♪光る海 光る大空 光る大地~
これは『エイトマン』の主題歌ですね。私はコレを見たことがなくて(田舎だったので中学くらいまでNHK総合に教育、ローカル2局しか映らなかった。『タイムショック』とか2週間遅れで見ていた記憶が……いわゆる“一部の地域の皆さま”でした)主題歌を知ったのはマンガ『あるまいとせんめんき』でした。同棲カップルの名前が「うみ」と「ひかる」で、二人のテーマソングだとか言っていました。
https://ameblo.jp/lilicarulica/entry-11288702091.html
さてさて……北海道日高山脈の王“羆(ひぐま)”と人間の激闘というか死闘を描いた短編小説のタイトルが『光る牙』でした。最近、ほっこりまったりが多かったので、コレにひきつけられました。
厳冬の日高山脈に写真撮影で入山したカメラマンが消息を絶ち、調査に向かった森林保護官(架空の道職員)の山崎と樋口はヒグマに襲われた無残な遺体を発見します。駆除隊が編成され、2人もライフルを手に人肉の味を覚えたヒグマの潜む山中に再び向かいます。山崎は元自衛官でレンジャー・バッジ保持者の設定。年下の樋口にアウトドアで生き抜く知恵を伝授しつつ、巨大なヒグマに一歩も引かず立ち向かう姿はなんというか……スゴいです。また一部の人間の身勝手さ(禁止されている罠を仕掛けるなど)思い上がりなどに腹立たしさもも……。雪山の自然や第三の相棒の四輪駆動車など、細部描写にリアリティがありました。
作者の吉村龍一さんは1967年山形県南陽市生まれ。高校卒業後自衛隊入隊。除隊後、近畿大学豊岡短期大学卒業。2012年に第6回小説現代長編新人賞受賞作『焔火』でデビューし、この作品が2作目だそうです。
私は山岳救助のマンガ『岳』や自衛隊訓練生を描いたマンガ『ライジング・サン』とか読んでいるし、マタギや熊の習性について全く知らないわけではないので(第583号:邂逅の森)わりと場面場面を想像して読めましたし、最後の闘いなどはドキドキハラハラでした。やはり『白鯨』『老人と海』を連想してしまいます。ただ何も知らない人には「食害事件」の悲惨さだけが目立って最初でイヤな気分になってしまうかもしれません。牙をむいた獣の表紙とタイトルを見てソッコー買う私みたいな人間はなかなかいないでしょう(; ̄ー ̄A
物語の羆は白熊だったのですが、「スピリットベア」という呼ばれ方がありました。
http://www.spiritbear.jp/spiritbear.htm
このスピリットベアについてはまた記事に出来たらいいなぁと思っています。
追記:未だに読んでいないのだが(2025/6/13)関連ブログ記事を読んだので🧸
https://note.com/hans_kastorp/n/n37b24976cd19
これは『エイトマン』の主題歌ですね。私はコレを見たことがなくて(田舎だったので中学くらいまでNHK総合に教育、ローカル2局しか映らなかった。『タイムショック』とか2週間遅れで見ていた記憶が……いわゆる“一部の地域の皆さま”でした)主題歌を知ったのはマンガ『あるまいとせんめんき』でした。同棲カップルの名前が「うみ」と「ひかる」で、二人のテーマソングだとか言っていました。
https://ameblo.jp/lilicarulica/entry-11288702091.html
さてさて……北海道日高山脈の王“羆(ひぐま)”と人間の激闘というか死闘を描いた短編小説のタイトルが『光る牙』でした。最近、ほっこりまったりが多かったので、コレにひきつけられました。
厳冬の日高山脈に写真撮影で入山したカメラマンが消息を絶ち、調査に向かった森林保護官(架空の道職員)の山崎と樋口はヒグマに襲われた無残な遺体を発見します。駆除隊が編成され、2人もライフルを手に人肉の味を覚えたヒグマの潜む山中に再び向かいます。山崎は元自衛官でレンジャー・バッジ保持者の設定。年下の樋口にアウトドアで生き抜く知恵を伝授しつつ、巨大なヒグマに一歩も引かず立ち向かう姿はなんというか……スゴいです。また一部の人間の身勝手さ(禁止されている罠を仕掛けるなど)思い上がりなどに腹立たしさもも……。雪山の自然や第三の相棒の四輪駆動車など、細部描写にリアリティがありました。
作者の吉村龍一さんは1967年山形県南陽市生まれ。高校卒業後自衛隊入隊。除隊後、近畿大学豊岡短期大学卒業。2012年に第6回小説現代長編新人賞受賞作『焔火』でデビューし、この作品が2作目だそうです。
私は山岳救助のマンガ『岳』や自衛隊訓練生を描いたマンガ『ライジング・サン』とか読んでいるし、マタギや熊の習性について全く知らないわけではないので(第583号:邂逅の森)わりと場面場面を想像して読めましたし、最後の闘いなどはドキドキハラハラでした。やはり『白鯨』『老人と海』を連想してしまいます。ただ何も知らない人には「食害事件」の悲惨さだけが目立って最初でイヤな気分になってしまうかもしれません。牙をむいた獣の表紙とタイトルを見てソッコー買う私みたいな人間はなかなかいないでしょう(; ̄ー ̄A
物語の羆は白熊だったのですが、「スピリットベア」という呼ばれ方がありました。
http://www.spiritbear.jp/spiritbear.htm
このスピリットベアについてはまた記事に出来たらいいなぁと思っています。
追記:未だに読んでいないのだが(2025/6/13)関連ブログ記事を読んだので🧸
https://note.com/hans_kastorp/n/n37b24976cd19