引鶴

2016年09月21日

秋雲便りNo.17:ひきづる

台風お見舞い申し上げます。かなり被害の出た地域もある様子……まだまだ秋雨の時期が続きます。どうぞお気をつけ下さい。



『相合傘の雫や春の鶴揺れて』(鳥居真里子)


こんな雨だったら歓迎しますね。春雨とは違う、しとしと降る雨でしょうか。季語は「春の鶴」なんでしょうが、これはどういうイメージなんでしょう? 秋に渡来し越冬した鶴は、春になると北に帰っていきますが、これを俳句では「引鶴(ひきづる)」と言うそうです。なんというか、昔の恋人が忘れられずにいつまでも想いを“引きずる”……って考えてしまいます(^o^;)


多分、この句は傘の中のふたりは鶴のような立ち姿なんでしょう。ベッタリイチャイチャとくっついているのではなくて、遠慮がちに相手の肩に触れないように姿勢を正して真っ直ぐ前を見て歩いているような感じ……初々しさもありますね。でももしかしたら遠距離恋愛で、今後別々の場所に旅立って行くので、なんとなく遠慮がちなのかしら・・・・・・揺れる心には雨の雫は涙に感じられるかもしれない。



先ほど、採用連絡を1週間くらい放置していた担当者からメールがありました。

……今日、入社予定だった○○さんですが、入社辞退の連絡が本社にありました……


ああ、そうですか、やっぱりね……わかっていましたよ……って言いたくなりましたわ。なんだかもうすべてがイヤになってきますわ( ̄▽ ̄;) しばらくはこの気分を引きずりそうですが、まぁ、それなりに頑張りますわ! 皆さまも、お身体に気をつけて、オモローなことをたくさん見つけて下さいヾ(´ー`)ノ




rohengram799 at 10:07|PermalinkComments(4)
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