女貞子
2015年03月08日
咲雲便りNo.8:豊かなる梅の日々
今日も肌寒いですね~お布団から出たくなくて、ダラダラゴロゴロの日曜日です(^^;)(;^^)
梅は咲いたか~桜はまだかいな~♪の時期ですが、梅の短歌を探していたら宮崎県主催(だったと思う)平成23年度「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」入選のこの作品がありました。
『百とせをすごせし梅の切り株に朱き茸生ゆ二つ三つ四つ』
作者の福島ミヤさん(106歳・長崎県)のコメント~戦時中、家の庭に梅に赤い茸が生えていました。昔、梅の木に生えた赤い茸は薬になると聞いたことがあったので、当時、食べ物もなく栄養も悪かったこともあり、その茸を煎じて飲みました。そのお陰ではないんでしょうが、この歳を迎える事ができました。今回賞を頂き誠にありがとうございました。~
今もお元気で短歌作りを楽しまれていたらいいな、と思ってしみじみすること数日、梅に赤い茸ってナニ('_'?)という疑問がようやく出てきました(笑)
『梅寄生(ばいきせい)』というらしいです。ブナ、カシなどの広葉樹に寄生するサルノコシカケ科の担子菌類のコフキサルノコシカケの子実体。
煎じ液やそれに含まれる多糖類混合物には免疫力増強作用や抗腫瘍活性が認められている。漢方薬の材料なんですね。昔の人は経験からその効能を知っていたのでしょうか?
http://www.geocities.jp/kinoko_jbc/mushroom/m09.html
『桑寄生』もあり、日本では、近年までサルノコシカケ科の菌体も桑寄生とよばれ、断面の赤黒いものを梅寄生、白いものを桑寄生と呼んで誤用していたそう。本来「桑寄生」とはクワの老大木に寄生したものを指しています。日本のヤドリギ科の植物にはヤドリギやアカミノヤドリギのほか、マツ科に寄生するマツグミなどがある…の記述に「私、小学校の時のクラスは竹組さんと松組さんだったわ」と思い出したりして( ̄▽ ̄;) 人数が多い時代は梅組さんもあったそうです。
脱線してしまいましたが(;^_^A ヤドリギは鳥が果実を食べて種子を運ぶ鳥散布型。鳥の消化管を通過して種子に粘着性が残っていて、その種が他の樹木に付着する仕組みになっているそうです。種の保存のための仕組み、自然ってスゴいですね。
『女貞子『(じょていし)』というのもありました。モクセイ科のトウネズミモチの果実。滋養強壮薬として利用。動物の移植腫瘍の増殖を抑制する効果や、抗がん剤治療による白血球減少を回復させる効果などが報告されているそうです。この字面…「女・貞子(さだこ)」で煎じたものを飲んだら特殊能力が開花したりして……とまたアホな妄想が広がってしまいそうです……( ̄0 ̄;)
高齢者の短歌では以前ブログに書いたこの作品も好きです。平成20年度「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」入選作品の要介護・要支援高齢者の部〔優秀賞〕です。
『なみなみと水張る湯舟に入り行けば五人育てし乳房よろこぶ』岩倉ツヤさん:当時81歳・宮崎県)
~デイケアのお世話になり、何事もなく、10年目を迎え感謝しています。障害を背負い、自立も困難で、週に2回の入浴が何よりの楽しみです。順番がくると介護士さんに支えられながら、溢れんばかりの湯舟に浸かると、心身ともに心地よく、役目を終えた乳房も、喜んでいるようで、こんな歌が出来ました。~
ツヤさんもお元気でしょうか? 若かりし頃の豊かな乳房(笑)そして年月を経て熟成された彩りゆたかな人生……梅干しバァサンなんて言わせませんよ~ぴちぴちの小梅ちゃんたちは長い年月を過ごし「紅天女」になるのだっ(≧∇≦)←『ガラスの仮面』はまだ連載中ですか?
乙女も殿方も甘酸っぱい思い出あふれる日曜日にして下さいね←もはや意味不明(ー_ー;)
梅は咲いたか~桜はまだかいな~♪の時期ですが、梅の短歌を探していたら宮崎県主催(だったと思う)平成23年度「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」入選のこの作品がありました。
『百とせをすごせし梅の切り株に朱き茸生ゆ二つ三つ四つ』
作者の福島ミヤさん(106歳・長崎県)のコメント~戦時中、家の庭に梅に赤い茸が生えていました。昔、梅の木に生えた赤い茸は薬になると聞いたことがあったので、当時、食べ物もなく栄養も悪かったこともあり、その茸を煎じて飲みました。そのお陰ではないんでしょうが、この歳を迎える事ができました。今回賞を頂き誠にありがとうございました。~
今もお元気で短歌作りを楽しまれていたらいいな、と思ってしみじみすること数日、梅に赤い茸ってナニ('_'?)という疑問がようやく出てきました(笑)
『梅寄生(ばいきせい)』というらしいです。ブナ、カシなどの広葉樹に寄生するサルノコシカケ科の担子菌類のコフキサルノコシカケの子実体。
煎じ液やそれに含まれる多糖類混合物には免疫力増強作用や抗腫瘍活性が認められている。漢方薬の材料なんですね。昔の人は経験からその効能を知っていたのでしょうか?
http://www.geocities.jp/kinoko_jbc/mushroom/m09.html
『桑寄生』もあり、日本では、近年までサルノコシカケ科の菌体も桑寄生とよばれ、断面の赤黒いものを梅寄生、白いものを桑寄生と呼んで誤用していたそう。本来「桑寄生」とはクワの老大木に寄生したものを指しています。日本のヤドリギ科の植物にはヤドリギやアカミノヤドリギのほか、マツ科に寄生するマツグミなどがある…の記述に「私、小学校の時のクラスは竹組さんと松組さんだったわ」と思い出したりして( ̄▽ ̄;) 人数が多い時代は梅組さんもあったそうです。
脱線してしまいましたが(;^_^A ヤドリギは鳥が果実を食べて種子を運ぶ鳥散布型。鳥の消化管を通過して種子に粘着性が残っていて、その種が他の樹木に付着する仕組みになっているそうです。種の保存のための仕組み、自然ってスゴいですね。
『女貞子『(じょていし)』というのもありました。モクセイ科のトウネズミモチの果実。滋養強壮薬として利用。動物の移植腫瘍の増殖を抑制する効果や、抗がん剤治療による白血球減少を回復させる効果などが報告されているそうです。この字面…「女・貞子(さだこ)」で煎じたものを飲んだら特殊能力が開花したりして……とまたアホな妄想が広がってしまいそうです……( ̄0 ̄;)
高齢者の短歌では以前ブログに書いたこの作品も好きです。平成20年度「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」入選作品の要介護・要支援高齢者の部〔優秀賞〕です。
『なみなみと水張る湯舟に入り行けば五人育てし乳房よろこぶ』岩倉ツヤさん:当時81歳・宮崎県)
~デイケアのお世話になり、何事もなく、10年目を迎え感謝しています。障害を背負い、自立も困難で、週に2回の入浴が何よりの楽しみです。順番がくると介護士さんに支えられながら、溢れんばかりの湯舟に浸かると、心身ともに心地よく、役目を終えた乳房も、喜んでいるようで、こんな歌が出来ました。~
ツヤさんもお元気でしょうか? 若かりし頃の豊かな乳房(笑)そして年月を経て熟成された彩りゆたかな人生……梅干しバァサンなんて言わせませんよ~ぴちぴちの小梅ちゃんたちは長い年月を過ごし「紅天女」になるのだっ(≧∇≦)←『ガラスの仮面』はまだ連載中ですか?
乙女も殿方も甘酸っぱい思い出あふれる日曜日にして下さいね←もはや意味不明(ー_ー;)
rohengram799 at 10:07|Permalink│Comments(12)