犬猿の仲
2017年05月01日
起雲便りNo.1:犬猿の仲
5月になりました。午後から急に大きな雷がなり、近くに落ちたんじゃないかと思うくらいでした! 小さい頃は、雷が鳴るとよく停電していましたが、今はそれもほとんどなくなりましたね。
さてさて、この前小笠原眞さんの詩集『父の配慮』についての紹介記事を読みました。小笠原さんは、1956年青森県十和田市生まれ。十和田市在住の詩人で、耳鼻咽喉科のお医者さまだそうです。最近ますます耳が遠くなってきたような気がするので、診察していただきたくなりましたわ(^o^;)
『犬猿の仲』
ぼくは申年だから
猿知恵が働くのは当然のようで
いつも小賢しいことを考えながら
目先のちょっとした幸せを
追い求めているような気がする
それでいて臆病だから始末が悪い
父は寅年である
いつもは借りてきた猫のように
おとなしいのに怒ると怖い
たまに咆哮するから威力があるのだ
母は酉年だった
直感が鋭い人であったが
三歩歩けば忘れるというのは本当だった
子どもの幸せを考えるありがたい人だった
長男は子年である
人一倍警戒心が強いのだが
コツコツやりながら
いつの間にか大成するタイプだ
次男は未年だ
誰からも好かれる好青年なのだが
見た目と違って意外と硬派
時々父も母もお手上げになる
さてさてお次は妻なのだが
何と何と戌年なのだ
忠犬ハチ公の例が示すように
人を否猿を疑うことを全く知らない
若い頃は猿も悪事がばれて
時々噛まれもしたのだが
最近は老獪になったせいか
吠えられることさえ少なくなってきた
いわゆる犬猿の仲であっても
お互い静かな老後を夢見ているのだ
この詩の最後が好きです。なんだかんだいっても仲良しご夫婦なのではないかと。
私の母も申年だった気がします~兄は寅年。私とダンナさんは辰年です。干支によりやっぱり相性ってあるんでしょうか? もう占い的なものにキャーキャー言う歳ではないですが「だったら仕方ないかな」と人間関係のぐちゃぐちゃを自分の中でなんとなく納得させる手段のひとつになるかも?
今月は怠け者の自分を叩き起こして、やる気を出すぜ!な感じをと思い、記事のタイトルは気運ではなく起雲便りでまとめることにしました。この前向きな気持ちはいつまで持ちますか、ちょっと心配ですが( ̄0 ̄;) またどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、この前小笠原眞さんの詩集『父の配慮』についての紹介記事を読みました。小笠原さんは、1956年青森県十和田市生まれ。十和田市在住の詩人で、耳鼻咽喉科のお医者さまだそうです。最近ますます耳が遠くなってきたような気がするので、診察していただきたくなりましたわ(^o^;)
『犬猿の仲』
ぼくは申年だから
猿知恵が働くのは当然のようで
いつも小賢しいことを考えながら
目先のちょっとした幸せを
追い求めているような気がする
それでいて臆病だから始末が悪い
父は寅年である
いつもは借りてきた猫のように
おとなしいのに怒ると怖い
たまに咆哮するから威力があるのだ
母は酉年だった
直感が鋭い人であったが
三歩歩けば忘れるというのは本当だった
子どもの幸せを考えるありがたい人だった
長男は子年である
人一倍警戒心が強いのだが
コツコツやりながら
いつの間にか大成するタイプだ
次男は未年だ
誰からも好かれる好青年なのだが
見た目と違って意外と硬派
時々父も母もお手上げになる
さてさてお次は妻なのだが
何と何と戌年なのだ
忠犬ハチ公の例が示すように
人を否猿を疑うことを全く知らない
若い頃は猿も悪事がばれて
時々噛まれもしたのだが
最近は老獪になったせいか
吠えられることさえ少なくなってきた
いわゆる犬猿の仲であっても
お互い静かな老後を夢見ているのだ
この詩の最後が好きです。なんだかんだいっても仲良しご夫婦なのではないかと。
私の母も申年だった気がします~兄は寅年。私とダンナさんは辰年です。干支によりやっぱり相性ってあるんでしょうか? もう占い的なものにキャーキャー言う歳ではないですが「だったら仕方ないかな」と人間関係のぐちゃぐちゃを自分の中でなんとなく納得させる手段のひとつになるかも?
今月は怠け者の自分を叩き起こして、やる気を出すぜ!な感じをと思い、記事のタイトルは気運ではなく起雲便りでまとめることにしました。この前向きな気持ちはいつまで持ちますか、ちょっと心配ですが( ̄0 ̄;) またどうぞよろしくお願いいたします。