年号

2018年06月17日

芸香雲便りNo.16:朝刊と夕刊

誰の作品だったか、わからなくなってしまった「夕刊」という詩。 ♪高田の背番号も知らないくせに~の「朝刊」がうかんできたけれど、毎日イヤなニュースがたくさんあって、平成という年号をうらめしく思ってしまいますわ。




   『夕刊』

夕刊を見てゐたら、
毎日人が殺され
人はやむなく眼を瞑《と》じ、
はかなき人命のほどを知る。
何故人は人を殺さずにゐられないのか。
自分が生きるために
人は何故人を殺さずにゐられないのか。
自分が生きたかつたら
他人にも生きて貰はねばならない、
人を殺して生き抜いた人間は一人もゐない。
人は殺され少女ははずかしみを受けてゐた
人の叫び声が紙背を圧する。




【朝刊】
https://sp.uta-net.com/movie/3071/



追記2023/03/30
『夕刊』室生犀星の詩だった!
http://nihonshijin.blog2.fc2.com/blog-entry-118.html


rohengram799 at 09:04|PermalinkComments(4)

2012年10月07日

あかね雲便りNo.173:じなんです

長男ですが「じ」なんです…この前、例の担当者がやってきて「痔で入院して大変だった時の話」をして帰っていきました。仕事の話より熱心でしたわ(-_-;)しかし区切り一つでかなり言葉が変わりますよね~こういうのを「ぎなた語」というんだそうです!!


「弁慶がなぎなた(薙刀)をふりまわしふりまわし」という文章を、本来なら「弁慶が、なぎなたを、ふり回しふり回し」と区切るべきなのに、1回目の「な」を間投詞の一種と解釈し「弁慶がな、ぎなたをふり回しふり回し」と読めることに由来するそうです。あと「ギロッポン」(六本木)など業界用語、隠語的なものは「倒語」(とうご)と言われるとか。ゴルゴ13が「チャンネェ」と言っている姿を想像し、ひとりウケてしまう私(((^^;)←「デューク・“トウゴ”ウ」…それだけのつながりなのに!!


私は仕事で隠語や符丁のようなものを使ったことがないので、ひそかに憧れていたりします。普通に「食事にいってきます」とかだったし。隠語が一番多い職業ってやはり警察関係なんでしょうか?たまに警察小説なんか読むと、そんな言葉が出てドキドキしちゃいます!!


お話は変わりますが、昨日から例のパチの歌が『1994年の雷鳴』というヤツになりました。この年に何か意味があるのか、歌詞が聞き取れないのでワカラナイ~!しかし、このタイトルを見ると♪マリリ~ン~を思い出すのは私だけではないハズ!!


こんなふうに年号のついたタイトルの物語で面白いのがあったら教えてほしいです!私はマンガだと大和和紀木さんの『紀元2600年のプレイボール』小説だと久世光彦さんの『一九三四年冬―乱歩』が好きです!←それしか思いつかなかった!!(笑)



rohengram799 at 19:00|PermalinkComments(18)
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