ポプラ文庫

2014年04月30日

おぼろ雲便りNo.18:カミのみぞ知る世界~4月の本棚

4月最後の水曜日は雨模様……新緑に雨の雫は生き生きとした明日を連想させてくれますね。


昨日読んだ『あなたのために、ネコはゆく』はネコなのにゴルフ練習場でボール磨いたり、チャーハンをレンゲで食べたり、ちょっと('_'?)な部分もあり…死神さんがここでも登場でオイオイ、またかいな~だったのですが、死神って死にたくないのに無理矢理アチラに連れていく悪い人(?)なイメージでしたが、運命に従い旅立つ人に感謝されなくてもその場所まで付き添うのが仕事だ、というような文章があって、本当に最期まで見届ける案内人の意味があるのか~なんて思いました。


この本はメディアワークスから出ているのですが、私の中ではポプラ文庫のライト版という位置付けで(あくまで個人の感覚)ホッコリ系を読みたい時にわりと選びます。あと、もうちょっと書き込んでくれないかなぁ、中途半端なんだけど…と思うんですよね。まぁ、同じネタでガッツリ系を望むなら新潮文庫か?って感じなんですが。


最近は読書感想からの妄想コースが定番の記事構成になっていますが、以前「こういうブログの書き方は大変ですね」みたいなことを言われた(コメント)ことがありました。本や雑誌からオモローなものを発見し、いろいろ調べたりした結果、他の出来事との関連性を見つけたて「オオッ!」となるのが私的には大変ユカイで(長年うまらなかったジグソーパズルのピースがハマった!みたいな)後からまた楽しめるように記事に残しておきませう~(*´∀`)♪くらいの気持ちでいたので、ちょっとあれれ~だったりしたことも(´;ω;`) ブログネタのためだけに本を読むなんて、そんなことをしてまでブログを書かねばならぬ理由などありませんわ~ということで(?)4月の本棚です。今月は「神様と猫の日々」だったワン(≧∇≦)


『良き歌集今日はここまで銀のしをりひとすぢ垂らす天から地へと』(宮里信輝)



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rohengram799 at 17:03コメント(8) 

2012年12月03日

サバ雲便りNo.35:月のうた

月初めから三連休なワタクシ、明日からちゃんと仕事モードになるのか心配です(--;)


本日は大安吉日ですね。「年末ジャンボを買うか!!」と思うのですが、売り場で彼のポスターを見ると購入意欲がなくなる…(-_-;)ツヨちゃんをピンで!!とは言わない(笑)せめてSMAP全員にしてくれたらなぁ~と思ってしまうのはイケナイことかしらん('~`;)


午前中は自分の謄本をとるため、本籍のある鎌ヶ谷市役所に行ってまいりました。引っ越してから開発が進むパターンで、ずいぶん市役所周辺は変わっていました。第一、新鎌ヶ谷なんて駅がなかった(~_~;)すっかりおのぼりさんになった私、この間買ったばかりの傘をどこかに置き忘れてきました…!!


電車の中で『月のうた』(穂高明)という本を読みました。小学生の時に病気で母親を亡くした民子ちゃんは父親、若い再婚相手と3人暮らし。やっぱり生活はどことなくぎこちない(´д`)構成は「星月夜」「アフアの花祭り」「月の裏側で」「真昼の月」の4つ。それぞれ民子・継母の宏子・母の親友の美智子・父親の亮太の語りになっています。


美智子さんの息子・幼馴染みの陽一くんとの関係とかちょっと昭和っぽくていい感じです。作者の故郷は宮城県で、物語の舞台も東北の町なのでおだやかさがあります。フジテレビもお昼にあんなエロい内容のドラマはやめて、こっちにしたらいいのに~なんて思っちゃう!!


部活でのちょっとした言い合いとか「あるある」と学生時代を思い出したり、自販機でホットレモンを買う場面とか「私も今の時期は買うわ~」と思ったり…。ポプラ文庫の本は「ちょっとご都合主義じゃない?」って思うのですが、あたたかい気持ちになれる作品が多いので結構好きです。今回はカバーイラストが良かったのと(カバーをとった本体も綺麗なので好き♪)主人公の名前が母と同じなのも購入理由でありました(笑)



http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=81011600




rohengram799 at 16:09コメント(12) 
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