北森鴻

2014年07月23日

美雲便りNo.25:大暑お見舞い申し上げます(;´д`)ゞ!

暑い……言っても涼しくはならないけど、どうしても言ってしまう………暑い(;´д`)


今日は「大暑」ですね。この時期は夏バテ防止のためにうなぎ・天ぷら・焼き肉を食べると言いそうですが(タンパク質を取らないと、食欲が落ちて疲労がたまり食欲が落ちて、更にビタミン・ミネラルが不足すると乳酸がたまり、ますます疲労感が)あんまり食べたくないなぁ……だからと言って夏痩せもしないのですが(-""-;)


『兎も片耳垂るる大暑かな』


芥川龍之介サンの一句に触発されたワケではありませんが、北森鴻さんの『うさぎ幻化行』を買いました。突然この世を去ってしまった、義兄・最上圭一。優秀な音響技術者だった彼は「うさぎ」と呼んで可愛がっていたリツ子に不思議な“音のメッセージ゙”を遺していました。環境庁が選定した、日本の音風景百選を録音したものらしいけれど、なんか違和感が……。耳が遠くなったなぁと感じることが多くなった私ですが、文章の音は聞き分けられる……かも……しれない(~O~;)


ウサギを自宅で飼ったことも、学校で飼育したこともないので、ウサギについてちょっと調べてみることにしました。 なんと!ウサギの唾液には、衛生状態を保つ成分が含まれているそうな……だから顔を前脚で覆うようになでていたり、耳をなででる仕草は、前脚にあらかじめ付着させておいた自分らの唾液を(なんかすでにイヤ)目的の部位全体に行き渡らせるためなんですとぉ~ただのカワイイしぐさではなかったのね(´;ω;`) ねじりハチマキで両手にツバをペッ!としているオッサンを連想してしまいました! また平均体温は38~40℃とかなり高温までが正常範囲で、39℃台の体温を正常と判断しなくてはいけないとは……人間だったらすぐ座薬!になりそうなのに( ̄▽ ̄;)


そうそう、思い出しましたっ!! 「東京ディズニーランドは最初、我孫子の手賀沼に建設予定だった」って本屋のPOPにありました。手賀沼にミッキーマウス……♪ドブネズミみたいに美しくなりたい~ ああっ、いけない、いけないo(T△T=T△T)o 我孫子にテーマパークがあったら千葉の都市部発展はどうなっていたんでしょうねぇ…?


今日はあまりの暑さに妄想がビョンピョンあちこち飛び回りませんでした ̄(=∵=) ̄……………皆さまもお身体に気をつけて下さいね。






rohengram799 at 16:57コメント(16) 

2014年05月15日

浮き雲便りNo.8:朗読者

今日は買い物に出掛けたら霧雨で……半袖では肌寒いだろうにお若い方は元気に歩いていましたわ。風邪ひかないかしら?


いつものように本屋により『いちげんさん』という本を買ってしまいました。デビット・ゾペティというスイス生まれの方の作品。旅好きな主人公はなんとなく日本にきて京都の大学で日本文学を勉強しています。目の不自由な京子に対面朗読をするというアルバイトをはじめ、それからお決まりの……という京都の恋物語らしい。映画にもなったみたいですね。彼の住まいの酷さの描写が凄くて、食事中でなくてよかったと思いましたわ(-_-;)


朗読というと『朗読者』(ベルンハルト シュリンク)を思い出しますね。15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と恋に落ちます。ハンナは、、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める…そして突然の失踪。彼女の隠していた秘密とは……装丁も好きな本でした。また読み返したいと思う私は「老読者」( ̄▽ ̄;)


朗読CDを欲しいと思ったこともありますが(名作と言われる本を読むのがメンドクサイ…鴎外とか漱石とか)キライな人が朗読していたり、買った後で「この人の声はなんかイヤだ、キライ」とかになったら悲惨だし……で新聞広告を眺めるだけです。朗読する人って、作品を読み込んでいないと会話とかの微妙な言い回しとか出来ないですよね。後からこんなワケがあったからあんな言い方をしたのか!という場面とかあるだろうし。あと、方言があったらそのイントネーションとか気になって仕方ないかも!


京言葉もいろいろありますね。「おくどはん」ってなんだろ?と思ったら「かまど」のことで…「京女にとって台所を城に例えるなら、その本丸はおくどはん」になるらしい……私はあっさり引き渡したいけどな(゜゜;)\(--;) 北森鴻さんには『ぶぶ漬け伝説の謎』という本もあるらしい。京都で生活していたら、ぶぶ漬け云々を頻繁に言ったり聞いたりするのかしらん(´・ω・`)?






rohengram799 at 22:57コメント(8) 

2013年04月06日

ヒコーキ雲便りNo.6:古くて美しいもの

朝は晴れ間も見えていたのですが、だんだん雲行きがあやしくなってきました。もう雨のところもあるのかしら? ワタクシの仕事も暗雲が立ち込めてきましたよ~例の「ナンパな新人」がいろんなワガママを言いはじめているようです……はぁ(´д`)


さて、タイトルの「古くて美しいもの」と言えば、熟女ではなく、骨董品ですね。今、読んでいる『孔雀狂想曲』(北森鴻)は下北沢の骨董品屋・雅蘭堂のお話。店主の名越と押し掛けアルバイトの女子高生・安積、そして「古くて美しいもの」たちをめぐるちょっとしたミステリー連作です。アンティークショップではなく骨董品屋という響きがまたイイ~ロココ調のネコ脚テーブルもステキですが、年代物の壺とかお皿とか磨いてみたい~!!お人形さんはちょっとコワイからパス(笑)


ウチの父もテレビの影響か知りませんが、何だかよくわからない古いタンスとか茶碗とか買っていましたわ…刀の鍔(つば)とかは昔から好きで集めていましたが、母は全く興味がなく……今はどうしたものか状態になっています。まだ美術品カタログや骨董市のお知らせがくるので、実家にいくと父のかわりに私がフムフムと眺め「欲しいわぁ~こういうの!」と呟いたりしています。ただ、父と私の好みが同じかはわかりません(((^^;)まぁ、お金もないし、置場所ないので本当に眺めて楽しむだけですが。


どんなものでも「ご縁」ってあると思いますが、フラッと骨董市に出かけ「アナタをずっと待っていました。ワタシを早く連れて帰って!!」というような品物と出逢うのが夢なんですが……もしくは骨董品屋の主になりたい!!全く目利きはできないけれど、自分の好きなものに囲まれて、膝の上で猫をなでなでしているおばあちゃん店主になりたい~そして、自分自身も骨董品に( ̄ー ̄)……その時は皆さま、高値でワタクシを引き取ってくださいね!!




rohengram799 at 14:31コメント(13) 
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