コラム

2024年10月23日

いちじゅく雲便りNo.11:すずめ

こんばんは☔


10/19 毎日新聞 余録より


俳句の秋の季語で風変わりなものに「雀蛤(すずめはまぐり)となる」という言葉がある。元々は中国から伝わった七十二候という季節の区切りに由来し、10月の中ごろにあたる。寒い時期にスズメは海でハマグリに化け、少なくなるという俗信だ。一説には両者の色や模様が似ていることからの連想という

私たちに最も身近な野鳥、スズメが現実に減っているとの警鐘である。環境省と日本自然保護協会による里地里山の調査報告書によると、スズメの個体数は年3・6%減っていた。このまま長期間減り続ければ、絶滅危惧種の判定基準に達するおそれがあるという 

20年にわたる、全国のボランティアの協力を得たモニター調査でわかった。鳥類ではスズメの他、セグロセキレイのように農地、草地など開けた場所を繁殖期に使う鳥の減少が目立っている

開けた場所の鳥たちは、気温が急上昇した2015年以降の減少が顕著である。報告書は、土地利用の変化や気候変動が影響した可能性を指摘している。今回の調査では身近な鳥類の15%、チョウ類の33%で個体数が年3・5%以上のペースで減っていた。国民になじみ深いチョウのオオムラサキは年10%減というのだから深刻な状況だ

童話「舌切りスズメ」では、スズメをこらしめた欲深いおばあさんが「つづら」を開けると化け物が現れ、腰を抜かしてしまう

10月も関東などで高温の日が続いた。それまであたり前な存在だったスズメを通勤時、改めて見直す。危険信号は、私たちへの警告でもある。



⇧ こんなコラムを読み、増田恵子ちゃんの『すずめ』を思い出していました。そして久しぶりにケイちゃんのブログを読んだら、こちらでもかなしいお別れが。゚(゚´Д`゚)゚。 


https://ameblo.jp/masudakeiko-blog/entry-12870357030.html



涙雨の水曜日になりました。







rohengram799 at 18:05コメント(2) 

2017年04月22日

菫青雲便りNo.21:SCANDAL~闇が広がる

今日の読売新聞の「編集手帳」には吉野弘さんの『SCANDAL』という詩が紹介されていました。この詩は他の新聞コラムでも何回か引用されているようです。それだけ世間、特に政治の世界でのSCANDALがたくさんあるということですね。



吉野さんの詩に『祝婚歌』というのがあります。「二人が睦(むつ)まじくいるためには 愚かでいるほうがいい」。結婚式のスピーチでよく使われているようです。結婚式場のパンフレットに使いたいという問い合わせも多かったようで、吉野さんはこんな問い合わせに、「どうぞ自由にお使いください」と言っていたそう。しかし、高校国語の教科書に掲載したいという申し入れは、辞退。



その理由は「 結婚が当面の課題ではない高校生には、ふさわしくない。詩を本当に理解するためには、言葉の意味だけでは不十分だ。年齢や生活経験が必要な場合もある」というものだったらしい。詩に対しての責任感のようなものを感じました。また作品ひとつひとつがどんなに大切なものかが伝わります。



『SCANDAL』

 スキャンダルは
 キャンドルだと私は思う。

 人間は
 このキャンドルの灯(ひ)で、しばし
 闇のおちこちを見せてもらうのだと私は思う。

 みんな
 自分の住んでいる闇を
 自分の抱えている闇を
 見たがっているのだが
 自分ではスキャンダルを灯(とも)すことができないので
 他人のスキャンダルで
 しみじみ
 ひとさまの闇を覗(のぞ)くのだと私は思う。
 自分の闇とおんなじだわナ、と
 納得するのだと私は思う。





闇と聞くと、宝塚の舞台『エリザベート』のてわ「闇が広がる」を思い出しますわ。


♪闇が広がる 人はなにも見えない
 誰かが叫ぶ 声を頼りにさまよう
闇が広がる この世の終わりが近い・・・



皆さまは暗闇の中の光になって下さい~よい1日を!





rohengram799 at 11:21コメント(6) 

2016年12月06日

走雲便りNo.5:楽しくなければ仕事じゃない

新人さんもだいぶ仕事に慣れてきてくれました!「そろそろ疲れがでないですか?」ときいたところ「全然〜楽しいです( ´∀`)」とのお言葉! 定年後、なかなか次の仕事が決まらなかったみたいで「この年齢で働けて嬉しい!」と笑顔で言っていました。まだ64歳じゃなかったかな~年齢層とやる気は比例しないですよね。 


それに比べて、例の無断欠勤のN氏などは(まだこの件について謝りもしません)年末年始は出勤できるという条件で雇用契約を交わしたはずなのに「帰省するから出られません!」って・・・その予定があるならもっと前に言うべきでしょう・・・そして代わりにこの日に出ます、とかも言わないのです・・・自分の都合優先で、本当に会社に勤めていたんですか?というくらい、非常識で仕事はおサボリだし・・・新人さんにも「何でこんなに汚いんですか?」とそのオジサンの担当箇所を見て言われてしまうほどです・・・前日、出勤しているのに・・・「給料泥棒」を体現しているようなジイサンさんですわ。


ウチの会社は定年が70歳なのですが、他店では75歳でもとてもよく働いてくれる方がいるので、特別に延長しているそうです。働くなら、こういう人と一緒に働きたいですよね~!



新聞コラムに「天という字は二人で出来ている」とあり、確かに!と思ったワタクシ、愚痴は最小限にして、またこういうステキな言葉にめぐりあえるように、いろんなモノを見聞きしたいと思います~皆さまもどうぞよい1日にして下さい。仕事に行ってきま~す!


 

rohengram799 at 09:46コメント(6)トラックバック(0) 

2016年02月07日

凍雲便りNo.3:三者三様

昨日の読売新聞でしたか、大島史洋さんの短歌が紹介されていて、ほぉ!と思いました。


「秀吉がこの世にあらば電話のち更にファクスで念押しをせむ」

「信長がこの世にあらば嬉々として携帯電話を使いしならむ」

「家康がこの世にあらば人を見て留守番電話に委ねしならむ」



「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」「鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」の三人の性格というか気性とあわせて味わうとまたフムフムですね(笑)



最初の秀吉、若かりし頃に他社にファックスを送信してなかなか連絡がこないと電話で届いたかどうかの確認をしていたのを思い出しました。先方が用紙切れだった~!なんてこともあったなぁ…。当時はカラーコピーも珍しく一枚100円とかだった気がします。


信長さま(笑)には、キラキラデコデコのスマホを持ったギャルで現世に降臨していただきたいですわ。ゴスロリも好きになるかしら?


家康は……ただただ腹黒いオッサンしか想像出来ません。漫画『へうげもの』の家康には結構笑わせてもらっていますが、現世に三人があの時代のキャラのまま(といっても残された資料等が全部事実とは限らないのですが)現れたらどうなるのか? 仮想戦記小説などですでにお馴染みのネタかもしれませんが、想像するのはそれなりに楽しい……気がします!



職場の男性用お客さまトイレの掃除道具入れから、わりと大きいクモが出てきてビビっているワタクシでしたが、休憩中に記事を書いてちょっと落ち着いてきました(; ̄ー ̄A


皆さまは違うビックリ!な出来事にドキドキする日曜日になりますように(´ー`)ノ






rohengram799 at 15:15コメント(6) 
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