ピアノの森

2022年03月21日

春和雲便りNo.15:ピアノのむし 🎹

ドラマ化された『あせとせっけん』見れば見るほど、なんじゃこりゃ!? となる(間違えてダンナさんが録画したらしい)……原作漫画を知らなければそれなりに楽しめるのかなぁ。

『ピアノの森』ならぬ『ピアノのむし』という漫画を読みました。無料の1巻だけですが(´∀`;)

https://comic.k-manga.jp/title/86578/pv


調律師って2011年からピアノ調律技能検定が実施されていて、国家資格になっているんですね。知らなかった!

https://www.shikakude.com/sikakupaje/piano.html

資格がなくても調律の仕事は出来るでしょうが、技術を保証されている人の方が依頼する場合は安心ですよね。ピアノって精密機械なんだなぁ、って思いました。全く弾けないし、ピアノ曲の良し悪しもわかりませんが💦 音楽を聴くこと自体がほとんどないし。


ピアノ一打一打この恋悔ゆるべきか 楠本憲吉

二人居るごとく楽器と春の人 中村草田男



こちらはpixivにあった【2011年3月11日に帰宅難民になりかけた話】

https://www.pixiv.net/artworks/96844139

混雑した電車内でのスリとか被災して避難している家を物色して盗むとか、本当に許せないしやめて欲しい! 記録する、記憶する、忘れないって大事。震災からよみがえったピアノもありましたね。

https://kahoku.news/articles/20220226khn000047.html


おだやかな春分の日になりますように ヾ(´ー`)ノ




rohengram799 at 09:30|PermalinkComments(0)

2017年04月15日

菫青雲便りNo.14:蜜と剣

直木賞と本屋大賞ダブル受賞の恩田陸さんの『蜂蜜と遠雷』来月には登場する曲を収録したエッセイ付きCD2枚組が発売されるとか。漫画『ピアノの森』でショパンコンクールの様子などドキュメンタリーしながら読んでいましたが、本で音楽を読む、しかも長編! 私は文庫になってからだなぁ。音楽関係の本では『シューマンの指』を読んだけれど、イマイチ私好みではなく、よくわからなかった、という記憶しかない(;゜゜)



クラシック音楽というと、小学生の頃、おそらく何かに影響されて(踊らされて?)シューベルトのに『未完成交響曲』のLP(笑)を買ったことがあります。そのLPが一部欠けていたので、交換してもらおうと、祖父と買ったお店に行ったのですが「そっちの不注意で割ったんじゃないの~?」みたいな店主の態度に小心者だった(過去形)ワタクシは泣きそうだったので、祖父がいてくれてよかったです。欠けたカケラも入っていなくて、出荷段階で不良品だったのだと思います。

www2.biglobe.ne.jp/~endoy/ONGAKU94.html




さてさて、蜂蜜と言いますと、東京で生後4カ月ごろから、市販のジュースに蜂蜜を混ぜて1日2回、約10グラム与えられていた男児が、ボツリヌス菌が原因の「乳児ボツリヌス症」と診断され、3月末に亡くなったというニュースがありましたね。これまで複数の発症例が報告されているが、記録が残る1986年以降、同症による死亡は初めてだとか。私は『美味しんぼ』で赤ちゃんに蜂蜜入りのパン粥を食べさせる話があった時に「赤ちゃん仁左衛門蜂蜜は危険」という抗議がたくさんあって、その後お詫びも載ったりしていたので、みんな知っていることだと思っていましたが、結構前の話題だし、お手軽に栄養が、と考えたんですかね? 男児にはかわいそうなことになりましたが、同じことがおこりませんように。



「口蜜腹剣」という四字熟語がありました。読み方 は「こうみつふくけん」。心地よい言葉をかけながら、心の中には悪意が満ちていることを言います。「口蜜」は甘い言葉、丁寧な言葉のこと。「腹剣」は腹の中に剣があるという意味から、心に悪意があることのたとえ。一見丁寧で親切に見えるが、邪な心を持っている人のことをいうそうです。中国の唐の時代の宰相、李林甫の計算高い狡賢さを評した言葉で「口に蜜有り腹に剣有り」の略。


字面だけ見て、ベッドでお戯れ中に美女に殺される、オッサンを連想して私って・・・記事タイトルにエロさを感じた方がいたら、お仲間ですね( 〃▽〃)←良い子は深く考えないように(笑)



rohengram799 at 14:56|PermalinkComments(6)

2012年05月15日

あかね雲便りNo.16:雨音は故郷の調べ

♪耳をふさぐ 指をくぐり 心痺らす 甘い調べ
止めて あのショパン 彼にはもう会えないの…


いやぁ、気だるい小林麻美さんの『雨音はショパンの調べ』が流れてきそうな天気だったのに、ちょっと本気出した雨模様になってきましたね~ああ、仕事したくない!だって今日は不思議ちゃんとなんだもの…カッカカッカしそうな火曜日f(^^;「火消しの雨」かしら!?


♪Rainy days 断ち切れず 窓を叩かないで
Rainy days 気休めは麻薬 Ah...


この歌って日本語詞が 松任谷由実さんだったんですね。今日はじめて知りました(・・;)ユーミンが歌うと気だるさが減るかな?


ショパンといえばマンガの『ピアノの森』を思い出しますが、横文字で書くと《Chopin》チョピンと読めるところが好きです!!なんとなく『雨だれ』のぴちょん、ぴちょん感があるので(^_^)少し高いけどチョコレート菓子でもありますよね。今はあんまりみかけませんが(((^^;))


『草萌えにショパンの雨滴打ち来る』(多田裕計:ただ・ゆうけい)


この俳句にもショパンが登場しますが、やはり『雨だれ』を聞きながら作ったのでしょうか?多田さんは福井県福井市出身の小説家で俳人。鬼籍の人ですが、新緑に雨の雫、絵になりますね。『春の目覚め』って感じ~眠っていたいろんな感覚が雨で「おっはー♪」と元気に起き出したような…雨かよ(-_-;)みたいな印象は受けないのですが、コレは私だけ?


『俳句と草絵』という本が1975年に発行されていて(残念ながら絶版だそう)多田さんの句に妣田圭子さんが絵と文を担当。偶然にちょっと驚きましたが、妣田圭子さんは、山梨を拠点に活動されていた方なのです。残念ながら昨年亡くなられました。書家としても活躍されていたようです。皆さまもどこかで目にしたことがあるのでは?と思いますが、こちらのブログでご覧下さいまし。


http://sorakara11.blogspot.jp/2011/11/blog-post_20.html


うっとおしい雨ではありますが、故郷と縁がある方の話題に出逢たことはラッキーでありました。さぁ、もうひと頑張りp(^^)q


《多田裕計》
1912年8月18日-1980年7月8日。福井県福井市出身。

《妣田圭子(ひだ けいこ)

大阪生。本名は梶本喜久代。和紙を切って台紙に貼る「草絵」を創始。平成16年文化庁長官表彰を受ける。平成23年(2011)歿、98才。




rohengram799 at 13:35|PermalinkComments(13)
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