片山敏彦

2024年02月14日

早梅雲便りNo.14∶セルロイド製の花

こんにちは🐥


いろんな物議を醸し出した蘇民祭、もう今年で終わりなんですね。なんでもないかんでも批判やら規制をしていくと伝統的なものは全くなくなってしまいそうです。後継者問題もあるでしょうが。資料はきちんと残しておいて欲しいです。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240202-OYT1T50006

http://www.uchinome.jp/event/maturi/maturi15_1.html


🌱 


少年革命家とか言って不登校だったゆたぽん、彼はもう高校受験生になるんですねぇ。なんか父親の暴言を謝罪というネットニュースの見出しを見て、あ~、ちゃんと学校に行くようになったのね、と思いました。なんだかんだ言っても学校に行かないよりは行ったほうがいい気がします。

https://yutabon.jp/


🌱


「泉」     片山敏彦



われはわれを破らねばならぬ
わがまことの情熱をはばむわが型を内からこはさねばならぬ。
本能の泉のなつかしさよ。
人は本能をけがした。
人は本能を感覚といふ名前にまでだらくさせた。
感覚といふセルロイド製の花。



青空文庫で読みました。作者は明治から昭和の独仏文学者でロランの研究で有名な人らしいです。青空文庫には他にも短い詩がいくつかあるのですが、なんとなく翻訳調の言葉っぽいかな? 

『感覚といふセルロイド製の花。』



カッコよ!♡⁠(⁠˃͈⁠ ⁠દ⁠ ⁠˂͈⁠ ⁠༶⁠ ⁠)

そして「本能」と「感覚」……草食系男子を連想したりするワタクシですが、なんにせよ、学ぶ情熱って大事!

な~んて思いながら、記憶力が低下する一方😱 昨晩から食堂のおばちゃんシリーズ最新作の『おむすび縁結び』を読んでいるのですが、はじめ食堂を切り盛りしている二三(ふみ)さんが


四十九歳で更年期が始まり、五十六歳で体力の衰えを感じ、還暦を過ぎてニ〜三年すると体力はもちろん、記憶力が著しく減退した。何かを取ろうとして冷蔵庫を開けたのに、一瞬、何故冷蔵庫を開けたのか分からなくなる。物を置いた場所を忘れるのはしょっちゅうで、毎日探し物をするようになった。(P141)


二三さんのようにバリバリ現役で働いている人でもこうなのだから、ダラダラ暮らしている私など還暦前からヤバいっす……そしてダンナさんも疲労困憊状態なので、お互いダメダメな暮らしぶりに拍車がかかっているような……今月は毎日ブログ更新を目標にしていますが(せめて1ヶ月は頑張ろうかと)明日には休んでいたりして💦


【食堂のおばちゃん おむすび縁結び】
http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=7164




ではでは、皆さま、素敵なバレンタインデー💕をお過ごし下さいませ。




rohengram799 at 09:05|PermalinkComments(2)
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ