稲畑汀子

2024年05月15日

薔薇苺雲便りNo.13:俳人の水曜日

こんにちは🥸

昨日、平成26年生まれの子が自分が生まれる前の出来事は全部昭和だと思っていた、と新聞に投稿された記事のことを書きましたが、東日本大震災だけでなく阪神・淡路大震災も熊本地震や今年のお正月にあった石川の地震でさえ、すでに何年も前の出来事のように感じている人も多いのかもしれないなと。

新聞やテレビなど本当に必要な情報は絶対隠してるだろ!?って思ってしまいます。

語り伝えること、その大切さを考えた時に、何か目に見えるものすごく大きなことをしないとダメなんじゃないか、自分は何もしていないじゃないか……そんな風に考えることもあったのですが、切り抜いていた新聞記事を読んでちょっと考え方を変えました。



 阪神淡路大震災のあの日、神戸から友人が遊びに来てくれてウチに泊まっていた。テレビを見て驚きながら、以後、帰宅方法を考え続け、恐る恐る帰った。 

 <差し入れの洗つてありし菠薐草>その平成七年、芦屋にお住みの汀子はこう詠んでいらした。「洗つてありし」に私はときめいた。その気付き、それ故の感謝を言葉によってこの世に残して下さったことで読者にも、洗って下さっていた人の細やかな思いやりが胸にすとんと落ちた。言葉によって永久に漂う善意と感謝。



讀賣新聞(2/6) 俳句あれこれ 池田澄子(俳人)ときめき永久に② 




永久に漂う……漂うってなんかフラフラユラユラで、石碑のような安定感はないけれど、案外、それでいいのかもしれない、と思いました。

好きだった花の香り、煙たかったタバコ……残り香みたいにある時ふと思い返すきっかけになるような、そんなささやかなことでも思った時にちょっとつぶやいてみるだけでも「伝える」役目を果たしているんじゃないかな〜なんて思いました。


あ、汀子とは稲畑汀子さんのことです。

https://www.artm.pref.hyogo.jp/bungaku/jousetsu/authors/a160/


🌱


坪内稔典さんがブログで「地魚の文化誌」を紹介していました。

https://ameblo.jp/sakadachikaba/entry-12852242341.html

https://honto.jp/ebook/pd_31715610.html


お魚つながりでこんな診断も🐟
【誕生魚診断】
https://www.maruha-nichiro.co.jp/birthfish/

マルハニチロは何をやってるんだ?(笑)





rohengram799 at 17:15|PermalinkComments(0)

2023年01月10日

芳春雲便りNo.6:去年今年

平凡を大切に生き去年今年    稲畑汀子


明日(1/11)は鏡開きですねぇ。関東近辺だけかな? お正月らしさを感じることもなく、毎日が過ぎていきます〜こちらの俳句もウンウンとなってしまいます。
「喰積/食積」はくいつみ、と読みます。もとは実際には食べない儀礼的なものでしたが、今では重詰のおせちと同意に使われているそうです。お年玉の俳句は渡す側にしたらなんだかなぁ……ですよね。少子化でお年玉の金額も小学生でも高額になっているのかしらん?


食積の片寄り減りて残るもの    春山他石

お年玉目当の子等と気附くまで   楓巖濤



さてさて、今日は『真夜中のペンギン・バー』という本を買ってきました。なんとなくサントリーのあのCMを連想するタイトル🍒
https://lbunko.kadokawa.co.jp/product/pengin/322004000603.html

https://youtu.be/OWnW_oTzP9c


バーなぞ無縁の暮らしなのに⁠ね😅 なんとなくお酒絡みの話が読みたくてもう1冊『ミッドナイト・モクテル』も買ってしまいました。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-680466-0


寝る前に読むのはこういう軽い雰囲気の話がいいですね〜では、また🥸



rohengram799 at 20:20|PermalinkComments(4)

2014年12月01日

笑雲便りNo.1:四極~夕映え少女

『街師走何を買ってもむだづかい』(稲畑汀子)


12月になりました。1日、1ヶ月があっという間に過ぎていってしまいます。まわりの慌ただしさにつられて、余計な物を買わないようにしなくては( ̄O ̄;


「師走」の語源としては「いつもは落ち着いているお坊さんも走る、忙しい時期」的な話をきかされてきましたが、他には「年が果てる」意味の「年果つ(としはつ)」が変化したとする説。「四季の果てる月」を意味する「四極(しはつ)」からとする説。「一年の最後になし終える」意味の「為果つ(しはつ)」からとする説などがあるそうです~知らなかった(◎-◎;)



さてさて、タイトルの「夕映え少女」ですが……この前、きれいな夕焼け空の写真を見た時に「夕映え」という言葉を思い出したので、検索していたら川端康成がこのタイトルの短編を書いていたことがわかりました。ラノベのタイトルみたいで「萌え作家・ヤスナリくん」誕生(o^ O^)シ彡☆


Wikipediaにあらすじもありましたが「海岸の保養地を舞台に、夕映えのように美しい少女と胸を患う少年の悲しい恋愛と、その二人の結末を眺めていた不思議な性格の窃視症の女と、少女の肖像画を描いた画家夫婦の絡まりを、一人の男の視点で描いた物語」……窃視症はザックリ言うとのぞき趣味っぽい……なんか歪んでないかい(ーー;)?


そう言えば昔『夕焼け番長』というマンガがありましたっけ……アニメにもなったのかな? 好きでしたわ。【夕焼け番長】
https://0685816eae.seesaa.net/article/a11585201.html


今月もたくさんのオモローが発見できたらいいなぁ、と思っています。「笑雲(しょううん)便り」にまたお付き合い下さると嬉しいです~よろしくお願いしますm(__)m





rohengram799 at 08:43|PermalinkComments(4)

2012年06月23日

あかね雲便りNo.63:命薬(ぬちぐすい)

戦後67年目の『慰霊の日』ですね。週刊誌などは某アイドルや某監督のスキャンダルに大騒ぎではありますが(--;)長期休みやボーナスが出ると旅行会社の「沖縄に行こう!!」キャンペーンにも熱が入りますが、観光客の見る沖縄とそこで生活している人が感じる沖縄は違いますよね。修学旅行で沖縄も多いですが、遊びの間に沖縄戦の話を入れてもあまり効果はないような気がします。


『命薬(ぬちぐすい)』は「長寿の薬」また転じて「非常においしいもの」と[日本方言大辞典](1989年刊)では説明しているそうです。沖縄は長寿県ですものね。美味しいものを食べて、みんなでおしゃべりして歌って飲んで…いいことも悲しいことも辛いこともみんな引っくるめて、どこまでも楽しんだモノ勝ち!!でしょうか?


このところの異常気象や災害を考えると、人間も地球にとって「命薬」にならねば…と思います。今からさらに67年後、沖縄、日本、世界はどうなっているのでしょうね?


『夏の月美しきものそれは心』(稲畑汀子)


今晩は月が見られるでしょうか~こんな気持ちで自分とも他人とも万物とも向き合いたいものですf(^_^;




rohengram799 at 12:12|PermalinkComments(10)TrackBack(0)