マッチ

2019年01月31日

萌月雲便りNo.33:木の骨

新聞で見た「榾」という字、ふりがながなければ読めなかった……「ほだ」「ほた」 と読む。【囲炉裏や竈(かまど)でたく薪(たきぎ)。掘り起こした木の根や樹木の切れはし。ほたぐい。ほたぎ。】シイタケ栽培のアレも「ほだ木」と言っていたような気がする。「木の骨」と書くこの一字、とても奥深い……骨になったところからまた命が生まれ、火が燃え上がるのかと。



「火」というと「火箱ひろ」さんという俳人がいらっしゃいます。以前は「火箱遊歩」といっていたそう。火箱ってマッチ箱を連想するのですが、今は徳用マッチ箱とか見なくなりましたね。



『バカだなと目が言うホットウイスキー』  



この句はやはり……ノロケの句でしょうなぁ。無言で差し出されるホットウィスキー。「バカだな」には愛しか感じないのですが、どんなドラマがあったのでしょうか? 夜中にひとりでご近所の分まで雪かきした後とか、好きな人から恋愛相談をされて午前さまで戻ってきたらルームシェアしていた友人が差し出してくれたとか、ケンカして飛び出したけどやっぱり行くところがなくて戻って来ちゃったとか……ひとりでムフフと妄想してしまいます! ヤロ―同士でもそれはそれでまた楽し( ≧∀≦)ノ



1月も今日で終わり。冬将軍が本気を出すのはこれからでしょう。今夜は雪の予報が。ただでさえ寒い毎日なのに、お寒い話もたくさんあったと思います(-_-;) お付き合いしていただき、ありがとうございました。来月もまたどうぞよろしくお願いいたします ∩( ´∀`)∩



rohengram799 at 07:44コメント(4) 

2012年11月09日

サバ雲便りNo.9:タイトル「マッチ」p(^^)q

一週間も経つと、使い捨てライターがかなりの数、たまります~ゴミ箱に捨てられるのは困るので(万が一発火したら大変!!)ライターのみ回収してはいますが…オマケみたいなものですし、喫煙本数も減っているみたいなのでポイ捨て(-.-)ノ⌒-~なんでしょうね。


昔のパチ屋だったら今のモクモクなんてかわいいモンでしょうなぁ~そしてライターではなく、マッチが主流だったのかしらん?なんて思いました。


日本では、清水誠(しみずまこと)さんとい方が初めて工業的にマッチの生産を始めた人で「マッチの始祖」と言われているそうです。1875年(明治8年)に製法を学んだ彼が試作に成功し、翌明治9年に東京本所の柳原町に「新燧社(しんすいしゃ)」を設立します。マッチ製造は国の輸出政策として始動し、各地でマッチの製造が始まり、東京から名古屋、大阪と関西にも広がって、最終的には兵庫県がマッチ製造の中心地に!神戸港から世界に向けて輸出され、明治から大正にかけ、日本はスウェーデン、アメリカと並ぶ世界三大マッチ生産国となっていったそうです。神戸というと鞄や靴など革製品のイメージが私にはあったので、ちょっと意外!!


広告マッチは今も海外への輸出需要があるそうです。洒落たデザインの使い捨てライターもありますが、マッチ箱のデザインはミニポスターのようで、芸術的(*^^*)職種や時代を反映していておもしろいですよね。コレクターがいるのもうなづけます。


http://dailynewsagency.com/2012/01/18/40-gorgeous-vintage-japanese-matchbox-designs/


昔、徳用の「桃太郎マッチ」というのがあった気がするのですが、ライター主流の今となっては「鬼ヶ島で行われる“異種格闘技イベント”みたいだ…」と思ってしまいました。赤鬼・青鬼を中心にした悪役の皆さんと桃太郎や一寸法師などまぁヒーロー系の方々?桃太郎のセコンドにイヌ・サル・キジがつくのかと思うと笑える…
ラウンドガールはどのお姫さまが担当するのか?とか…( ̄ー ̄)


最初のマッチの話からズレまくったワタクシ、泥船に乗ったタヌキのようにふか~い眠りの海に沈んでまいります……“マッチ”の話だから最後を“難破船”でシメたワケではありませんぜ、ダンナ~おやすみなさいませm(__)m




rohengram799 at 23:55コメント(11) 
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