牧野富太郎

2014年04月16日

おぼろ雲便りNo.9:ワタシの今

おはようさんです~ブログに書きたいほどオモローな出来事もなかったので、ちょっと間があいてしまいましたが、元気にしております。朝晩と昼間の気温差があるのがまだまだあってツラいですね(~_~;)


二男の部屋にはカレンダーが3つも飾ってあるのですが、そのうちの一枚が綺麗なお城と満開のチューリップ! これはオランダ?と思って近づいてみたらマイナウ島と書いてあり、場所はなんとドイツ! ドイツに島(´・ω・`)? としばしハテナ状態に。


『ドイツ南西部、スイスとの国境をなすボーデン湖の島で、バーデン‐ビュルテンベルク州の観光都市、コンスタンツの北約5キロメートルに位置。熱帯植物が植えられた豪華な庭園や公園がある。スウェーデン王族、ベルナドッテ伯爵の財団が所有する。』……湖にある島なのか~とカチカチして写真がいっぱいのブログを発見しましたので、こちらでマイナウ島をお楽しみ下さいませ。



植物と言いますと、新聞に『ペラペラヨメナ』というのが載っていました。語学力抜群のお嫁さんが、軽薄な井戸端会議大好きなスピーカー嫁さんか、いつもペラペラ薄着の嫁さんか←ないない(゜゜;)\(--;) ヒメジオンみたいな花でした。


ヨメナは食用として美味であることから「嫁にも食べさせる」という意味合いから、著名な植物学者の牧野博士は「この類中では最も美味でしかもやさしく美しいからである」としているそうです。カントウヨメナというのもあるらしいのですが、食べても美味しくないとか……!! 関東嫁さんの「ワタシを食べて(´ 3`)」は却下される可能性が!?


あと今『文芸あねもね』という東日本大震災のチャリティとして最初電子書籍だった女性作家だけの短編集を読んでいますが、アネモネの和名は「ボタンイチゲ(牡丹一華)」「ハナイチゲ(花一華)」「ベニバナオキナグサ(紅花翁草)」などと言うそうです。地中海原産で、語源はギリシア語で「風」を意味する νεμο (anemos)から。ギリシア神話中に、美少年アドニスが流した血よりこの植物が産まれたとする伝説がありますが、赤いアネモネが一番艶やかな感じがするので納得したりして。


蝶よ花よと育てられたのは遥か昔でありますが、オモローを探す毎日は脳内がお花畑であります☆⌒(*^∇゜)v)


皆さまもどうぞ華やかな毎日をお過ごし下さいませ!





rohengram799 at 08:19コメント(11) 

2013年07月08日

うろこ雲便りNo.27:花とカエル~夕暮れMonday

あぢぃ~甲府で38℃越えとか!!私が高校生くらいの時は夏休みに甲府に出かけて「気温が36℃だって!暑かったワケだ~」なんて言っていたのに……実家は店に冷蔵庫とかあるのでひんやり涼しいので、母は大丈夫と思うのですが、ぶとうや桃などを作っている親戚が心配になります。


今日はバスを待っている間にセミが鳴いていました。セミってデフォルメされてもいまいちラブリーにならないけれど、カエルはかわいらしい!と思うのは私だけ!? ハナサキガエルの写真を見たのですが、とってもスマート!「一番姿勢のいいカエルだと思う」というコメントがありました(笑)そして、絵本コーナーで可愛いカエルの絵本『バスガエル』(作:戸田 和代/絵:シゲリ カツヒコ)を見つけて立ち読みしてきました。バスのガイド・バスガエルは自慢ののどを披露できる、カエルたちの憧れの仕事!バスガエルになりたい主人公は、協力してくれない心配性のお母さんに「だいっきらいだ!」と言って、家を飛び出してしまいますが……ハッピーエンドのやさしいお話です。ああ、小さい頃にこういう絵本に出逢いたかったな~!


タイトルのカエルは出てきたけれど『花はどこにいった?』と思ったアナタ(笑)今日の新聞でこんな短歌があったのですよ(^.^)


「人間よ 植物にむかひおじぎせよ」 牧野博士の言葉身に沁る(鹿嶋市・加津牟根夫)


牧野富太郎博士の言葉は初めて知りましたが、奥深くて…コンクリートジャングルという言葉も死語になるくらい、当たり前の光景になりましたが、強い日射しにも風雨にも耐えてただそこに「在る」植物に、強さ・寛さを感じて自然に頭が下がってきます。


そして『孤独のグルメ』の五郎ちゃんの表紙にひかれ、週刊テレビ番組雑誌(TV Bros)を買ったのですが(いつもは買わない)、たくさんあるコラムの中のひとつに「矢沢永吉は、どうしてヨロシクというの?」という質問があり、その回答がコチラ(実際はイラストつき)☆


《矢沢が一度「ヨロシク」というと、どこかで花が咲くのだ。》


永ちゃんは「花の女神」ならぬ「緑の王」で草花を芽吹かせる力の持ち主なのか!? 『時間よ止まれ』と命令も出来るし←違う(゜o゜)\(-_-)


あ、中古本コーナーには有川浩さんの『植物図鑑』があったので、迷わず買ってきました。読むのが楽しみです!!




rohengram799 at 18:08コメント(4) 

2010年11月26日

第341号:『ぶたのまんじゅう』と呼ばないで…食べ物じゃないんだから(ToT)

いくつかある誕生花の本の中から選んだ花は『シクラメン』です♪


ホームセンターのチラシには、お馴染みの赤やピンクの他に青紫のものまであってびっくりしました。花びらのかたちも、ワサワサたくさんあるのもあって「ホントにシクラメン?」と思ったり…チューリップも八重とかあるから不思議ではないのでしょうけど、あまり手をくわえるのは…と複雑(-_-)


シクラメンは、 地中海地方原産ときいて、なんとなく意外。そして和名のは「豚の饅頭」と「篝火草(かがりびばな)」はあまりにも印象が違いすぎ!!


『豚の饅頭』は、ある植物学者が、シクラメンの英名:sow bread(雌豚のパン=シクラメンの球根が豚の餌になることから命名)を日本語に翻訳した名前だそうです。


『篝火花』はシクラメンを見たある日本の貴婦人(九条武子だといわれている)が、「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた牧野富太郎氏が名づけたそうです。球根と花を見て名づけているために、全然違う和名になったのですね(笑)


今は『シクラメン』をみんな使っていますが、こちらだとはなやかなドレスを着たヨーロッパのお姫さまが、軽やかにダンスしているみたい!


篝火花だと、どこか妖しげ~黒衣の伯爵夫人や、紅い唇の和服美人を思いうかべますね。私的にはもちろん、こちらの方が好みです(^o^)v




rohengram799 at 10:14コメント(7) 

2010年10月14日

第296号:気になる!木になるカスタードクリーム!!

なんか変わった名前だな~と新聞記事で見かけた「幻の果物・ポポー」(゜□゜)


呼び方は伸ばしてポーポーとかいうところもあるみたいだけれど、原産地は北アメリカ。落葉性の高木で、秋に10~15センチのアケビのような実をつけるんだそうです。


アケビ、最近はスーパーにもありますね。山でしか見ないと思っていたから(笑)ビックリですよ!!


果肉は黄色~柔らかくねっとりとした濃厚な甘さで、熱帯の果物のような独特の香りがあって、熟したバナナのような感じらしいっス!! 冷やすとまろやかな味になり「木になるカスタードクリーム」と言われているそうですよ(^-^)v


熟しやすいので、あまり市場に出回らない「幻の果物」……と記事にありましたが、検索すると耐寒性もあるし、病害虫にも強く無農薬で簡単に栽培できるとかで、個人で育てている人たちも多いみたい。


ポポーを調べていたら、面白い植物を扱うサイトを見つけたので、よかったらのぞいてみて下さい。


http://www.nikkoseed.co.jp/cgi-local/cart.cgi


「えっ、こんな名前の植物もあるの~!?」と一瞬だけ!?日本の植物学の父☆理学博士の牧野富太郎さんの気分になれます…ってお前だけじゃ(笑)


牧野富太郎さんといえば(年寄りはすぐ昔を思い出す)亡くなられた奥様の名前をつけたという「スエコザサ」のエピソードを読んで、私も植物が好きな人間になりたい!!と幼い頃思いました。


今では『緑の手』は、はるか銀河の彼方…「金のなる木」を枯らした女、それはワタクシ(T-T)



☆これが「555」個目の記事になりました。訪問&コメント下さり、皆さま、いつもありがとうございますm(__)m今後ともどうぞよろしくお願いいたします☆






rohengram799 at 12:30コメント(4) 

2010年06月19日

ひつじ雲便り76:綺麗な紫陽花には毒がある

紫陽花とカタツムリと言えば、梅雨時のテッパンコンビですが、紫陽花の葉は毒があるときいてびっくりです(゜□゜)

2年位前に「料理の飾りつけの紫陽花の葉を食べて食中毒」ということがあったらしく、飲食店にはおふれがでたみたいですね。もちろん、私は《記憶にございません》の話です(((^_^;)

あと、ドイツ人医師のシーボルトは植物にも関心があったようで、紫陽花を西洋に紹介したのは彼だそうです。それも、愛人の名前、お滝さんからとったと言われている(笑)「オタクサ」という名前で…やるなぁとほめるべきでしょうか……植物学者の牧野富太郎先生は、とても不愉快に思われていたようです。(当たり前ですが)


紫陽花は日本原産で、古くは、青い花がかたまって咲く様子から、「集真藍」あずさあい、と呼ばれていたみたいです。綺麗な言葉ですね☆





rohengram799 at 15:00コメント(4) 
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