川霧の橋
2013年08月04日
入道雲便りNo.15:おやぢ乙女の橋ものがたり
今日は『はしの日』ですね。「橋」「箸」などいくつか書いた記憶がありますが「橋の語源は調べたっけ?」と思い、カチカチとしたら、「端」と同源……「端」の意味から「間(あいだ)」の意味も持ち、両岸の間(はし)に渡すもの、離れた端と端を結ぶものの意味から、この構築物も「はし」というようになったそうです。離れたところにかけ渡すものの意味では「はしご」や「きざはし」などの「はし」食べ物を挟む「箸」も同源ということです。ふむふむ、そうなんだ~いつまで記憶に定着するかしら(--;)
そういえば、中学の時の学校文集というのかな~タイトルが『きざはし』でした。昔は年寄りくさいな~と思っていましたが、この年になるとう~む、と唸りたくなるネーミング(笑)あと宝塚の上演作品で好きだった『川霧の橋』を思い出します。懐かしいなぁ…原作は山本周五郎の『柳橋物語』と『ひとでなし』。いつか読もうと思いながら『さぶ』しか読んでいない(-_-)藤沢周平さんの『橋ものがたり』も読んだことがないので、こちらもいつか…あ、橋本紡さんの『橋物語~いつかのきみへ』は読んでいます(((^^;)
「橋」について隅から隅まで、端から端まで(!?)調べることはムリでしたが(゜o゜)\(-_-)高田敏子さんの『橋』という詩(教科書で読んだ人もいるみたいですが)をはじめて知りました。
少女よ
橋のむこうに
何かあるのでしょうね
私も いくつかの橋を
渡ってきました
いつも 心をときめかし
急いで かけて渡りました
あなたがいま渡るのは
明るい青春の橋
そして あなたも
急いで渡るのでしょうか
むこう岸から聞こえる
あの呼び声にひかれて
(高田敏子著『月曜日の詩集』より)
「少女よ」という漠然とした不特定多数から「あなた」というひとりに呼びかけが変わっていますが、これは呼びかけた本人より受けとる側の気持ちの変化でもあるのかな?と思いました。向こう岸には何があるのか、呼んでいるのは誰なのか?……少女から大人の女性に自立するための橋はどんなデザインなのかしら? 薔薇模様の欄干がステキな硝子の橋なのかしら? 「こわいながらも、通りゃんせ」ですね。私は後戻りしたら硝子の橋が粉々にかるくらい重量オーバーなおやぢになってしまったので、恐る恐る橋を渡る「かつての自分」をたくさんの“ものがたり”の中で出逢い、見まもりたいと思います。
そういえば、中学の時の学校文集というのかな~タイトルが『きざはし』でした。昔は年寄りくさいな~と思っていましたが、この年になるとう~む、と唸りたくなるネーミング(笑)あと宝塚の上演作品で好きだった『川霧の橋』を思い出します。懐かしいなぁ…原作は山本周五郎の『柳橋物語』と『ひとでなし』。いつか読もうと思いながら『さぶ』しか読んでいない(-_-)藤沢周平さんの『橋ものがたり』も読んだことがないので、こちらもいつか…あ、橋本紡さんの『橋物語~いつかのきみへ』は読んでいます(((^^;)
「橋」について隅から隅まで、端から端まで(!?)調べることはムリでしたが(゜o゜)\(-_-)高田敏子さんの『橋』という詩(教科書で読んだ人もいるみたいですが)をはじめて知りました。
少女よ
橋のむこうに
何かあるのでしょうね
私も いくつかの橋を
渡ってきました
いつも 心をときめかし
急いで かけて渡りました
あなたがいま渡るのは
明るい青春の橋
そして あなたも
急いで渡るのでしょうか
むこう岸から聞こえる
あの呼び声にひかれて
(高田敏子著『月曜日の詩集』より)
「少女よ」という漠然とした不特定多数から「あなた」というひとりに呼びかけが変わっていますが、これは呼びかけた本人より受けとる側の気持ちの変化でもあるのかな?と思いました。向こう岸には何があるのか、呼んでいるのは誰なのか?……少女から大人の女性に自立するための橋はどんなデザインなのかしら? 薔薇模様の欄干がステキな硝子の橋なのかしら? 「こわいながらも、通りゃんせ」ですね。私は後戻りしたら硝子の橋が粉々にかるくらい重量オーバーなおやぢになってしまったので、恐る恐る橋を渡る「かつての自分」をたくさんの“ものがたり”の中で出逢い、見まもりたいと思います。