べらぼう

2021年10月05日

鹿茸雲便りNo.6:べらぼう

9/30付読売新聞・編集手帳に夏目漱石が『坊っちゃん』の中で「篦棒(べらぼう)」の漢字を使用している話が書いてありました。「べらぼうめ!」と漫画の吹き出しなんかでも平仮名で書かれているのしか記憶にない。『坊っちゃん』も読んだけど、全く記憶にない!


記事には「三代目・三遊亭金馬が語源をまくらにしていた」とある。

……大工さんが飯粒をつぶし、練ってノリを作るのに使う篦(へら)からきたことばだという。つまりは「穀潰し」の役立たず。これが「はなはだしくて、信じがたいさま」(広辞苑)の意に転じたともいわれる……

と。漱石のあて字ではなかったということです。どの噺のまくらにコレを使っていたのかも知りたかったな。


「べらぼう」の語源・由来を検索したところ、こちらでは「寛文年間(1661~1673年)の末頃から、見世物小屋で評判になった奇人に由来する。」と最初に書いてありました。他の説もあり……( ̄~ ̄;)

https://gogen-yurai.jp/berabou/


まぁ、漢字で書くこともないだろうし、多分日常会話でも使わないだろうし……「べらぼうに高い!」とか言わなくて「うんと高い! 」と方言が出そうな気がする(^o^;)


rohengram799 at 07:40|PermalinkComments(0)

2016年05月16日

香雲便りNo.17:悩みのタネ

房州ビワのチラシを見ました。ビワはイチゴと同じくらい大好きなのですが、高い……いつ食べたか記憶にない(笑)


ビワはタネが大きいからなぁ、と思っていたらアレをお酒に漬けたりするんですね。ビワの実は好きじゃないれど、タネはほしいので、実は捨てているなんて話を読んで「なんてもったいない!」と思いました。


びわはもともとインドや中国南部にあったものが弥生時代に日本に伝わった、と言われているそうです。歴史がありますね。「びわの木が庭にあると病人がでる」とよくない言い伝え(?)がありますが、これはビワを薬としてもらうために、ビワがある家に病人が集まったことからきているそうです(^。^;)



私とほぼ同時入職の方の息子さんの入籍が決まったという嬉しい話を聞きました(*^^*) 5月は気候もいいし、結婚式も多そう!


聖子ちゃんが再婚した時に「ビビビ婚」とか言われましたが、江戸弁で「運命の人かも!」的な恋におちる瞬間を「とーんとくる」というそうです。そしてその先が「おっこちきる」らしい……「おっこち」は「惚れてしまって参っている様子」で、その状態が極限に達した時にまさに「おっこちきる」!! 「fall in love」のお江戸バージョンでしょうか、もう地獄の底まで着いていく!って雰囲気がありますね(≧∇≦) 


あと「べらぼう」という言葉がありますが、これについての考察(?)に“う~ん”となりましたので、興味のある方は出来ればお食事中、また前後をさけてお読み下さい。

http://www.asahi-net.or.jp/~cq1t-wkby/berabou.html



そうそう、前に「銀行倶楽部」について書いた時にコメントで神田に「西郷隆盛会館」があると教えていただきました。(猫ムスメ様、オモロー情報をありがとうございます!) 検索したのですが、建物の外観写真はあれど、なんのビルなのかは記述がなく……ずっと気になっていたので、思いきって電話してみました( ̄▽ ̄;)


結果としては「趣味の仲間(西郷さんが好きな人?)が集う場所」というお返事でした。歴史が好きなお金持ちな人が建てたビルなのかなと……会議室とか公民館に近い感じのようです。あまりしつこいのも失礼なので「資料館じゃない」ということだけ確認して終了しました。受付はおねーさん!と思い込んでいたので、オジサンが出た時にはちょっとガックリしたワタクシです。東京に行く機会があったら、中をのぞいてみたいです(笑)



沖縄・奄美地方は梅雨入りしたとか……体調を崩しやすくなりますね。皆さまもお身体に気をつけて下さい。よい1週間になりますように(・∀・)ノ





rohengram799 at 11:56|PermalinkComments(10)
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