三人官女

2013年10月29日

しらす雲便りNo.49:スミレ色の三人官女

今日は母の検診日なので、一緒に病院にいってきました。相変わらず待ち時間が長いので、一冊本を読みおわってしまいました。あいにくの雨模様~行きはタクシーを利用しましたが、運転手さんとの会話で、町中ではミニミニしまむら的な役割のお店が来月いっぱいで閉店とのこと……ちょっと電池を買ったりするのに便利だったのに…来年はもっとさみしくなりそうです(~_~;)


母親が「いつお迎えが来てもいいなんて言いながら、具合が悪くなれば病院へ行くのだから世話がない」と言っておりました~イヤイヤ、全くそのとおりではありますが( ̄▽ ̄;)


そして帰りはタイミングよく市営バスがあったので利用しましたが、雨なので途中から混むしわ…乗降客も少ないから、座席も少ない小さいバスなんですよね。最初は私たちしかいなかったし、始発だったので、こちらの運転手さんもしゃべる、しゃべる~!登山帰りの人とか雨でビタビタなカッパを着たままバスに乗るとか、傘の水切りをしないで乗る人がいて、年輩の方が転びそうになったとか、降りる人を待たないで乗り込もうとするとか……その中で臨死体験も( ; ゜Д゜)


運転手さんが小さい頃に、階段からゴロゴロ~と転落し、2ヶ月ばかり意識がもどらなかったとか。その時に川の向こうに三人官女みたいに女の人が3人並んでいて、右端の人が手招きをしたそうな……まわりはスミレの花とかたくさんキレイな花が咲いていたと言っていました。「真ん中の人が手招きしたら川の向こうにいってたね」とオジサン(たぶん年金もらっている年代)。それからは病気もせず、元気で「保険証は会社の健康診断の時しか使わない」そうです。「あの真ん中の女の人がオレを守ってくれてると思う」と言っていました。


雑誌やテレビなどで臨死体験については見聞きしていましたが、体験した人の話を直接聞いたのははじめて……お花畑とか手招きって本当なんだ…と思いましたが、顔に出ないようにしました!



『たましひのたとへば秋のほたるかな』(飯田蛇笏)


皆さまも風邪をひかないように気をつけて下さいね!




rohengram799 at 16:00コメント(10) 
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