京極夏彦

2015年02月24日

氷雲便りNo.16:2日遅れの…

昨日の麗らかな陽気に梅の花が見頃になった場所もたくさんあるみたいですね。 江戸時代に各藩が非常食として梅干を作ることを奨励したため、梅林が全国で見られるようになったそうですね。


また梅は百花にさきがけて咲くので、別名「花の兄」と呼ぶとか……ものすごく美形な兄さま(モチロン架空の兄!)が縁側で渋いお茶をすすりながら、梅を愛でている姿を想像してしまいました(´∇`)



俳句の季語に「紅梅」はありますが「白梅」はないようです。小林一茶の句に
こんなのがありました。


『紅梅に干しておくなり洗ひ猫』



一茶が自ら猫を洗ったのではないでしょう~どこかで水に濡れてしまった猫が、紅梅の木に登り日向ぼっこをしながら身体をかわかしているという状況でしょうか? 絶対、梅干しは意識していると思いますけど(≧∇≦) 猫はやはり三毛猫かなぁ~なんて考えます。



昨日買った京極夏彦さんの『オジいサン』、主人公は満72歳6ヶ月の益子徳一。彼の1週間の日常の中から抜き出したゆるゆるした時間(独身)、その思考回路が文字になっている~わかる、わかるわぁ~若い人には理解しにくいかもしれないけれど、私なんかはほとんどうなづいてしまうことばかり……昔はこうだった、ああだったとか、「そう、何をするにも億劫なのよ!」と同意したりして(^。^;) 老いの切なさもありますが、読んでいて楽しい作品なので、未読の方にはオススメしたいです。



2日遅れの猫話とおやぢ話でありました!!





rohengram799 at 19:16コメント(12) 

2010年10月10日

ひつじ雲便り250:40+α才ではじめまして~(^-^)

休みの日はもちろん本屋だ! 今回はすべてはじめまして~♪の方々ばかり。


『蛇の形』ミネット・ウォルターズ、『レインツリーの国』有川浩、『博士の愛した数式』小川洋子。
そしてお姿だけは何度も拝見し、本の分厚さも知っているけれど、読んだことがなかった京極夏彦さんの『わらう(字が出せない~)伊右衛門』を子どもがくれたので、当分大丈夫そうです。






rohengram799 at 17:17コメント(8)トラックバック(0) 
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