忘れな草
2020年04月06日
鎮月雲便りNo.4:忘れ草
昨日は冷えましたが、漫画家の中川いさみさんのブログにもアマビエさんが。
https://ameblo.jp/nakagawaisami/entry-12585692703.html
Tシャツ、欲しかったな……気づくのが遅かったわ。
*****
忘れ草って忘れな草と同じものだと思っていたおバカさんは私です……( ̄▽ ̄;)
【忘れ草】
かんぞう(萱草)の別名。身につけると心の憂さを忘れると考えられていたところから、恋の苦しみを忘れるため、下着の紐(ひも)に付けたり、また、垣根に植えたりした。歌でも恋に関連して詠まれることが多い。
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/saijiki/wasuregusa.html
忘れ草の意味を知ってから中条きよしさんの歌を聴くと、また感慨深い……必殺シリーズの中では山田五十鈴さんとの三味線屋のふたりが好きでした。
【 忘れ草】
https://sp.uta-net.com/movie/4980/
https://ameblo.jp/nakagawaisami/entry-12585692703.html
Tシャツ、欲しかったな……気づくのが遅かったわ。
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忘れ草って忘れな草と同じものだと思っていたおバカさんは私です……( ̄▽ ̄;)
【忘れ草】
かんぞう(萱草)の別名。身につけると心の憂さを忘れると考えられていたところから、恋の苦しみを忘れるため、下着の紐(ひも)に付けたり、また、垣根に植えたりした。歌でも恋に関連して詠まれることが多い。
http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/saijiki/wasuregusa.html
忘れ草の意味を知ってから中条きよしさんの歌を聴くと、また感慨深い……必殺シリーズの中では山田五十鈴さんとの三味線屋のふたりが好きでした。
【 忘れ草】
https://sp.uta-net.com/movie/4980/
2015年04月05日
桜雲便りNo.5:「清明」文(^。^;)
今日は「清明」ですね。清明とは……二十四節気のひとつ。すべてのものが清らかで生き生きするころ。このころ、天地がすがすがしく明るい空気に満ちるといいます。転じて清く明らかなことの意味にも使われます……文字のようにさわやかで明るい、ビューティフルサンデーではなく、雨の1日になってしまいました。
「清明」で検索していたら、豊原清明さんのこんな句がありました。
『全身を春いっぱいにする涙』
なんでしょう…『飛び出せ、青春!』のようなアツさを感じてしまいます。この涙には合格の喜びだったり、旅立ちの決意だったり、見送る人のさみしさだったり……若者がはじめて感じる、人生の出逢いと別れの気持ちがぎゅっ!と詰まっているんだろうなぁ、なんてまた勝手にドラマを作ってしまいました(^o^;) 作者は違いますが、次の句も旅立ちをイメージする、ステキな作品だと思います。
『一歩とは永遠への意志や青き踏む』(小澤克己)
青き踏むという季語についてはこちらをお読み下さいませ。
http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=fayhaiku&id=28957619
「出逢いと別れの季節」というフレーズに、菅原洋一さんの『忘れな草をあなたに』が脳内に流れてきました。
♪いつの世もいつの世も別れる人と
会う人の 会う人の
運命(さだめ)は常にあるものを
ただ泣きぬれて浜辺に摘んだ
忘れな草をあなたに あなたに
私はこの2番の歌詞は知りませんでした。3番の歌詞を2番だと思っていたことが判明(笑) 英語ではforget‐me-not、ドイツ語ではVergissmeinnichtといいますが、いずれも「私を忘れないで」という意味。有名なのはこちらの話ですね。
ある若者が、ドナウの川辺で恋人のために珍しい青い花を摘み取ろうとします。しかし崖から身を乗り出したとたん、足をすべらせて川に落ちてしまいます。最期の瞬間に彼は少女に向かって「僕のことを忘れないで」と叫び、急流に飲み込まれまてしまいました……残された少女は、若者の墓にその花を植え、彼の最期のことばを花の名にしたといいます。
上田敏さんが訳した『わすれなぐさ』もなんとも言えない、もの悲しいリズム感・響きがあり、中学生のワタクシは、忘れな草を部屋に飾りたいと思ったものです。
ながれのきしのひともとは、
みそらのいろのみずあさぎ、
なみ、ことごとく、くちづけし、
はた、ことごとく、わすれゆく。
♪忘れてしまいたいことが今の私には多すぎる~の方が今の自分にはあっている気もしますが……明日は休みなので、ゆっくりしたいと思います。皆さまも桜色のステキな夢をご覧下さい~おやすみなさいませ(+.+)(-.-)(__)..zzZZ
「清明」で検索していたら、豊原清明さんのこんな句がありました。
『全身を春いっぱいにする涙』
なんでしょう…『飛び出せ、青春!』のようなアツさを感じてしまいます。この涙には合格の喜びだったり、旅立ちの決意だったり、見送る人のさみしさだったり……若者がはじめて感じる、人生の出逢いと別れの気持ちがぎゅっ!と詰まっているんだろうなぁ、なんてまた勝手にドラマを作ってしまいました(^o^;) 作者は違いますが、次の句も旅立ちをイメージする、ステキな作品だと思います。
『一歩とは永遠への意志や青き踏む』(小澤克己)
青き踏むという季語についてはこちらをお読み下さいませ。
http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=fayhaiku&id=28957619
「出逢いと別れの季節」というフレーズに、菅原洋一さんの『忘れな草をあなたに』が脳内に流れてきました。
♪いつの世もいつの世も別れる人と
会う人の 会う人の
運命(さだめ)は常にあるものを
ただ泣きぬれて浜辺に摘んだ
忘れな草をあなたに あなたに
私はこの2番の歌詞は知りませんでした。3番の歌詞を2番だと思っていたことが判明(笑) 英語ではforget‐me-not、ドイツ語ではVergissmeinnichtといいますが、いずれも「私を忘れないで」という意味。有名なのはこちらの話ですね。
ある若者が、ドナウの川辺で恋人のために珍しい青い花を摘み取ろうとします。しかし崖から身を乗り出したとたん、足をすべらせて川に落ちてしまいます。最期の瞬間に彼は少女に向かって「僕のことを忘れないで」と叫び、急流に飲み込まれまてしまいました……残された少女は、若者の墓にその花を植え、彼の最期のことばを花の名にしたといいます。
上田敏さんが訳した『わすれなぐさ』もなんとも言えない、もの悲しいリズム感・響きがあり、中学生のワタクシは、忘れな草を部屋に飾りたいと思ったものです。
ながれのきしのひともとは、
みそらのいろのみずあさぎ、
なみ、ことごとく、くちづけし、
はた、ことごとく、わすれゆく。
♪忘れてしまいたいことが今の私には多すぎる~の方が今の自分にはあっている気もしますが……明日は休みなので、ゆっくりしたいと思います。皆さまも桜色のステキな夢をご覧下さい~おやすみなさいませ(+.+)(-.-)(__)..zzZZ