再会スロートレイン
2013年03月12日
らくだ雲便りNo.26:再会「スルー」トレイン( ̄▽ ̄;)
卒業式シーズンですね~大学など自動的に授業料に同窓会費というか会報誌代がプラスされていました。うう、余分な出費だったわ(-_-;)大学生で卒業アルバムを買う人は少ないのかな?ウチの子どもたちは「必要ないっしょ!!」と言って高校までのしかありません。たしかに人数多すぎてわかんないもんね(((・・;)
さて『再会スロートレイン』(西田俊也)読み終わりました。帯のオーバーな号泣というのはありませんでした~もう、感涙とかいう文句を使わないで欲しいですわ。それを信じて買うわけではないけれど、手にとった時に気持ちが急降下するんですよね…かえって購買意欲がなくなる(--;)
内容はですね、高校卒業から14年。ふだん来ない人が来るような同窓会を企画した私。行き先未定、解散の日時も場所も未定~「青春18きっぷ」を購入して各駅停車で一緒に旅をすることだけは案内に書いた。この奇妙な同窓会に参加したのは男4人、私を含めた女2人の6人。
小説が書かれた2004年に 登場人物は32歳、親は団塊世代で高校時代はちょうど1986年~88年にかけてのバブル時代。今は社会人なので、数日とは言えまとまった休みを取るのは難しい。ゆえに参加メンバーは特に仲が良かったわけではなく…ひとりひとり、それなりにワケありで全て本音で語れるワケがないところが、まぁリアルでしょうか?面白いかと言われるとムズカシ~淡々としているので、好き嫌いがわかれそう('~`;)
同窓会って多分、私は行ったことがない……友達も少なく今でも人付き合いが苦手な私には同窓会とかツラすぎる~(~_~;)
もっともっと年をとったら学生時代の友人に会いたいと思うようになるのかしらん?
さて『再会スロートレイン』(西田俊也)読み終わりました。帯のオーバーな号泣というのはありませんでした~もう、感涙とかいう文句を使わないで欲しいですわ。それを信じて買うわけではないけれど、手にとった時に気持ちが急降下するんですよね…かえって購買意欲がなくなる(--;)
内容はですね、高校卒業から14年。ふだん来ない人が来るような同窓会を企画した私。行き先未定、解散の日時も場所も未定~「青春18きっぷ」を購入して各駅停車で一緒に旅をすることだけは案内に書いた。この奇妙な同窓会に参加したのは男4人、私を含めた女2人の6人。
小説が書かれた2004年に 登場人物は32歳、親は団塊世代で高校時代はちょうど1986年~88年にかけてのバブル時代。今は社会人なので、数日とは言えまとまった休みを取るのは難しい。ゆえに参加メンバーは特に仲が良かったわけではなく…ひとりひとり、それなりにワケありで全て本音で語れるワケがないところが、まぁリアルでしょうか?面白いかと言われるとムズカシ~淡々としているので、好き嫌いがわかれそう('~`;)
同窓会って多分、私は行ったことがない……友達も少なく今でも人付き合いが苦手な私には同窓会とかツラすぎる~(~_~;)
もっともっと年をとったら学生時代の友人に会いたいと思うようになるのかしらん?
rohengram799 at 20:50|Permalink│Comments(14)
2013年03月11日
らくだ雲便りNo.25:遠くで汽笛を聞きながら
朝はすごい風でしたが、午後はおだやか~春色の汽車に乗って(笑)どこかにお出かけしたくなりますね。ヒョロヒョロくんは明日一泊ですが、仙台へ!!「旅行って楽しい~(^o^)」と青春しております。まだ寒いんだろうなぁ…。遠出の予定のないワタクシは小泉今日子ちゃんの書評が後書きがわりに収録されている『ロスト・トレイン』(中村弦)で我慢(((^^;)
奥多摩の廃線跡を訪ねた牧村クンは、鉄道マニアの平間さんという老人と出会います。お互い吉祥寺に住んでいることもわかり、世代を超えて酒を酌み交わす仲に。駅の伝言板でのやりとりとかほほえましい!ある日「まぼろしの廃線跡」の話をして平間さんは、しばらくしてから身辺整理をした上で消息不明に。同じように鉄道マニアで知り合いだったという菜月ちゃんと平間さんの行方を探す牧村クン。キーワードとなる「キリコノモリ」に出会い、それを手がかりに東北へと向かいます。そこで待っていたのは……!!恋愛・青春・旅情・ミステリーといろんな要素がちょっとずつ入ったファンタジー系でしょうか?鉄道好きな人にはうなづける文章が多いかも。この本を読んで「今月はトレイン月間にしようかなぁ(°°)」なんて思って『再会スロートレイン』を買ってしまいました←コレで終わりだったりして(--;)
本を読むとそれに刺激されて歌など思い出す私~電車を扱った詩では吉野弘さんの『夕焼け』も好きですが、今回は寺山修司さんの『もしも住む家がなかったら』という詩が浮かんできました。
おとうとよ
人生は
汽車に似ているね
さみしくなると
汽笛をならす
おとうとよ
人生は
汽車に似ているね
さすらいながら
年老いてゆく
ああ おとうとよ
おとうとよ
だけども旅はすてきだよ
荒野に
野菊も咲いているし
見知らぬひとが手を振るし
おとうとよ
人生は
汽車に似ているね
ひとの心に
ときどき停まる
おとうとよ
人生は
汽車に似ているね
いつか故郷に
帰ってくるんだ
「ひとの心に/ときどき停まる」私はこの部分が一番好きです。停まって荷物をおろすのか受けとるのか、中身はなんなのか?ただ停まるだけなのかもしれないけれど「銀河鉄道999」の停車時間がそれぞれの惑星により違うみたいに、人によって違うんだろうなぁ…とか考えてしまいます。
自分の人生の終着駅には誰かいてくれるのかなぁ…誰もいなくても花が咲いていてくれたら…木々の緑が迎えてくれたら…そんなことを思います。桜の木の下に信楽焼のタヌキがいたりして( ̄▽ ̄;)
※コメント受付機能の不具合、まだまだ直らないみたいです~ご迷惑かけてスミマセンm(__)m※
奥多摩の廃線跡を訪ねた牧村クンは、鉄道マニアの平間さんという老人と出会います。お互い吉祥寺に住んでいることもわかり、世代を超えて酒を酌み交わす仲に。駅の伝言板でのやりとりとかほほえましい!ある日「まぼろしの廃線跡」の話をして平間さんは、しばらくしてから身辺整理をした上で消息不明に。同じように鉄道マニアで知り合いだったという菜月ちゃんと平間さんの行方を探す牧村クン。キーワードとなる「キリコノモリ」に出会い、それを手がかりに東北へと向かいます。そこで待っていたのは……!!恋愛・青春・旅情・ミステリーといろんな要素がちょっとずつ入ったファンタジー系でしょうか?鉄道好きな人にはうなづける文章が多いかも。この本を読んで「今月はトレイン月間にしようかなぁ(°°)」なんて思って『再会スロートレイン』を買ってしまいました←コレで終わりだったりして(--;)
本を読むとそれに刺激されて歌など思い出す私~電車を扱った詩では吉野弘さんの『夕焼け』も好きですが、今回は寺山修司さんの『もしも住む家がなかったら』という詩が浮かんできました。
おとうとよ
人生は
汽車に似ているね
さみしくなると
汽笛をならす
おとうとよ
人生は
汽車に似ているね
さすらいながら
年老いてゆく
ああ おとうとよ
おとうとよ
だけども旅はすてきだよ
荒野に
野菊も咲いているし
見知らぬひとが手を振るし
おとうとよ
人生は
汽車に似ているね
ひとの心に
ときどき停まる
おとうとよ
人生は
汽車に似ているね
いつか故郷に
帰ってくるんだ
「ひとの心に/ときどき停まる」私はこの部分が一番好きです。停まって荷物をおろすのか受けとるのか、中身はなんなのか?ただ停まるだけなのかもしれないけれど「銀河鉄道999」の停車時間がそれぞれの惑星により違うみたいに、人によって違うんだろうなぁ…とか考えてしまいます。
自分の人生の終着駅には誰かいてくれるのかなぁ…誰もいなくても花が咲いていてくれたら…木々の緑が迎えてくれたら…そんなことを思います。桜の木の下に信楽焼のタヌキがいたりして( ̄▽ ̄;)
※コメント受付機能の不具合、まだまだ直らないみたいです~ご迷惑かけてスミマセンm(__)m※
rohengram799 at 16:25|Permalink│Comments(12)