熟成寿司

2015年01月17日

福雲便りNo.15:この印籠がクチに入らぬか(~O~;)

ウチの哀しい食生活の反動からか、ダンナがやたらと食べ物がらみのマンガ雑誌を買ってきます。この間は仕事から帰ってきたら『ラーメン大好き小泉さん』(鳴見なる)というマンガが……文字通り小泉さん(可愛い女の子)が大好きなラーメンを食べる話です。


実際にあるお店やメニューなのかもしれませんが、私にはよくわからない……聞いたような気がする程度。○○系とかやたらと略した注文の仕方とか…。ハワイのマクドナルドで「サイミン」というラーメンが販売されているというのは知らなくて、ビックリしました(;・ω・) あと以前書いた朝ごはんを集めたマンガのシリーズでラーメンがメインのがあり、高知の鍋焼きラーメンを知りました!←マンガ以外からは何も学んでいないような…(´;ω;`)



そして『江戸前の旬』という寿司マンガがあるのですが、その総集編(最近ではなく昨夏ですが)に「熟成寿司」についてのカラー記事がありました。私は知らなかったのですが、テレビでも取り上げられていたのですね。


いろんなお寿司の写真もあったのですが「イカの印籠詰め」は初めて知りました。イカ飯とは違うのか?みたいなアタマしかないワタクシですから(-_-;) スルメイカやヤリイカを甘く煮た胴の中に胡麻や海苔、かんぴょう、ガリなどの具を混ぜ込んだシャリを詰め込んだもの。印籠と言えば水戸黄門』ですが、印籠は薬などを入れて腰に下げた長円筒形の小箱のこと。携帯ポーチみたいなものでしょうか。その形から連想して名づけられました。戦前までは江戸前のお店ではごく当たり前に出されていたそうです。この雑誌には載っていなかったのですが、ブログ検索したらゆで卵のお寿司もありました。

http://eiscafe.seesaa.net/article/405945473.html



寿司タネでは「貝類」も人気ですね。原始時代の貝塚とかあちこちにありますし(笑) 奈良時代の記録にはアワビ、イガイの寿司があったそうです。江戸前でも古くから使われてきましたが、昔は二杯酢や三杯酢に漬けてからにぎっていたようで、現在のように生でにぎるようになったのは関東大震災以後のことだそうです。



震災と言いますと、今日は阪神淡路大震災から20年。以前は震災=関東大震災でしたが、その後も地震や台風など大きな災害が起きています。悪代官や悪奉行に対して「この印籠が目に入らぬか!」と言えても、自然に対して出せるような印籠・切り札などありません。過去の出来事や経験から学び、災害に備えること、自然との共生について考えることなど、これから生まれてくる子どもたちにも伝えていかなくてはいけないですね。ただ、やっぱり、もう新たな震災忌が加わらないようにと願うばかりです。





rohengram799 at 12:50コメント(10) 
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