おはぎ

2022年09月21日

玉兎雲便りNo.15:秋の夜長🍂

こんにちは🐥 台風の被害状況がだんだんわかっできました。他にも信じられない事件や事故のニュースがたくさんあり……防げるものは防がなくては!

今朝は涼しかったですね。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、やはりその通り!なのでしょうか? スーパーにはいろんな種類のおはぎが売られていました。


さてさて、今はトランプで遊ぶこともなくなり、ましてや神経衰弱なんていつやったか記憶にない⁠(⁠。⁠◕⁠o⁠◕⁠。⁠)⁠
でもコレを知って遊んでしまいました。土偶ってビミョーに違うから思っていたより難しい……記憶力も低下しているし、なんか焦ってしまう💦

【板状土偶神経衰弱】
https://kahoku.news/articles/20220831khn000029.html

そしてコチラは実験的と言えばカッコイイ(笑)お遊びの作品です。読んだ本のタイトルを使って文章を作ってみたい!と思って、今月分で完成させてpixivに投稿してみました〜もちろんうまく取り込めないタイトルも……やっぱり難しいなぁ。自分としては面白かったので、またチャレンジしてみたいです_φ(・_・

【読書の秋】
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18392216

森鴎外の「魔睡」は内容が問題視され当時の首相から呼び出されたとか? 今は「芽吹長屋仕合せ帖」シリーズ2作目を読んでいます。
【日照雨】
https://bookwalker.jp/de1a487abd-1f94-48c7-8d77-e58d2da29732/


皆さまもいろんな素敵なご縁がありますように(⁠^⁠∇⁠^⁠)⁠ノ⁠♪



rohengram799 at 14:00コメント(0) 

2019年12月13日

黄冬雲便りNo.13:ふるやのもり

そろそろスーパーもおせち関連食材がチラホラと……クリスマスにお歳暮にお年賀商品、年が明けても違うカオスな世界が生まれるんでしょうね(; ̄ー ̄A

おはぎ(ぼたもち)は、お彼岸の季節商品というより通年の和菓子としていつでも売られていますが、「本殺し」はお餅で「半殺し」はおはぎ(ぼたもち)それに「手打ち」(手打ちうどん)……言葉だけ並べると、大変アブナイ世界のよう(´-ω-`)

フランスの『エプタメロン』という本には、2人の修道士がある肉屋に宿泊した時に、亭主と女房が「明日早起きして、太った坊さんを殺して塩漬けにしよう」と言っているのを聞いて、自分たちのことだとビックリ! 実は坊さんとは飼っている豚のことだった……というお話があるそうです。どの国、どの時代でも人間の考えることは同じなんですかね(^。^;) 
http://www.kokubunsha.co.jp/archives/ISBN4-7720-0114-X.html


「 半殺し」は知っていたけれど「ふるやのもり」は知らなかった私。「降る矢の森」と脳内変換してビクついてしまいましたが、なーんだ、早く言ってよ!な話でした。
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=45


なんとなく冬は時代小説が似合う気がしますが(そういえば明日は討ち入り! 最近は忠臣蔵のドラマがなくてつまらない)【目で見て解かる時代小説用語】という便利なサイトを見つけました。自分ではなんとなくわかっているつもりでも、ビミョーに違っていたりして……助かります。
http://akaby208.web.fc2.com/index.html




rohengram799 at 00:00コメント(2) 

2017年09月22日

竹酔雲便りNo.18:彼岸そば

明日は「秋分の日」政界・芸能界はこのところ「醜聞の日」でウンザリしていますが、スーパーでは「このハゲー!!」ならぬ「おはぎ」が目立ちます。家庭の味もそれぞれあると思いますが、お寿司のように潰したご飯の上にアンをのせたものを「おはぎ」として母親が作ったウチもあるとか。まぁ食べやすそうではありますね(^o^;)



「彼岸そば」というのもあるそうです。繊維質やミネラルの多いそばが「五蔵六腑の汚れを清める「蕎麦を食べて体を清め、先祖を迎える」という言い伝えがあるようで・・・彼岸うどんとかも地域によってはあるのかしら?




『どこからか呼ぶ声のする秋彼岸 』(大南裕)


彼岸だけだと春の季語なので「秋」がつくのが9月のお彼岸ですが、この声の主は誰なんでしょうね。一緒にお墓参りに来た人が「もう帰るよ~」と呼んでいるのか、別のお墓参りの人たちの会話の一部なのか、それとも故人の懐かしい声の響きが聞こえたような気がしたのか・・・。



彼岸そばを食べながら、ご先祖さまとのご縁を感じるのもいいかも。




『秋の瞳』という八木重吉の詩集がありますが、その序文に

【私は、友が無くては、耐へられぬのです。しかし、私には、ありません。この貧しい詩を、これを、読んでくださる方の胸へ捧げます。そして、私を、あなたの友にしてください。】


とあります。私の妄想著しいブログを読んで下さる皆さまが「友」になって下されば・・・・・・『北斗の拳』的な「強敵(とも)」でも嬉しい・・・イヤ、妄想に囚われては健全な社会生活がっ!と思いつつ、電脳の世界(笑)ではオッケーかしらと思う、おやぢなワタクシ、お昼はたぬきそばを食べたいと思います( ≧∀≦)ノ





rohengram799 at 11:13コメント(6) 

2016年09月22日

秋雲便りNo.18:I was born

今日は醜聞……いえ「秋分の日」ですね。おはぎを食べながらお月見は期待出来そうにありませんが『萩ひと夜乱れしあとと知られけり』(小倉涌史)なんて句を見つけてしまうと、お月見なんてどうでもいいわ~!な気分になります(笑) 強風の翌朝、普段は地味で清楚な萩の花も乱れに乱れたままになって、まぁえらいこっちゃ!なんて表面だけの解釈ですませるおやぢなワタクシではありません……おそらく皆さまも乱れたのは……( 〃▽〃)な想像をめぐらせたはずに違いない!お仲間、お仲間!と信じております(≧∇≦)



《夫の父から精子、173人誕生…20年間で》(2016年09月17日)………というネットニュースの見出しに「えっ(゜д゜) じいさんの子どもがそんなにたくさんいるの!?」と義父のお父さんの精子を冷凍保存していて、希望者に……と思ってしまったアホなワタクシ( ̄0 ̄;)



ニュースによりますと……夫婦以外の卵子や精子を使った体外受精の実施を国内で初めて公表した諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町、根津八紘(やひろ)院長)で、今年7月末までの約20年間に夫の実父から精子提供を受けた夫婦114組から、体外受精で計173人の子どもが誕生していたことが分かった。 同クリニックは2014年7月、夫の実父から提供を受けた精子による体外受精で、13年末までに夫婦79組から計118人が誕生したと発表。それから2年半余りで誕生数は約1.5倍に増えた。同クリニックによると、1996年11月から今年7月末まで、夫に精子がない160組が、夫の実父(50歳代~70歳代)の精子と妻の卵子で体外受精を行い、妻の子宮に移植。142組が妊娠し、114組が実際に出産した。



義父の子どもを妊娠したみたい気分にはならないんでしょうか……義母も複雑な気持ちにならないのかしら? 嫁さんの親はどうなの?とか考えますが、そんなのはどうでもよくなるくらい、どうしても子どもが欲しい!!という夫婦揃っての強い希望で、極力秘密にして物事を進めるのかしら……。


子どもが大きくなってからこのことを話すのかとか、他に孫がいた場合、義父は自分の精子を提供して出来た孫を無意識に過剰に可愛がったりしないかしら?などといらない心配や下世話なことを考えてしまいます………。生まれた子どもたちが健やかに成長することは希望しますが、やはりなんとも言いようがないモヤモヤした気持ちがあります。


タイトルは吉野弘さんの詩『I was born』からです。教科書で読んだという人が多いみたいですが、思春期にこの詩はショーゲキ的かも……私は最近知りましたが、自分が男子中学生だったら、なんだか気恥ずかしくなってしまうかも……なんて思いました。





rohengram799 at 10:15コメント(6) 

2014年06月18日

慶雲便りNo.15:水無月夜船

ヒコーキ雲便りNo.29:「アン」な土曜日で『和菓子のアン』の話を書きましたが、今は「和菓子をモチーフに忘れがたい作品を」という坂木さんのリクエストに応えてくれた、小川一水、木地雅映子、北村薫、近藤史恵、柴田よしき、日明恩、恒川光太郎、畠中恵、牧野修の作品が詰まった『和菓子のアンソロジー』を読んでいます! 坂木さんの新作ももちろん収録されています。このリクエストアンソロジーは3ヶ月連続刊行で来月は近藤史恵さんのリクエストによる『ペットのアンソロジー』8月は木崎梢さんのリクエストによる『本屋さんのアンソロジー』が予定されています。とっても楽しみですO(≧∇≦)O


それぞれの作家さんの得意ジャンルというか「らしいなぁ」な話がいっぱいで、登場する和菓子が食べたくて仕方なくなります~健康診断が終わってから読んでよかった(^◇^) そして初めてきいた夏のおはぎ『夜船』! 「白河夜船なら聞いたことがあります( ̄^ ̄)」なワタクシ、詳しく知りたくて、おせんべいを食べながら調べてみました。


「おはぎ」が一番、一般的な呼び名で、秋に咲く萩の花から名付けられているというのはよく言われていますね。マレー語にハギに似た言葉で「飯」を意味する言葉があるので、これが語源かもしれないという説もあるそうです。また、春に咲く牡丹の花から名付けられた「ぼたもち」こちらも、蒙古語・満州語にボタに似た言葉で「米」を意味する語があるので、これが語源かもしれないという説も。そしてそして、「夜船」に「北窓」とは(゜〇゜;)?????


「おはぎ」「ぼたもち」はもちと作り方が異なるため、ペッタン、ペッタンのような音を出さずに作ることができます。だから、隣に住む人にはいつ搗(つく)いたのかわからない。そこで「搗き(つき)知らず」→「着き知らず」と言葉遊びをして、「夜は暗くて船がいつ着いたのかわからないことから」とこう呼んだそうです。そして冬は「夜船」と同じように「搗き知らず」→「月知らず」……月を知らない、つまり「月が見えないのは北側の窓だ」ということから「北窓」と……なるぼど(゜.゜) ぼたもち→春、夜船→夏、おはぎ→秋、北窓→冬ということですね。ひとつの和菓子に季節ごとの名前、ちょっと他には聞いたことがないですね。


お彼岸に「おはぎ」の始まりは、江戸時代にありました。この時代には、お彼岸や四十九日の忌明けに食べる風習が定着したようです。「あずきの赤色には災難が身に降りかからないようにするおまじないの効果がある」と信じられていて、古くから邪気を払う食べ物としての信仰が先祖の供養と結びついたのではないかと。また仏教では、彼岸は、彼の岸として悟りの境地をを言い、苦しみに満ちている此岸と対になる言葉として使われています。そこで彼岸中は仏道修行に励むのですが、日本では祖霊崇拝の慣習と一緒になり、「ぼたもち」や「おはぎ」をお供えしてご先祖さまを慰め、自分自身の功徳を積むようになったのでは(((^^;)

「暑さも寒さも彼岸まで」と言われるように、春の彼岸は農作業が始まる時期で、秋の彼岸は収穫の時期。春には収穫をもたらす山の神などを迎えるため「ぼたもち」を、秋には収穫を感謝して「おはぎ」を作ったとも言われているそうです。あとそんなに気にしたことはなかったのですが、「ぼたもち」は牡丹の花をかたどっているので丸く大きく豪華に!「おはぎ」 は、秋の七草の萩の赤紫の花をかたどって小ぶりで長めに丸められて作られたとか。スーパーなどでは季節に関係なく結構大きいのが売られていますが( ̄▽ ̄;)


そして「こし餡」「つぶ餡」はどっちらが「ぼたもち」で「おはぎ」か(´・ω・`)? 秋のお彼岸は小豆の収穫期とほぼ同じで、採れたての柔らかい小豆を使うことに。また柔らかい皮も一緒につぶして使えるので、つぶ餡ができます。春のお彼岸に使う小豆は冬を越したものなので皮は固くなっています。そのまま固い皮を使ったのでは食感が悪くなるので、皮を取り除いた小豆を使うのでこし餡に。春→ぼたもち→こし餡、秋→おはぎ→つぶ餡の公式(?)も保存技術の発達や品種改良によって関係なくなりましたが、美味しいものに対する気持ちや季節感を大事にする美意識みたいなのがいいなぁ、と思いました。


ちなみに白河夜船は「何も気がつかないほどぐっすり眠ること。熟睡していて何も気づかないこと」です。甘いものを食べて、満足して爆睡したいですねっ(´∇`) あ、歯みがきはちゃんとしましょう!!






rohengram799 at 19:36コメント(8) 
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