ハイ・ファイ・セット

2023年07月15日

早桃雲便りNo.10:熱帯夜

こんにちは🐥


🍧

昨日は巴里祭でしたね。新しく素敵な巴里祭の俳句を見つけて、ニマニマしておりました🌹

シャガールの愛の絵褪せず巴里祭   千田百里

季語といふタイムマシンや巴里祭   塩田博久

巴里祭ある日少女に女の香      中山妙子

「ベルばら」に関してはPixivでたくさん素敵な二次創作作品を拝見・拝読出来てこちらもニンマリしておりました。私は何も投稿しないまま終わりました😅

🍧🍧

今は田牧大和さんの「藍千堂菓子噺シリーズ」3作目『思い出すのは』を読んでいます。繊細で可愛い和菓子の世界、そして人情🥸
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167919078

暑い時期だからこそ熱いお茶にきんつばとかいいな、と思ってしまう! 次巻も買ってあるので楽しみです。こちらはカバーイラスト担当の鈴木ゆかりさんのホームページです。
https://www.yukarisuzuki.com/

🍧🍧🍧

ハイ・ファイ・セットの♫熱帯夜という歌が好きです😍
https://youtu.be/Nd_nkNKoacI

北村峰子さんの「熱帯夜抱かれて五感とりもどす」に続き、見つけましたわ、セクシー系♡⁠(⁠˃͈⁠ ⁠દ⁠ ⁠˂͈⁠ ⁠༶⁠ ⁠)

キスの音字幕になくて熱帯夜   小西雅子


こちらの髙柳克弘さんの句は夏の恋の終わりでしょうか、せつなさとちょっと怖さもあるような。
 
熱帯夜花瓶は花の柩なり  



今日は風が強いです。暑さはいくぶん控えめですが、明日の気温予想がまた高い! 皆さま、どうぞ御身体に気をつけて下さいませ。

ブログ更新がない時には読書メーターかnoteにチマチマなにか書いていると思うので(多分)のぞいてやって下さい👋👋👋



読書メーター
https://bookmeter.com/users/718307

pixiv(彩夏)
https://www.pixiv.net/users/31463481

note(おかもん)
https://note.com/during0901



rohengram799 at 13:40コメント(2) 

2018年10月19日

稲熟雲便りNo.20:夜の桃

♪燃える秋~ 揺れる愛の心~


この時期はハイ・ファイ・セットのこの歌を歌いたくなるのですが、しばらくおやぢらしい、悶えるまでいかないけど、萌える(?)燃える(?)ネタを書きたいと思います。続かないかもしれない可能性は大!なので、あまり期待しないように(笑)


『中年や遠くみのれる夜の桃』

西東三鬼の、なんともおやぢの感あふれる一句。どことなく哀愁もあって イイ 。・゚・(ノ∀`)・゚・。    

33歳で俳句をはじめて「サンキュー」をもじった俳号で「十七文字の魔術師」とも称された西東三鬼(1900~1962年)。彼は自句自解にこう書いているそうです。

【中年というのは凡そ何歳から何歳までを言ふのか知らないが、一日の時間でいへば午後四時頃だ。さういふ男の夜の感情に豊かな桃が現れた。遠いところの木の枝に。生毛のはえた桃色の桃の実が。】
 
三鬼は少年の頃から女色を知っていたようで(時代的にもまだ夜這いの習慣があったらしい)最後の妻きく枝さんによると「特に女性には優しく、多くの女性と関係した」とか。だから、繊細で大胆な句の他に妙に色気のある句が多いのかも。私がおおっ!となったのはこの句です。

『おそるべき君等の乳房の夏来る』

「薄いブラウスに盛り上がつた豊かな乳房は、見まいと思つても見ないで居られない。彼女等はそれを知つてゐて誇示する。彼女等は知らなくても万物の創造者が誇示せしめる」・・・確かに。キラキラ輝く、まぶしくまた神聖な「いのち」の象徴のように思います。

https://www.gendaihaiku.gr.jp/column/view.php?act=detail&id=279
 



rohengram799 at 09:36コメント(0) 
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