熟女

2018年10月20日

稲熟雲便りNo.21:熟女

週刊ポスト(8/31号)に「熟女」の特集があって、『「熟女」はこうして誕生した』という考察(?)記事がありました。少し長いですが冒頭部分を引用しますね。


「熟女」という呼び名はいつ生まれたのか。明治・大正期にはまだ「熟女」という言葉はなく、江戸時代から続いた20~35歳くらいまでの女性への呼称「年増」が使われていた。戦後、台頭するのは「夫人」だ。
年増(江戸)から夫人(戦後)の間には、old maid(和製英語でオールドミス)の訳語である「老嬢」が使われていた。婚期を過ぎたのに結婚していない女性という意味だ。老嬢は明治期から戦後までに登場した痕跡がある。ジェンダー・セクシャリティ史を専門とする明治大学講師の三橋順子氏が解説する。
「1950年代の新聞小説でも“老嬢”が散見されます。また三島由紀夫の1954年の短編『復讐』には”25歳の老嬢“も登場します。字面からは想像し難いですが“年増”の後続語の意味合いもあったと捉えれば納得できます」(略)


そして三橋さんは「国会図書館で検索したところ、83年の沢田竜治『熟女のたわむれ』が初めて”熟女“を冠した単行本でした。また翌年には赤松光夫も『熟女志願』を出版しています」と・・・国会図書館まで利用して調べたとはさすがです!



最後の方では「10年ぐらい前は、30代後半からが熟女とされてきました。でも、今の36歳を熟女と呼ぶには少し抵抗があります。現在では、40~50代が熟女の対象年齢ではないでしょうか。熟女の対象年齢がどんどん上にスライドしていく傾向はこれからも続くでしょう」と。



ちなみにポストの読者1000人が選んだ「美しい熟女」第1位は吉永小百合さん。73歳! 2位は黒木瞳(57)私は宝塚時代からキライ(-∀-) 3位は石田ゆり子さん(48)、4位に五月みどりさん(78)でした。一番若い“熟女”は壇蜜さんで37歳・・・納得∩(´∀`∩)



「チャタレイ夫人」「軽井沢夫人」「エマニエル夫人」・・・「真珠夫人」もありましたね(笑)


rohengram799 at 10:37|PermalinkComments(2)

2017年11月26日

霜見雲便りNo.25:英断・・・?

先週発売の週刊ポストでしたか、見出しに「美熟女さんは3年ごとに新たなエロを蓄える」とありました。3年ごとって財布の買い換え時期じゃないか(風水では財布は1000日を目安に買い換えた方がいいらしい。運気が下がってくるんだそうな)と思ってしまった!



エロさを蓄える力があるから、いつまでも「美」のつく熟女でいられるのでしょうねぇ・・・殿方の好みもいろいろあるのでしょうが・・・なんて思っていたら「ミニストップが来月から千葉市内43店舗で成人向け雑誌の取扱を中止。来年からは全国の店舗で販売を中止します。」という新聞記事が。



ミニストップの藤本明裕社長は「子連れでの入店をためらうという声は以前からあった。社会インフラであるコンビニの使命として、誰でも安心して使える店づくりをする」と説明したそう。熊谷市長は「これを契機に、青少年や女性が快適に過ごせる取り組みが広がってほしい」と・・・なんだかなぁ、と思った私はおかしいのかしら?



表紙がいかにもエロ系でなくても、内容がおいおい・・・の漫画や女性誌だってたくさんあるのに。本屋さんに行っていつも思うのは、殿方向けの官能小説コーナーは地味に棚の一番下にコッソリ、って感じなのに(その横にラノベコーナーもどうかと思うけど)漫画コーナーにも堂々と「女性向けBLコーナー」と表示するのって・・・なんなの?って思ってしまう。これは「小さい子が見たらアブナイ!」と騒ぐ女性はいないのかしら?



仕事で疲れたおにーさんたちが夜中にコンビニでエロ本と缶コーヒーを購入とか、以下にも今の日本の光景だと思いますが(そんな人ばかりじゃないでしょうが)コンビニだからこそ、まぁある程度の、よほど過激じゃないものなら置いてあってもいいような気はしますけどね。有害なものはコンビニにある影響だけじゃないし。



私は今、ホラー小説『ハラサキ』を読みましたが、こういうのもダメ!と言われるようになるのかしら? このタイトルは都市伝説のような「ハラサキ」から来ていますが、もとは人名から・・・。ミズタマリさんやハラマキさん的な・・・。被害者なのに怨霊扱いされて、お岩さんみたいで、気の毒だった・・・彼女が主人公ではないのですが。B級ホラー映画のノベライズみたいな作品で、後味は悪いです~だからあまりオススメはしません('~`;)




11月最後の日曜日ですね。皆さま、楽しくお過ごし下さいませ(* ^ー゜)ノ








rohengram799 at 10:21|PermalinkComments(4)
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