巨峰

2015年12月21日

色雲便りNo.15:明日は冬至

明日は湯治!いえ冬至……本当は旅先のお風呂であったまりたい~! でもムリなので温泉のもとでガマン、ガマンですわ。


冬至を過ぎるとほんの少しずつ日が伸びはじめますが、これを実感出来るのは、まだまだ先ですね。「日脚(ひあし)伸(の)ぶ」という季語があるのも、春が近づいて来た!という喜びを表しているのかな、と思ったりします。「冬至から、畳の目ひとつずつ日が伸びる」といわれてきたそうですが、今はタタミがあるウチも少なくなってきたましたから、ナニに例えたらいいんでしょう?



『本送る底荷の冬至南瓜かな』(黒田杏子・くろだももこ)



本はクリスマスプレゼントでしょうか? それともずっと借りたままの本が出てきて、慌てて荷造り中? カボチャはお詫びの品かしら? 箱が大きいので、何かないかと見回したらカボチャがあった!みたいな……(笑) 荷物の重さにウキウキ・ワクワクしたらカボチャ! ひとり暮らしで食糧難だったらとっても有り難いですね。


送る側、受け取る側……それぞれの気持ちを想像するとまた楽しいです。そういえば、昔、黒木瞳さんが当時黄門さまを演じていた西村晃さんから「巨峰」と書かれた箱に入った荷物が届き、キャー(≧▽≦)と喜んだら、中身は本だった~( ´△`)というような話を書いていました。ウチの巨峰の箱にも文庫本やマンガが詰まっていたりします。



大掃除らしいことも出来ないままですが、心だけは澱んだまにならないように気をつけていきたいと思います。なるべく愚痴は書いても口には出さないぞ~!←いいのか、これで(ーー;) 






rohengram799 at 22:35コメント(8) 

2010年09月13日

ひつじ雲便り208:巨峰が届きました…のはずが(-.-)

実家から巨峰が3箱、全部で約6キロ届きました。ありがたいことですが、ウチはほとんどたべないので、あちこちにお裾分けです!!ぶどう狩りシーズンにもなりますが、ぶどう狩りの最初は福岡の田主丸というところなんだそうですね。


《田主丸ぶどう狩り》
http://tanushimaru-budougari.com/en_pages/en53_kuradomi.html


ぶどうというと、川原泉さんの漫画『美貌の果実』を思い出すオタッキーな私。単行本には、『愚者の楽園』『大地の貴族』という、農業系の話が載っています。サブタイトルがそれぞれ「8月はとぼけてる」「9月はなごんでる」「10月はゆがんでる」…1ヶ月早くゆがみの季節がきちゃいました(笑)花とゆめコミックスだと『架空の森』という短編も同時収録されていますが、こちらもオススメですぅ~って、結局漫画の話でした!!





rohengram799 at 09:25コメント(5) 

2010年09月09日

ひつじ雲便り198:露や花

露や花 花や露なる 秋 くれば 野原に咲きて 風に散るらむ……藤原家隆の歌です。


『花伝ツァ』という木原敏江さんの漫画で知りましたが(笑)、その内容に『重陽の節句』が入っているので、9月9日になると、なんとなく「菊の花って、秋だよね~」なんて思います。旧暦だから、今の感覚でいうと10月末から11月はじめみたいですから、どっぷり秋!!

上田秋成の『雨月物語』には「菊花の約」というのがあるみたいですが、桜とか菊とか花の咲く時期は約束の期限になりやすいのでしょうか? あ、あと実家から送られてくる果物が「桃」から「巨峰」になると「秋!!」を感じますね(笑)



rohengram799 at 01:00コメント(0) 
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