月の虹

2014年11月11日

琥珀雲便りNo.11:三つの恵

気温が低い~(~_~;)
自分ひとりのおかずを用意するのは面倒なので(ウチは朝ごはんは各自でなのでラクラク←グータラでスミマセン!)ふりかけでいいか←ものぐさでスミマセン!


朝刊に『鯉のふりかけ』商品紹介があったのですが、バレンタインの時期には『恋のふりかけ』になるのかしら?と思うのと同時に、FUNK THE PEANUTSの♪恋の罠しかけましょ~が♪鯉のワワしかけましょ~と明るく歌う腰簑姿のオッサンを連想してしまった……(ー_ー;) 『鯉の旨煮』を見ても『恋のうま味』に変換され、イケメンホストのフッ♪という顔が浮かんでしまう……!!


http://www.kaisen-club.com/mart/koi.html



昨日はダンナのお使いも兼ねて、いつもと違う本屋に行き、新刊(私の言う新刊は定価の意味)を二冊購入しました。タイトルと表紙買いしてしまった『月の虹』ですが、家に帰ってから、待てよ……な気分に。作者は田村優之さん、この人は『青い約束』の人じゃないか( ̄□ ̄;)!! この本、すごい泣けるとかサラリーマンに大人気とかありますが、私にはハイ?な作品でした……結論を言えば男ふたりと女ひとりの恋物語。なのにやたらと経済の話が前半に詰め込まれて、なんかわからないんだけど(´・ω・`)?だったんですよね。ラストがこうならヤローたちの仕事の話なんかいらんわ(`Δ´)と思っていました。貴志祐介さんの『青の炎』は好きです~映画にもなりましたよね。


もう一冊は森沢明夫さんの『夏美のホタル』。森沢さんは何冊か読んでいるので大きなハズレはないので安心~そして、読み終わりました!! おやぢ、涙……つまらなくて、ではなくせつなくてかなしくて( TДT)


山奥に忘れられたようにぽつんとある、小さくて古びた一軒の店「たけ屋」。そこで支え合うように暮らしている母子、ヤスばあちゃんと地蔵さんという愛称の恵三さん。二人乗りツーリング兼写真撮影の場所探しで、若いカップル(慎吾と夏美)が、トイレ休憩で立ち寄ったことから親交がはじまります。最初はたけ屋の近くに住む仏師・榊山雲月の仕事風景の描写から始まるので、このオッサンがメインなの?と思ってしまいますが、違いました。そして彼がなぜ錫杖でなく棒切れを持たせた菩薩を造っているのかが話が進むにつれてわかってきます。なんかイメージとしては泉谷しげるみたいな感じ(笑)


地蔵さんと呼ばれる恵三さんの名前は記憶にない父親の形見のようなもの。三つの恩恵があるようにという意味を込めてくれたそうです。最初の恩恵はこの世に生まれてくる喜び。ふたつ目は、親に愛される喜び。三つ目は、伴侶と一緒に子供の幸せな姿を見る喜び。それぞれの事情があり、登場人物はこの喜びを全部持てた人たちばかりではありません。でも「生きる喜び」「いのちのつながり」がじわじわとしみこんでくるような作品です。


夏山の自然の風景にもワクワクします。知らない魚の名前カマツカを検索したら樹木に同じ名前があったり、カネタタキというコオロギのミニバージョンみたいな虫とか(虫嫌いな方もいるでしょうから画像とかは載せませんよ~!)……日本の自然と人の心のゆたかさにあふれていて、目次タイトルを見ればある程度の内容はわかってしまうかもしれませんが、これは読んでよかったです。タイトルの意味もこうなのかな、と自分なりに考えたりして……。


「他人と比べちゃうとさ、自分に足りないものばかりに目がいっちゃって、満ち足りているもののことを忘れちゃうんだってさ。俺さ、それって、すごくわかる気がするんだよな」


「大人になったな」と親戚のおっちゃんみたいに慎吾くんの肩を叩きたくなってしまいました。


後半は泣いちゃうかもしれないので、電車内の読書にはお気をつけ下さいまし(((^_^;)






rohengram799 at 11:28|PermalinkComments(8)