歌会始

2021年03月27日

華節雲便りNo.21:かんせん

緊急事態宣言が解除されて、昨日はプロ野球開幕⚾
巨人が勝ったのでダンナさんも新聞を読んでおりました(負けた日は不機嫌で読まない)。 しかし、防災無線では


新型コロナウイルスの感染拡大防止に関するお願いです。
緊急事態宣言が解除されましたが、厳しい状況が続いています。
引き続き、感染防止対策の徹底をお願いします。


このアナウンスが流れます。千葉は県知事が変わりますが、対策とかもまた変わるんでしょうかねぇ…( ̄~ ̄;)


*****


子どもの数よりペット(犬・猫)の数が多いという記事をだいぶ前に読みました。私の通っていた小学校も生徒数がとても少なくなり、なんと2016年に閉校(´;ω;`) 近隣の小学校と合併し、違う名称(中学と同じだけど)になっていました。うわぁ、知らなかった! もう、あの校歌を歌うことはないんだ……と思うと、はぁ……とかなしい気持ちになってしまいました。小学校の校歌が一番長く歌っていたからか、中学、高校より覚えているんですよねぇ。小学校を卒業してから40年以上、木造から鉄筋校舎になり…変わらないのは富士山の雄姿だけかも。


*****


昨日は延期になっていた歌会始でしたね。お題は「実」。選者のひとり三枝昴之さんは山梨出身(*)です。


軒下の甲州百目まろやかにこのあめつちの実り明るむ


甲州百目は柿の品種のひとつ。田舎の冬の風景を思い出しました。

https://www.matuno.co.jp/vegeful/category/journal02/42181.html


来年のお題は「窓」だそうで……昭和34年もこのお題でした。

https://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/utakai-s34.html



*****


読売新聞の編集手帳に「かんせん」とあり、ずっと「感染」の二文字ばかり目についてきたけれど「観戦」もあったなぁ、と今さらながら思いました。今日は4月中旬の気温になるとか。「汗腺」という漢字も浮かぶ土曜日、皆さま、楽しい週末をお過ごし下さいませ。次の更新は月曜日の予定です ヾ(´ー`)ノ


(*)http://www.bokusui.com/winner/07-2002.html




rohengram799 at 09:00|PermalinkComments(8)

2021年01月15日

初空雲便りNo.13:「実」は……

おはようございます(o´Д`o)ノ゙ 昨日は昼間暖かかったですね。今日はまた寒空になってしまうようです。気温の変化が大きいので体調管理が難しい…!



本当なら今日は宮中歌会始。コロナの影響で延期になってしまいました。

今年のお題は「実」。歌に詠む場合は「実」の文字が詠み込まれていればokで「実験」「果実」のような熟語にしても「実る」のように訓読しても差し支えないとのことでした。

「実」というと源実朝を連想します。どんな歌を詠んだか全く記憶にはないけれど、歌集を出した雅なそして暗殺された気の毒な将軍さまという認識(;^_^A


昨年は皇后陛下のビックリするような言葉で始まった御歌とか、眞子さまのあの胡散臭いヤツを連想させる御歌とかありましたけど(^^;)(;^^) 今年の一般入選者10人は最年少は新潟市の高校2年生、最年長は80歳の方だそうで……どんな作品なのかなぁ。


過去のお題と御歌↓
https://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/odai.html#odai-03



こちらはぐっとくだけて(笑)うんうん、わかる〜!と共感してしまう川柳がたくさんのサイトです。皆さまも投稿してみては!? _〆(゚▽゚*)

https://marusenryu.com/




ではでは、皆さま、おだやかで楽しい金曜日をお過ごし下さいませヾ(´ー`)ノ



rohengram799 at 06:50|PermalinkComments(4)

2020年01月16日

献春雲便りNo.17:ぶた 🐽

今年は全体的に暖冬なのかな〜って思いますが、夜はやはり冷えるので、夜中の2時くらいまでは「寒いなぁ」でなかなか眠れず…うつらうつら状態です。でもその後、早く目覚めてしまうのが加齢というものでしょうか(´-ω-`)

おはようと目覚めし君と初笑ひ 朴文英
(*第11回 恋の俳句大賞より)

ふっ、こんな朝はもうやって来ませんわ!……というか、あっただろうか?



今日は歌会始でしたね。秋篠宮さまが昭和天皇との思い出を歌に詠まれたのが印象深いです。来年のお題は「実」だとのこと。いろんな世界が広がるお題だなと思いました。




さてさて……新聞で久しぶりに八木重吉さんの詩を読みました。タイトルは「豚」🐷 可愛い!


この 豚だって
かわいいよ
こんな 春だもの
いいけしきをすって
むちゅうで あるいてきたんだもの



豚つながりで、この前郵便局に行った時に窓口にシクラメンで鉢植えがあって、そう言えばイタリア語だったかな、シクラメンって「豚の饅頭」っていうんだっけ!と思い出しました。


紀伊国屋書店にて待つシクラメン


高澤晶子さんの俳句に、高校時代、文通していた女の子(神奈川在住)と待ち合わせを新宿の紀伊国屋書店でしたのを思い出しました。目印がシクラメンだった、ということはなかったけれど。


シクラメンって今の時期によく見かけるので、冬の花のイメージがありますが、春の花なんですね。だからシクラメンの俳句は春を詠んだものになる。私は待ち合わせしたのがお正月だったので、どうしても冬のイメージのままですが(^o^;)


受験生の皆さんにも、早く「春」が来ますように。



http://kigosai.main.jp/?page_id=29459




【追記】
新聞で歌会始の記事を読みました。
「災ひ」の言葉を使われた皇后陛下の御歌に正直、(´・ェ・`)な気持ち。言いたいことはわかります。でもなぜその言葉を選んだのか? お題が「望」なのに。私にはこの言葉(文字)のインパクトが強すぎて、下の句の「希望」が対の言葉としてただ存在しているようで残念に感じました。
彬子さまの「言の葉のたゆたふ湖の水際から漕ぎ出さむと望月の舟」が美しく一番好きですわ。信子さまの富士山! ありがとうございます🗻な気持ち(笑)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000548-san-soci



rohengram799 at 23:40|PermalinkComments(4)

2019年12月16日

黄冬雲便りNo.16:「父」という光

平和最後の歌会始のお題は「光」でした。


山腹の洞穴(どうけつ)深く父宮が指したる先に光苔見つ


秋篠宮さまが詠まれたのは、家族旅行で足を運んだ長野県の石尊山(せきそんさん)で(千葉にも同じ名前の山があるみたいですね)陛下が教えてくれたヒカリゴケを見た時の驚き。石尊山を登った方のブログで写真が多いものがコチラでした。時代は違いますが、このような風景をご覧になったのでしょうか?

http://hirasan.canada2194.com/sekisonsan.html



この「父宮」は現在の上皇さまなのに、何故か昭和天皇のお姿が浮かんでしまうワタクシ。 上皇さまはハゼとか魚類研究のイメージが強いからでしょうか、あくまでも私の個人的なイメージですけど。どうしても植物関係は昭和天皇に結びついてしまいます。そして、サファリルックの三兄妹がドラクエみたいに洞窟探検している姿を想像してしまう……不敬だ!と言われてしまうかな(-ω- ?)



秋篠宮ご夫妻は沖縄ご訪問、三笠宮家の瑶子さまはミャンマーをご訪問。私はこのニュースを見聞きして、また漫画版の『ビルマの竪琴』を読んでしまいました。(ちゃんと小説を読む日は来るのでしょうか?)


瑶子さまがヤンゴン市内の日本人墓地にある先の大戦後に建立された「ビルマ平和記念碑」に拝礼されましたね。

瑶子さまは、7年前に亡くなられた父親の三笠宮寛仁さまと共に拝礼するという気持ちを示すため、寛仁さまの帽子と羽飾りを身につけられ、慰霊碑に花輪を手向け深々と拝礼されました。ミャンマーではおよそ14万人の日本人が戦没していますが、天皇や皇族がミャンマーで戦没者の慰霊碑に拝礼するのは初めてです。(ネットニュースより)


この時の服装についていろいろ言われているようですが、父親と共に…というお気持ちは理解するべきではないかと。



服装と言えば【イラスト・ファッションアパレル用語辞典】なるものを見つけて、あまりにもいろんな言葉があってビックリしました。ビミョーな違いがわからないものもあって、自分のセンスのなさにため息ですわ(。-∀-)

https://www.modalina.jp/modapedia/




追記:ちばてつや先生のブログから…父上さまっ!(o゚Д゚ノ)ノ

https://ameblo.jp/chibatetsu/entry-12555773399.html



rohengram799 at 00:00|PermalinkComments(2)

2019年12月11日

黄冬雲便りNo.11:そびら

最近のマイブームは過去の歌会始のお題を検索すること。昭和53年歌会始お題は「母」でした。

https://www.kunaicho.go.jp/culture/utakai/utakai-s53.html



山口県の内藤靜江さんの

額づけるかたちに父の足洗ふ母のそびらのいたく小さし


「母のそびら」とはなんぞや?と思ったら「背 (そ) 平 (ひら) 」で背中(せなか)のことでした。亭主関白な父親だったのか、病気かケガで自分では足を清潔に保つことが難しかったのか。「額づけるかたち」に奉仕を感じるか、慈愛を感じるか。「いたく小さ」い背中に献身を見るか、悲哀を見るか。どんな気持ちで両親の姿を見ていたのでしょう。



「そびら」を検索していたら、指に刺さるような小さい木片?トゲ?みたいなものを 「そびら」とか「そばり」「そべら」という地域があると知りました。私は初耳でしたが、なんでこんな方言(ですよね?)がうまれたのか、由来が知りたい〜!




山梨の紅葉の記事を見つけました。恵林寺、信玄さんのお祭りとか、だいたい行くのは春だったから秋に出掛けた記憶がない〜秋もこんなに綺麗だったのか!

http://karukantimes.com/archives/51719897.html



rohengram799 at 00:00|PermalinkComments(0)
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