊。
読了日:10月23日 著者:藤ノ木 優

朝5時に引越しの手伝いに来いという電報を受け取る……イヤだ😱😱😱
読了日:10月24日 著者:中原中也

恋の航海、と変換するところだった(笑)
「思想と行為が弾劾し合ひ
智情意の三分法がウソになり
カンテラの灯と酒宴との間に
人の心がさ迷ひます」
https://www.aozora.gr.jp/cards/000026/card55896.html
読了日:10月24日 著者:中原中也

映画「二百三髙地」を思い出しながら読んだ。最後の話が悲しすぎる。カバーもとって見る。日本の煙草パッケージはデザインが良すぎるのがいけないというけれど、たしかにそうかも。恩賜の煙草も今はないですね。
https://www.1010.or.jp/mag-arc-hoshino-48/
軍事法規研究会の方はコチラにも全面協力されていました。
https://gunhouken.amebaownd.com/posts/49677554
読了日:10月25日 著者:清澄 炯一

前半では山口百恵ちゃんの歌う「秋桜」を連想し、後半では『まなざし 盲目の俳句・短歌集』の
「頬で見る夕焼頬にまぶしくて」(大谷展生さん)を思い出した。
http://satoko-u.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-9534.html
読了日:10月25日 著者:小川 未明

いきなり失礼💦 【「汲み取り便所は如何に改善すべきか?」という書物を買って来て本気に研究したこともあった。彼はその当時、従来の人糞の処置には可成まいっていた。】ちょうど「ゴミうんち展」の記事を読んだところだったのでアラ😅となりました。読み進めていくうちになんか記憶にあるなぁ、なにかで引用されていた文章かなぁ、と思ったけれど、再読だったわ。
https://ameblo.jp/artony/entry-12869093122.html
読了日:10月25日 著者:太宰 治

作者の新作が読めないのは残念。江戸が自分の知る江戸時代になる、槌音が響き、時代が変わりゆく中で生きていく人たち。武士であろうとする者、違う道を選ぶもの。「梅花の下で」は桃園の誓いみたいな話なのかと思っていたら、えぇ~!となった。なんともいえない気分になったので、最後の「日本橋」に救われたような。「伊勢町三浦屋」のものを書くことについての心情もよかった。
「東京下町〜夜明け橋〜」という歌があったので聴いてみた。
https://www.uta-net.com/song/211902/
読了日:10月25日 著者:北 重人

noteで全文読ませていただきました!
秋色満載なお話。
https://note.com/ufusagiehon/n/na8e924556707
読了日:10月26日 著者:うふうさぎ

オビに「アイミタガイ」が映画化とあり、好きな作品だったのでその作者さんの新刊なのかと、表紙もタイトルも気に入ったので買ってみた。あやしげな「念力研究所」に弟がどこで死んだのか知りたいとやってきた11歳の少年・カオル。最初出てきた女の子が主人公かと思っていたらどうも違うなと思いつつ、少年と中年オヤジのオショさん、不登校の女の子イオが真相を確かめる旅に出るのをそんなんで大丈夫か?と読み進める。途中でこの人は誰?の語りが入るのだが、最後にあ、そうなんだ!といろんなことがわかる。でもオショさんはナゾのままだった!
読了日:10月26日 著者:中條てい

10/27はテディベアの日だそうで……クマの漫画を😑😑😑
https://www.sukima.me/book/title/BT0001119145/
読了日:10月27日 著者:増田俊也,奥谷通教

「おまえ、世の中って、楽しいことがあったり、悲しいことがあったり、こういうものだよ。」と、母すずめは、子すずめに、静かにいってきかしたのであります。……子すずめもいずれいろんなことを見聞きしたり体験するんだろうなぁ。老いた猫の場面が一番悲しかったかも。
読了日:10月28日 著者:小川 未明

長男の浅沼達朗氏が亡き父親の作品をまとめたもの。2022年4月末に緊急入院して6月には永眠。広告の仕事(キャッチコピーの作成)をされていたようです。あとがきに息子さんが小説発行の経緯などと一緒に書かれています。昭和のトレンディドラマを連想するような、そんな作品かも…と読み終わってしばらくしてから思いました。ドラマチックでロマンチックで……読みやすい1冊で、諸用の待ち時間にあっという間に読み終わってしまいました。シンプルな装丁が気に入り買ったのですが、なかなかよい1冊でした。
読了日:10月29日 著者:浅沼 健一

「五色の舟」のみ。無料公開を見つけたので。河出さん、ありがとう✨
https://web.kawade.co.jp/bunko/3479/
読了日:10月30日 著者:津原 泰水

明日はハロウィンだからね……最初からスゴいンですが😱😱😱
読了日:10月30日 著者:谷口世磨,外薗昌也
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