懐剣

2023年07月18日

早桃雲便りNo.12:犬も歩けば……Uo・ェ・oU 

こんにちは🍧 三連休だった方もそうでない方もウンザリする暑さでしたね。そして秋田では……あの雨量は一体どこから!? 他にも豪雨被害の場所がたくさん。人も動物も植物もみんな大変な夏になってしまいました。政府はきちんと復旧・復興に予算を使って欲しいです。


noteで犬と夏の季語を使った100本ノックの俳句の企画があり(公式ではない)参加させていただいてます。投稿したのもないのもあり〜いずれまとめるつもりです😄


帰省子や「美しい犬」胸に抱き
ビクターの犬と夕焼けまた明日
夏空に浮かびし希望「雲の犬」
夏の宵バッタリ会いそスケキヨに
狛犬にお面かぶせて夏祭り
またうどな犬が子守りの夏座敷
愛犬よ瓜の馬疾く操れよ
夏夕べ犬が西向きゃ飼い主も
パトラッシュもう疲れたよ夏の夢
夏の宵嫁ぐ娘に護り犬
読書犬アイスクリンに耳立て
猫かじり犬は嗅いでる竹夫人
太宰手にあおもり犬に会いに行く


「愛犬よ瓜の馬疾く操れよ」は虹の橋を渡ったワンちゃんがお盆さんの時に精霊馬に乗り飼い主さんのところにはやく来てくれたらなぁ、という一句。ペットとの別れはお話を聞くだけでも辛いですね🥲

「夏の宵嫁ぐ娘に護り犬」は犬張子っぽいですが、私の中では「護り刀(まもりがたな)」→「懐剣(かいけん)」→「甲斐犬(かいけん)」という連想ゲームです😆 昔、婚礼は夜だったなぁ〜ということで季語は「夏の宵」を選びました。

青森県の六戸町に犬落瀬(いぬおとせ)という地名がありました。ここは長慶天皇が六戸郷の里に入った時、一匹の白い犬が里の川(相坂川)で溺死してしまい、天皇はこの犬を哀れみ「犬落瀬の里」と命名したと伝えられているそうです。他の説もありますが、愛犬家は住むのに抵抗がある地名かも💦


ではでは、皆さま、今週もどうぞご安全に!🍉🍉🍉



rohengram799 at 12:20コメント(2) 

2022年01月19日

麗春雲便りNo.18:綺譚 ✨

この前、久しぶりにテレビ番組でジュディオングさんを見て、ジャネット八田さんと金井克子さんを思い出したワタクシ……なんとなくお顔の雰囲気が似ている気がして……お若い方は知らない可能性大ですな(´ー`A;)


さてさて…表紙もタイトルも美しいアンソロジーを読みました。

【怪談集 花月夜綺憚】
https://ddnavi.com/book/4834250989/

昨日は満月でしたが、各作品の扉が変化していく月でこれもまた素敵な図案でした。

花衣沙久羅さんという、多分はじめて読む作家さんは『一節切』という人形が出てくる話を書かれていました。人形と怪談は切り離せないですねぇ👻

一節切とは…室町時代に伝えられたと云われる。竹の節を一つ含むことから一節切尺八と呼ばれている…そうです。尺八というと『鬼滅の刃』の岩柱の趣味でもあります。しかし、あの大きなヒメジマさんがこの一節切を持った姿を想像すると……うまい棒を持っているようにしか見えないかも(笑)

【━節切】
https://e-108.jimdofree.com/%E8%A3%BD%E5%93%81%E6%A1%88%E5%86%85/%E4%B8%80%E7%AF%80%E5%88%87/

柄もあるかもしれませんが、袋に入っていると懐剣みたい! あ、花衣沙久羅さんは普段はこのような作品を書いているようです🍒

http://sakurabooks.blog107.fc2.com/


アンソロジーはいろんな作家さんの作品を読めるので好き(*´∀`)♪ 『迷』は読んでしまったので、積ん読になっているのは『フランス怪談集』です。

【迷】
https://ddnavi.com/book/4408557080/

♪ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて 迷い道 くねくね〜
イヤ、こんな話ではないのですが「まよう」という遠田やはり (^^;)(;^^)


【フランス怪談集】
表紙
https://welle.jp/works/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%80%AA%E8%AB%87%E9%9B%86/

作品
http://www.syugo.com/4th/messidor/95/bunken.php?bunken=309-46715




rohengram799 at 15:00コメント(2) 

2016年05月13日

香雲便りNo.14:ヘタレの夢

『コーラ飲むがらがら蛇のようにのむ』(寺田良治)


今日も朝からアツいですね。若者ならキツい炭酸飲料もOK、むしろがぶ飲みしちゃうよ!でしょうが、もうムリ……頑張っても「いろはす」のサイダーがちょうどいいくらいのお年頃です(笑)



さてさて第350号:朝から『おつ』ダネ(-。-)y-~などでもお馴染み(?)週刊モーニングで連載中の『へうげもの』ですが、今週のショーゲキは「ヘタレ」を漢字で書くと「屁垂れ」ということ( ̄□ ̄;)!!


何気なく今までカタカタで書いていましたが、考えてみれば「小○垂れ」や「ク○ったれ」なんて排泄がらみの罵倒するのに持ってこいな言葉がありました。なぜ「屁」というモノを感じ取れなかったのか……ちょっとばかり悔しい気持ちが(゜゜;)\(--;)


しかし、漢字にすると、どうしようもない雰囲気が倍増しますね。青臭い、ガキっぽいが小さい方(^o^;)なら、大きい方は本当に憎々しく怒り増し増し(`Δ´)ですが、ヘタレはなぁ……本当に呆れてしまう感がたっぷりあります┐(-。ー;)┌



こんなことを考えていた金曜の昼下がりではありますが、今朝は父の夢をみました。父はすでに鬼籍なのですが、また父が亡くなったとの連絡があり、取り急ぎ自分は実家に駆けつけます。仏間に寝かされているのですが、布団というか毛布みたいなものがバサッとかけられていて、ちゃんとなおさなくちゃ、そして懐剣を胸のところに置かなくちゃ!(祖父の時には長刀でした)と……懐剣の入った袋が布団と同じエンジ系だったので、これじゃダメだ!色がダブる!青い布団にしなくちゃ!と押し入れを探すワタクシ……夢なのでオカシイのは仕方ないですが(ーー;)


そして場面がかわり、何人かと話をしているところに(多分葬儀の打ち合わせをしている)「お父さんが生き返った!」と……!!(゜ロ゜ノ)ノ そこには確かに生前の父がいて、まだ少しヨロヨロしてあまり話も出来ず、私が支えたりしていたのですが、その重みもリアル……母も兄もすでに知っていたので、そうだ、子どもたちにおじいちゃんのことをが知らせなくては!とメールを送信。その返事は……

『よかったね。でもこの状況(熊本・大分地震の画像があった)を考えると手放しでは喜べない…』


目覚めてからも、ああそうだ、そうだよね……と思いました。いくつになっても子どもに諭されるワタクシです。



今月は父の誕生月なんですが「父は今日生まれかわったんだ」と思いました。亡くなった祖父が夢に出てきて話した時に母が「亡くなった人がしゃべると生まれかわったんだよ」と教えてくれました。両親が亡くなった後に何回か話す夢はみましたが、あまり実感がなくて……でも今日の夢は「お父さん、新しい誕生日だね、おめでとう」という気持ちになりました。


いつか母の第2の誕生日も祝える時がくるでしょうか? その日を夢みて今夜も爆睡するかもしれません(〃⌒ー⌒〃)ゞ 






rohengram799 at 17:34コメント(12) 
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