フランス
2019年07月14日
桐月雲便りNo.13:ふらんす幻想
「ふらんすへ行きたしと思へども/ふらんすはあまりに遠し」(萩原朔太郎)
小学生の時にNHKの劇場中継で宝塚の『ベルばら』見てからハマってはや40年以上、やはり今日は特別な日という意識が……大人になってから読む「ベルばら」はツッコミどころ満載で、そこがまた感慨深い(笑) 230年前の世界も230年後の世界もなかなか想像出来ないけれど、おだやかな毎日が誰の生活の中にも数多くあればいいと思う。
↑ 読書メーターの「つぶやき」に書いた文章をそのままコピーしてます(´∀`) どこかでフランスはこの時期は夜10時くらいにならないと暗くならないので(8時でも明るい)みんないつまでも議論に熱中して、その勢いが革命へと繋がったんじゃないか、みたいなことが書かれていたような記憶が……。
フランスの昔話を集めた本とか読みたいと思いつつ、思うだけでそのままなワタクシ(-_-;) 下記ブログに書かれた、立ち去る人を見送る日本人と追いかけるフランス人の対比、昔話にお国柄があらわれて面白いなと思いました。インドの説話はやたらカメとかゾウとか出て来てよくわからないけど(笑)
【フランスの神話と伝承】
https://ameblo.jp/blue-seamade/entry-12432892917.html?frm=theme
お盆さんの地域もあるでしょうか。この前『最後の晩ごはん』シリーズ最新刊を読んだのですが、遺された人たちの想い、明日への希望を感じる1冊だった気がします。ページ数が少なくなかなか話が進展しなくて、ちょっとダラダラしてきたかなと思わなくもないですが(-.-)
最後の晩ごはん 秘された花とシフォンケーキ (角川文庫) >> https://bookmeter.com/books/13948050
「中途半端の何が悪いの?」
(略)
「そんなことを言ったら、志半ばで力尽きた人たちは、みんな中途半端ってことになっちゃう。そんな失礼な話はないでしょう。そもそも、ゴールのある夢なんて、あるのかしら。十分やった、これ以上のものは得られない。死ぬ前にそんなことを言える人が、どれだけいるかしら」
(略)
「世間の評価も他人の評価も、絶対ではないのよ。脆く、簡単に移ろうものなの。だから、そんなものより、自分を信じなさい。何をしたって、後悔はつきまとう。でも、今、やりたいと思うことを、全部やりなさい」
(p206〜207より抜粋)
「You、やっちゃいなよ!」(笑)で、キラキラの日々をお過ごし下さいませ(*´∀`)♪
小学生の時にNHKの劇場中継で宝塚の『ベルばら』見てからハマってはや40年以上、やはり今日は特別な日という意識が……大人になってから読む「ベルばら」はツッコミどころ満載で、そこがまた感慨深い(笑) 230年前の世界も230年後の世界もなかなか想像出来ないけれど、おだやかな毎日が誰の生活の中にも数多くあればいいと思う。
↑ 読書メーターの「つぶやき」に書いた文章をそのままコピーしてます(´∀`) どこかでフランスはこの時期は夜10時くらいにならないと暗くならないので(8時でも明るい)みんないつまでも議論に熱中して、その勢いが革命へと繋がったんじゃないか、みたいなことが書かれていたような記憶が……。
フランスの昔話を集めた本とか読みたいと思いつつ、思うだけでそのままなワタクシ(-_-;) 下記ブログに書かれた、立ち去る人を見送る日本人と追いかけるフランス人の対比、昔話にお国柄があらわれて面白いなと思いました。インドの説話はやたらカメとかゾウとか出て来てよくわからないけど(笑)
【フランスの神話と伝承】
https://ameblo.jp/blue-seamade/entry-12432892917.html?frm=theme
お盆さんの地域もあるでしょうか。この前『最後の晩ごはん』シリーズ最新刊を読んだのですが、遺された人たちの想い、明日への希望を感じる1冊だった気がします。ページ数が少なくなかなか話が進展しなくて、ちょっとダラダラしてきたかなと思わなくもないですが(-.-)
最後の晩ごはん 秘された花とシフォンケーキ (角川文庫) >> https://bookmeter.com/books/13948050
「中途半端の何が悪いの?」
(略)
「そんなことを言ったら、志半ばで力尽きた人たちは、みんな中途半端ってことになっちゃう。そんな失礼な話はないでしょう。そもそも、ゴールのある夢なんて、あるのかしら。十分やった、これ以上のものは得られない。死ぬ前にそんなことを言える人が、どれだけいるかしら」
(略)
「世間の評価も他人の評価も、絶対ではないのよ。脆く、簡単に移ろうものなの。だから、そんなものより、自分を信じなさい。何をしたって、後悔はつきまとう。でも、今、やりたいと思うことを、全部やりなさい」
(p206〜207より抜粋)
「You、やっちゃいなよ!」(笑)で、キラキラの日々をお過ごし下さいませ(*´∀`)♪
2019年06月18日
林鐘雲便りNo.16:フツフツと
中国四川省で大きな地震があったようですね。海外の事件、事故だと「日本人に被害はない」的な子とを言われますが、何年か前に新聞の投書で今は国際結婚も多くなっているし、パートナーが外国人という人もいるので、邦人は無事、という報道だけでは安心出来ない、みたいな記事があったのを思い出しました。国内の自然災害も多く、まだ被害から復旧していない場所も……。被害が拡大しませんように。
小さい頃は「ハワイ旅行」とかスゴい!と思っていましたし、高校時代に夏休みにハワイに行った同級生がいて、その時もその子の名字が某財閥と同じだったので、やはり金持ちなのかしら、スゲー!とバカな子の発想をしておりました。今では夏休みとか幼稚園の子でも海外旅行は当たり前!になっていて、ずーっと取り残された気分ですわ。まぁ、狭い世界はそれなりに居心地がいいから、大海を知らなくてもいいんですが(;´д`)
小さい頃と言いますと、小学生の頃『ベルサイユのばら』にハマった私は、フランスの人と文通することを夢みていました(笑) 当時の漫画雑誌の裏表紙には日ペンの美子ちゃんの他に、海外のペンパルを!みたいな広告もありました。業者が間に入って、日本語から外国語に、外国からの手紙は日本語に訳してお届けします、みたいなことが書いてあった気がする〜! 今も国内で「文通村」というのがあるので、やはり手紙を書きたい、もらいたい人は多いんでしょうね。
https://www.fumibito.com/
フランス語だけでなく英語もサッパリわかりません┐(´∀`)┌な私ですが、フランスの詩をフランス語で読むサイトを見つけました。う~ん、やっぱり何を言われているか全くわかりませんが、歌うような発音、言葉だなぁ、とその雰囲気は楽しめました。ユゴーがまだ準備中なのは残念でしたが、ランボーは『太陽と月に背いて』のイメージが強いので(詩の内容に関係なく)お耽美さが100倍になったように感じてしまう(;゜∇゜)
http://www.litterature.jp/poefra/
小さい頃は「ハワイ旅行」とかスゴい!と思っていましたし、高校時代に夏休みにハワイに行った同級生がいて、その時もその子の名字が某財閥と同じだったので、やはり金持ちなのかしら、スゲー!とバカな子の発想をしておりました。今では夏休みとか幼稚園の子でも海外旅行は当たり前!になっていて、ずーっと取り残された気分ですわ。まぁ、狭い世界はそれなりに居心地がいいから、大海を知らなくてもいいんですが(;´д`)
小さい頃と言いますと、小学生の頃『ベルサイユのばら』にハマった私は、フランスの人と文通することを夢みていました(笑) 当時の漫画雑誌の裏表紙には日ペンの美子ちゃんの他に、海外のペンパルを!みたいな広告もありました。業者が間に入って、日本語から外国語に、外国からの手紙は日本語に訳してお届けします、みたいなことが書いてあった気がする〜! 今も国内で「文通村」というのがあるので、やはり手紙を書きたい、もらいたい人は多いんでしょうね。
https://www.fumibito.com/
フランス語だけでなく英語もサッパリわかりません┐(´∀`)┌な私ですが、フランスの詩をフランス語で読むサイトを見つけました。う~ん、やっぱり何を言われているか全くわかりませんが、歌うような発音、言葉だなぁ、とその雰囲気は楽しめました。ユゴーがまだ準備中なのは残念でしたが、ランボーは『太陽と月に背いて』のイメージが強いので(詩の内容に関係なく)お耽美さが100倍になったように感じてしまう(;゜∇゜)
http://www.litterature.jp/poefra/
2019年05月08日
景明雲便りNo.5:15歳の窓
フランスでは「性行為への同意能力があるとみなされる年齢の下限を15歳に設定する」法律がある(https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20180328-00083211/) けれど、15歳……盗んだバイクで走り出す年頃と思うか、元服だな、と思うか、空に吸われちゃう!と思うか、まぁいろいろだわな………と考えた私の頭に浮かぶのは、中3の時に国語の教科書に載っていた中原中也の『吹く風を心の友と』。
吹く風を心の友と
口笛に心まぎらはし
私がげんげ田を歩いてゐた十五の春は
煙のやうに、野羊のやうに、パルプのやうに、
とんで行つて、もう今頃は、
どこか遠い別の世界で花咲いてゐるであらうか
耳を澄ますと
げんげの色のやうにはぢらひながら遠くに聞こえる
あれは、十五の春の遠い音信なのだらうか
滲むやうに、日が暮れても空のどこかに
あの日の昼のまゝに
あの時が、あの時の物音が経過しつつあるやうに思はれる
それが何処か?――とにかく僕に其処へゆけたらなあ……
心一杯に懺悔して
恕(ゆる)されたといふ気持の中に、再び生きて、
僕は努力家にならうと思ふんだ――
最後の一連がとても印象的だった。私の15の春はどうだったかというと、今まで誕生日順だった出席番号があいうえお順になって、女子では万年2番だった4月生まれの私は急にうしろの方になって、なんだかヘンな気分でした。そして2組だったので、ABCだったら「3年B組だな」と思っていたような……おバカさんでした。
当時カップルらしいクラスメイトもいました。みんな気を使ってか、修学旅行(5月末)のグループを一緒にしたり、新幹線の席を隣同士にしたりとおせっかいをやいていたような気がする! 先生たちはちょっと複雑な顔をしていて、学期末の三者面談ではそれとなく「清く正しい男女交際」について話したとか聞きましたわ(;゜゜)
まだまだお子さまであり、大人のズルさに反発しながら、自分もだんだんその術を身につけていったり……40年前と今と精神年齢は変わらないような ヾ(@゜▽゜@)ノ
「社会の窓をあける」………いろんな意味で大変ですが、この絵本のように清々しい朝を迎えたい(o´Д`o)ノ゙
あさになったのでまどをあけますよ >> https://i.bookmeter.com/books/4346591
吹く風を心の友と
口笛に心まぎらはし
私がげんげ田を歩いてゐた十五の春は
煙のやうに、野羊のやうに、パルプのやうに、
とんで行つて、もう今頃は、
どこか遠い別の世界で花咲いてゐるであらうか
耳を澄ますと
げんげの色のやうにはぢらひながら遠くに聞こえる
あれは、十五の春の遠い音信なのだらうか
滲むやうに、日が暮れても空のどこかに
あの日の昼のまゝに
あの時が、あの時の物音が経過しつつあるやうに思はれる
それが何処か?――とにかく僕に其処へゆけたらなあ……
心一杯に懺悔して
恕(ゆる)されたといふ気持の中に、再び生きて、
僕は努力家にならうと思ふんだ――
最後の一連がとても印象的だった。私の15の春はどうだったかというと、今まで誕生日順だった出席番号があいうえお順になって、女子では万年2番だった4月生まれの私は急にうしろの方になって、なんだかヘンな気分でした。そして2組だったので、ABCだったら「3年B組だな」と思っていたような……おバカさんでした。
当時カップルらしいクラスメイトもいました。みんな気を使ってか、修学旅行(5月末)のグループを一緒にしたり、新幹線の席を隣同士にしたりとおせっかいをやいていたような気がする! 先生たちはちょっと複雑な顔をしていて、学期末の三者面談ではそれとなく「清く正しい男女交際」について話したとか聞きましたわ(;゜゜)
まだまだお子さまであり、大人のズルさに反発しながら、自分もだんだんその術を身につけていったり……40年前と今と精神年齢は変わらないような ヾ(@゜▽゜@)ノ
「社会の窓をあける」………いろんな意味で大変ですが、この絵本のように清々しい朝を迎えたい(o´Д`o)ノ゙
あさになったのでまどをあけますよ >> https://i.bookmeter.com/books/4346591
2019年02月02日
令月雲便りNo.3:ウロムロ
「木のウロ」って「樹洞(じゅどう)」って言うのか~と思っていたところ、ダンナさんが「ウロい」とか言い出した! 「エロい」じゃなくて「ウロい」ってナニ? そんな言葉、聞いたことがない!と思って調べたら仏教用語で「有漏無漏」という四字熟語がありました。無為とかは聞いたことがあるけれど、無漏という言葉があるとは知らなかった。
煩悩のある人と、煩悩の無い人のこと。仏教の言葉。「漏」は六根(感覚器官である目、耳、鼻、舌、身、意の六つ)から漏れ出るもの、転じて煩悩のこと。「有漏」は煩悩から脱することが出来ない人のこと。「無漏」は煩悩を振り払い、悟りの境地に達した人のこと。
話し言葉では一生使うことがないような気がする(-∀-`; )
さてさて、以前書いたような気がしますが、フランスでは今日はクレープを焼いて食べる日だそうです。「クレープ=原宿」のイメージがいまだに消えない私です。小さい頃、母が作ってくれた薄焼き(小麦粉を水で溶いて薄く焼いたもの。タマゴが入っていたか記憶にない)を思い出します。生地に味がないので、黒蜜ときな粉をかけて食べていました。
https://esse-online.jp/42099?display=b
追加⇩
https://www.france.fr/ja/news/article/2102_chandeleur
あとフランスのブルゴーニュ地方にあったという押し入れベッドにしか見えないボックス・ベッド! 子どもの頃にコレがあったら楽しかっただろうな(笑)
http://karapaia.com/archives/52270443.html
煩悩のある人と、煩悩の無い人のこと。仏教の言葉。「漏」は六根(感覚器官である目、耳、鼻、舌、身、意の六つ)から漏れ出るもの、転じて煩悩のこと。「有漏」は煩悩から脱することが出来ない人のこと。「無漏」は煩悩を振り払い、悟りの境地に達した人のこと。
話し言葉では一生使うことがないような気がする(-∀-`; )
さてさて、以前書いたような気がしますが、フランスでは今日はクレープを焼いて食べる日だそうです。「クレープ=原宿」のイメージがいまだに消えない私です。小さい頃、母が作ってくれた薄焼き(小麦粉を水で溶いて薄く焼いたもの。タマゴが入っていたか記憶にない)を思い出します。生地に味がないので、黒蜜ときな粉をかけて食べていました。
https://esse-online.jp/42099?display=b
追加⇩
https://www.france.fr/ja/news/article/2102_chandeleur
あとフランスのブルゴーニュ地方にあったという押し入れベッドにしか見えないボックス・ベッド! 子どもの頃にコレがあったら楽しかっただろうな(笑)
http://karapaia.com/archives/52270443.html
2019年01月06日
萌月雲便りNo.8:スカンポのスープ
読書メーターを見ていたら『きこりとおおかみ』という、フランスの民話についての感想が。フランスって民話のイメージがなかったのだけれど、「赤ずきんちゃん」とか「長靴をはいた猫」「シンデレラ」とかフランス生まれ(笑)なんですね。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/eucoc/entry-11751120113.html%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoAVgB
この本に出てくる「スカンポのスープ」気になる! スカンポは地方により「ギシギシ」とか呼び方が違うみたいですね。前も食べられるということにショーゲキを受けた気がしますが、外国でスープというので、余計に気になりました。こちらの記事ではスープに関する思い出がせつないです。
【スカンポのスープ】
https://plaza.rakuten.co.jp/solar08/diary/200909270000/?scid=wi_blg_amp_diary_next
あと、歌もあってビックリ(*゜д゜*) 「みかんの花咲く頃」だけじゃないのか!
【酸模(すかんぽ)の咲く頃】
https://www.worldfolksong.com/sp/songbook/japan/doyo/sukanpo.html
民話と童話は何が違うのか? フランス民話集とかフランス童話集とかあって、なんとなく違いがわかるおやぢだったのですが(ウソです)やはり疑問を持つ人が多かったみたいで、検索したらいろいろ出てきました。また気になった時に読み返せるように貼り付けておこうっと!
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/blog.mayoi.tokyo/folktale/about-folktale/2016/04/561/%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQGCAEoAVgB
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/eucoc/entry-11751120113.html%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoAVgB
この本に出てくる「スカンポのスープ」気になる! スカンポは地方により「ギシギシ」とか呼び方が違うみたいですね。前も食べられるということにショーゲキを受けた気がしますが、外国でスープというので、余計に気になりました。こちらの記事ではスープに関する思い出がせつないです。
【スカンポのスープ】
https://plaza.rakuten.co.jp/solar08/diary/200909270000/?scid=wi_blg_amp_diary_next
あと、歌もあってビックリ(*゜д゜*) 「みかんの花咲く頃」だけじゃないのか!
【酸模(すかんぽ)の咲く頃】
https://www.worldfolksong.com/sp/songbook/japan/doyo/sukanpo.html
民話と童話は何が違うのか? フランス民話集とかフランス童話集とかあって、なんとなく違いがわかるおやぢだったのですが(ウソです)やはり疑問を持つ人が多かったみたいで、検索したらいろいろ出てきました。また気になった時に読み返せるように貼り付けておこうっと!
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/blog.mayoi.tokyo/folktale/about-folktale/2016/04/561/%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQGCAEoAVgB