備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

好きなことを好きな時にチマチマと書いています☘️

タグ:真梨幸子

「武士は相身互い」なんて言葉がありますが(武士という同じ立場にあるのだから、武士同士は互いに助け合って協力し合わねばならないということ。転じて、同じ境遇や身分にある者は互いに助け合う気持ちが大事だということ)「相身互い」は「相身互い身」の略だそうで……と大変前ふりが長くなりましたが、今日は中條ていさんの『アイミタガイ』を読んでいます。カタカナなので、一瞬イヤミスの女王・真梨幸子さんの『アミダサマ』に見えてしまいます((((;゜Д゜)))←未読ですけど。


毎朝同じ電車の同じ車両に乗る会社員の澄人。同じように定刻に出会うおじさんと帰宅電車で遭遇。自分の目の前で疲れて眠りこける「定刻の王」(こういうアダ名ってつけたくなりますよね)は降りるべき駅に近づいても目をさます気配がない! 自分の降車駅は2つ先、口も聞いたことがなければ会釈もしたことがないオッサンではあるが知らん顔をするのは……出来ない! 彼は「手がすべり」自分の読んでいた読んでいた文庫本をオッサンの膝におとしてしまう……目覚めたオッサンは無事に降車。そしてホームから澄人に向かい手刀でお礼を伝えるのでした……下手な芝居をわかっていたのね(^^;) コレが最初の話です。


私が好きなのは、次の『幸福の実』。トラブルメーカーになりつつあるホームヘルパーの範子は上品なおばあさんのところの担当にかわりました。お家にはピアノがあるのに、おばあさんはピアノの話をしない。もともと口数の多いタイプではないのですが。ある出来事をきっかけに、おばあさんの想いを知ることになります。海外留学中に戦争が始まり帰国。代用教員として働いていた時に出兵者(教え子の兄たちだった)の壮行会でピアノを弾いたことをずっと後悔していて、人前でピアノを弾くことを禁じていたのです……。



傍目には平穏に過ごしているように見えても、やはり辛く悩み、じっと立ち止まってしまう。でも、見知らぬ人のひとことや、誰かの行動が先への一歩を踏み出す力を与えてくれる、目の前の霧をとりはらって新しい世界をみせてくれる。他の人からすれば「そんなこと」かもしれないけれど……野の花に勇気をもらうような、そんな出逢いの短編集だと思います(まだ半分読んだだけですが)。ヘルパーの範子さんのこの気持ち、好きだなぁ(´∇`)


『幸せって、きっと日々の果実なんだわ。どこかになったのをもぎとってくるのじゃなくて、自分の枝に咲いた小さな花を一生懸命実らせて、やっとこの実を受け取るのよ。日々の苦労や努力が養分となり、こぼした涙でこの実は熟す。』



実といいますと……「ロウバイの実に狼狽(;・∀・)」というほどではありませんが、蝋細工のようなあの花の実が、コレなのか……とちょっと想像できなかったので、皆さまもご覧下さいませ。


http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-roubai.htm


http://www.hana300.com/roubai3.html



明日から三連休の皆さま、風邪をひかないように楽しくお過ごし下さいませ(´ー`)ノ



11月の最終日は日曜日!昨晩は霧の中をヨタヨタ歩く感じで帰宅しましたが、今日は晴れてよい天気です(^o^)


今月は比較的薄い本が多かったので、かなりの冊数を読むことが出来ました(^o^)v だいたい1日30分×4くらいのペースで本を読めました。仕事の休憩時間が30分×2回だったのも話がブチブチ切れず、ある程度の流れがつかめてよかったです~気になる本は帰りに駅の待合室で読みきってから帰宅したりしていました(^◇^)


明野照葉さんの『東京ヴィレッジ』は田舎が青梅市にあるリストラされそうな女子社員が主人公だったのですが、田舎に帰らないで都会(笑)で生活しているうちにあやしげな夫婦が実家に住み込み、だんだん主のように振る舞いだしている、という話をきいて、様子を見に田舎に帰ってみたら……というような話でした。同居している姉夫婦も完全にその人当たりがよく商売上手な初老夫婦に取り込まれてしまって……いや~なんかこういうことがあっても不思議ではない話でしたね。スッキリしたラストではないのがまた現実っぽいというか……「真梨幸子さんだったら、もっと登場人物の心の動きをネチネチ、イヤらしく書くんだろうなぁ…」と思いました( ̄▽ ̄;)



今月は毎日更新出来たし、本もたくさん読めたし……私としては満足な1ヶ月でした。お付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました!! また来月も知性と痴性(≧▽≦)に満ちあふれた記事を目指していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします(´ー`)ノ



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「君の耳はかわいいね」「イヤ~それほどでも」……こんなオヤジギャグで寒気を呼び込みたいような暑さになりましたね~本当にいいお天気、行楽日和ですが、もちろん私は仕事です(´д`)


世間で流行りのイヤミス、いや~な感じのミステリーを書く作家のひとり、真梨幸子さんの『孤虫症』を読みました。まほかるさんのは体調も悪かったのでゴミ箱行きになりましたが(--;)こちらは最後まで…感想はと言いますと、イヤな感じというよりなぜここまでごちゃごちゃぐちゃぐちゃにしたのかワカラナイ!!というのが正直な感想。あっさり書いたらそのまま医療ミステリーになりそうだけど、多分それは作者の意思に反するのでしょうね。人間心理のイヤらしさの度合いは、まほかるさんの方が“吐き気度”(失礼)が高いですわ~まぁ、私の中ではですが(((・・;)


イヤーな話といえば…最近本当にトンでもない聞こえ方をするようになりました←説明しよう!耳の英語:earとイヤーを掛けているのさ( ̄▽ ̄;)


「犯人がタオルを持って立て込もっている」→タオルではなく“刃物”だろ!!とか…今日は子どもの「スポドリ(スポーツドリンク)買ってきて」が「オードリー買ってきて」に聞こえて、春日みたいなピンクのベストが欲しいのか!?なんて思って聞き返してしまいました(-_-;)


加齢のせいなのか、パチ屋の怨霊イヤ音量のせいか…気をつけたいと思います!!


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