カツラ

2016年05月10日

香雲便りNo.11:カツラ倶楽部

《第32回太宰治賞(筑摩書房・東京都三鷹市共同主催)は9日、夜釣十六さん(28)の小説「楽園」に決まった。》という新聞記事の続きに《賞金100万円。贈呈式は6月15日、東京都千代田区の銀行倶楽部で。》とありました。 「銀行倶楽部」って……ナニ(´・ω・`)?


銀行倶楽部は東京駅から近く、皇居の緑を望む赤レンガの外壁が特徴で、館内は大正5年創建当時の面影を随所に残し、落ち着いた雰囲気の中でレストラン、会食等の貸室、結婚披露宴に利用出来きます。料理は東京會舘が提供とのこと。


そして利用できるのはやっぱり「銀行の役員等をメンバーとする“会員制”」で、原則として銀行倶楽部会員の利用を前提としているそうです。「一般社団法人全国銀行協会 銀行倶楽部」が正式名称みたいですね。一生縁がないと思いますわ。

http://www.zenginkyo.or.jp/special/bankersclub/index.html



さてさて新緑のまぶしい季節、藤の花など垂れ下がった植物は風情がありますね。今まで桜、梅、桃、柳、栗など垂(しだ)れた花や木っていろいろあるなぁと思ってきましたが、今日のは妄想モード突入!になってしまう「垂れ桂」です……(≧∇≦)


垂れ桂……もう漢字など頭に入りません! 浮かんでくるのは強風に乱れたバーコードヘアのおじさんか、ずれかけているカツラに気がつかず電車内で爆睡しているおじさんです~本当に申し訳ないのですが、仕事でイライラしていたので、この妄想が最高の息抜きになりました!


そして将棋のコマに「桂馬」ってありますが、その戦略名と言えばよいのでしょうか、「桂のふんどし」「控え桂」「角と桂の協力技」とありました。控えカツラ……やめて!予備のカツラしか浮かんでこない!(笑) 以前第571号:満月や孟宗竹もスクスクと(((^^;)に「桂男」というのを書きましたが、その時はコッチのカツラに思いをはせることはなかったような……。


本当に素晴らしい垂れ桂はコチラでご覧下さいませ。
http://www.plant.kjmt.jp/bigtree/kigi/katrsakn.htm




まだまだ読み終わらない『悪魔のソナタ』第2の殺人事件が起きてしまいました。羊の胃袋料理がありましたが、羊の腸詰めはナゼ作らないのか?と思っていたら、料理以外の使い道がありました。「ガット弦」と言って羊の腸から作られた昔ながらの弦だそう。柔らかい音色で、バイオリン弦のスタンダード。ただし梅雨時期は、湿度による影響を受けやすく、切れやすいのが難点。今はナイロン弦やスチール弦もあるそうです。


バイオリン製作というと『天上の弦』(山本おさむ)という、バイオリン製作者・陳昌鉉さんの半生を描いたマンガを読んだだけ(;^_^A 原作は『海峡を渡るバイオリン』、ドラマにもなってました。私はみていませんが、ツヨちゃんが主演でした! ストラディバリウスとか、遠い時代のものがまだ「生きている」というのがスゴいなぁと思います。



時空を超えた音色、お金からもカツラからも離れて美しい夢をみたい~!! 少し早いですがおやすみなさいませo(__*)Zzz






rohengram799 at 22:25コメント(8) 

2015年05月31日

碧雲便りNo.31:パッと目覚める!?……5月の本棚

♪目覚めた時には いつでも晴れてる~  今月はこういう日が多かった気がします。この歌を歌っていたのは伝書鳩……店のハトの巣は撤去されていました! 作詞は阿久悠さんで作曲が坂田晃一 さん……ミジンコ研究の人じゃなかったっけ?と思ったら、同じ坂田でも坂田明さんの方でした(^。^;)


昨晩の地震はユラ~ユラ~って感じで、最初めまい?と思ってしまいました。エレベーターが停止して閉じ込められた人も多かったみたいで……今日は平穏無事に過ごしたいものです……と思っていますが、山梨県では35℃以上が予想される場合の高温注意情報が今年初めて出されたとか。35℃とか私が高校時代の夏休みとかに甲府へ出掛けて「やたら暑かったわ~!!」と母に話した時の記憶の気温のような……。農作物は水不足で大丈夫かと気になります。あと外で飼われている動物とかも心配…。



さてさて、今月最後の一冊は山崎ナオコーラさんの『カツラ美容室別室』です。単行本で出た時から気になっていました(笑) オフィシャルサイトの「作家からの一言」


一文一文の雰囲気を楽しんで読書していただけたら……。

淡い関係性を味わえる文章になっているのでは、と思います。

男女の友情小説。



あらすじは……引っ越し当日、破天荒な友人に誘われて、髪を切ることになった27歳の会社員のオレ。カツラをかぶる店長・桂さんが店長をする美容室で、淳之介とエリ、梅田さんたちと出逢い、お花見したり遊びに行ったり……「こんな感じは、恋の始まりに似ている。しかし、きっと、実際は違う……」 淡々とした文章がなぜか心地よい作品です。



バタバタイライラしながらも、毎日更新することが出来た今月。 最後の3日間のタイトルはトシちゃんの♪ハッとして グッときて パッと目覚める 恋だから~ を意識してみました(*´∀`)♪ 来月もまた新しい発見がたくさんあるといいなぁ……今月もお付き合いいただき、ありがとうございました。また来月もどうぞよろしくお願いいたします!!



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rohengram799 at 17:48コメント(16) 
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