五劫思惟阿弥陀如来坐像

2010年11月19日

第335号:ゴウです!?

『未来永劫』という言葉を聞くと、ものすごい愛の誓いの言葉だと思ってしまう、心だけは乙女なワタクシ(笑)意味は、限りなく続く年月のこと、永遠ではありますが、実は『劫』には限りがあるんだそうです。


一辺が1000里という巨大な岩があって、そこに1000年に一度、鶴が舞い降りてきます。この時に、鶴の羽が触れてわずかだけれど岩が崩れます。カンの良い方ならおわかりだと思いますが、鶴の羽により巨岩がすっかり削りとられ、なくなってしまうまでの時間が『劫』です♪(ヒロミっぽく読んで下さいね)


ある人物が計算したところ、1000年の40乗倍だとか…全くわからない時間感覚です。機械伯爵ならわかるのだろうか…(((・・;)


鎌倉時代の木造彫刻で『五劫思惟阿弥陀如来坐像(ごこうしいあみだにょらいがぞう)』をご存知ですか?普段は、東大寺末寺の五劫院に安置されている秘仏で、高さは124センチと可愛らしいお姿です。がっ!!お髪が…お髪が…アフロヘアー!!(゜□゜)


阿弥陀如来は、如来になる前の修行時代に、五劫という長い時間、瞑想に入りました。だから、お髪がアフロになってしまったということのようです(ToT)
時間経過を髪の長さで…というのはわかりますが、よく考えるとのびるのが遅いような…?スケベな人は髪がのびるのが早い!!とかききましたが、やはり如来さまなので、そんな田舎のエロおやぢとは違うのですね←このばちあたり!!


誰の詩か、文章もあやしいけれど


100年待つのも短いこと
愛が最後に報われるのならば
1時間待つのも長いこと
愛がすぐ身近にあるのなら


こんなフレーズを思い出しました。あ、アフロさまはどこかで皆さまも目にしているかも…(°°)




rohengram799 at 09:00コメント(4) 
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