七十二候

2023年06月07日

暑劇雲便りNo.5∶花暦

おはようございます☀

昨日は芒種でしたね。次にやってくる二十四節気は夏至。そんな二十四節気七十二候の説明とその頃に咲く花を擬人化し、インタビューまでした本がコチラ💐

『花暦 INTERVIEW WITH PLANTS』
瀬尾 英男 (文) 齋藤 圭吾 (写真)

https://www.lmagazine.jp/book/BOOK0057/


タイトルと花からどんなお話が?と想像するのも楽しい♡(ӦvӦ。)♡
 
  立春 遅刻する女。フクジュソウ
  雨水 妬かれる男。ヒヤシンス
  啓蟄 薹の立った女。アブラナ
  春分 先を急ぐ男。サクラ
  清明 貢がせる女。チューリップ
  穀雨 結ばない女。ヤマブキ
  立夏 飼いならす女。ツツジ
  小満 染められる女。アジサイ
  芒種 匂い立つ女。クチナシ
  夏至 粧う女。ハンゲショウ
  小暑 したたかな女。ツユクサ
  大暑 吸い付く女。ノウゼンカズラ
  立秋 誤解される女。ヒマワリ
  処暑 振舞う男。サルスベリ
  白露 欲を張る女。オミナエシ
  秋分 やもめの男。キンモクセイ
  寒露 毒のある女。トリカブト
  霜降 騙される男。キク
  立冬 丸くなる女。ヒイラギ
  小雪 手のかかる女。ユズ
  大雪 耐え忍ぶ男。ヒメキンセンカ
  冬至 化身の女。スイセン
  小寒 見くだす女。カトレア
  大寒 選り好む女。ウメ



昨晩は読みかけ放置していた佐々木譲さんの『図書館の子』を読み終わりました。タイトルと表紙買いしたら、タイムトラベル短編集でした⁠(⁠*゚⁠ー゚⁠*⁠)⁠ 佐々木譲さんて警察小説を書く人というイメージだったので、アレ?となりました〜「傷心列車」とか浅田次郎さんっぽい!

【図書館の子】
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334795313

【著書インタビュー】
https://honsuki.jp/pickup/37792/


ではでは、皆さま、よい1日を!




rohengram799 at 07:55コメント(4) 

2023年05月23日

だし雲便りNo.16 ∶与那国さんと太宰の朝

こんにちは🐥 

日曜日から七十二候の「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」に……アニメ『まりあ†ほりっく』に出てきた与那国さんが懐かしくなり、検索していたら与那国蚕の画像が出てきてぎゃ~!!となりました。巨大な蛾とか朝から見たくなかった〜コレも引き寄せだったのでしょうか(⁠@⁠_⁠@⁠) 

与那国さん(犬)
https://dic.pixiv.net/a/%E4%B8%8E%E9%82%A3%E5%9B%BD%E3%81%95%E3%82%93

アニメ『まりあ†ほりっく』
https://youtu.be/MNBYSW-3lOA


与那国さんつながり?で「サンアイ・イソバ」という女性を知りました。なるべく簡潔にまとめてある記事を紹介します。

https://www.kentoushi.com/home/history/densetsu/yonaguni/y_densetsu2.php

↑ この記事にある、久部良割(くぶらばり)や人枡田(とんぐだ)について↓

https://bqspot.com/okinawa/yonaguni/654

せっかく赤ちゃんを授かったのに、なんということを! 想像するのも恐ろしいです。



最後に太宰治の朝チュン?話を♡⁠(⁠˃͈⁠ ⁠દ⁠ ⁠˂͈⁠ ⁠༶⁠ ⁠)
一緒にコタツやら「クレーヴの奥方」やら足袋やら、ドキドキ素材がたくさんあるけれど「キクちゃん」という名前が私を『いなかっぺ大将』の世界に引き込むのよねぇ⁠⁠。

【朝】
https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1562_14860.html


気温の低い、肌寒い1日になりそうです。どうぞ皆さま、ご自愛くださいヾ⁠(⁠・⁠ω⁠・⁠*⁠)⁠ノ




rohengram799 at 10:00コメント(4) 

2019年02月22日

令月雲便りNo.25:ふきのとう

一夜明けて、北海道の地震について被害の様子など少しずつわかってきました。昨年9月の余震と言われていますが、この時の復旧もまだまだなのに……もうこれ以上は……。何もなく元気にしている自分は自分なりに出来ることを、と思います。





♪雨降りの道玄坂 バスを待つあなたの
淋しさに声掛けたのは気まぐれじゃなかったわ


これはフォークデュオの「ふきのとう」が歌った【雨降りの道玄坂 】 ですが、

「ゆめ二つ全く違う蕗のたう」(赤尾兜子)

という句を見つけたので思い出してしまいました。


ふきのとうは雌雄異株で、雄花と雌花があるそうです。だからこの句がうまれたのですね。「同床異夢」という言葉を思い出してしまった。違う夢でもお互いを尊重しあえたらいいのに……。



昨日は七十二候の「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」でした。雪が雨に変わり、土が潤い始める、という意味で、「脉」は「脈」の俗字らしいです。地中でモゾモゾしているモノのことはあまり考えたくないですが。


そういえば今日は2が3つ並んでにゃんにゃんにゃんの「ねこの日」ですね。「猫の舌」というフランス語の言い回しについての話が私的には、ほー!でした(ФωФ)

https://lecoledefrancais.net/langue-de-chat/



rohengram799 at 08:51コメント(2) 

2018年04月23日

清和雲便りNo.23:こうむる

『銀河英雄伝説』の新アニメが始まり、キャラクターデザインやらストーリー展開やら、まだ3話しか放送されていないのに、ツッコミどころ満載! 何回も録画を見てしまいます。エンディングでは「コイツはだれだ?」で、ダンナさんと「なんでお前が目立つんだよ」とか「違うだろー!」とか、毎回ギャーギャー言い合っております。


先週の放送で「お世話をこうむっています」という言葉があり、違和感が・・・。間違った言葉を放送するとは思えないので、原作を確認。トクマノベルズ1巻p87上段、キルヒアイスが確かに言っているわ。


「ジーク、弟がいつもお世話になっていますね」

「とんでもありません。お世話を一方的にこうむっているのは私です。貴族でもない私がこの年齢で大佐などと、身にあまると思っております」



調べたら「こうむる」の意味で、一番最初に「 他人から、行為や恩恵などを受ける。いただく。」とあって、よく使う迷惑をこうむるなどの「災いなどを身に受ける」は2番目に記述がありました。


漢字も「被る」より「蒙る」と書いていたようですね。「御免蒙る」は今だとお断りだ!!という意味で使使ったり、それ以外の意味はないと思っていましたが、本来は「目上の人の“お許しを頂く」という意味だそうです。



いやいや、知りませんでしたわ。『銀河英雄伝説』も読んでいたのに全く気がつかなかった。1巻なんて20年以上前に1回読んだだけだし、前作アニメも第1期はあんまり記憶にないし、あとは同人誌ネタで頭がいっぱいヾ(@゜▽゜@)ノ




話は変わりますが、七十二候で「葭始めて生ず」(あしはじめてしょうず)というのがありますが(アシは植物のアシです、今くらいの時期らしい)どうしても「足 はじめて生ず」で、オタマジャクシに足が生えてきた!と思ってしまいます。言葉から受ける印象って本当にイロイロあって楽しい・・・ってバカ過ぎてスミマセン ヽ(;▽;)ノ



rohengram799 at 12:55コメント(4) 

2016年08月14日

乗雲便りNo.14:寒蝉

『桑の実を前歯でちょっと噛み故郷』(池田澄子)



実際、故郷に帰り桑の実を食べたのか、違う場所で口に運び故郷を思い出したのか、どちらにしても浮かぶのは懐かしい故郷………私も桑の実を小学校に行く途中に食べたりしていました(笑) “おかいこさん”農家も今はほとんど残っていないのではないかと思います。桑畑も少なくなっているだろうなぁ。皆さまが故郷を思い出す“ひとかじり”“ひとくち”はなんでしょう?



11日に甲府で、コオロギの初鳴が観測(平年より3日早い)され、12日には新潟や名古屋でツクツクボウシの初鳴が観測されたそうです。こういうのを観測している人たちがいるのがスゴいな、と思いつつ……立秋を過ぎたのを虫たちの方がよくわかっているのですね(^o^;)


スーパーのチラシにあった七十二候(*)には『寒蝉鳴(ひぐらしなく)』の文字が。寒い蝉? 蝉が寒い? ヒグラシは「蜩」ではないの?………?(・_・;?

(*)http://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/shichijyuunikou/



「寒蝉」は“かんぜみ”と読み、秋の末に鳴く蝉。ツクツクボウシまたはヒグラシの古称か。かんせん。 七十二候が中国から日本に伝来した当時のものは「寒蝉鳴」とあり、普通はこれで「かんせんなく」と読むそう。「時期は“立秋の末候”となっていますので「蜩鳴く」時期とはズレているような……。中国では鳴いているのかしらん? 寒蝉は秋の訪れを告げる蝉なのづ「秋つげぜみ」とも読まれることがあるらしい。ヒグラシよりもツクツクボウシが鳴く時期にあうのでは?ということで、“ツクツクボウシまたはヒグラシの古称か”となっているようです。しかし、ヒグラシは哀愁があり、夏をしみじみと惜しむ感じがありますが、ツクツクボウシは西川のりおさんのイメージが強いので「もう夏が終わり~? ざけんなよ、まだ遊ぶんだよ!」みたいな、なんとも言えない気分になってしまう世代です( ̄~ ̄;)


http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlko/200708200.htm



高知にお住まいのKIRARI様のブログに『よさこい』の記事がありました。祭りだ、祭りだ~!を楽しんで下さい(≧∇≦)


http://kirari-yume2.jugem.jp/?eid=658

http://kirari-yume2.jugem.jp/?eid=659






rohengram799 at 11:21コメント(8)トラックバック(0) 
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