吉永南央
2015年03月28日
咲雲便りNo.28:キラキラ☆アカデミック
受験シーズンも終り、入学準備に忙しい人も多いでしょうが、受験生になり進路に頭を悩ませる人も同じように多いかも……(;^_^A
週刊ポストに『キラキラネーム』ではなく『キラキラ学部』の記事がありました。 横文字のよくわからないのもありましたが「こども学部」とか……少子化も関係しているのかしらん? 全国では10以上の大学で「こども学」を専攻する学部・学科があるそうです。秀明大学の「学校教師学部」もなんだ、そりゃ……特に「教師としての広く深い教養」を重視するとらしいです。まぁ、教師の質については……ねぇ……でありますが(-。ー;)
ウチはもう「学生サン」はいないので、学校関係のことに関心がなかったのですが前から話題になっていたのですね。顔文字とか理解出来ない(○_○)!!
《大学の学部、学科に「キラキラネーム」 「日本語日本文化(^^)コース」どう発音する?》
http://www.j-cast.com/m/2012/12/08157019.html
さてさて……昨日は吉永南央さんの文庫書き下ろし『キッズタクシー』を読みました。『紅雲町珈琲屋こよみ』シリーズの作者です←富司純子さん主演でドラマになるみたいですね。このシリーズの他に何冊か読んでいますが、なんだろう、ハッピーエンドでバンザイ!というより読後いろんなことを考えてしまう作品を書く人という印象があります。
内容は……タクシードライバーの千春はシングルマザー、正当防衛で人を死なせた過去があります。ある日、千春のタクシーを予約していた小学生が約束の場所に現れず事件か、事故かと大騒ぎに。その後少年の行方は判明したのですが、千春の過去に関連づけた噂がネット上で流れ、後味の悪い結果が残り……さらに彼女の周りでは、不穏な出来事が起こって……というミステリーでもあり家族小説でも職業小説でもある一冊でありました。
タイトルとシンプルな表紙にひかれて買ったのですが、「キッズタクシー」って本当にあるサービスなんですね。「介護タクシー」は聞いたことがありましたが「陣痛タクシー」というサービスも(^o^;) 妊婦さんが出産予定日、かかりつけの病院、乗車場所などを事前に登録することによってり、急に産気づいても電話一本で迅速に病院まで載せていってくれるサービスだそう。これは需要があるのがわかる気がする!!
「キッズタクシー」は塾や習い事の送迎が難しい場合など、自宅や学校から目的地まで送り届け、帰りも自宅までとか、ドアトゥドアで経験豊富なドライバーが送迎をしてくれるというもの。事前登録は必要になりますが、子どもに現金を持たせる必要がない支払い方法があったり、チャイルドシートを用意してくれたり……と至れり尽くせりらしいです。中にはトンでもないガキ…イヤお子様もいてドライバーは大変なこともあるかもですが。そして都会のお金持ちでないと継続利用は難しいだろうなぁって思う……(;´д`)
キッズはガキンチョ、チルドレンは多少(?)分別のある子どもという印象のワタクシなんですが、アメリカの服飾業界では0歳~3歳は「トドラーズ」3歳~5歳は「プレスクラーズ」6歳~8歳「キッズ」9歳~12歳「トウィンーズ」13歳~15歳を「ティーンズ」と区分してきめ細かな宣伝・広告戦略として利用しているそうです。日本はどうなんだろ?
今日はアツいくらいの1日になりそう……買って置いたハーゲンダッツの“みたらし胡桃”を美味しく食べたいと思います(≧▽≦) 皆さまもどうぞ楽しい土曜日をお過ごし下さいませ♪
週刊ポストに『キラキラネーム』ではなく『キラキラ学部』の記事がありました。 横文字のよくわからないのもありましたが「こども学部」とか……少子化も関係しているのかしらん? 全国では10以上の大学で「こども学」を専攻する学部・学科があるそうです。秀明大学の「学校教師学部」もなんだ、そりゃ……特に「教師としての広く深い教養」を重視するとらしいです。まぁ、教師の質については……ねぇ……でありますが(-。ー;)
ウチはもう「学生サン」はいないので、学校関係のことに関心がなかったのですが前から話題になっていたのですね。顔文字とか理解出来ない(○_○)!!
《大学の学部、学科に「キラキラネーム」 「日本語日本文化(^^)コース」どう発音する?》
http://www.j-cast.com/m/2012/12/08157019.html
さてさて……昨日は吉永南央さんの文庫書き下ろし『キッズタクシー』を読みました。『紅雲町珈琲屋こよみ』シリーズの作者です←富司純子さん主演でドラマになるみたいですね。このシリーズの他に何冊か読んでいますが、なんだろう、ハッピーエンドでバンザイ!というより読後いろんなことを考えてしまう作品を書く人という印象があります。
内容は……タクシードライバーの千春はシングルマザー、正当防衛で人を死なせた過去があります。ある日、千春のタクシーを予約していた小学生が約束の場所に現れず事件か、事故かと大騒ぎに。その後少年の行方は判明したのですが、千春の過去に関連づけた噂がネット上で流れ、後味の悪い結果が残り……さらに彼女の周りでは、不穏な出来事が起こって……というミステリーでもあり家族小説でも職業小説でもある一冊でありました。
タイトルとシンプルな表紙にひかれて買ったのですが、「キッズタクシー」って本当にあるサービスなんですね。「介護タクシー」は聞いたことがありましたが「陣痛タクシー」というサービスも(^o^;) 妊婦さんが出産予定日、かかりつけの病院、乗車場所などを事前に登録することによってり、急に産気づいても電話一本で迅速に病院まで載せていってくれるサービスだそう。これは需要があるのがわかる気がする!!
「キッズタクシー」は塾や習い事の送迎が難しい場合など、自宅や学校から目的地まで送り届け、帰りも自宅までとか、ドアトゥドアで経験豊富なドライバーが送迎をしてくれるというもの。事前登録は必要になりますが、子どもに現金を持たせる必要がない支払い方法があったり、チャイルドシートを用意してくれたり……と至れり尽くせりらしいです。中にはトンでもないガキ…イヤお子様もいてドライバーは大変なこともあるかもですが。そして都会のお金持ちでないと継続利用は難しいだろうなぁって思う……(;´д`)
キッズはガキンチョ、チルドレンは多少(?)分別のある子どもという印象のワタクシなんですが、アメリカの服飾業界では0歳~3歳は「トドラーズ」3歳~5歳は「プレスクラーズ」6歳~8歳「キッズ」9歳~12歳「トウィンーズ」13歳~15歳を「ティーンズ」と区分してきめ細かな宣伝・広告戦略として利用しているそうです。日本はどうなんだろ?
今日はアツいくらいの1日になりそう……買って置いたハーゲンダッツの“みたらし胡桃”を美味しく食べたいと思います(≧▽≦) 皆さまもどうぞ楽しい土曜日をお過ごし下さいませ♪
rohengram799 at 10:12|Permalink│Comments(12)
2014年04月21日
おぼろ雲便りNo.12:おばあちゃんの思い出
昨晩は久しぶりにお風呂読書をしました! 選んだのは吉永南央さんの『萩を揺らす雨』。「紅雲町珈琲屋こよみ」というシリーズ1作目。
観音さまが見下ろす街で、珈琲豆と和食器の店「小蔵屋」(こくらや)を営む気丈なおばあさん、杉浦草(すぎうら・そう)。無料の珈琲を目当てに訪れる常連たちとの会話から、まわりで起きている小さな事件気づき……白髪をおだんごにして着物に割烹着。外見は「婿どの(`Δ´)」でお馴染みの菅井きんさんみたいなのかな、と思いますが、気になることに突き進む行動力は「家政婦は見た」の市原悦子さんのよう(´∇`) でも草さんは鮮やかな推理を披露するタイプではなくて、日々の暮らしの中で困難を抱える人たちの存在に気づいて手を差し伸べていく人。彼女には離婚歴や引き取れなかった息子を亡くした過去があり、徘徊老人扱いされて傷つくことも(´;ω;`)決してスーパーおばあちゃんではなく、年相応の老いも描かれていて「ああ、そうだよね」と思う場面もたくさん……年代によっては自分の母親と重ねるみたいです。
観音さまが登場するこの話の舞台は「群馬県高崎市紅雲町」だそうです。綺麗な名前の場所に住んでいる人がウラヤマシイ!
タイトルの「おばあちゃんの思い出」は『ドラえもん』からいただきました。私が生まれる前に父方母方の祖母は他界していたので、おばあちゃん!にはスゴく憧れがありました。おばあちゃんのいる友だちがうらやましくて、よく遊びにいきました。今考えると迷惑だったと思います…(;>_<;)
私のおばあちゃんのイメージは編み物が出来て、お裁縫も得意! 煮物も美味しくて(笑)小柄でニコニコしている、原ひさ子さんみたいな方なんですが、樹木希林さんみたいなおばあちゃんもいいかも! 私はどんなおばあちゃんになるのかしらん? 珈琲を飲みながらアレコレ想像してみるか~イジワルばぁさんになるくらいの気力があるといいなぁ……あ!『珈琲屋の人々』(池永陽)がドラマになっていますが、主人公に高橋克典さんはなかなかなキャスティングだと思いました←ドラマを見ていないけどイメージです( ̄▽ ̄;)
観音さまが見下ろす街で、珈琲豆と和食器の店「小蔵屋」(こくらや)を営む気丈なおばあさん、杉浦草(すぎうら・そう)。無料の珈琲を目当てに訪れる常連たちとの会話から、まわりで起きている小さな事件気づき……白髪をおだんごにして着物に割烹着。外見は「婿どの(`Δ´)」でお馴染みの菅井きんさんみたいなのかな、と思いますが、気になることに突き進む行動力は「家政婦は見た」の市原悦子さんのよう(´∇`) でも草さんは鮮やかな推理を披露するタイプではなくて、日々の暮らしの中で困難を抱える人たちの存在に気づいて手を差し伸べていく人。彼女には離婚歴や引き取れなかった息子を亡くした過去があり、徘徊老人扱いされて傷つくことも(´;ω;`)決してスーパーおばあちゃんではなく、年相応の老いも描かれていて「ああ、そうだよね」と思う場面もたくさん……年代によっては自分の母親と重ねるみたいです。
観音さまが登場するこの話の舞台は「群馬県高崎市紅雲町」だそうです。綺麗な名前の場所に住んでいる人がウラヤマシイ!
タイトルの「おばあちゃんの思い出」は『ドラえもん』からいただきました。私が生まれる前に父方母方の祖母は他界していたので、おばあちゃん!にはスゴく憧れがありました。おばあちゃんのいる友だちがうらやましくて、よく遊びにいきました。今考えると迷惑だったと思います…(;>_<;)
私のおばあちゃんのイメージは編み物が出来て、お裁縫も得意! 煮物も美味しくて(笑)小柄でニコニコしている、原ひさ子さんみたいな方なんですが、樹木希林さんみたいなおばあちゃんもいいかも! 私はどんなおばあちゃんになるのかしらん? 珈琲を飲みながらアレコレ想像してみるか~イジワルばぁさんになるくらいの気力があるといいなぁ……あ!『珈琲屋の人々』(池永陽)がドラマになっていますが、主人公に高橋克典さんはなかなかなキャスティングだと思いました←ドラマを見ていないけどイメージです( ̄▽ ̄;)
2012年07月14日
あかね雲便りNo.90:オリーブの首飾り
♪真夏の~匂いは~危険がいっぱい~
お祭りの屋台のヤキソバやたこ焼きのソースの匂いとか、ウナギのタレの匂いとかは「う~ん!」ですが、電車やバスでヤレヤレ…と座ったら前に座っていたヒトの汗臭さに「…うーん(-_-;)」となってしまうことも…!!本当にむし暑いですね。
九州の豪雨の被害は台風よりひどいのでは…梅雨明けしても暑い中での復旧作業になるでしょう。疲労の蓄積で健康な方でも倒れてしまうのでは…野田総理には他国援助も必要ですが、まず国内に目を向けて下さい!!と言いたいです。
昨日『オリーブ』(吉永南央)という短編集を読み終わりました。政治家や教育関係者のウソや知らぬ存ぜぬは許せませんが、この作品にある「大人の嘘」はどこか「優しい嘘」と言いたくなる部分もあります。もちろんトゲや毒も含んでいるのですが…。
5つの物語はどれも好きなのですが、一番というと『カナカナの庭で』でしょうか? 余命わずかな主人公は外泊許可をもらい、自宅に帰ることに…妻を驚かせようと予定より1日早く家に向かうと、玄関先でなにやらしているオヤジ、家の中には妻と自分の友人でありかつて妻の恋人だった男が驚いた表情を見せた!一瞬、お決まりの不倫かかな?と思ったのですが、ページが進むにつれて過去の3人の関係がわかり、現在がわかり、主人公抜きの2人の将来が予測される…捉え方によっては復讐のように思えるかもしれないけれど、自分の命の終わりを覚悟したらそんなふうに考えるのかな~なんて…おそらく今の年齢だからの感想なのかもしれないです。
最後の『欠けた月の夜に』は突然死した夫は過労死に違いない!!と思って会社に乗り込んじゃう奥さんが主人公なんですけど、もう最初から「ダンナは隠しごとがある」臭がぷんぷんしていたので(笑)「奥さん、やめなさいよ~子どももいるんだし」って感じで読みました。コレが最後でよかったわ~って思いました(((^_^;)
オリーブの枝をくわえた鳩は平和の象徴といわれますが(※)お母さまからたんまりいただいた民主党の鳩ユキオ君は何をくわえて政界という淀んだ空をトンでいるんでしょうねぇ…。カン君と一緒にクニオ君が集めたチョウをハトにする練習をして、ペテン師…おっと失礼、手品師として日本全国まわったらいいのに……BGMはもちろん《オリーブの首飾り》でお願いしたいですが、彼は諭吉(万札)くんの首飾りを自慢気にしていそう!昔だと「オリーブはポパイとペア」でしたが、今は「オリーブ(オイル)と速水もこみち」でしょうか( ̄ー ̄)
※オリーブの枝がハトと一緒に「平和の象徴」とされるのは…『旧約聖書』に「神が起こした大洪水のあと、陸地を探すためにノアがはなしたハトがオリーブの枝をくわえて帰ってきた。ノアはコレを見て洪水が引き始めたことを知った」という話からのようです。
お祭りの屋台のヤキソバやたこ焼きのソースの匂いとか、ウナギのタレの匂いとかは「う~ん!」ですが、電車やバスでヤレヤレ…と座ったら前に座っていたヒトの汗臭さに「…うーん(-_-;)」となってしまうことも…!!本当にむし暑いですね。
九州の豪雨の被害は台風よりひどいのでは…梅雨明けしても暑い中での復旧作業になるでしょう。疲労の蓄積で健康な方でも倒れてしまうのでは…野田総理には他国援助も必要ですが、まず国内に目を向けて下さい!!と言いたいです。
昨日『オリーブ』(吉永南央)という短編集を読み終わりました。政治家や教育関係者のウソや知らぬ存ぜぬは許せませんが、この作品にある「大人の嘘」はどこか「優しい嘘」と言いたくなる部分もあります。もちろんトゲや毒も含んでいるのですが…。
5つの物語はどれも好きなのですが、一番というと『カナカナの庭で』でしょうか? 余命わずかな主人公は外泊許可をもらい、自宅に帰ることに…妻を驚かせようと予定より1日早く家に向かうと、玄関先でなにやらしているオヤジ、家の中には妻と自分の友人でありかつて妻の恋人だった男が驚いた表情を見せた!一瞬、お決まりの不倫かかな?と思ったのですが、ページが進むにつれて過去の3人の関係がわかり、現在がわかり、主人公抜きの2人の将来が予測される…捉え方によっては復讐のように思えるかもしれないけれど、自分の命の終わりを覚悟したらそんなふうに考えるのかな~なんて…おそらく今の年齢だからの感想なのかもしれないです。
最後の『欠けた月の夜に』は突然死した夫は過労死に違いない!!と思って会社に乗り込んじゃう奥さんが主人公なんですけど、もう最初から「ダンナは隠しごとがある」臭がぷんぷんしていたので(笑)「奥さん、やめなさいよ~子どももいるんだし」って感じで読みました。コレが最後でよかったわ~って思いました(((^_^;)
オリーブの枝をくわえた鳩は平和の象徴といわれますが(※)お母さまからたんまりいただいた民主党の鳩ユキオ君は何をくわえて政界という淀んだ空をトンでいるんでしょうねぇ…。カン君と一緒にクニオ君が集めたチョウをハトにする練習をして、ペテン師…おっと失礼、手品師として日本全国まわったらいいのに……BGMはもちろん《オリーブの首飾り》でお願いしたいですが、彼は諭吉(万札)くんの首飾りを自慢気にしていそう!昔だと「オリーブはポパイとペア」でしたが、今は「オリーブ(オイル)と速水もこみち」でしょうか( ̄ー ̄)
※オリーブの枝がハトと一緒に「平和の象徴」とされるのは…『旧約聖書』に「神が起こした大洪水のあと、陸地を探すためにノアがはなしたハトがオリーブの枝をくわえて帰ってきた。ノアはコレを見て洪水が引き始めたことを知った」という話からのようです。
rohengram799 at 14:03|Permalink│Comments(15)