京都の恋

2013年05月15日

ヒコーキ雲便りNo.38:京都の恋~ルージュの伝言

♪風の噂を信じて~今日からは~
コレは渚ゆう子さんの『京都の恋』ですな~好きだったわぁ!なんて話ではなく……昨日読み終わった円居 挽(まどい ばん)さんの『丸太町ルヴォワール』が京都が舞台だったので(((^_^;)


祖父殺しの嫌疑をかけられた城坂論語は、変幻自在の論客が丁々発止の応酬を繰り広げる私的裁判“双龍会”の被告に……彼の目的は容疑を解くためではなく、事件当日、屋敷の一室で二人きりの甘く濃密な時間を過ごした謎の女性“ルージュ”と再び会いたい!!ただそれだけ……おお、パッション!!(笑)


物語は“ルージュ”との出逢いの「朱雀の女」裁判準備の「その絆に用がある」“双龍会”を舞台に展開していく「さらば甘き眠り」最終章は「昏(くら)くなるまで待って」……被告である論語を巡り、検事役と弁護役が双方様々な手段を用いて自分達の主張を通そうとしていくという私的裁判(双龍会)。歴史もあるので、開廷儀式やらオーバーアクションだけどなにやらカッコよく思える…勝手に映像化して楽しむにはもってこい(^.^)また裁判官を認めさせることができれば嘘でも偽りでも構わない、というところがミソで、そのやりがまたオモシロイ!!ミステリーが好きで読みなれた人には簡単な仕掛けなのかもしれないけれど(そして麻雀がわかる人には頷けることが多そう)二転三転どころか「ええっ!?何が本当なんだよ~(´д`)」というくらいに♪最後の最後まで恋は私を苦しめた~なお話。


言葉遊びもたくさんでテンポがよくて「ヤン艦隊の連中の会話みたいだ」と思っていたら以下のような文章が出てきて大ウケ(^^)v(会話をカットしていますので、興味のある方は講談社文庫の199ページをお読み下さいませ)


……元田中駅の方へ歩き始めた。「そういえばよ、銀河を駆ける叡山電車の伝説って知ってるか?」「この謎に詳しい人がいるんですか?」「ああ、ここら辺に住んでいるヨシキさんって人が調べているらしい」「ちなみにその調査記録は『銀河叡山伝説』、通称『銀叡伝』と呼ばれてるんだ」…そこは「じゃあ作者は元田中芳樹ですね」って言って欲しかったんだがなあ。……


京都って歴史がすでに豪華絢爛な時代絵巻物で、ドラマチック&ミステリアスで!! 中・高校生が修学旅行で行ったくらいではその妖しい闇の世界の入り口に立つことも出来なさそう~やはり大人が旅する場所という気がしました。ずっと住んでいる人には当たり前田のクラッカー(古いっ!!)でしょうか?


「そうだ!京都に行こう!!」になる一冊かも( ̄ー ̄)





rohengram799 at 14:00コメント(7) 
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