新聞

2024年04月25日

鳥待雲便りNo.15:二つのニュース

こんにちは🐥

昨日は気温が低かったけれど、やはり歩くとムシムシ暑くなってきてしまった! 歩く速度と脳の活性化具合は比例する的な記事を読んだので、シャキシャキ歩くことを心掛けたのだけれど、足元に気をつけないといけないお年頃……最近、また足が浮腫んでパンパンになるので履くのにもひと苦労です(⁠・ั⁠ω⁠・ั⁠) ⇐ 痩せろ!!


☘️


青空文庫で吉川英治の『押入れ随筆』を読んでいます。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/card55264.html


その中のひとつ『二つのニュース』全文🥸


 新聞を見ているうちに、朝めしの膳がくると、つい、ハシを手にしたままあとを読みつづける習慣が私にはある。いい習慣でないと知っているが、今朝もついそれをしているうちに、私はハシをおとしてしまった。
 小さな三面記事である。未亡人のガス自殺と、ミダシも小さい。昭和十八年出征以来、三児をかかえて、良人の帰還を待ちぬいていたことし四十四歳の妻が、子供もどうにか成人したので、あきらめの果て、自殺したのである。というだけでなく、年来、復員局では、いくたびも、死亡の公報を出そうとしたのだが、その婦人が、望まないで、未帰還者の名簿にいれてある良人だとも、書いてあった。
 この未亡人の心情を思いやるだけでも、なんとなく胸がつかえてしまった。そのうえ、おなじ日の朝刊面には、ハンガリーの難民がまだ三万人も冬を越す所をえないでいるので、日本へひきとって世話をみてくれないかと、国際赤十字から申しいれがあったというニュースも見える。朝のみそ汁も、こういう朝は、つい味もわからぬうちに終ってしまう。たれもが、みなそうではあるまいが、私は、とかく朝のみそ汁に多感になる。みそ汁をたべながら、ふと、胸のいたみやら、よろこびやら、また過去の事、あしたの事など、独り思いに、思いふけってしまうくせがある。




新聞でなくてもテレビからのニュースはなんだかなぁ、な情報満載で……それって一番最初に伝える内容?なものばかり。綺麗な音楽を聞いてゆっくりあさごはん……な暮らしに憧れる50代最後の1日😅😅😅


☘️


昨晩「緊急地震速報」が鳴りましたが、コチラはほとんど揺れず……茨城のニュースで「17市町村で若年女性半減「消滅可能性都市」ってありましたが、地震が多いのも関係あるんじゃないかと思ってしまいます😓
https://www.nhk.or.jp/mito/lreport/article/001/31/

【消滅可能性都市】
https://smbiz.asahi.com/article/15244783



ではでは、皆さま、日々十分お気をつけ下さいませ🍎






rohengram799 at 10:40コメント(0) 

2012年05月22日

あかね雲便りNo.25:人間の武器

今日はスカイツリー開業で、テレビはまた中継ラッシュ!肌寒い、あいにくの雨模様~「皆さま、上ばかり見上げて足元に気をつけないと危ないよ!!」なんてテレビ画面に喋ってしまうおせっかいなオバサンになっております。


昨日の金環日食は実家の母も見たそうです。近くの駐在所のおまわりさんが「見たけ~?」とやって来そうで…「見ちゃいんだよ」と言ったら専用メガネを貸してくれて三日月状態ですが、綺麗に見られたそうです!!ありがたいことですね~イナカ、バンザイ!!(笑)


万博やら金環日食やらスカイツリーやら…長く生きていると本当にいろんなモノが出来たり、いろんな出来事に遭遇したりしますね。必ずしも嬉しくワクワクする出来事ばかりではありませんが(;_;)


『弾痕も誉(ほまれ)もしなびたる裸』(山岡麥舟)

大阪の一部の公務員さまは『入れ墨も誉も…』と退職してから思うのかしら?


作者の山岡(やまおか・ばくしゅう)さんは大正8年生まれで今年93歳になられるそうです。「人生の真ん中に昭和の戦争が居座っている」とは俳人の長谷川櫂さんの言葉。私の人生の真ん中には何がくるのかなぁ?なんて考えますね。スカイツリーにするためには96歳まで頑張らねば…(~_~;)なんてのはジョーダンでありますが、昨日空を見上げて歓声をあげた子どもたちには、太陽のリングに匹敵するキラキラ輝くものを抱いて、またソラに還って欲しいなぁ~なんて思うのは、すでに老境の域!?( ̄▽ ̄;)


2009年に61歳で亡くなられた作家の北重人さんがこんな言葉を遺されています。


『長く生きてきた人間は持っている喜びや悲しみが武器になる』


この武器は、攻撃するためではなく防御専用になるかもしれないけれど、大事にしよう。私の武器は錆び付いていないかしら?どうかな?イヤ、サビる以前に焚き付けになりそうな木の棒や盾だったらどうする!?(((・・;)←レベルを上げて武器を買おう((爆)


毎日、ブログを書くことも「レベルアップ&お手入れ」(笑)のひとつだと思いながらこれからもいろんな出来事を書いていきたいなぁ…φ(..)φ(..)




rohengram799 at 13:07コメント(17) 

2011年11月01日

ひつじ雲便り529:二日と三日

聞きあきたと思いますが、今日から11月ですね!風も空もなんだか初冬モードに感じます。職場のパチ屋店内は「もしかしたらクリスマスかも!!」と思っていましたが、さすがに早いと思ったのか、柿やら栗やらのお飾りが地味にカウンターにありました。かぼちゃ祭りに比べたら、とても淋し~感じです(((^_^;)


霜月の他に神帰月(かみきづき)とか雪待月なんて呼び方もあるそうです。


「待つ」といえば…今朝の新聞だったでしょうか、こんな句がありました。


『逢うまでの五日を短く感じるよう二日と三日にわけたりしてる』(日野市・萩原美和子)


なんとも切なくかわいらしいおとめ心ではありませんか!!どんな理由で逢えないのかはわかりませんが、まずは三日間我慢して、心を新たに二日間待つ…同じ五日間でもわけることにより、メリハリがつくというか~長さが多少気にならなくなるおまじないみたいに思えました。


ただし、ダイエットとかはちょっとダメかも…三日間我慢したから、もういいよね!!と自分を甘やかしてガッツリいきそうな気がします(--;)



rohengram799 at 20:19コメント(15) 

2011年10月20日

第603号:『野菊』に思う

今日は皇后さまのお誕生日ですね。77歳、喜寿のお祝いを申し上げます。おめでとうございます。


ウチの母がよく「自分の娘にも孫にも好きな時に逢えなくて…」と美智子さまのお母さまの姿をニュースで見ながら言っておりました。美智子さまも、お嫁にいかれた清子さんと街にお買い物は無理ですよね。


読売新聞に災害について寄せられた回答全文が掲載されていました。


「この時期、自分の持ち場で精一杯自分を役立てようとしている人、仮に被災現場と離れた所にいても、その場その場で自分の務めを心をこめて果たすことで、被災者との連帯を感じていたと思われる人々が実に多くあり、こうした目に見えぬ絆が人々を結び、社会を支えている私たちの国の実情を、誇らしく感じました。」


私、この文章を読んだ時に泣いてしまいましたわ(;_;)


>その場その場で自分の務めを心をこめて果たす


これからも、絶対に忘れてはいけない心ですね。


また陛下とハマギクを観賞されている写真を見て『野菊』という唱歌を思い出しました。3番まであるのですが、私は2番の歌詞が好きです。


♪秋の日ざしをあびてとぶ とんぼをかろく休ませて しずかに咲いた野べの花 やさしい野菊 うすむらさきよ


凛とした水仙も美智子さまにピッタリだと思うのですが、私はこのうすむらさきの野菊に慈愛の笑みを浮かべた美智子さまをかさねてしまうのです。


「生きていればまた逢えるかもしれない。逢えなくても思い続けることはできる」


今日見つけたこの言葉も大切にして、野菊のように「けだかくきよくにおう」ように明日も過ごしたいものです!!



rohengram799 at 22:31コメント(13) 

2011年09月02日

ひつじ雲便り502:このような人もをりけり今年鯊

新聞で読んだ中村昭義さんの俳句、「鯊」は「ハゼ」と読むらしい~はじめて見る漢字!!


魚偏とかの漢字はお寿司屋さんの湯飲みでみますが、ハゼもあったのかなぁ?


ハゼは顔(!?)の表情がいろいろあって、思わず「あの人に似てる!!」と言ってしまうんでしょうね。


政治家も似顔絵を描きやすいアクの強い顔がよいのでしょうが、今度の野田新総理に大臣の方々はどうなのかしら?


読売新聞には一面に『財務・岡田氏』とありましたが大ハズレだし~書いた記者の人は社内で叱責されるのかしらん?


他の方々も名前と顔と役職が一致しないうちに一騒動あったらイヤだなぁ(-_-;)


今日、子どもが「アナタとは違うんです!!」なんて懐かしい名言(迷言)を口にしました。官房長官時代は大人気だったフクダくんにアベちゃん…総理大臣だったことを危うく忘れてしまうところでした(((・・;)


集合写真はどんなふうなのかな~キリリッとした表情で国民に決意を見せて欲しいですね!!



rohengram799 at 17:55コメント(17)トラックバック(0) 
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