セーラー服

2020年03月04日

桜月雲便りNo.4:制服を脱ぐ時

社会人になっても制服はありますが、セーラー服や学ランをもう着なくなると「卒業」したんだ………という感覚が強くなるような気がします。

制服を脱ぎ鮮やかに羽化とげし少女らまぶしき四月を歩む

(米田憲三『ロシナンテの耳』)



「卒業=尾崎豊」な乙女ではありませんでしたが(興味がなかった)尾崎慶子さんという方が描かれた白いセーラー服の少女が昭和っぽくて、なんだかとても懐かしく感じました。私は中学はセーラー服でしたが、夏服は白だったけど基本は紺のセーラー服でした。

尾崎さんHP
http://www.ozakikeiko.com/


Yahoo!知恵袋に卒業ソングの質問があって、回答のひとつに倉田まり子さんの名前があって、うひゃー(*゚∀゚) 懐かしい! となりました。世代がわかりますなぁ。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13218598058?fr=sc_scdd&__ysp=5Y2S5qWtIOWwvuW0juixig%3D%3D



rohengram799 at 07:40コメント(6) 

2019年03月17日

雛月雲便りNo.17:春や春 オスカー9才🎉

長らく積ん読だった森谷明子さんの『春や春』を読み始めました。俳句甲子園の話ですが、最初から爆笑してしまいました(≧▽≦)


【世の中の男たちは、やっぱり「セーラー服」に幻想を抱いているのだろうか。
だとしたら、教えてやりたい。女子高生が一日十時間近く、通常、クリーニングに出すことなく何十日と身につけているセーラー服の実態を。
夏は暑く冬は寒い。春はスギ花粉を、秋にはブタクサ花粉を盛大に吸着する。乙女の汗も体臭もフライドポテトの油もソフトクリームの滴も学食のミートソースも、すべてしみこませたセーラー服。乙女の日々を過ごすにつれ清潔さからどんどん遠ざかるこの制服をまとう女子高生は、なるほどたくましく、雨にも負けず、風にも負けず、細菌にも負けないじょうぶな体になるだろう。
―――でも、遠目にはやっぱり「清楚」に見えるんだよね。これはもう、詐欺だわ。】



マニアにはこの制服がたまらないっ!という人もいるのかも。以前、クリーニング店で働いていた時には一日仕上げの特急便というのがあったので(今はワイシャツ以外も当たり前になっていますが)週末に制服を持ってくるお客様もいました。




さてさて……2010年3月17日、ワタクシはブログ『空のお城通信~オスカー戯れ言日記~』をガラケーを使い、こっそり開設(?)しました。今はスマホになりましたが、相変わらずパソコンは使えません。うふふ、9才の誕生日ですわ! リアルな9才のワタクシは小学3年生、松組さんの生徒で漫画ばっかり読んでいました(笑)



川原泉さんの漫画『殿様は空のお城に住んでいる』からつけたこのブログ名ですが、「おつむが天高く舞い上がってる人のこと」の通りの記事更新を続けてまいりました。ブログは私の備忘録であり、私がリアル空のお城の住人になった後に、遺された子どもたちが「おかーさんは毎日ナニを考えて暮らしてきたんだ(´・ω・`)?」と思った時に、コレが役に立てばいいなぁ~と思っております。 それまでは、コソコソと身内バレしないように気をつけていかねば(;゚∇゚) その時、その時のワタクシの時間がここに生きています。


今までお付き合いしていただいた皆さま、本当にありがとうございます。これからものんびりと好きなこと、オモローなことを書いていきたいと思います。いろいろ偏っておりますが、何かひとつでもおみやげになるモノを持ち帰っていただけたら幸せです.+:。 ヾ(◎´∀`◎)ノ 。:+.


よろしければ、またお付き合い下さいませ。





「祝福」 谷 郁雄


百年前
あなたはいなかった
百年後
あなたはもういない
木が葉っぱを
茂らせたり
散らせたり
するのと同じように
あなたは
嘘をついたり
恋をしたり
いろいろと忙しい
幸せとは
ただそこにいること
よろこびで
顔をしわくちゃにして




rohengram799 at 00:06コメント(8) 

2015年04月27日

桜雲便りNo.27:花菜漬

おやぢなワタクシの誕生日にお祝いコメントを下さった皆さま、ありがとうございました!! 昨日は出勤前に入れ違いになってしまいましたが、下の子がケーキを持ってきてくれました(他にも用事があったのですが)。夜には兄からも「まぁ元気でやれや」とメールをもらい、「ああ、私ってしあわせ(´∇`)」と月を見上げながら、ニヘニヘしながら帰宅しました←不審者っぽいですね(;^_^A



94638282.jpg



子どもがくれたケーキ3種類。帰宅してから開けたので、ビックリ~なんてハイカラな(笑) ワタクシだけでもひとくちでイケるサイズでしたが、真ん中のチーズケーキをダンナとオタ息子(長男)とわけて食べました(≧∇≦) 



『人の世をやさしと思ふ花菜漬』(後藤比奈夫)



花菜漬は開ききらない菜の花を塩漬けにしたもので京都の名産。名前もその色もいかにも春らしく、口に含んだ時のほのかな香気が好まれるそうです。春の季語。桜や梅の塩漬けもありますが、菜の花には春の喜びというか子どもの無垢な笑顔が感じられます。見返りを求めない素直なやさしさというか……。「漬け物くらいしかないけど」の漬け物がまた美味しかったりしるんですよね~お茶漬け食べたい気分になってきた……!! 直筆の句を写真で見たときに「奈良漬」に見えたのは……気のせいですよね(◎-◎;) あ、ダンナが私がいつも本を読んでいるダイニングの電気が暗いからとLEDにしてくれました。明るいわぁ!



話はかわりますが、『折り紙きせかえ人形』という折り紙作家の山口真さんの本がありました。「一般的な15センチ×15センチの折り紙を使って、人形の体やヘアスタイル、洋服などを作ります。柄入りの折り紙や包装紙など、お気に入りの模様の紙を使えば、さらにオシャレなアイテムが作れます。」……折り紙なんてもういつ買ったか記憶にないけれど、検索していたら洋服の折り方のサイトがありました。セーラー服もなんて( 〃▽〃)


http://origami-land.com/fashion/shirt_dress_jumper/




今週はもう5月ですね。陽射しも夏だわぁ~ひと足(以上)お先に!の夏服の女学生を駅で見かける機会もあるかしら? おやぢ心をワクワクさせて行ってきま~す( ´∀`)/~~  皆さまもステキな1週間になりますように。






rohengram799 at 09:34コメント(14) 
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ