夕焼け

2023年06月23日

暑劇雲便りNo.15∶夕焼け

 夕焼け   高田敏子


   夕焼けは
   ばら色
   世界が平和なら
   どこの国から見ても
   どこの町から見ても
   夕焼けは
   ばら色

   夕焼けが
   火の色に
   血の色に
   見えることなど
   ありませんように。



戦後78年目の「沖縄慰霊の日」🐦
https://ryukyushimpo.jp/photo/entry-1722627.html




rohengram799 at 20:10|PermalinkComments(4)

2021年09月15日

鹿火雲便りNo.10:3088の彩り

昨晩は久しぶりに『オルフェウスの窓』をイッキ読みしてしまいました。ラストに「オルフェウスの窓……かぎりなき青春の奇跡」とあるのですが、まさに私にとってこの漫画はそのひとつだなぁ〜としみじみ思ったのでした。未読の方、秋の夜長に(笑)

https://www.sukima.me/book/title/BT0000978547/



◆やっぱり「敬老の日」は9月15日であって欲しいワタクシ、新聞によると千葉県内の100歳以上の方は3088人で女性が9割を占めているそうです。それぞれいろんな出来事があったでしょう……皆さま、お元気で楽しく過ごしていただきたいですね(о´∀`о)


◆15日というと今日が十五夜じゃないかと勘違いしてしまいますが(こんなアホは私だけだ💦) 今年は21日が中秋の名月だそうです。

「視点が新しい」「視野が広い」「視座が高い」とは言いますが、「視点が広い」「視野が高い」「視座が新しい」といった言い方はあまりない……というかほとんどないのでは? 視点はどこを見るか、視野はどの範囲を見るか、視座はどこから見るか……ビジネス書で拾い読みしたものだけれど、お月見🎑にも通じる……?


◆「装爪」という漢字を見ました。なんて読むんでしょう? そうそう? 装備した爪だとアイアンクロウとかおかしな方向にいってしまいますが、マニキュアのことだそうです。マジシャンが爪の保護も兼ねて透明マニキュアをしているとか聞いたことがありますけど、大正時代は殿方の身だしなみのひとつだったようで……。

https://note.com/itachiyoko/n/naa38ff51f776


◆夕焼けは夏の季語なので、今詠むなら秋夕焼けになるんですが、季節に拘らずこの句はいいなと思いました。「勤労感謝の日」に思い出したい(笑)

働いてこの夕焼を賜りぬ 櫂未知子(*)



ではでは、皆さま、よい1日を♪(o・ω・)ノ))



(*)https://furansudo.ocnk.net/phone/product/2340


rohengram799 at 08:45|PermalinkComments(8)

2021年05月16日

梅月雲便りNo.9:ゆりの残り香

種子島ではテッポウユリが満開!というブログ記事をいくつか読みました。

http://yuunakatane.synapse-blog.jp/.s/yuu/2021/05/post-7edf.html

こちらはあまりユリが咲いている場所は見たことがないかも。ユリの花を見ると花嫁さんを連想しますわ。


「ユリ」というとすっかり女優さんになった、宝塚の男役だった天海祐希さんの愛称のユリちゃんを思い出しますが、きのゆりさんという福岡出身(宗像市の方だったと記憶)の詩人も浮かんできます。『詩とメルヘン』を読んでいた頃にお気に入りの作家さんのひとりでした。可愛らしい詩を書く方で、10代のまだまだ純粋さが残っていた私の胸にキュンキュン響いたものです。



「あなたへ」 


花は
男のひとがすき
花を
摘まないからすき

花は
男のひとがきらい
花を摘まないからきらい

花を摘まないのは
男のひとのやさしさだと
花は誤解しているのです

それでいて
自分の想いに気づいてくれないで
通りすぎる男のひとに
花は腹を立てているのです





「勇気」


やさしさ
たす
やさしさ
たす
やさしさ

なんだか わかる?

答えは
勇気

勇気は
やさしさを積みあげると
きっと
生れるものなの




「希望」

 
太陽は
いつも
明日に向かって
動いている


だから
美しい夕焼けが
描けるのだろう


こんな
ばら色の希望を
わたしも持ちたい



rohengram799 at 12:00|PermalinkComments(6)

2021年03月06日

華節雲便りNo.6:黄昏マイライフ

「薄晩」が「蒲焼」に見えてしまったワタクシ……この前、久しぶりに鰻を食べたからでしょうか(;´д`)「はくばん」は日没の時分、という意味だそうです。


夕暮れ、夕刻、日暮れ……他にも日没前の時間の表現ってたくさんあって


夕暮方(ゆうぐれがたな) 日の暮れる時分。夕方。

……江戸時代の気象関係の担当者みたい〜夕方、空を見て草履を投げて明日の天気を占う仕事だったら笑える!


片夕暮(かたゆうぐれ) 夕暮になろうとする頃。
………なんか1日の終わりに仕事の失敗とか友だちとケンカしたとかで、ガックリ肩をおとしている姿が浮かぶ。


生夕暮(なまゆうぐれ) 夕暮になりかけた頃。たそがれ。
………生ビールがウマい、夏の夕暮れか?(笑)


私にはそれぞれヘンなツッコミをいれたくなる言葉 だわ ヾ(@゜▽゜@)ノ


*****


記憶力どかーんと廃れゆくわれのメモに寄りそふトンボ鉛筆  矢島満子  

(歌集「ハンドベル」より)


「どかーん」の威力! まるで自分のような気がする短歌です(^_^;)

トンボ鉛筆というとこんなペンケースがありましたね。学生だったら買っていた気がする✏️

https://tkj.jp/book/?cd=TD013217


*****


「千手観音(せんじゅかんのん)」を「せんてかんのん」と読む人が増えているとか……先に音だけを聞くと「千住観音」と脳内変換してしまうのかしら? そんなことを考えていたら、この漫画が……🖐️

先手観音
https://www.pixiv.net/artworks/86231706


*****


今日のタイトルはこちらからモジりました。大橋純子さん!懐かしい歌です。

【たそがれ マイ・ラブ】
https://sp.uta-net.com/movie/2969/



ではでは……明日はお休みして月曜日の更新になります ・゚・(●´Д`●)・゚・



rohengram799 at 10:30|PermalinkComments(4)

2019年07月13日

桐月雲便りNo.12:頬にキスして

「ごんぎつね」が映像化されるそうです。う~ん、絶対泣いてしまうだろう・゚・(●´Д`●)・゚・

https://gon-cinema.jp/


さてさて、来年は東京オリンピック、パラリンピックですが、まだまだ不安材料がたくさんあるような……。あまり取り上げられませんが、デフリンピックの記事がありましたのでお読み下さいませ。


【デフリンピック】

http://harinezumiganemurutoki.com/daily/%e3%83%87%e3%83%95%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%af%e3%81%a3%e3%81%a6%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%82%8b%ef%bc%9f/



別の本をさがしていて見つけた本です。

【盲目の俳句・短歌集】

http://www.web-japan.to/book/review_manazashi.htm


【まなざし 盲目の俳句・短歌集】

http://satoko-u.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-9534.html



頬で見る夕焼頬にまぶしくて 大谷展生


この感覚、とても鮮烈な気がしました。夕焼けで作者の頬も赤く染まっていたことでしょう。沈む太陽が「また明日ね」と手を頬にあててくれたように感じた昔を思い出しました。



夕焼けといえば、やはりこれははずせない『夕焼け番長』! 最終回は泣けました。


https://blogs.yahoo.co.jp/kaze2010_case_case/11585201.html?__ysp=5aSV54S844GR55Wq6ZW3




今日のタイトルは懐かしい水越けいこさんの歌から。夕日のあたたかさは、頑張った人へのごほうび、明日も頑張ってね、という去り行く1日からのねぎらいのキスなのかも(*´∀`)♪


【ほほにキスして】
https://sp.uta-net.com/movie/249124/



rohengram799 at 08:26|PermalinkComments(2)
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ