春風のいたずら

2015年04月06日

桜雲便りNo.6:春風のいたずら

今日は初夏の陽気ですね。しかし、ロングのダウンコート姿の人が……(;・ω・) 明日は気温が下がるみたいなので、1日服装を間違えてたのかしら……なんて思いましたわ。


さわやかな風に刺激を受け『追い風ライダー』(米津成一)というロードバイク小説を買ってきました。文庫化にあたりひとつ作品が追加されたようです。単行本発売時の作者ブログですが、内容がわかると思うのでお読み下さいませ。


http://d.hatena.ne.jp/pedalfar/mobile?date=20121109§ion=1352434983



私はママチャリもフラフラしてしまう人間なので、ロードバイクなんてとてもとてもなのですが、今住んでいる場所でもライダーの方々を見かけます! 輪行袋を下げた人や組み立てている人も駅で見かけますし。 


タブレットを手に入れてYouTubeがちゃんと見られるようになり(ケータイだと分割で無音だった)嬉しくて、参加する日など永遠に来ないこと確実な、山梨で開催されるヒルクライム動画などをチェーック!! 大菩薩や大弛峠など田舎の景色を見てはキャーキャー言っています←カーブばっかりなんですが、その風景がまた懐かしいのです(笑)


大弛峠、八ヶ岳、小海線ドライブ!や下記サイトで、美しい山梨の自然をご覧下さいませ♪


http://www.yamanashi-kankou.jp/zenryoku/hill-climb/course/003.html




さてさて、ワタクシのお仕事ロードもトンでもない事件(?)が相次ぎ、バタバタが継続中になってしまいました。♪恐いわ 恐いわ 恐いわ……と百恵ちゃんの『春風のいたずら』の歌詞ではありませんが、なんなんだ、あの人は……な新人さんでしたの(ーー;) もうちょっと落ち着いたら、皆さまにもお話したいと思います。



ではでは……皆さま、どうぞ楽しい1週間になりますように(´ー`)ノ




追記:『追い風ライダー』読み終わりました~ロードバイクについて多少知っていた方がより楽しめるかもしれませんが、自転車を通しての人との出会いやつながりがとてもスッキリさわやか!! 中学生とかでも十分楽しんで読めそう~そしてロードバイクが欲しくなりそう(笑) おバカさんなのはわかっているワタクシ、同じバカなら「坂バカ」になりたいな~と思いました。





rohengram799 at 16:52コメント(6) 

2013年03月08日

らくだ雲便りNo.22:微風と無花果

今日はもう暑いくらいでしたね~!!そして花粉も舞い放題…目はかゆいし鼻水はズルズル~な悲惨な状態に(´д`)明日はもっとたくさんとか…黄砂もやってきているようですし、風は本当にいろんなものを運んできますね。


山口百恵ちゃんの歌に『春風のいたずら』ってありましたよね。♪恐いわ 恐いわ 恐いわ~のサビが印象的でしたが、おやぢの頭では「風でスカートが…いや~ん!!」になってしまいます(^^;)))が、美しい詩もちゃんと心の引き出しに保管してあります
ぞ!


『微風』(伊藤桂一)


掌(て)に受ける 
早春の
陽ざしほどの生きがいでも
ひとは生きられる
素朴な
微風のように
私は生きたいと願う
あなたを失う日がきたとしても
誰をうらみもすまい
微風となって渡ってゆける樹木の岸を
さよなら
さよなら
と こっそり泣いて行くだけだ


伊藤桂一さんは1917年生まれの詩人で作家です。
「あなたを失う日がきたとしても/誰をうらみもすまい」……突然大切な「あなた」を失ってこんな気持ちにすぐにはなれるはずはないからかなんか私だったら「こっそり泣」くのでしょうね。昨日の本『叩かれる父』は定年をむかえる(むかえた)男性を主人公にした短編集だったのですが、親の介護や熟年離婚、危機を乗り越えた人、妻を亡くした人……団塊の世代の殿方が読んだらもっとキュウ~と胸にくるんだろうなぁと思いました。こんなに男性側の気持ちが凝縮された本を読んだのは初めてかも。


もし自分が取り残されその後長く生きられるとしたら、私もこんなふうに生きたいと思った句を紹介します。お二人とも101歳の時の作品です。男性の実直さ、女性のたくましさを感じました。どちらもブラボー(^^)長生きしてもっとたくさんの作品を読ませて下さい!


『わが生涯無花果人生というべきか 花咲かずとも実を結びおり』(奥中敬一)


『くるくると回る地球にしがみつき 振り飛ばされじと今日も必死に』(鶴田雪枝)






rohengram799 at 17:50コメント(12) 
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