サトウハチロー

2025年02月25日

紅梅雲便りNo.14:お嫁にいらしたねえさま

こんにちは🥸

アレグラ(花粉症の薬)を買いに言ったら無表情なおねーさんに「全く成分が同じでお安いものもありますが、いかがなさいますか」ときかれて「ハイ、お願いします」と即答したワタクシです。市販薬を買うにも値段が気になる……サトウのごはんも値上がりするというし、野菜も見切り品でも高いし……ウキウキした春の気分にはなかなかならないですね。


🌸


誰をおもひかくもやさしき雛の眉   加藤三七子


スーパーではひな祭りとホワイトデーが一緒になっていますが、お雛さまの俳句の記事に、「最上段の女雛ではなく下の段の官女に似ているというのもひと癖ある」という文章が⇩


童謡の「うれしいひなまつり」(作詞:サトウハチロー)の一節「お嫁にいらした姉さまによく似た官女の白い顔」には、様々な説がある。普通に考えれば、幼い妹の視点で、若い兄嫁が官女に似ていることに気付いたと解釈すべきであろう。最上段の女雛ではなく下の段の官女に似ているというのもひと癖ある。内裏の女雛は自分だと捉えたのだとしても、兄嫁が官女というのは、いかがなものか。好意的に解釈すれば、官女は憧れの役職で上段の女雛よりも若く見えるからか。


歌を歌ったり聞いたりしながら、こんなことを考えたこともなかったので、ちょっとゾワッとしました😥 一番上のお雛様はやはり別格なので、三人官女に似ている、綺麗なお顔じゃダメなのかしら💦

https://sectpoclit.com/hisako-132/


🌸


【フレディ・マーキュリーが訪れた「栗田美術館」】
https://note.com/lovely_hare483/n/nae5ebc6713fe


栗田美術館って義父のお墓(あしかがフラワーパークを見下ろせるお寺)に行く途中によく見かけていて、私はそのたびに「行ってみたい」とダンナさんに言っていたのですが「別に何もないしつまらないよ」とスルーされ続け……もう栃木に行くこともなくなったのですが、この記事を読んでやっぱり入りたかったな、と思ったのでした。


【栗田美術館】
http://www.kurita.or.jp/


🌸


明日からは気温が上がるとか……身体はなかなかついていきませんが、皆さまもどうぞお気をつけて。

2月最終週も「ご安全に」❣️





rohengram799 at 11:30コメント(4) 

2021年02月27日

向春雲便りNo.14:泥まみれ 汗まみれ

Jリーグは今年で29年目だそうですね。取り立てて興味はないけど(^o^;)週刊少年マガジンで連載していた『DAYS』は好きでした。

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/13932016480029113068


*****


谷川俊太郎さんが『サッカーによせて』という詩を書いているときいて検索しました。最初からヒャッハー Ψ(`∀´)Ψ な感じで「行くぜ!」(柴田恭兵風)な気分になりました⚽



『サッカーによせて』 谷川俊太郎


けっとばされてきたものは
けり返せばいいのだ

ける一瞬に
きみが自分にたしかめるもの
ける一瞬に
きみが誰かにゆだねるもの
それはすでに言葉ではない

泥にまみれろ
汗にまみれろ
そこにしか
憎しみが愛へと変わる奇跡はない
一瞬が歴史へとつながる奇跡はない
からだがからだとぶつかりあい
大地が空とまざりあう
そこでしか
ほんとの心は育たない
希望はいつも
泥まみれなものだ
希望はいつも
汗まみれなものだ
そのはずむ力を失わぬために

けっとばされてきたものは
力いっぱいけり返せ


*****


野球ファンの方には、あのサトウハチローが作詞した『ホームラン・ブギ』をどうぞ⚾

https://sp.uta-net.com/movie/91196/



rohengram799 at 08:25コメント(4) 

2019年05月13日

景明雲便りNo.11:爪色の雨

サトウハチローの詩を探していたら『爪色の雨』という歌が……タイトルも不思議な感じがしますが、曲調もゆっくりで、正直、しとしと雨が降る夜にひとり部屋で聞くのは怖くないかい?みたいな……(;゚∇゚)


http://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-4abe.html




爪というと昔読んだ『悪魔の花嫁』という漫画の中に鳳仙花の花で爪を染める話がありました。ギリシャ神話に基づいた話でした。ほのぼの系ではないです〜魔除けの意味合いもあったとか。



【鳳仙花の花で爪を染める】

http://q.hatena.ne.jp/touch/1211557510




アニメや漫画でキモい悪役ってだいたい爪を染めているような気がする……フリーザ様とか紫色の爪だし(´д`|||)



では、新しい1週間を皆さま、ご安全にお過ごし下さいませ♪(o・ω・)ノ))




rohengram799 at 09:12コメント(2) 

2018年05月12日

若夏雲便りNo.14:「母」という字

明日は「母の日」ですね。久しぶりに『ソナエ』を読んだら「母の日参り」という文字が・・・なんでも商売に結びつけるなぁと思ったのですが、亡き母に宛てた手紙コンテストの受賞作品はどれもよかったです。特に金賞はお鼻がツーンとしました。最後がまた男の子(笑)らしかった。 いくつになっても子どもは子どもなのです。

https://hahanohi-mairi.jp/award.html



小川未明の『おっぱい』にも、お乳を目薬がわりに、の部分があります。短い話ですが、おとなりの「よしおさん」の年齢が気になったのは私だけ?(笑)

https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/51512_48267.html




「母の詩を書く人」で一番最初に思い出すのは、やはりサトウハチローさん。母という字を書いてごらんなさい・・・・詩の中にいろんなお母さんの姿が見える。私はどんな「母」かしら? きっと横幅があり、ゆがんでよろけた「母」に違いない(;・ε・ )




『母という字を書いてごらんなさい』


母という字を書いてごらんなさい
やさしいように見えて むずかしい字です
格好のとれない字です
やせすぎたり 太りすぎたり ゆがんだり
泣きくずれたり・・・笑ってしまったり
お母さんにはないしょですが
ほんとうです


サトウハチロー





rohengram799 at 08:20コメント(8) 

2016年06月03日

閑雲便りNo.4:バラと麦わら帽子

西條八十というと映画『人間の証明』で引用された《ぼくの帽子》が有名ですね。


《母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで、
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。》以下略(笑)


そして♪歌を忘れたかなりやは~など、叙情的な詩人という印象だったのですが、小説もたくさん書いていたようです。児童文学というか少年少女文庫みたいな感じ? 西條八十もサトウハチローみたいに母の詩をいくつか書いているというのを知り、彼の作品を検索していたら『人喰いバラ』という作品にhitして「なんだ、このタイトルは(゜д゜)」となったワケです。彼の写真も見ましたが、これまたイメージが違いました(笑)


あらすじですが……貧しい生活を送る英子は、正月から毛糸を売って歩いていた。七草の日にたまたま通りかかったある大邸宅に招かれてしまう。そしてその家の当主、向井元男爵から、自分が余命いくばくもないことを告げられ、死んだ場合に全財産を相続してくれと頼まれる。驚く英子はいったん辞退するものの、結局は遺産を相続することにする。ところがそこに現れた向井氏の姪、春美。彼女は自分が相続すると思っていた財産を横取りされたと逆恨みし、ついには英子の殺害を企てる……。


初版は昭和29年みたいで、復刻版がゆまに書房から2003年に発売されたようです。タイトルも絵柄も時代を感じました(笑) 中原淳一さん風ですかね~こんな雰囲気の絵柄の“ぬりえ”で遊んでいた頃を思い出しました。今はぬりえは大人の趣味になっていますが( ̄▽ ̄;)




さてさて、今日は6月3日、ロクヨンならぬロクサンですが(¨;)……「六三除」というおまじない(?)というか厄除けがあるのですね。飛行機の御守りで有名な飛不動さんのサイトにありました。他の寺社でもあると思います。


六三除は年令による身体の部分的な厄除けで、本年どこが六三に当たる場所かは、数え年を9で割り、余りの数字で判断。割り切れた時は余りを9とします。その数字を身体の場所に当てはめるワケですね。詳しくは下記サイトをご覧下さいませ。


《飛不動尊》
http://tobifudo.jp/engi/engi.html

《六三除》
http://tobifudo.jp/newmon/kigan/63yoke.html



ではでは、皆さま、お身体に気をつけてよい週末をヾ(´ー`)ノ






rohengram799 at 08:40コメント(6) 
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