しとしと雨の土曜日になりました。月始め、三連休の方には残念な初日に……( ´△`)


私の中では11月は琥珀色のイメージなので、今月は「琥珀」を使おう!と思っていました(´∇`) 琥珀とは、数千万年~数億年前、地上に繁茂していた樹木の樹脂が土砂などに埋もれ化石化したもので、いわば「樹脂の化石」。映画『ジュラシック・パーク』は、琥珀の中に閉じ込められた恐竜の血液を吸った蚊の化石から、恐竜のDNAを抽出し絶滅した恐竜を現代に蘇らせるという話だったとか?(見ていないので失礼)


「琥」の文字は、中国において虎が死後に石になったものだと信じられていたことに由来するそうで、人名で「琥雲(こゆく)」と読ませるらしいですね~書や陶芸の大先生の名前みたいですな( ̄▽ ̄;)


木原敏江先生のマンガに『ベルンシュタイン』という作品ががあるのですが、これは先生が1984年に東欧を旅行した時にガイドさんが琥珀のことをベルンシュタインと言うのだと教えてくれたことがきっかけになっています。ドレスデンからプラハに向かうツアーバスの車窓を眺めているうちに「……ねぇ ちいさな流星ように こんなふうに見知らぬ国を走り抜けていくと お話が浮かんでくるね」……その時の空想物語の完成形が『ベルンシュタイン』というステキな作品になったワケです~!


話は琥珀からハズレますが、中学や高校の音楽で『わが祖国』(モルダウ)って習いましたよね? 合唱コンクールで私も歌いましたわ。「モルダウってきれいねー」と感動して口にしたところ、プラハを案内してくれた日本びいきのツアーガイドさん(ドレスデンの方とは別人)はちょっと悲しそうにこう言ったそうです。


「……この川はブルタヴァ川です チェコの人はモルダウとは呼びません」


チェコは今までもいろんな大国に踏みにじられた歴史を持つ国(東欧諸国はだいたいそうですが)、モルダウはその外国式の呼び方だったのです……異国を旅する時、その国・その土地の歴史を知らないと無用に人を傷つけてしまうのですね。この旅行記の他エッセイなども載っているのは『夢占舟(ゆめうらぶね)』という本ですが、発行が1986年なので皆さまが目にする機会はなかなかないかもしれません(´;ω;`)



さてさて……琥珀色よりちょっと落ち着いた色がセピア色という感覚だったワタクシ、これを機会にセピアも調べてみたのですが、Wikipediaでいきなりショーゲキの文章が…『セピア(sepia)は、イカ墨のこと。また、イカ墨由来の黒褐色をも意味する。』( ̄□ ̄;)!! 「かつてモノクロ写真などにこの色のインクが用いられたために、古い写真は褪色し淡い褐色になった。それを見て昔を懐かしむことから、現在では懐古趣味をあらわす代名詞としても用いられる。」うんうん、セピア色の思い出とか使うもんね!でも、もともと"sepia"には「イカの墨」の意味があって、さらにギリシア、スペインやイタリアなど一部の国ではコウイカそのものをも指す…んだそうです。日本では「イカスミ=セピア」は成立していないですね。イカスミは東洋的でセピアは西洋的、前者は狭い茶室で「一期一会」後者は華やかなティータイムで「スコーンも美味しくてよ(*^O^*)」な……あ、違う(´・ω・`)?



今年も後2ヶ月になりましたが、体重と白髪の増加以外は変化のない相変わらずのワタクシです。どうぞまたよろしくお付き合いくださいませ。