原爆

2024年10月12日

いちじゅく雲便りNo.4:太陽の子

おはようございます🥸

ノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与すると発表。
https://www.bbc.com/japanese/articles/ckgnp02v5r0o


広島に投下された原子爆弾は、ウランを用いたもで、小型であったため「リトルボーイ」と呼ばれ て、いま長崎に投下された原子爆弾はプルトニウムを用いたもので、その容姿から「ファットマン」 (ふとっちょ)と呼ばれていたそうです。ビキニ諸島は水爆実験でした。

【都立第五福竜丸展示館】
http://d5f.org/about



少し前にこちらの本を読みました。映画のノベライズだとは読み終わるまで知らなかったです。

【太陽の子 GIFT OF FIRE】
https://bookwalker.jp/de575a0471-0071-4243-a6ce-255dd8a52b9c/?adpcnt=7qM_t&_gl=1*1vh3j2d*_ga*MTQxMzAzMDU4Mi4xNzI2NDU0NTU3*_ga_G35MR30J4Y*MTcyODY4ODI4MS42LjEuMTcyODY4ODM3MS40Mi4wLjA.

映画サイト ⇩
https://taiyounoko-movie.jp/



【広島平和記念資料館平和データベース】
https://hpmm-db.jp/

【長崎原爆資料館】
https://nagasakipeace.jp/visit/abm/


【平和の俳句2024 記事一覧 東京新聞】
https://www.tokyo-np.co.jp/tags/heiwanohaiku2024


🐦


ドラえもんと言えば大山のぶ代さんでした。
訃報のニュースに「昭和が終わった」とインタビューに応えていた方がいましたが、本当に自分の子ども時代がまた遠くなったような気がします。山藤章二さんも鬼籍に入られたし…。


🐦


秋の花粉症の症状のひとつに咳があるそうです。鼻水ズルズルに喉がいがらっぽいのはそのせいなのか、乾燥のせいなのか……皆さまもご自愛下さいませ。






rohengram799 at 08:45|PermalinkComments(2)

2020年03月28日

花春雲便りNo.34:ヒロシマ

オリンピックのためにGWに開催時期をずらしていたコミケですが、やっぱり中止になってしまいましたね。今の状況では仕方ないことですけど。




広島電鉄家政女学校のことを知りました。

https://blog.goo.ne.jp/hiroshima-2/e/5e07856e74d482d57e3d7b2c2d3b1a4f


こちらは実話を漫画にしたものです。

【広島の原爆の漫画】
https://www.pixiv.net/user/15488311/series/12422


チンチン電車と女学生 1945年8月6日・ヒロシマ (講談社文庫) >> https://bookmeter.com/books/9733601




明日は冬の寒さで、関東でもまた雪になるとか……皆さま、どうぞお身体に気をつけて下さいませ。



rohengram799 at 11:00|PermalinkComments(2)

2019年12月08日

黄冬雲便りNo.8:平和の俳句 2019

『昭和天皇物語』5巻が発売になりました。どこまでが本当なのだろう?と思いつつ……良子さまと語らう場面はほっこりして、晩年のおふたりの姿を思い出します。

https://www.shogakukan.co.jp/books/09860497


そして昭和63年末からのテレビ、ああ、こういうテロップ流れていたよな…と思い出しました。私、個人としては井上陽水さんの車のCMの「みなさ〜ん、お元気ですかぁ〜?」の音声を消したのは、う~ん、な出来事でした。

http://world-fusigi.net/archives/9529849.html?p=2




東京新聞の「平和の俳句 」終戦の日ではなく、真珠湾攻撃の今日読むこと、またいつでも「平和ってなんだ?」と考えてみることが大切なんじゃないかと思います。日本は「もはや戦後ではない」かもしれませんが「戦前」になる可能性はゼロとは断言出来ないという漠然とした不安はあります。そして世界には争いが日常になっている場所があるということを、忘れてはいけない気がします。


【平和の俳句 2019】
https://www.tokyo-np.co.jp/heiwanohaiku/2019/


【戦争を知らない高校生が描く「原爆の絵」】
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20191206-00000391-nnn-soci




rohengram799 at 00:00|PermalinkComments(4)

2018年08月09日

炎昼雲便りNo.22:生ましめんかな

 『生ましめんかな』
  

こわれたビルディングの地下室の夜だった。

原子爆弾の負傷者たちは

ローソク1本ない暗い地下室を

うずめて、いっぱいだった。

生ぐさい血の匂い、死臭。

汗くさい人いきれ、うめきごえ

その中から不思議な声が聞こえて来た。

「赤ん坊が生まれる」と言うのだ。

この地獄の底のような地下室で

今、若い女が産気づいているのだ。

 

マッチ1本ないくらがりで

どうしたらいいのだろう

人々は自分の痛みを忘れて気づかった。

と、「私が産婆です。私が生ませましょう」

と言ったのは

さっきまでうめいていた重傷者だ。

かくてくらがりの地獄の底で

新しい生命は生まれた。

かくてあかつきを待たず産婆は血まみれのまま死んだ。

生ましめんかな

生ましめんかな

己が命捨つとも

 

 



栗原貞子さんのこの詩、吉永小百合さんが朗読をされたりして有名らしいのですが、私は知りませんでした。


http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=50701



読売新聞6日朝刊一面の「編集手帳」に『今年は終戦の年、1945年とすべての日付と曜日が同じになる年』と書いてありました。前回は2007年、次は2029年だそうです。2029年、世界から核兵器の恐怖はなくなっているでしょうか?





毎日いろんな記念日がありますが、今日は私とダンナさんが婚姻届を提出した日です。「野球の日」だから忘れないはず」とダンナさんが選びました。また1日1日、1年を仲良くおだやかに過ごしていきたいと思っています(*´ω`*)




rohengram799 at 14:03|PermalinkComments(4)

2017年08月22日

竹春雲便りNo.19:蛍の唄

昨日は早乙女勝元さんの『蛍の唄』を読みました。作者の早乙女さんは1932(昭和7)年、東京生れ。’45年3月10日、12歳で東京大空襲を経験しています。

https://honto.jp/netstore/pd-book_27600809.html


戦後45年目の夏。高校2年生のゆかりの伯母・咲子は空襲で焦げた電柱の前で見失った我が子を待ち続けていた。夏休みの課題として「戦争追体験」をまとめるように担任から言われたゆかり。両親や身近な人たちから、それぞれの体験をきいて、原稿用紙10枚以上にまとめる・・・ゆかりは伯母の戦争体験を聞こうとするが、父の勇太から猛反対を受ける。昭和20年3月10日、東京大空襲、この時に何があったのか。伯母の交通事故をきっかけに、父親はようやく話をするのですが…。『戦争と青春』を改題したそうです。


なんかねぇ…東京大空襲の悲劇よりも、それを聞き出そうとするゆかりの態度にムカつくというか、身近な人たちから話を聞くことを強要するような課題って私はイヤなのですわ。語らないことがすでに語っているだろって思ってしまうのです。無理矢理話をさせる以上は、きちんと責任を持ってその人の想い、人生を背負う覚悟を持てよ、と思ってしまうのです。戦争に関する本を何冊読もう!みたいな課題ではダメなのかなぁって思ってしまう。『八月の青い蝶』でも原爆についての話を云々というのがあり、担任と口論する父親が出てきましたが、当事者には語りたくないことってたくさんあるだろうし、話して心情をどれだけ汲み取ってもらえるか、不安だと思う。

ここからはネタバレになりますか、咲子は近くの学生さんと恋におちるのです。ゆかりたちにしたら、もう自分とそう変わらない年での恋物語にキャーキャーですよ、それが結婚という形に落ち着くことがなく…。



「そんでさ、別離のあと、いとしい風見青年は北海道へとトンズラよ。すると、残された娘のところに、目付きの悪いデカがやってきたのね。お前と卑怯者(召集令状を無視)とのデートを見た者がいるんだ、やつはどこへ逃げたか。知りませんといっているうち、男はなんとか鉱山で、憲兵隊に見つかってババンと殺されちゃう。そのあと、じとじと雨ばかり降る臼ぐらい日の午後、おばさんは、愛の一粒種を産んだってわけ」

「そのおばさんとやら、恋したときは、女学生だって?」



なんか自分の大切な時間をこんな風に姪が友だちに話しているなんて、イヤじゃないですか? 芸能人のゴシップと同じ扱いのように思えてしまう。

父親がいない赤ちゃんを産み育てることになり、まわりからは非国民と言われ、咲子の年の離れた弟・勇次もいじめをうける結果になる。咲子の過言は勇次の過去でもあり、封印していたその他の辛い記憶を思い出すことになる。いつかは話さなければいけないと思っていたかも知れないけれど、これがリアルな感想なのかもしれないけれど…なんかむなしいというか。

夏休みが終わってレポートを提出する場面、担任もこの咲子の話に結果的にかかわることになったのだけれど、ちょっと軽くない?って思ってしまった。


この本の前に『小さいそれがいるところ 根室本線・狩勝の事件録 』(綾見洋介)を読んだのですが、それがアレだったとはΣ(゚◇゚;)でした~妖精さんじゃなかった(; ̄ー ̄A






rohengram799 at 13:45|PermalinkComments(2)
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