2021年08月31日

金涼雲便りNo.27:八月尽 〜 夏の終わり

うたかたの海辺の恋や八月尽 吉屋信子


「ひと夏の経験」も「真夏の大冒険」もなかった……まぁ8月に限らず毎月こんな感じだし、気がつけばまた1年が終わる(ーдー) …… のだと思います。皆さまにはどんな1ヶ月だったでしょうか?


最近とてもポテトサラダが食べたい気分なのですが、じゃがいもはあるのに自分で作る気力がなく……早く使わないと芽が出てしまう! 以前ポテトサラダにみかんをいれる、という短歌の記事を書いたと思いますが、柿を入れるという人もいるようです。ちょっとかための柿で、なかなか美味しかったとか。ポテサラに入れるとしたらやはりリンゴでは?と思うのだけれど。


今月もお付き合いいただきありがとうございました。来月もまたよろしくお願いいたします。皆さま、ご自愛下さいませ。



rohengram799 at 19:50|PermalinkComments(4)

2018年10月31日

稲熟雲便りNo.33:筆柿

本屋さんの絵本コーナーにいったら、クリスマス関連の作品がたくさん平積みになっていました。その年により人気の作品ってあるんでしょうか?


今、子ども向け絵本のイラストが「萌え絵」だから良くない、とか議論されているとテレビでやっていましたが、人魚姫とか「コレは萌え絵じゃないのでは?」と思うけどなぁ。キラキラはしているけれど。子どもは好き嫌いがハッキリしているから、キライな絵柄の絵本は読まないだろうし、まずは興味を持ってもらわないと! 私なんて今もタイトル買い、表紙買いですから(笑)


https://www.cyzowoman.com/2018/10/post_206184_1.html





「寺の前で逢はうよ柿をふところに」(佐藤惣之助)


時代を感じる俳句ですが、なんとも可愛らしい。これは友だちとの約束ではなく、付き合いはじめて間もないふたり、ですよねぇ。素朴な恋人同士の姿がうかんできます。佐藤惣之助は「六甲颪(おろし)」や「人生の並木道」などを作詞した人ですが、俳号にちなみ命日は「酔花忌」と言われているそうです。

https://kawasaki.mypl.net/mp/kyosho/?sid=10328




「通称はちんぽこ柿といふそうな」(西野文代)


同じ柿が題材でもこちらは・・・Σ(゚∀゚ノ)ノ 子どもが大喜びしそうな通り名でありますが「筆柿」というそうです。


http://www.maruka-ishikawa.co.jp/fruits/items002/fudekaki.htm



なんとなく柿を話題にするのは10月までかな、という気がしたのですべりこみました(笑) 来月もおやぢなワタクシをお見捨てなきよう、どうぞよろしくお願いいたします!



rohengram799 at 23:10|PermalinkComments(2)

2018年10月06日

稲熟雲便りNo.9:成木責

『成木責(なりきぜめ)』という句集があるときいた時に、おやぢなワタクシの脳内を駆けめぐったのは、SM俳句なのかしら・・・?でした。本当に失礼、バカでごめんなさい!です m(_ _;m)三(m;_ _)m



http://furansudo.ocnk.net/phone/product/2409





「成木責」は小正月の行事で、果樹(特に柿)にその年の豊穣を約束させる木占い、おまじないのようなもの。鉈、鎌などを持った男が「なるかならぬか、ならぬは切る」と果樹を責め立てます。果樹に代わって木の上の男が「なります」と約束するという・・・パターンはいくつかあるようで、樹のかげにかくれている人が返事をするとか、傷口に塩ならぬ小豆汁をぬるとか地域によりビミョーに違うようです。収穫を終えた柿の木にポツンと一つだけ残された、木守り柿は知っていましたけど(ミカンとかもある)、こういうのもあったのですね。ヨーロッパにも似た風習があるそうです。豊かな実りは安定した生活につながりますもんね。




今は使わないのかもしれませんが「柿博打」という季語もあるそうです。 柿の種の数の丁半(偶数か奇数か)で勝負を決める。種の数は割ってみなければわからないから博打に使えたんですね。季語になるくらいだから、日常茶飯事だったのかも ヾ(@゜▽゜@)ノ   


             

rohengram799 at 00:40|PermalinkComments(2)

2013年01月14日

くじら雲便りNo.14:市と南

お昼前から雪になりました~寒いよぉ~いくら『脂肪という名の服を着て』のワタクシでもペラい半袖シャツで店内と外を往復するのはツラいですわ(-_-;)

今日は「小正月」という認識でいいのかしらん?どんどん焼き(とウチの田舎では言っている)もこの天気ではどうなるのか…書き初めを燃やして火の粉が高く舞うと字が上手い、上達すると言われましたが、書き初めをしなかった私は燃やすものなどなく…繭玉の形にしたお餅がこんがり焼けるのを待っておりました(笑)

《小正月》
http://www.bunka.pref.iwate.jp/seikatsu/syougatu/syousai/kosyougatu01.html


さてさて…鏡開きも終わりましたが、鏡餅のお供えに《串柿》というものがあるのを初めて知りました。橙(だいだい)と一緒に鏡餅に添えるとか。 鏡餅を三種の神器の「鏡」、橙を「玉」、串柿を「剣」に見立てているらしいとのことですが、これは関東近辺では聞いたことも見たこともない…和歌山のかつらぎ町が有名らしいので近畿地方では当たり前なのかしら? 皆さまの地方ではいかがでしょう?

《串柿》は文字通り一つの串に柿を刺します。
その数は10個。両端に2個ずつ、中央に6個。「いつもニコニコ仲睦まじく」と2個2個6つの語呂合わせ(*^^*)だそうです。1月は睦月、新しい年もみんな楽しく笑顔で!!の願いが込められているのですね。

「柿」は「嘉来」とも書いておめでたい、嬉しい、楽しいことがやってくる、かき集めるで縁起物なのだと再認識した私~「そうだ、この前“柿”が題名についていた時代小説を買ったはず~ソレを読もう!!」と積ん読コレクションから引っ張りだしました。が!『柿の実が熟すまで』というタイトルだと思って買った本のはずなのに、何か違う……木の横にあるのが「市」ではなく「南」だ…柿じゃない!楠(クスノキ)じゃん!! 表紙を見ると、女性の着物は柿色っぽいがちゃんと楠の木の紫黒の実も葉と一緒に描いてあるじゃないかぁ~思い込みってコワイ! 正しいタイトルは『楠の実(くすのみ)が熟すまで』でした('~`;)

雪合戦が出来そうなくらい雪が積もってきました。皆さま、どうぞお気をつけて!!




rohengram799 at 14:04|PermalinkComments(16)

2010年11月06日

ひつじ雲便り291:本当に美味しい野菜

ダンナがまたコンビニで買ってきた『まんがくらぶオリジナル』12月号~今回はちょい足しグルメ特集もあり、なかなかおもろしろいです♪


その中に『あなたは本当に美味しい野菜を食べていますか?』という本を書いている杉本師匠のコラムがあり、今回は柿の話でした。


今《太秋》という信品種がオススメなんだそうです。


熊本、愛媛、岐阜、山梨で作られていて、見た目はよくないけれど(笑)シャリシャリした食感で、バツグンに甘いそうです!!


今買いたいオススメ野菜情報もありました。


公式ブログものぞいてみましたが、リンゴに関するクイズもあって、幼稚園なんかでいいかも~♪と思いました。もちろん、私も知らないことがありました(((^_^;)


皆さまもよかったら、話のネタにどうぞ!

http://blog.livedoor.jp/oisiiyasaierabi/





rohengram799 at 11:37|PermalinkComments(5)
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