古ねこ

2013年11月25日

わた雲便りNo.25:人間になりたぁ~い!

大晦日の紅白歌合戦の出場歌手が決まったとか……「なんでこの人が?」とか「ダレ?」とか明日の新聞を見て思うんだろうなぁ( ̄~ ̄;)


今日は薬師丸ひろ子ちゃんの主演ドラマで赤ちゃんボストが取りあげられるみたいですね。赤ちゃんとは言えない年齢の子を置いていくケースもあったみたいですが…。昨日読み終わった『さよなら、ベイビー』(里見 蘭)も赤ちゃんがらみの話でした。


主人公は母親が亡くなった後ひきこもり歴4年の雅祥(まあくん)。見知らぬ赤ん坊(タカヤ)を連れてきた父親が、まさかの突然死。いきなり育児を任されることにΣ(-∀-;)……この時から地獄の二人暮らしが始まったぁ!タカヤの母親については名前もわからず、ただ18日後に迎えがくるということしか知らされていない……本当に母親はやってくるのだろーか?と思っていたら、父親が借金の連帯保証人になっていたことが発覚……なんだっていうんだよぉ((T_T))という彼にはまだまだ知らない出来事があった!!という( ̄▽ ̄;)読んでいる途中で「ン( -_・)?」と思うのだけれど、それがモヤモヤしたままラストに向かって「そういうことですかぁ(゜゜;)」な話←わからないって!(笑)


この中でチラッと落語の演目が出てきました。『もと犬』です。検索したら『元犬』発見(^-^)v


「白犬は人間に近く、信心すれば来世には人間に生まれ変われる」…近くに住む(人間の)ご隠居からそんな話を聞き、一念発起して目黒不動にお百度を踏みに来た白い犬。祈っているとにわかに毛が抜け、あっという間に人間の姿に!大喜びした犬は、たまたま通りかかった件の隠居に事情を話し、『四郎』という名前を付けてもらって仕事の世話をしてもらう。片岡さんという人のところで奉公をすることに!


しかし、つい犬の習性が出てしまい失敗ばかり。「焙炉(ほいろ)を火にかけてくれ」と言われ、『吼えろ』と聞きちがえて「ワンワン!」そのうち、女中のお元さんに用事ができ、片岡さんが「お元はいぬか?」と声をあげると四郎が勘違いして「元は犬でございましたが、今朝がた人間になりました」……!


聞き間違いのおもしろさがたまりませんね! YouTubeで実際の高座の様子も見られるみたいです。「人間になりたい白い犬」、Softbankのお父さんは「人間になりたぁ~い!」とは叫んでいないようですが、人間になりたい動物No.1ってやはり犬のような気がする……猫だと思いっきり鼻で笑われそうな気が…(´ω`)


猫といえば「古ねこ 国芳と絵師たちの猫ごよみ」という来年のカレンダーがありました。浮世絵に出てくる、昔の猫といえばいいのでしょうか? 色使いや猫の動きがなんともいえない~田舎の薄暗いトイレの壁になんぞ飾ってあったら((((;゜Д゜)))……叫んでしまうかも!





rohengram799 at 18:00コメント(7) 
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