福永武彦
2019年02月21日
令月雲便りNo.23:スローバラード
薬師丸ひろ子ちゃんが『メイン・テーマ』という映画に出ていた時に挿入歌だった「スローバラード」がやっと見つかった~!
【スローバラード】
https://www.oricon.co.jp/prof/252776/lyrics/I267113/
この歌は私が二十歳くらいの時にラジオから流れてきて
♪ふたりでいたってひとりは消えない
孤独を足しても愛にはならない
このフレーズとても印象的だった歌。田舎から東京に出てきてひとり暮らしして、気楽な面もあったけれど、なんとも言えないひとりぼっち感はありました。 ちょうど福永武彦さんの『草の花』や『愛の試み』を読んでいた時期でもあったので、ずーんとしておりましたわ。
『いつかふたりになるためのひとり やがてひとりになるためのふたり』(浅井和代)
こんな歌(なのかな? )もありました。そして一緒に思い出すのがゲーテのこの詩です。
【ただ憧れを知るものだけが】
http://blog.livedoor.jp/kzfj0409/archives/40865858.html
今は5分程度のミニ番組が各局ありますが、NHKの「名曲アルバム」は5分で音楽とともに世界を旅することが出来て、とても好きな番組でした。その中でこの作品は最後に歌詞がドーンと画面に出て、ああ、いいなぁ~と思った記憶があります。まだ山梨にいた10代の頃ですね。
「スローバラード」というと忌野清志郎さんの歌もあって、こちらを思い出す人の方が多いかも。作家の角田光代さんが彼について語るインタビュー記事がありました。
https://ototoy.jp/feature/20180727
音楽つながりでもう1つ。ベートーヴェンの『失くした小銭への怒り』という曲を聴きました。自筆譜にかかれた正式な名称は『幻想曲的なハンガリー風のロンド』だったそうですが、いやいや、小銭感たっぷりで、正式名称など、どこ~(゜Д゜≡゜Д゜)?
【スローバラード】
https://www.oricon.co.jp/prof/252776/lyrics/I267113/
この歌は私が二十歳くらいの時にラジオから流れてきて
♪ふたりでいたってひとりは消えない
孤独を足しても愛にはならない
このフレーズとても印象的だった歌。田舎から東京に出てきてひとり暮らしして、気楽な面もあったけれど、なんとも言えないひとりぼっち感はありました。 ちょうど福永武彦さんの『草の花』や『愛の試み』を読んでいた時期でもあったので、ずーんとしておりましたわ。
『いつかふたりになるためのひとり やがてひとりになるためのふたり』(浅井和代)
こんな歌(なのかな? )もありました。そして一緒に思い出すのがゲーテのこの詩です。
【ただ憧れを知るものだけが】
http://blog.livedoor.jp/kzfj0409/archives/40865858.html
今は5分程度のミニ番組が各局ありますが、NHKの「名曲アルバム」は5分で音楽とともに世界を旅することが出来て、とても好きな番組でした。その中でこの作品は最後に歌詞がドーンと画面に出て、ああ、いいなぁ~と思った記憶があります。まだ山梨にいた10代の頃ですね。
「スローバラード」というと忌野清志郎さんの歌もあって、こちらを思い出す人の方が多いかも。作家の角田光代さんが彼について語るインタビュー記事がありました。
https://ototoy.jp/feature/20180727
音楽つながりでもう1つ。ベートーヴェンの『失くした小銭への怒り』という曲を聴きました。自筆譜にかかれた正式な名称は『幻想曲的なハンガリー風のロンド』だったそうですが、いやいや、小銭感たっぷりで、正式名称など、どこ~(゜Д゜≡゜Д゜)?
2017年08月10日
竹春雲便りNo.11:ヤブキリ
昨日の暑さはどこへやら~今日の帰り道の涼しかったこと! 体調管理が難しくなりますね。
ふらんす堂(http://fragie.exblog.jp/) さんの8月4日のブログの中に、福永武彦さんの句集の話があり、写真を見たりしているうちに欲しい! Amazonで検索し即購入しました。
こういう装丁はステキでいいなと思います~電子書籍にはない贅沢さ! カヤツリグサの絵は福永さんが描いたもの。天は二物も三物も与えている・・・うらやましいですわ。
古い字体が読めなかったりしてちょっと苦労しましたが、どの作品も若い頃読んだ数少ない福永作品の雰囲気があり・・・ヤブキリとか虫の作品や学校の成績など(「成績を見に行きしに友は三十ニ吾は百七十九足もとふらつく)、ちょっとオチャメさんだわ!と感じる作品もありましたが、もしかしたら体調が悪かったのかも?
Wikipediaに【福永は、アナグラムを愛好し、純文学以外の分野で作家活動をする際には、アナグラムによって出来たペンネームを使用したことで知られる。加田伶太郎 (Kada Reitarō) は、「誰だろうか」(Taredarōka?)、船田学(ふなだ・がく)は、「福永だ」(ふくなが・だ)のアナグラム。また、加田伶太郎の名で発表した推理小説の探偵は伊丹英典 (Itami Eiten) で、「名探偵」(Meitantei) のアナグラムである。】とあり、たまに見かける加田伶太郎ってそうだったのか! 全然知らなかった。今度読んでみようかな。
ヤブキリですが、バッタ目キリギリス科の昆虫で、沖縄・南西諸島をのぞく日本全土に分布していて、よく見かける昆虫のひとつだそう。幼虫の頃は、主に花粉や花弁を食べているのですが、脱皮を重ねるごとに肉食性が強くなっていき、身体のつくりも肉食昆虫へと変わっていくそうで、時にはカマキリさえも捕食する、最強のバッタらしい。
ヤブの中のキリギリスという名前で、臆病で隠れているのか?みたいに勝手に想像していましたが、違うようですね(O.O;)(oo;)
ふらんす堂(http://fragie.exblog.jp/) さんの8月4日のブログの中に、福永武彦さんの句集の話があり、写真を見たりしているうちに欲しい! Amazonで検索し即購入しました。
こういう装丁はステキでいいなと思います~電子書籍にはない贅沢さ! カヤツリグサの絵は福永さんが描いたもの。天は二物も三物も与えている・・・うらやましいですわ。
古い字体が読めなかったりしてちょっと苦労しましたが、どの作品も若い頃読んだ数少ない福永作品の雰囲気があり・・・ヤブキリとか虫の作品や学校の成績など(「成績を見に行きしに友は三十ニ吾は百七十九足もとふらつく)、ちょっとオチャメさんだわ!と感じる作品もありましたが、もしかしたら体調が悪かったのかも?
Wikipediaに【福永は、アナグラムを愛好し、純文学以外の分野で作家活動をする際には、アナグラムによって出来たペンネームを使用したことで知られる。加田伶太郎 (Kada Reitarō) は、「誰だろうか」(Taredarōka?)、船田学(ふなだ・がく)は、「福永だ」(ふくなが・だ)のアナグラム。また、加田伶太郎の名で発表した推理小説の探偵は伊丹英典 (Itami Eiten) で、「名探偵」(Meitantei) のアナグラムである。】とあり、たまに見かける加田伶太郎ってそうだったのか! 全然知らなかった。今度読んでみようかな。
ヤブキリですが、バッタ目キリギリス科の昆虫で、沖縄・南西諸島をのぞく日本全土に分布していて、よく見かける昆虫のひとつだそう。幼虫の頃は、主に花粉や花弁を食べているのですが、脱皮を重ねるごとに肉食性が強くなっていき、身体のつくりも肉食昆虫へと変わっていくそうで、時にはカマキリさえも捕食する、最強のバッタらしい。
ヤブの中のキリギリスという名前で、臆病で隠れているのか?みたいに勝手に想像していましたが、違うようですね(O.O;)(oo;)
2010年08月22日
第237号:『恋』と『愛の試み』
前回は「太郎」「太郎」(…ってウルトラマン・タロウじゃあるまいし~)で、全く忘れていたのですが(笑)小池真理子さんの『恋』という小説を読んだ時の感想が《まさしくこれぞ恋!》だったことを思い出しました。
申し訳ないことに、思い出したのは、この<感想>で、内容はあやふや~ですから皆様、ご自身で確認して下さいまし(((^_^;)
『愛の試み』は、おそらく私と同じタイプの方なら一読したことがあるか、タイトルだけでも聞いたことがあるだろう『草の花』を書いた福永武彦さんの作品です。
題名だけみると、エロいHOWTO本みたいですが、全く違います!! 《愛》という見えないものを真摯に問う作品です。
試みとはためしにやってみるということではなく、そこに自己の危険を賭けようとする意味である。
というような一文があり、二十歳のワタクシはそれはそれは感銘をうけたものです。
そして、ネルソン提督の《試みのないところに、成功のあったためしはない》という言葉と出逢いました。
話がズレまくってますが(笑)愛だの恋だのは、議論するより<体感>すべきことなのでは~?と思いました。
話のズレついでにもうひとつ!!
中森明菜ちゃんが歌った《セカンド・ラブ》ってあるじゃないですか? これをお題に友達と<セカンド・ラブ…アナタにとってナニ!?>みたいなのを考えてた時期があって…オトメでした~(笑)
友達は「別れに耐えられるかな…」だったのに、ワタクシは「3度目の恋はどうしよう…」でした( ̄▽ ̄;)
お前のアタマをどうにかしろよ…なかんじですが…(--;)
♪ せつなさがクロスする さよならに
追いかけられるの
イヤよ
来生えつこさんの詞もいいですが、たかおさんの曲もまた…(;o;)
私は作曲した人がうたう方が好きなので、《飾りじゃないのよ涙は》も陽水さんが歌う方が好きです♪
申し訳ないことに、思い出したのは、この<感想>で、内容はあやふや~ですから皆様、ご自身で確認して下さいまし(((^_^;)
『愛の試み』は、おそらく私と同じタイプの方なら一読したことがあるか、タイトルだけでも聞いたことがあるだろう『草の花』を書いた福永武彦さんの作品です。
題名だけみると、エロいHOWTO本みたいですが、全く違います!! 《愛》という見えないものを真摯に問う作品です。
試みとはためしにやってみるということではなく、そこに自己の危険を賭けようとする意味である。
というような一文があり、二十歳のワタクシはそれはそれは感銘をうけたものです。
そして、ネルソン提督の《試みのないところに、成功のあったためしはない》という言葉と出逢いました。
話がズレまくってますが(笑)愛だの恋だのは、議論するより<体感>すべきことなのでは~?と思いました。
話のズレついでにもうひとつ!!
中森明菜ちゃんが歌った《セカンド・ラブ》ってあるじゃないですか? これをお題に友達と<セカンド・ラブ…アナタにとってナニ!?>みたいなのを考えてた時期があって…オトメでした~(笑)
友達は「別れに耐えられるかな…」だったのに、ワタクシは「3度目の恋はどうしよう…」でした( ̄▽ ̄;)
お前のアタマをどうにかしろよ…なかんじですが…(--;)
♪ せつなさがクロスする さよならに
追いかけられるの
イヤよ
来生えつこさんの詞もいいですが、たかおさんの曲もまた…(;o;)
私は作曲した人がうたう方が好きなので、《飾りじゃないのよ涙は》も陽水さんが歌う方が好きです♪