クロユリ団地

2013年05月29日

ヒコーキ雲便りNo.45:「さようなら」の向こう側

ちょっとお休みしてしまいました~皆さま、お変わりありませんか? いよいよ梅雨入りか?みたいなジメジメした空気がイヤですね(--;)


お店のトイレの壁にドーン!!と『クロユリ団地』のパチ台ポスターがあり、ブキミちゃんでコワイです……どんな人がこの台で遊ぶのか?導入はまだ先ですが、客層がなんとなく気に気になりますわ(((^_^;)


さて団地と言えば「団地妻」ではなくて('~`;)マンモス団地に住む少年(まぁ大人になりますが)を主人公にした『みなさん、さようなら』を思い出します。こちらも映画化されたみたいですね。文庫の帯にはそんな煽り文句がなかったので全く知らなかった…!


芙六小学校を卒業したのは全部で107人。みんな、団地に住んでいました。「中学には行かない」と宣言して本当に団地敷地内から出ない主人公の悟。マンモス団地なのでそれなりに施設も店舗もあり、不自由を感じず、中学・高校と進学していく友だちと喋り、恋をして、ケーキ屋で働いたりもして……このままずっと団地で生きていこうと考えている。しかし、親の転勤や自分の進学・就職などで同級生はどんどん団地からいなくなっていく。なぜ彼は団地から出ないのか?同級生が帰宅したかどうかのチェックに体力作りをかかさないのか?母親の「ヒーさん」はそんな彼に何も言わないのか?自宅に引きこもりではなくて、団地の敷地内から出ないのはなぜ?それは物語の中盤でわかるのですが……ラストはあっさりしすぎかなぁ~予定調和っぽいのでいささか失速感があるかも?母親との関係も、もうちょい書き込んで欲しいような……前半エロ系描写にチカラ入れすぎた?と思ったりして(笑)


だんだん月日が経つにつれて、団地から人がいなくなり、治安が悪くなって孤独なまま亡くなる人もいて……同じ場所にずっと住んでいるとわかる移り変わり。うーん、ウチから少し離れた場所にある団地もそんな廃れ具合です。不動産広告とか見るとものすごい安い値段で売りに出されていますが、ちょっとアソコには住みたくない…って思ってしまう。駅周辺もさみしい感じだし。


小さい頃は団地って憧れでした。田舎は大きな農家とかたくさんありましたけど、コンクリートの建物は都会のイメージだったし、いつでも友だちが近くにいるっていいな~と思っていました。実際は近すぎてうっとおしいくイヤなことも多いんでしょうけどねぇ…。


そうそう、知らぬ間にウチのマンションの管理人さんが変わっていました!!こういうのは知らせてもらえないのかな~前のオジサンがとても良い人でしたが、今度の人は「ぬぼ~」としている感じでちょっと不安。ちなみに私の仕事の新しい担当者もちょっと…でいろいろ不安です(´д`)





rohengram799 at 07:49コメント(7) 
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