お母さん

2018年05月12日

若夏雲便りNo.14:「母」という字

明日は「母の日」ですね。久しぶりに『ソナエ』を読んだら「母の日参り」という文字が・・・なんでも商売に結びつけるなぁと思ったのですが、亡き母に宛てた手紙コンテストの受賞作品はどれもよかったです。特に金賞はお鼻がツーンとしました。最後がまた男の子(笑)らしかった。 いくつになっても子どもは子どもなのです。

https://hahanohi-mairi.jp/award.html



小川未明の『おっぱい』にも、お乳を目薬がわりに、の部分があります。短い話ですが、おとなりの「よしおさん」の年齢が気になったのは私だけ?(笑)

https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/51512_48267.html




「母の詩を書く人」で一番最初に思い出すのは、やはりサトウハチローさん。母という字を書いてごらんなさい・・・・詩の中にいろんなお母さんの姿が見える。私はどんな「母」かしら? きっと横幅があり、ゆがんでよろけた「母」に違いない(;・ε・ )




『母という字を書いてごらんなさい』


母という字を書いてごらんなさい
やさしいように見えて むずかしい字です
格好のとれない字です
やせすぎたり 太りすぎたり ゆがんだり
泣きくずれたり・・・笑ってしまったり
お母さんにはないしょですが
ほんとうです


サトウハチロー





rohengram799 at 08:20コメント(8) 
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