地蔵
2019年07月07日
桐月雲便りNo.7:カエルと口紅
今日は曇りで風が強い! 本当にへんなお天気です。
カエルの王子様の話は小さい頃によく見聞きしましたが、お姫さまがカエルになったパターンがありました。なんか面白そう(笑)
【カエルになったお姫さま】
https://hakobune.wp-x.jp/%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8A%E5%A7%AB%E6%A7%98/
そしてこちらはあちこちにある「口紅地蔵」のSHIBUYA系!? このお地蔵さんが私的には一番可愛くて、記事も面白かったです。
【口紅地蔵】
http://dark-pilgrimage.blog.jp/archives/35819536.html
今日は七夕。私の願いは……このTシャツが欲しいかな(≧▽≦)
【ふぁらおTシャツ】
https://vvstore.jp/i/vv_000000000125008/?utm_medium=recommend
カエルの王子様の話は小さい頃によく見聞きしましたが、お姫さまがカエルになったパターンがありました。なんか面白そう(笑)
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そしてこちらはあちこちにある「口紅地蔵」のSHIBUYA系!? このお地蔵さんが私的には一番可愛くて、記事も面白かったです。
【口紅地蔵】
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今日は七夕。私の願いは……このTシャツが欲しいかな(≧▽≦)
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2016年06月04日
閑雲便りNo.5:馬冷やし・尻冷やし
『馬洗ふ田川の果の夕焼(ゆやけ)雲』(岩佐東一郎)
なんかこう、のどかでそれでいてあたたかさ、懐かしさのある句だなぁと思いました。農作業が終わり、暑いし汗もかいてよごれてしまった馬の身体を、田川で洗っている……その川の流れはずっと遠くまで続いていて、西の空には夕焼雲が美しい。「今日もよく働いたね。お疲れさま」とお天道様が労ってくれているような……美しい日本の風景ですね。
「馬洗ふ」には「馬冷やす」「冷し馬」などの傍題があるそうです。「かつて瀬戸内海地方には陰暦六月一日に、ダニを洗い落とすために海で牛を洗う行事があった」という文章を読んだ記憶がありますが、『氷の朔日(こおりのついたち)』という、やはり陰暦6月1日に宮中で、冬にできた氷を氷室(ひむろ)から取り出して群臣に賜る儀式が行われていました。民間では、正月の餅を凍み餅にしておいたのをこの日に炒って食べたそうです。自分たちだけでなく、一緒に働いてくれる牛馬も労う行事でもあったのかな?と思いました。実際、そういう行事がありました。
他の地域でもあるのかもしれませんが、山形県庄内町の大野地区では、300年以上続いている伝統行事「馬冷やし」があります。この祭事は地元民のみでひっそりと行われてきたらしい。大野八幡神社にまつられている3体の“神聖”な木馬を春と秋の年2回、男児が洗い清めます。かつて存在した農耕用の馬に対する感謝と豊作、集落の平和を願う行事で、YouTubeに動画もあるのでご覧下さいませ。
加藤楸邨の『冷し馬の目がほのぼのと人を見る』という句も、信頼関係が伝わってきますね。福島で震災のために牛を置いて避難しなくてはならなかったおじいさんのことも思い出し、せつなくなりました。新宿書房からは『夢の蹄―馬をめぐるアンソロジー』(黒舘ゆうじ、室野井洋子・編 1989年)が発売されていました。今年はサル年ですが、ウマに関する本を読みたくなるかも……!!
さてさて……第239号:『橋の地蔵』さまや桜雲便りNo.8:ランドセル地蔵など今までもいくつかお地蔵さんに関する記事を書いてきましたが、なんと!『尻冷やし地蔵』が……(;゜∀゜) なんか……痔になりそう!!
場所は愛知の春日井市。江戸時代初期[正保4年(1647年)]の銘があり、市内で最古の地蔵と思われる石仏。伝説としては……敵に追われた手負いの武士が清水で傷口を洗いのどをうるおしていたところ、追手に発見され討たれてしまいました。その霊を慰めるため、その清水の上に建てられたのが、このお地蔵さま。かつては台座の下から清水が湧き、水で尻を濡らしていたことからこの名があるそうです。
皆さまは、尻も冷やさず、肝も冷やさず、心がホッコリあたたかくなる出来事にたくさん出逢える土曜日になりますように(´∇`)
なんかこう、のどかでそれでいてあたたかさ、懐かしさのある句だなぁと思いました。農作業が終わり、暑いし汗もかいてよごれてしまった馬の身体を、田川で洗っている……その川の流れはずっと遠くまで続いていて、西の空には夕焼雲が美しい。「今日もよく働いたね。お疲れさま」とお天道様が労ってくれているような……美しい日本の風景ですね。
「馬洗ふ」には「馬冷やす」「冷し馬」などの傍題があるそうです。「かつて瀬戸内海地方には陰暦六月一日に、ダニを洗い落とすために海で牛を洗う行事があった」という文章を読んだ記憶がありますが、『氷の朔日(こおりのついたち)』という、やはり陰暦6月1日に宮中で、冬にできた氷を氷室(ひむろ)から取り出して群臣に賜る儀式が行われていました。民間では、正月の餅を凍み餅にしておいたのをこの日に炒って食べたそうです。自分たちだけでなく、一緒に働いてくれる牛馬も労う行事でもあったのかな?と思いました。実際、そういう行事がありました。
他の地域でもあるのかもしれませんが、山形県庄内町の大野地区では、300年以上続いている伝統行事「馬冷やし」があります。この祭事は地元民のみでひっそりと行われてきたらしい。大野八幡神社にまつられている3体の“神聖”な木馬を春と秋の年2回、男児が洗い清めます。かつて存在した農耕用の馬に対する感謝と豊作、集落の平和を願う行事で、YouTubeに動画もあるのでご覧下さいませ。
加藤楸邨の『冷し馬の目がほのぼのと人を見る』という句も、信頼関係が伝わってきますね。福島で震災のために牛を置いて避難しなくてはならなかったおじいさんのことも思い出し、せつなくなりました。新宿書房からは『夢の蹄―馬をめぐるアンソロジー』(黒舘ゆうじ、室野井洋子・編 1989年)が発売されていました。今年はサル年ですが、ウマに関する本を読みたくなるかも……!!
さてさて……第239号:『橋の地蔵』さまや桜雲便りNo.8:ランドセル地蔵など今までもいくつかお地蔵さんに関する記事を書いてきましたが、なんと!『尻冷やし地蔵』が……(;゜∀゜) なんか……痔になりそう!!
場所は愛知の春日井市。江戸時代初期[正保4年(1647年)]の銘があり、市内で最古の地蔵と思われる石仏。伝説としては……敵に追われた手負いの武士が清水で傷口を洗いのどをうるおしていたところ、追手に発見され討たれてしまいました。その霊を慰めるため、その清水の上に建てられたのが、このお地蔵さま。かつては台座の下から清水が湧き、水で尻を濡らしていたことからこの名があるそうです。
皆さまは、尻も冷やさず、肝も冷やさず、心がホッコリあたたかくなる出来事にたくさん出逢える土曜日になりますように(´∇`)
2010年08月24日
第238号:地蔵盆
毎月24日は地蔵の縁日だとか~いつも「お地蔵さん」と馴れ馴れしくよんでいますが(笑)「地蔵菩薩」なのですよね。
地蔵とは、サンスクリット語のクシティガルバの意訳で、クシティは「大地」、ガルバとは「胎蔵」のことであり、合わせて「地蔵」と訳されたそうです。
地蔵菩薩は、お釈迦様が入滅してから未来仏の弥勒菩薩がこの世に現れるまで、人間界のみにあらず地獄・飢餓・修羅・畜生・天といった六道すべてにおもむき、人々を救済しました。
平安時代以降に阿弥陀信仰と結びつき、地蔵信仰が民間に広がり、道祖神と同じように村を守る役割も果たすようになります。
そして、地獄の鬼から子供を救うとして子供の守護神ともなり、現在にいたっているそうです。
ニュースで「地蔵盆」の話題が取り上げられていました。
町内のお地蔵さんをおまつりして、子どもたちのすこやかな成長を願う催しで、毎年8月23、24日くらいに開かれるそうですね。
地蔵盆は京都生まれ!
近畿地方の行事として古くから行われてきたそうです。
また、北陸地方や新潟、信州では長野市周辺で盛んに行われているらしいのですが、東海や関東には、ほとんどありません。
京都では、室町時代に地蔵盆が大流行しましたが、東京では江戸時代になって、やっとお地蔵さんが作られたそうです。
そして、江戸ではお稲荷さん信仰が盛んだったので、関東では見かけない行事なのでしょう。
osamu様のブログに「地蔵盆」の様子がアップされていますので、皆様、ご覧下さいね♪
http://osamu.blog.eonet.jp/weblog/
地蔵とは、サンスクリット語のクシティガルバの意訳で、クシティは「大地」、ガルバとは「胎蔵」のことであり、合わせて「地蔵」と訳されたそうです。
地蔵菩薩は、お釈迦様が入滅してから未来仏の弥勒菩薩がこの世に現れるまで、人間界のみにあらず地獄・飢餓・修羅・畜生・天といった六道すべてにおもむき、人々を救済しました。
平安時代以降に阿弥陀信仰と結びつき、地蔵信仰が民間に広がり、道祖神と同じように村を守る役割も果たすようになります。
そして、地獄の鬼から子供を救うとして子供の守護神ともなり、現在にいたっているそうです。
ニュースで「地蔵盆」の話題が取り上げられていました。
町内のお地蔵さんをおまつりして、子どもたちのすこやかな成長を願う催しで、毎年8月23、24日くらいに開かれるそうですね。
地蔵盆は京都生まれ!
近畿地方の行事として古くから行われてきたそうです。
また、北陸地方や新潟、信州では長野市周辺で盛んに行われているらしいのですが、東海や関東には、ほとんどありません。
京都では、室町時代に地蔵盆が大流行しましたが、東京では江戸時代になって、やっとお地蔵さんが作られたそうです。
そして、江戸ではお稲荷さん信仰が盛んだったので、関東では見かけない行事なのでしょう。
osamu様のブログに「地蔵盆」の様子がアップされていますので、皆様、ご覧下さいね♪
http://osamu.blog.eonet.jp/weblog/