新津きよみ

2016年10月28日

徳雲便りNo.20:人の道

おはようございます\(´O`)/


昨日は夏のようで半袖姿の人もチラホラでしたが、今日は一気に冬のような体感気温ですね。このところ、ノドの不快感がとれない私。テレビから流れる「龍角散ダイレクト」のコマーシャルが「龍角散ダイエット」に聞こえる~!……実年齢以上の老いを感じています(;´д`)


昨日は「スマホに換えるか!」と家電量販店に行ってみましたが、店員さんの言っていることが“わからない”のでスゴスゴと退散してきました。私の伝え方がヘタだったのかしら……とりあえずケータイのキーはまたスムーズに動くようになったし、livedoorブログのケータイ閉め出しも1ヶ月延びたので、また次の休みにSoftbankショップに行って考えてみますわ。


珈琲が自慢の喫茶店「喫茶ポスト」には、店内に郵便ポストがあり、亡くなった人に、など届くはずのない手紙を投函できる………裏表紙のあらすじを読んで、うわぁ、なんかファンタジーでハートフルな物語に違いない!と思って買った新津きよみさんの『神様からの手紙 喫茶ポスト』(ハルキ文庫書き下ろし)でしたが……違ったのよ!


一部は確かに不思議系……あと喫茶店ということでケーキやスコーンが登場、食べ物はやっぱり美味しそう(笑) 「卵ハムカツ」は「ゆで卵を潰してマヨネーズとマスタードであえてパセリを振って、ハム二枚でサンドして、小麦粉とパン粉をつけて揚げる。からっと揚がった衣と、中からどろりと染み出すゆで卵の食感が最高」……私の頭では薄切りハムで作ったので悲惨になりましたが( ̄0 ̄;) 適度な厚さにお中元やお歳暮でもらうような、いいハムを切るんですよね……どこかの喫茶店で食べられないだろーか?


本文は「一部」がファンタジー系で「幕間」の物語があり「二部」は推理ドラマにコメディの要素も……バラバラになりそうな構成なのに、不思議なまとまりがあって、ホワホワした夢物語に終わらず現実的な解決になっていて、作家の技量ってスゴいなと思いました。深夜ドラマになりそうな短編でした。


話の中に幼い娘が線路に落ちるという事故が出てきます。娘はマスク姿の青年に助けられ無事。母親はその時に助けてくれた青年に、お礼をきちんと言いたい、ケガをしたに違いないから治療費も払いたい……と連絡を待っていましたが、マスコミを通しても2年間わからないまま。ずっと気にしていましたが、ある日、姑が「この人がそうだったのよ(o^ O^)シ彡☆」と全く雰囲気の違う男性を連れてきた! そして謝礼は「私が立て替えておくわね」と……。実は姑は“人の道実践会”という、名前はとても立派なのですが、活動がこう独断的というか、押しつけるというか……出来れば関わりたくない宗教(というのかな)に熱心で「こんな善行をして、なかなか名乗りでないなんて……きっと会員に違いないわ!」という思い込みのもと、男性を連れてきたようなのです(-""-;) 


嫁には熱心に入会を勧めるのに息子には何も言わない。娘の手を離してしまったことにより、線路に転落ということになってしまい、とても後悔していたのですが“もしその場に夫が一緒にいたら、彼はどうしただろう?”と姑にきいてみました。その返事にビックリです。


「あら、あの子は臆病だから、線路には飛び降りないでしょう」と屈託なく答える。「昔からあの子はそういう性格だから。でも、あの子の場合はいいのよ。まわりに守られる得な星回りで、そういう運命にある子なの。だから、まわりがしっかりしないとね。母親のわたしや妻である志保さん、あなたが」とわけのわからない理屈を口にします。本を読んでいて、一番印象的なのがこの場面でした。なんだ、このオバサンは……自分の娘の一大事に全く行動を起こさない息子でかまわないのか……。宗教云々に関係なく、こういうへんな理論を声高に語る人が増えたような気がします。


三笠宮さまが天寿を全うされました。お若い時代の映像が流れていました。楽しそうにダンスやスケートをされていて……。ダンナさんが「嫁がれたふたりのお子さまたちはすぐ駆けつけて対面出来るのかね……」とつぶやいていましたが、自分の親に会うのにいろんな手続きが必要だとしたらそれは切ない……。マスコミでは「薨去」ではなく「ご逝去」という言葉を使っていますね。宮内庁の方は「薨去」と話されていましたが、明治維新以後は、皇族の死去に対する表現は定められていないとか……。



10月もあとわずかですね。どうぞよい週末をお過ごし下さいませ♪(o・ω・)ノ))





rohengram799 at 08:10コメント(6) 

2015年03月27日

咲雲便りNo.27:梅酢トラベラー

小学生の頃、NHK「少年ドラマシリーズ」で筒井康隆さんの『時をかける少女』を原作にした『タイムトラベラー』ってありましたが、昨日は新津きよみさんの『梅酢トラベラー』ではなく(笑)『彼女の遺言』を読みました。


独り身で子供も持たなかった、仕事ひとすじの啓子は、病気のため54歳という若さで亡くなりました。啓子の小学生からの親友である宏美は、遺品として梅酢を受け取ります。同封されていたノートには「この梅酢で十円玉を磨いたら、その製造年に五時間だけ意識が戻る」という不思議な体験が記されていました。コインをどの液体、調味料につけたらキレイになるかという実験を小学生の時に二人はしていたのです。宏美はちょっとコワイし半信半疑ながらも、息子を不幸にしているDV嫁との初対面時に戻り、別れさせることに成功します。まぁそのためにギクシャクはしますが…。そして、なんらかの代償があることにも気づきます。しかし、啓子が当時付き合っていた男性のプロポーズを受けていたら、彼女の人生は幸福なものになったはず…と思った宏美は意識のタイムスリップに挑むことに……。不思議系ミステリーですが、限られた時間でタイムスリップしているからかこのくらいなら案外出来て体験している人もいるのかも?なんて思ってしまいました。


梅酢というと楳図かずおさんがうかんできて『楳図トラベラー』だったらホラーすぎて体験したくない……((((;゜Д゜)))しかし、この「楳」の字はなんぞや(´・ω・`)?で気になる……ので調べてみました!!


「木」+音符「某」。「某」は「木」+「甘(口の中にものを含む)」で、もともと実を口に含む「梅」を意味していたそうですが、推定音mbaiが、「暗い」を意味する一連の語(黒、墨、黙、海)と同音であったため、「(暗くて)はっきりしないもの」を表す代名詞となり、「うめ」の意では「楳」が造字されたようです。


また難読漢字に「梅皮花」というのがありました。カイラギと読むそうです。「鰄」とも書きますが「サメ類の背の中央部分の皮。硬い粒状の梅花の形をした突起があり、刀剣の鞘(さや)・柄(つか)などの装飾に用いる。また、その皮で装飾された刀。さめかわ。」のことで、他に「茶碗などの釉(うわぐすり)が焼成不十分のために溶けきらず、さめはだ状に縮れた状態。」を指すようです。「サメハダの器」などと書かれた説明を読むより「梅皮花」とあった方がずっと風情がありますね。その茶碗を手に取り「いい仕事してますね~」(古いなぁ)とか言ってみたい(^◇^)



最後に《汚れた硬貨はどこまでキレイにできるか?3つの方法を試してみた》をご覧下さい。


http://enjoy.sso.biglobe.ne.jp/archives/kouka/


どうぞ、皆さま、身も心もピカピカの金曜日をお過ごし下さいませ(*´∀`)ノ





rohengram799 at 14:04コメント(6) 
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