東京大空襲

2025年03月11日

禊月雲便りNo.8:ミルク色の夜明け

こんにちは🥸


毎日山火事の話、米や野菜高騰の話(卵もスーパーで品薄に)、大谷さんの話、花粉症の話、桜開花予報などで「道路陥没はどうなった?」とダンナさんに言われて、そう言えば全く報道がなくなったような……と気がつきました。運転手さんは行方不明のまま。なんだか気温変化に影響されて気分のアップダウンなどもありますが、ダラダラせずに情報を取りにいかないとダメですね。反省。


🍀


昨日は東京大空襲の慰霊祭の話などもあり、三平師匠が国策落語『出征祝』を演じているニュースを見ました。「こんなにこぶ平(いまだにこう言ってしまう)ってうまかったっけ?」とダンナさんが言ったのですが、私もそう思いました。一番最初にこの噺をしよう!とした時の経緯とか様子もチラっと見聞きしましたが、やはり経験もあるのでしょうか、お母さまもご高齢ですし、気持ちの入りようも違うのかもしれません。

『大空襲慰霊祭』  (ちばてつや先生のブログ)
https://ameblo.jp/chibatetsu/entry-12889296629.html

『百年経っても笑えない話』
https://rohengram799.livedoor.blog/archives/50770143.html


🍀


東日本大震災から14年……

【ふしぎな光のしずく~けんたとの約束~】


コチラの記事を読んだ後にYouTubeで朗読視聴しました。https://mainichi.jp/articles/20250305/k00/00m/040/295000c

https://youtu.be/aQ1yZshbrAs?si=T5hknGopZajm4A_g



【フクシマよ埋めても埋めても葱匂う  (野村モモ 第19回神奈川大学全国高校生俳句大賞最優秀作品)】
https://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/feature/CO075540/20241207-OYTAT50009/


🍀


センバツはまだですが、ガシャポン「ミニチュア阪神甲子園球場 【2025年春】が発売になるらしい。こういうのってちょっと欲しくなるから困る!

https://hobby.dengeki.com/news/2521487/


🍀


この前、テレビを見ていたら劇場版🔔🌹のCMが……全く話を知らないダンナさん、ベッドシーンの画像にえっ😳😳😳となっておりました。なんか気持ちはわからないでもない……😥


関係ないけれど、オスカルさまって父上さまに似てわりと短気なところがあると思うのですが、カルシウム不足……?なんて思ったりして😅


牛乳の歴史とか読んでいたらフランスの食事の話などもあり

……中世末期のアントルメには牛乳、卵、ブイヨンで煮た挽き割り小麦の粥や牛乳を香り付けして作るブラン・マンジェがありました。
これらのアントルメはもともと甘くはなかったのですが、砂糖との出会いによって甘くて風味のある料理に転換していきました。……


どうしてもアントルメをアンドレと空目してしまうワタクシ、アンドレ氏はもともと甘くはなかったけれどオスカルさまとの出会いにより甘くて味のある男に変化して……とか考えてしまう(笑) 

https://www.j-milk.jp/knowledge/column/h4ogb400000033fo.html


🍀


書いている内容がいろいろごちゃまぜになってしまいましたが、皆さま、どうぞお身体に気をつけてお過ごし下さいませ。






rohengram799 at 11:25コメント(0) 

2024年03月11日

禊月雲便りNo.7:分け合う

こんにちは🐥

朝晩の気温の低さが身体に堪える……なんて言いたくなる最近です。心身ともに軟弱おやぢなワタクシ、昨日は風が強く冷たかった!


🐦


昨日は東京大空襲から79年。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240310/k10014385101000.html

ちばてつや先生のブログ
https://ameblo.jp/chibatetsu/entry-12843737614.html

【1945年3月10日、3時間の空襲が10万人の命を奪った「東京大空襲」ー覚えておかねばならない、戦争の実態と国の責任】
https://note.com/sensou188/n/n7b48a208c115


そして今日は東日本大震災から13年。
今年も『とりぱん』欄外にとりのなん子さんの言葉がありました。

【13回目の3・11を迎え、1月1日の能登半島地震について思うこと。元旦という、一年で最も希望に満ち、かつのんびりできるはずの日に大災害にあわれた方々には、軽々しく「がんばって」などとは言えませんが…。地形すら激変するような自然の力は人間にはどうしようもないけれど、「生活」はまた作り出せます。あとを片づけ、座って眠れる場所を整え、身をきれいに保って温かいものを食べる。まったくは元通りには戻らないでしょう。故郷を離れる人もいるでしょう。しかし、どこであれ再び長い時間をかけてふつうに暮らし続けること。それが土地に対する人間の愛情なのだと思います。もうすぐ春です。咲いた花を、芽吹いた草を愛でる心をどうぞ持ち続けて。】
(週刊モーニング 2024/03/21号)



最近「分け合う」という言葉をきいて「寄り添う」ばかり耳にしてきたような気がするな、と思いました。分け合う……うん、楽しいことも辛いことも嫌なことも嬉しいことも「分け合う」……出来ることを無理のない範囲で長く続ける、それがいい🐥🐥🐥


皆さま、今週もどうぞご安全に🌸



【Yahoo!とLINE、「3.11」検索で一人10円寄付 能登半島地震支援も】
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1575154.html





rohengram799 at 10:50コメント(2) 

2023年03月10日

柳絮雲便りNo.6:甘い生活

今日は東京大空襲から78年。

53の演目が「禁演落語」として封印された一方で、
「産めよ増やせよ」のスローガンに沿った「子宝部隊長」、「隣組」の重要性を訴えた「隣り組の奥さん」、貯蓄や債券購入、献金を奨励する「女夫(めおと)貯金」などの国策落語が生まれた戦時中。「芝浜」も改作されて「新芝浜」に。

今は「自由」という名前の元に芸能人、政治家、皇族……あらゆる出来事、人物に悪質な言動が目立つようになってきました。ネットの匿名性からでしょうか、親の仇ですか?というくらいに信じられない言葉を見聞きすることも……嘆かわしいです。


◆甘い生活 
今日は3月10日なので砂糖の日だわ、と野口五郎さんの「甘い生活」を懐かしく思い返して、以前も解体替え歌もどきを手直ししたりして🥸 字数はあっているかしらん?
https://www.uta-net.com/movie/348/

子どもが食べない 大量のお菓子は
見ないままでいればよかった
ダイエットするんだから!と強く心に
誓ったのは今年で何度め
“一口食べればそれで満足”と
手に取ったのが間違いだったわ
大福にチョコレート ポテチ
やめられない とまらない 
決意は砂糖の城ね
3日も持たず 欲望に溶けていく 


気温が高くなり薄着の季節に〜いろいろヤバいわ💦


「甘い生活」というタイトルの歌がいくつかあって、その中でも奥村チヨさんのはかなりのインパクトがありました(⁠☉⁠。⁠☉⁠)⁠! 「終着駅」とか好きだったけど、この歌は知らなかったです。

甘い生活 奥村チヨ
https://www.uta-net.com/song/104704/



皆さま、今夜もWBCをご覧になるのかしらん? 昨晩、ダンナさんが叫んでうるさかった……勝つのは嬉しいことですが😅



rohengram799 at 15:45コメント(6) 

2022年03月15日

春和雲便りNo 9.:『生きるかなしみ』

おはようございます。昨日はアツかった〜半袖の小学生も見かけました。関東地方、お彼岸には桜の開花宣言があるかもしれませんね。


10日は東京大空襲、11日は東日本大震災……9日が語呂合わせの「ありがとうの日」だけにその後に続く出来事になんとも言えない気持ちになります。コロナの影響もありますが、皇族の方々の慰霊祭参列がなくなり……若者への記憶の継承、発信ということも含めて来年は愛子さまに参列していただけたら、などと考えてしまいます。しかし、相変わらず週刊誌の皇室関連記事の見出しは酷い(他の内容もですが)……持ち上げたり貶めたり。何が真実かはわからないですけど(´-ω-`)


東京新聞のコラム記事に「銀河鉄道の夜」を引用した記事がありました。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/164940?rct=hissen

最後の『幸せとは勇気を持って人のために生きること、だろうか。それはきっと、星になった人のためでもいい。』が沁みます。 読売新聞の「編集手帳」にあたるものが東京新聞の「筆洗(ひっせん)」なのですね。以前の記事も読めるのが有り難いです。


宮沢賢治というと『生きるかなしみ』(*)に弟の清六の文章も載っていました。

………………

吹雪はいつか静かになって、みちのくの野山には、いましんしんと雪が積もっているようだ。
こんな晩にも、第三紀の四次元世界のイギリス海岸では、怪鳥の群が飛びめぐり、幾条もの飛竜は空に馳せ上り、怪鳥はつかんで来たものを投げつけたりしているのであろうか。


まことのことばはうしなわれ
雲はちぎれてそらをとぶ
ああかがやきの四月の底を
はぎしり燃えてゆききする
おれはひとりの修羅なのだ


と、唾(つばき)し歯軋り叫んだ兄はいまどこで何をしているのだろうか。

(P72 〜73)


…………………


『生きるかなしみ』には戦争体験の話もいくつかあって、いろいろ考えさせられました。



(*)https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480029430/







rohengram799 at 06:55コメント(2) 

2017年08月22日

竹春雲便りNo.19:蛍の唄

昨日は早乙女勝元さんの『蛍の唄』を読みました。作者の早乙女さんは1932(昭和7)年、東京生れ。’45年3月10日、12歳で東京大空襲を経験しています。

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784101475059


戦後45年目の夏。高校2年生のゆかりの伯母・咲子は空襲で焦げた電柱の前で見失った我が子を待ち続けていた。夏休みの課題として「戦争追体験」をまとめるように担任から言われたゆかり。両親や身近な人たちから、それぞれの体験をきいて、原稿用紙10枚以上にまとめる・・・ゆかりは伯母の戦争体験を聞こうとするが、父の勇太から猛反対を受ける。昭和20年3月10日、東京大空襲、この時に何があったのか。伯母の交通事故をきっかけに、父親はようやく話をするのですが…。『戦争と青春』を改題したそうです。


なんかねぇ…東京大空襲の悲劇よりも、それを聞き出そうとするゆかりの態度にムカつくというか、身近な人たちから話を聞くことを強要するような課題って私はイヤなのですわ。語らないことがすでに語っているだろって思ってしまうのです。無理矢理話をさせる以上は、きちんと責任を持ってその人の想い、人生を背負う覚悟を持てよ、と思ってしまうのです。戦争に関する本を何冊読もう!みたいな課題ではダメなのかなぁって思ってしまう。『八月の青い蝶』でも原爆についての話を云々というのがあり、担任と口論する父親が出てきましたが、当事者には語りたくないことってたくさんあるだろうし、話して心情をどれだけ汲み取ってもらえるか、不安だと思う。

ここからはネタバレになりますか、咲子は近くの学生さんと恋におちるのです。ゆかりたちにしたら、もう自分とそう変わらない年での恋物語にキャーキャーですよ、それが結婚という形に落ち着くことがなく…。



「そんでさ、別離のあと、いとしい風見青年は北海道へとトンズラよ。すると、残された娘のところに、目付きの悪いデカがやってきたのね。お前と卑怯者(召集令状を無視)とのデートを見た者がいるんだ、やつはどこへ逃げたか。知りませんといっているうち、男はなんとか鉱山で、憲兵隊に見つかってババンと殺されちゃう。そのあと、じとじと雨ばかり降る臼ぐらい日の午後、おばさんは、愛の一粒種を産んだってわけ」

「そのおばさんとやら、恋したときは、女学生だって?」



なんか自分の大切な時間をこんな風に姪が友だちに話しているなんて、イヤじゃないですか? 芸能人のゴシップと同じ扱いのように思えてしまう。

父親がいない赤ちゃんを産み育てることになり、まわりからは非国民と言われ、咲子の年の離れた弟・勇次もいじめをうける結果になる。咲子の過言は勇次の過去でもあり、封印していたその他の辛い記憶を思い出すことになる。いつかは話さなければいけないと思っていたかも知れないけれど、これがリアルな感想なのかもしれないけれど…なんかむなしいというか。

夏休みが終わってレポートを提出する場面、担任もこの咲子の話に結果的にかかわることになったのだけれど、ちょっと軽くない?って思ってしまった。


この本の前に『小さいそれがいるところ 根室本線・狩勝の事件録 』(綾見洋介)を読んだのですが、それがアレだったとはΣ(゚◇゚;)でした~妖精さんじゃなかった(; ̄ー ̄A


https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784800274939










rohengram799 at 13:45コメント(2) 
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